狛枝(子供の声......紅魔館にいる......そして僕の事を知らない。この条件に合うのは僕の知るところでは一人しかいない。)
と声を聞いた狛枝は考える。そして、
狛枝「やぁ、フランドールスカーレットさん。僕は狛枝凪斗だよ。」
と言いながら声のした方を向く。そこには真紅の瞳に薄い金髪、そして背中には翼?の様なものに八つの結晶がぶら下がっている。見た目の年齢はレミリアと同程度に見えるがレミリアと違い纏っているオーラは幼いもので、レミリアより幼く見える。そして狛枝の言葉を聞いた少女は、
金髪の少女「なんで私の名前を......てああ、そう言う事。貴方が咲夜が言ってた、新しくここに来たお姉様が気に入っている人間ね。」
と納得した様に言う。その様子に狛枝は、
狛枝「こんなところでどうかしたのかい?勝手に地下から出てくるなんてスカーレットさん......だとどっちかわからないか。お姉さんから怒られちゃうんじゃない?」
と聞いてみる。それにフランは、
フラン「お姉様なんて気にしなくていいのよ。私に甘いし。ここに来た理由は以前地下に入ろうとしていた気配と同じ物を感じたから気になって出てきただけよ。」
と答える。その答えに狛枝は、
狛枝「あはは......まぁ確かに甘いかもしれないけど、お姉さんをあんまり困らせちゃいけないよ?後、その気配は確かに僕だね。」
と言う。その言葉を聞いたフランは、
フラン「やっぱり貴方だったの.....ふぅん.....見たところ普通の人間に見えるけど、お姉様はどこを気に入ったんだろう......」
と狛枝を観察しながら言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「さあね。僕にもわからないや。」
と当たり障りない事を言っておく。そして狛枝は、
狛枝(今この状態で少しでもこの子の興味を持たれたらアウトだ。できるだけ穏便に早く地下から出ないと。)
と考えている時、
フラン「ねぇ.......少し遊んでよ。」
とフランが言う。フランの顔には狂気がある。その様子に狛枝は
狛枝「......何をして遊ぶんだい?」
と聞きながら咄嗟に動ける体制になる。その質問にフランは、
フラン「簡単だよ。」
と言いながら狛枝に突撃してくる。それに狛枝は予想していた様に避ける。それにフランは、
フラン「あれ、避けられちゃった。」
と言いながら狛枝の方へ向く。その一連の流れを見ていた狛枝は、
狛枝「危ないよ。君のお姉さんならともかく、僕がそれを食らったらひとたまりもない。」
と言う。その言葉にフランは、
フラン「簡単に避けたくせによく言うわね。とは言え、流石はお姉様のお気に入り。普通の人間じゃないってわけ。」
と返す。その言葉を聞いた狛枝は、
狛枝「買い被りすぎだね。僕はあくまでも普通の人間さ。さっきはただ来る挙動を予想しただけにすぎないし。」
と言う。それにフランは、
フラン「ふぅん......」
と訝しみながら狛枝を見る。そして、
フラン「確かに貴方は普通の人間......でも、ただの人間がお姉様のお気に入りになれるはずがない......」
と呟き始める。その様子を見ていた狛枝は、
狛枝「もう行っていいかな?これから少ししたいことがあるんだけど。」
と言う。その言葉を聞いたフランは、
フラン「......いいや、手っ取り早く確認しましょ。」
と言いながら狛枝に弾幕を打つ。それを狛枝は思いっきり後ろに下がりながら図書館の方へ向かう。なんとかかわしながら図書館へ入り、狛枝は少し奥の本棚に身を隠す。少しするとフランは図書館に入ってきて、
フラン「かくれんぼ?いいわね。すぐに見つけてあげる。」
と喋る。そんな中狛枝は、
狛枝(.....多分僕の正体を考えるのがめんどくさくなったな。だから直接攻撃して普通かどうか確認しようとした。となると見つかるわけにはいかない。見つかったらまた彼女は弾幕を撃ってくる。さっきは運よく避けれたけど、次避けれる保証はない。どうにかして見つからずに上の階へ向かわないと。)
とここからどう動くかを考えるのであった......