狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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262話 何かが起きる前に

—.時刻 午前10時

 

レミリア「うにゅ....」

 

とそのような声を出しながらレミリアは起きる。何度か目をぱちくりしながら意識を覚醒させていき、

 

レミリア「確か昨晩凪斗と飲み明かして...棺桶に入った記憶はないから凪斗が入れてくれたのね。うぅ...また飲みすぎちゃった。また呆れられちゃったかな...」

 

と呟きながらレミリアは酔いがまだ完全には覚めていないのを自覚して水を飲みに食堂までふらつく足で向かい始める。道中で倒れそうになりながらも壁に寄りかかったり妖精メイドに助けられたりしながらなんとか食堂まで辿り着くと、

 

七海「あれ、レミリアさん...今起きたの?」

 

とそこには席に座って何かの機械をいじっている七海がいた。それを見たレミリアは、

 

レミリア「千秋...?えっとそれは...ゲームってやつだっけ?」

 

と寝ぼけながらそう質問する。その質問に七海はゲーム機から目を離さないまま、

 

七海「そう...だと思うよ?レミリアさんもやってみる?」

 

といつもの調子で答えながらレミリアをゲームに誘う。その誘いにレミリアは、

 

レミリア「う〜ん...今は起きたばっかりだからやめとくわ。それより...凪斗と世破は?」

 

と断りながら七海がいるのに狛枝も世破もいないことを疑問に思いそう七海に聞く。その質問に七海は、

 

七海「えっと...世破はさっき寝不足だから寝るって言ってたような...?それと狛枝くんの方は朝早くから出かけたらしいよ。何が用事があったのかは知らないけど。」

 

とそうゲームをしながら答える。その答えにレミリアは、

 

レミリア「どこかに行った...?まぁ束縛するわけじゃないから外出すること自体はいいのだけど...なんだか嫌な予感がするわ...」

 

と自身の背中に嫌な汗が流れるような感覚を覚えながらそう言う。その言葉を聞いた七海は先ほどまで触っていたゲーム機の電源をポチっと消した後、

 

七海「レミリアさんもそう思うんだ。さっき世破も同じようなことを言ってた.よ。つまり...今狛枝くんが何かをしている可能性がちょっと高くなってきたってことだよね。レミリアさんには少し納得しにくい話だとは思うけど...でも私は今から捜査したい。でも私一人じゃあ妖怪とかに襲われて死んじゃうのがオチ。だからレミリアさんには信じて私についてきてほしい。」

 

とそう真剣な表情でレミリアに言う。その言葉を聞いたレミリアは少し驚いたような表情を浮かべた後、

 

レミリア「...世破もそう言っているのなら無視は出来ないわね。あいつは色々な才能を持っていると自分で言っていた。つめりそれは凪斗や千秋の言う超高級ってやつをたくさん持っているってことでしょ?それなら直感に関係する才能を持っていてもおかしくはない。そして私は凪斗の例があるから超高級の才能っていうのを信頼してるの。だから私も貴方のその意見に賛成するわ。」

 

と狛枝を疑いたくはないという表情を浮かべながらも七海にそう返す。その表情を見た七海は、

 

七海「...疑いたくはないよね、それは私も同じ気持ちだよ。でも信じたいからこそ狛枝くんを疑おうよ。疑って捜査しちゃえば確実に違うってなった時にその信用は不動のものになる、そうでしょ?」

 

とそうレミリアの気持ちを理解しながら言う。その言葉を聞いたレミリアは、

 

レミリア「...そうね、何かが起きる前に凪斗を見つけちゃいましょう。そうすれば凪斗が何かやらかすにしても、巻き込まれるにしても少なくとも凪斗の身の安全は確保できるもの。」

 

とあくまでも目的は狛枝の保護にしながらも七海に協力するのを決めるのであった...

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