あれから10分ほど経ち狛枝が酔ったレミリアに膝を占領された頃、
咲夜「戻ったわよ。」
と言いながら咲夜が戻ってくる。手には買った物なのかわからないが、何かをぶら下げている。それを確認した狛枝は、
狛枝「お帰り。で、酔い覚ましは持ってきてくれたのかな?」
と質問する。その質問に咲夜は、
咲夜「酔い覚ましは準備できなかったけど、準備を出来る人を連れてきたわ。」
と答え、咲夜は連れてきたその人の方を見る。そこには、長い銀髪を三つ編みの様にむすんでいるのが特徴的な女性だ。その女性を見た狛枝は、
狛枝「なるほど、八意永琳さんか。」
と納得する。その言葉を聞いた女性は、
永琳「ええ、はじめまして狛枝凪斗くん。私は八意永琳。幻想郷で薬師をしているものよ。」
と挨拶する。そして、
咲夜「これがさっき頼まれていた物よ。」
と咲夜が手に持っていたものを永琳に渡す。それを確認した永琳は、
永琳「どうも。じゃあすぐに準備するから少し待ってて。」
と言い、何かバックの様な物を出してその中から調合にいる物を取り出していく。その様子を見ていた狛枝は、
狛枝(八意永琳....月面の都と言う物を作った創設者の一人にして、幻想郷でも有数の実力者。能力はあらゆる薬を作る能力と言われているがその実態はただの彼女の才能によるもの.....故に無から薬を作る事は不可能。)
と本に載っていた内容を思い出していると、
永琳「出来たわよ。」
と永琳は言い、手には薬を持っている。その薬を受け取った狛枝は
狛枝「ありがとう、八意さん。さ、スカーレットさん。これと水を飲んで。」
と言いレミリアの口に薬と水を入れる。それをされたレミリアは、
レミリア「にが〜い.....」
と言いながら飲む。すると、
レミリア「ううん.....あれ、私何してたんだっけ....?」
と酔いが覚めたらしいレミリア様子を確認した狛枝は、
狛枝「やぁ、スカーレットさん。酔いが覚めたのであればボクの膝を解放してくれると嬉しいんだけど....」
とお願いする。それを聞いたレミリアは、
レミリア「え?」
と言いながら自分が今どの様な状態になっているか確認する。現在レミリアがどの様な格好をしているのかと言うと狛枝の膝にもたれかかっており、通りすがりの人が見たら彼女に膝枕をしている彼氏のように見える。その事を認識したレミリアは、
レミリア「!?!?!?」
と驚愕と恥ずかしさの混ざった様な表情をしながら飛び上がる。その様子を見ていた永琳は、
永琳「酔いは覚めたみたいね。じゃあ私はまた別のところでも呼ばれてるから行くわ。」
と言い調合の後片付けを始める。すると狛枝は、
狛枝「ねぇ、八意さん。今回の宴会には蓬莱山輝夜さんは来ているのかな?」
と永琳に聞く。その質問に永琳は、
永琳「まだ来ていないわ。確か夜の8時頃には行くと言ってたけど....」
と答える。その答えに狛枝は、
狛枝「そうか....わかったよ。」
と言う。その言葉を聞いた永琳は、
永琳「輝夜が来たら貴方に伝えるわ。それと、これから怪我や病気の時は遠慮なく私に頼ってちょうだいね。」
と言う。それに狛枝は、
狛枝「うん、頼らせてもらうよ。じゃあ八意さん、また後で」
と言い永琳も、
永琳「ええ、また後で」
と答え永琳はまた他の助けを求めるところへ、狛枝はまだ面識を持っていない人との会話の為に動くのであった......