狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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32話 不幸

—現在15時頃

 

狛枝は別れ歩いていても頭の中では白蓮の言葉について考えていた

 

狛枝(ボクが優しい......そんなはずないのに。ボクはどうしようもない人間だ。そのはずだ。だって........)

 

と考えていると、狛枝の横に何かが通り過ぎる。その次の瞬間

 

文「狛枝さん!避けてください!レミリアさん!何とか軌道をずらしてください!」

 

と文の声が聞こえる。その声に反応して狛枝は前を見ると凄いスピードで何かが突っ込んでくる。それに狛枝は考え事をしていたのもあり、

 

狛枝「ちょっ!?」

 

とだけしか言えずそのぶつかってくるものを腹に直接受ける。そして狛枝は意識を失うのであった......

 

—一方同刻のレミリアの状況

 

レミリア「待ちなさい文!」

 

文「嫌です!絶対に記事に書くんです!」

 

そう、二人は鬼ごっこをしていた。文は記事に載せるため逃げ、レミリアはその記事を出回るのを防ぐために追う。しかし文は幻想郷でも突出した速さの持ち主。レミリアが追いつくのは難しい。そんな状況でレミリアは

 

レミリア(このままじゃ追いつかない!どうすればいい!?流石に好きでもない相手との熱愛報道なんて世に出すわけには......いや、人としては好ましいとは思っているけどそうじゃなくて!流石に数日間一緒にいたからって落ちるほど私はちょろくないし!別に凪斗なんて恋愛的に好きじゃないし!確かに顔とかかっこいいし優しくていい人だし面白い話をいっぱい待ってそうで一緒にいて楽しそうで他にも......じゃなくて!)

 

そう、レミリアは既に少し錯乱していた。そんな状態ではとても文には追いつけない。周りの人達は何をしているのかもあまり分かっていないので面白がって見ているだけ。そんな状態に文は、

 

文(よし、レミリアさんは何故だか分からないけど本調子じゃない。このまま撒いて写真を隠す!)

 

と撒くためにスピードを上げる。その行動を見たレミリアは、

 

レミリア(まずい、このままだと撒かれる!こうなったら......自分でも制御できないかもしれないけど、最高スピードまで上げて文に突撃する!)

 

と考えスピードを上げる。しかし、その直線上に”偶然”にも人が歩いている。しかしレミリアは、

 

レミリア(誰かいる!?まずい!でも実力者ならどんなにうまく当たっても致命傷にはならない。それなら.....)

 

と考える。しかし文は焦った様に避ける。そして、

 

文「狛枝さん!避けてください!レミリアさん!何とか起動をずらしてください!」

 

と叫ぶ。その言葉を聞いたレミリアは、

 

レミリア(凪斗!?ちょっとまって!?それはまずい!曲がりきれない!)

 

と焦るがそのまま突っ込んでしまう。狛枝も

 

狛枝「ちょっ!?」

 

とロクな反応できずそのまま狛枝の腹に頭から突っ込んでしまう。それをしてしまったレミリアは、

 

レミリア「凪斗!?ちょっと大丈夫!?ねぇ、目を開けなさいよ!ねぇてば!」

 

とパニックになりながら気絶した狛枝に叫ぶのであった......

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