中に入るとそこは豪華な飾りで彩られた部屋であり、奥にはまさしく玉座といった感じの椅子が置いてあり、そこには少女の様な見た目の女性が座っている。
少女「やっと起きたのね。ずっと寝ていたから少し心配だったけど体に異常はないようね。貴方、会話は出来る?まずはお互いに名乗っておきたいんだけど。後得意な事でも教えてもらおうかしら。」
そう言われた狛枝は
狛枝(敵意がある訳ではない、か。それに背中には羽ね。偽物...ってわけじゃなさそうだ。偽物にしては精巧すぎるし、何よりもあんな生物のように動かせるわけがない。まったく、本当にボクの常識は通用しなそうだね。でも彼女は今ボクがどう言う人間かを判断しようとしているみたいだ。彼女達はボクの事について知っている訳ではなさそうだな。下手に警戒されない様気をつけて立ち回らないと)
狛枝「心配せずとも問題なく会話できるよ。そして、ボクの名前は狛枝凪斗。得意な事と言ったら別かもしれないけど、ボクは幸運なんだよ」
自己紹介は聞いたレミリアは少し考える。
レミリア(幸運....ね。それだけの自信は何処から出てくるのかしら。それとも、その幸運とやらが彼の運命を上手く見通せない事に繋がっている....?いや、ともかく今は)
レミリア「名乗ってくれてありがとう、凪斗。私の名はレミリア・スカーレット。この館、紅魔館の主人にして吸血鬼よ。」
とレミリアは言う。そんな挨拶に狛枝は
狛枝(レミリアスカーレット.....ね。それとこの館は紅魔館。その名の通り真っ赤な屋敷ってわけか。そして吸血鬼....嘘をついている様には見えないな。そう言う怪異的な生命もここにはいるのか?いや、黙っているのも印象が悪い。普通に質問した方がいいか。)
狛枝「自己紹介どうも、スカーレットさん。でも、吸血鬼?それに紅魔館?ここは本当に何処なの?教えてくれないかな?」
と言う。それに対してレミリアは
レミリア「それについて説明するつもりよ。まずここはあなたのいた世界ではないってことぐらいはわかってると思うけど、ここは幻想郷という場所でここでは妖怪や人間といった色々な種族が一緒に過ごしているわ。」
それを聞いた狛枝はすこし動揺しながらも冷静に言葉にした
狛枝「幻想郷.....それが本当だとして、じゃあなんでボクなんかがその幻想郷に来てしまったのかな?幻想郷を出れたりもするの?」
そう聞かれたレミリアは、
レミリア「それは貴方がここにくる前に何をしていたか聞かないとわからないわ。貴方、ここで起きる前の記憶はどんなものなの?」
そう聞かれた狛枝は、特に顔色も変えずに
狛枝「死ぬ直前の景色。意識が途絶える瞬間に上から槍が降って来たのを見たのが覚えている限りでは最後の記憶かな。でも記憶がぼやけてて
あんまり自信はないけど。」
と言う。それを聞いたレミリアは表情を少し変えて
レミリア「.....じゃあ貴方は死ぬ瞬間の景色を見た後、意識が戻ったらここにいた、と....」
と発言する。その様子に狛枝は、
狛枝「その様子からするに、この幻想郷と言う場所に死んだ後くるのはおかしいってことかな?」
と聞く。それに対してレミリアは、
レミリア「ええ、そうよ。ここに入る条件は、すべての人に忘れ去られるか、物語みたいな大きな魔法等を使えるようになる、または八雲紫という女に連れて来られる。この三つのはずよ。でも貴方の話が本当なら貴方は死んだ後に幻想郷に来た、とい事になるわね。その状態で仮に外に出るとなると、もう自分の体は地面の中って事をもありえるかも。」
と答える。その答えに狛枝は少し考える
狛枝(う〜ん...ここは変わったところみたいだけど、ボクはその変わったところでもイレギュラーみたいだね。とは言え話によると外に出る事も難しいみたいだし....)
狛枝「.....困ったねぇ」
と狛枝は思わず言葉にしてしまう。そんな様子にレミリアは、
レミリア「.....ねぇ、貴方、私に仕える気はない?」
と、問いかけるのであった....
思ってたより二次創作って難しいな