—七海とレミリアが合流した頃人里にて...
妹紅「ちっ...見たからねぇ。ここまで探しても居ないってことは人里にはいねえな...仕方ない、もっと他の奴らとも協力しながら慧音を探さねえと...」
と数十分の間人里の隅から隅まで確認した妹紅は絶対に慧音は人里には居ないと確信して飛び上がり飛行して近くに誰かがいないかと見渡してみる。探知があまり得意ではない妹紅はそうした方がいいと思っての行動だった。そして妹紅は何か何かの影が人里の方向に向かって動いているのを見つける。それを見た妹紅は実力者の誰かかと思い目をよく凝らして見てみる。しかし妹紅が見たものは他の実力者ではなく...
妹紅「...野良妖怪の大群!?」
と妹紅は自身の見つけた影の正体を数秒の観察によって気づく。そして瞬時に妹紅は何故疑問を抱く。それは何故野良妖怪が大群で人里の方に向かっているのかと言う疑問であった。しかしその疑問を考えている途中で妹紅は、
妹紅「いや。深く考えてる場合じゃない、このままじゃ人里に被害がでちまう!それにどうせこれもモノクマの仕業に決まってるしな!」
と考えることをやめて慧音の捜索より人里の防衛を優先して野良妖怪の大群の前に降り立つ。しかし、
モノクマ「誰かは気づいて来ると思ったけどまさか君なんてね。」
と妹紅が降り立った瞬間にそのような声と共に槍が飛んでくる。その声に気を取られた妹紅は槍を避け切ることができず腕に突き刺さってしまう。それに妹紅は、
妹紅「いってぇ...不意打ちなんて卑怯と言う気はないがいてぇじゃねえか。」
とそう自身に刺さった槍を引き抜きながら言う。その妹紅の言葉にモノクマは野良妖怪の前に立った後、
モノクマ「だって痛くなかったら攻撃にならないでしょ?でもまぁ君にならもっと大きな攻撃をしちゃってよかったかな。」
とそのようなことを言う。そのモノクマの言葉に妹紅は、
妹紅「んなことはまぁどうでもいいさ。それよりお前...その妖怪達をどうする気だ?」
と睨みながらモノクマに問う。その問いにモノクマはいつものように笑顔を浮かべながら、
モノクマ「うぷぷぷ...わかってるのに聞く理由なんてあるの?」
とそう問いを返す。その問いの答えに妹紅は地面を蹴り上げ野良妖怪の方に向かって燃やし尽くそうと炎を放つが、
モノクマ「無駄だよ!」
と別の個体のモノクマが出て来る。それに妹紅は引き攣った表情になる。そして、
妹紅(違う個体...2体ならまだどうにかなるだろうがそもそも今は野良妖怪どもも食い止めながらまだ出て来るかもしれないモノクマも警戒しながら戦うとなると流石に骨が折れるな....だが...)
とそう思考した後一呼吸置いて、
妹紅「だけど...やるしかない!」
とそう自分に喝を入れるように叫んだ後敵の集団のど真ん中に突っ込むのであった...