狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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38話 今度こそ宴会らしく

—時刻20時30分頃

 

参加者が全員が狛枝がいないことに気づき始めた頃、永琳と抱えられている狛枝が空から飛んで戻って来た。そして降ろされた狛枝は

 

狛枝「やぁ、戻って来たよ。」

 

と笑顔で言う。それに事情を知らない萃香が、

 

萃香「あ、狛枝。いなくなってて心配してたんだぞ〜?何処に行っていんだ〜?」

 

と聞いてくる。それに狛枝は、

 

狛枝「ああ、心配させてごめんね。ちょっと八意さんが薬の素材が足りないから取りに行くって言うからせっかくだし手伝いに行っていたんだよ。」

 

と答える。その答えに霊夢は、

 

萃香「ああ、そうだったか。それならいいが、次からはちゃんと何処に行くかくらい説明しろよな〜。」

 

と納得する。そして事情を知らない組は納得した様で、それぞれまた飲み始める。そしてレミリアは、永琳に

 

レミリア「それで.....癌はどうにかなったの?」

 

と小さな声で聞く。それに対し永琳は、

 

永琳「ええ、癌はなんとか取り除けたわ。ただ、彼の体はかなり病弱でまたこう言う症状が出ないとは言い切れないわね。でも、今は至って健康体よ」

 

と答える。その答えに事情を知っている組は安堵した表様を浮かべる。そしてレミリアは、狛枝の方に近づき、

 

レミリア「凪斗、次からはこういう隠し事は無しでお願い。心臓に悪いから。」

 

と狛枝の顔を手で固定しながら大真面目な顔で言う。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「......うん、わかったよ。」

 

と少し間を開けて、狛枝にしては真面目な顔をしながら答える。その様子を見ていた一部の者達が、

 

魔理沙「なぁ.....ずっと黙ってたけど、あの二人本当に付き合ってないのか?」

 

霊夢「主人と従者にしては距離が近すぎる気がするわね......」

 

アリス「確かに距離は近いわね.....でも狛枝の方はずっとスカーレットさん呼びだし.....」

 

早苗「お互い脈あり状態って感じですかね.....?」

 

とこそこそと話していたりしていた。

 

—そこから1時間後

 

レミリア「なぎと〜どこ〜」

 

狛枝「近くにいるよ。後、反省って言葉知らないのかい?」

 

そうレミリアは(以下略

流石の狛枝も酔い覚ましを飲んだその数時間後に再びベロンベロンになるとは考えておらず流石に呆れていた。そして、再び狛枝は膝を占領されたが狛枝はそこはもう仕方ないと割り切った。そして狛枝は近くでレミリアを見守っている咲夜に

 

狛枝「スカーレットさんってこんなに酔いやすい人なのかい?」

 

と聞いてみる。それに咲夜は、

 

咲夜「いつもこんなには飲まないわね。貴方といるのが楽しいとかそういうのじゃないかしら。」

 

と答える。それに狛枝は、

 

狛枝「.....まぁ、元々は暇つぶしの相手としてスカウトされたんだからスカーレットさんが僕といて楽しいならそれでいいか。」

 

と自分を納得させる。そして今度はレミリアを放っておいて痛い目を見ない様に頭を撫でておく。その行動にレミリアはご満悦そうだ。狛枝がそんな事をしていると、

 

??「あの〜すみません。」

 

と声をかけられる。その声を聞いた狛枝は声の主の方へ向く。そこにいたのは白髪のボブカットの髪型の少女で何か白い幽霊のような物を持っている。その姿を見た狛枝は、

 

狛枝「やあ、はじめまして魂魄妖夢さん。」

 

と挨拶する。それに少女は、

 

妖夢「はい、はじめまして狛枝凪斗さん。」

 

と返す。自己紹介が終わると後ろから、

 

幽々子「妖夢〜狛枝いた〜?」

 

と幽々子の声が聞こえてくる。それに妖夢は、

 

