—午前7時人里にて
妹紅「慧音〜!慧音〜!」
と妹紅は人里を走り回りながら叫ぶ。妹紅は宴会が終わった後人里に戻ってきた後はもう夜遅かったと酒を飲みすぎにより速攻で自身の寝床に戻り爆睡をしていた。そして6時ごろになった時に目を覚まして慧音に色々情報を聞こうと考えて慧音の元を訪ねたのだが寺子屋にいつもはいるはずの慧音がおらず慧音が誘拐されたのではないかと考えた妹紅はあまり得意ではないながらも拙しながらもしかしたら杞憂の可能性に賭けて呼びかけながら走っていたがやはりと言うべきか返事は返ってこなかった。そんな状況に妹紅は少し焦っていると、
狛枝「あれ、藤原さんじゃない。焦ってるみたいだけどどうかした?」
といつもの笑顔を浮かべた狛枝が話しかけてくる。狛枝が来たことに気づいた妹紅は、
妹紅「狛枝か、ちょうどよかった!今慧音を探してるんだがどこかで見なかったか!?」
と狛枝に勢いよく質問する。その妹紅の勢いに少し狛枝は驚きながらもことの重大さを理解したようで、
狛枝「その様子だと上白沢さんが行方不明にでもなっちゃったみたいだね。それは大変だ、でも残念だけど僕は見ていないんだ。感知しようにもボクも魔法を覚えて結構経ってるってわけでもないからどうにも上手く出来なくて...」
と真剣な表情になりながら少し申し訳なさそうに答える。その狛枝の言葉を聞いた妹紅は特に残念そうにするわけでもなく、
妹紅「いや、気にしなくていい。ただお前からも慧音を探しておいてくれ!他のやつに会ったら他のやつにも伝えておいてくれ、頼んだぞ!」
とそう返しながら慌ただしい様子で人里を離れていく。それを見送った狛枝は少し考え込むような仕草をした後、
狛枝「今人里を離れるのは少しリスクがあるように感じるけど...現時点で人里にいる実力者は聖さん達あたりか。それなら確かに離れても大丈夫だって判断するのも分かる気がするな。それに幻想郷の危機ってなったら八雲さんはどこからともなく出てくるんだろうし、それを考えて外に探しに行った...と認識していいのかな?まぁいいや、それにしても上白沢さんが行方不明か....チッ、余計なことをしてくれたものだね。わざわざ手掛かりを残すようなマネをしてくれちゃって。...やっぱりあいつありきの行動は避けた方がよさそうだ。そんなことしていたら命が何個あっても足りないからね。さて、じゃあ改めてボクも行動しようっと。」
と小さくそう呟いた後一人で人里内を歩いていくのであった....