妖夢「幽々子様〜こっちです〜」

 

と声を出す。その声を聞いた幽々子はこっちに向かって来る。その様子を見ていた狛枝は、

 

狛枝「ボクを探していたのかい?」

 

と妖夢に聞く。その質問に妖夢は、

 

妖夢「はい。なにやら幽々子様が貴方に聞きたいことがあるとかなんとか。」

 

と答える。そして、

 

幽々子「狛枝〜やっと見つけたわよ〜。質問したいことがあったのに貴方ったらいつのまにか消えてるんだから〜」

 

と言いながら幽々子が話しかけてくる。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「そうだったのかい?それは悪いことをしたね。」

 

と謝る。それに幽々子は、

 

幽々子「別に謝るほどのことじゃないわ。ただ私の興味本位で聞きたいことがあるだけだから。」

 

と返す。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「聞きたいこと?何かな?」

 

と聞いてみる。その言葉を聞いた幽々子は、

 

幽々子「いや、貴方の幸運って何処までのことが出来るのかな〜と思って、実際どのくらいなら実現できるの?」

 

と質問する。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「そうだね......状況にもよるけど、最高の条件が整ったのだとするのなら、それこそなんでもできるだろうね。」

 

と答える。その答えに幽々子は、

 

幽々子「なんでもねぇ.....例えば私の存在を完全に消滅させるとかも出来るってこと?」

 

とさらに聞く。それに狛枝は、

 

狛枝「条件が揃ってボクが望めば、出来るだろうね。」

 

と答える。その答えに幽々子は、

 

幽々子「なるほどね〜」

 

と満足した様に言う。その様子を見ていた妖夢は、

 

妖夢「そんな事まで可能だと、貴方は確信できるんですね。」

 

と狛枝に言う。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「そりゃあこの幸運はボク唯一の取り柄だから......」

 

と言ってる途中で、

 

レミリア「えい。」

 

とレミリアが体を上に向けて狛枝の頬を引っ張る。それに狛枝は、

 

狛枝「いたた!?ちょっとスカーレットさん!?今度は何で!?」

 

と痛そうにしながら聞く。それにレミリアは、

 

レミリア「だから〜じぶんをひげするようなはつげんはやめなさいっていってるでしょ〜?」

 

と少し怒った表情をしながら言う。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「わかった!さっきの発言は撤回するから!だから離して!」

 

と懇願する。その言葉にレミリアは、

 

レミリア「わかったならよろしい。」

 

と言いながら先ほどの体制に戻る。撫でる事は続行らしい。その様子に狛枝はため息をつきながら、

 

狛枝「えっとなんの話だったんだっけ.......そう、幸運の話だ。とにかく、この幸運は僕ボク一番の取り柄だからね。」

 

とレミリアを撫でながら言う。その様子を見ていた幽々子は、

 

幽々子「レミリアと仲いいのね〜。本当付き合ってないの〜?」

 

と何処か楽しそうに聞く。それに狛枝は、

 

狛枝「付き合ってないって......とにかく、さっきの質問の答えには納得してくれたかな?」

 

と少しめんどくさそうな顔をしながら言う。それに幽々子は、

 

幽々子「ええ、満足よ。じゃ、またね〜」

 

と言いながら何処かへ行く。それに妖夢は、

 

妖夢「ちょっと幽々子様!お礼くらい言ってください!すみません、幽々子様が。後で叱っておきますので.......」

 

と狛枝に頭を下げる。それに狛枝は、

 

狛枝「別に構わないよ。君も大変だね。何か僕に手伝って欲しいことがあったらなんでも言ってくれていいよ。」

 

と言う。その言葉に妖夢は、

 

妖夢「はい、頼らせていただきます。では、また。」

 

と再び頭を下げて幽々子の向かった方へ向かう。それを見送った狛枝は、

 

狛枝(さて......これからどうしようかな.....)

 

と膝にいるレミリアを撫でながら次どうするかを考えるのであった.....

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