フラン「何処に隠れたのかな〜?」
フランは図書館内にいる狛枝を探して歩く。それに狛枝は遭遇しない様に避けながら動く。しかし......
狛枝(まずいね......どんどん出口から離れてしまう。下手に動くと彼女は間違いなくボクに気づく。そうなったら終わりだ。今はとにかく隙を見つけて彼女の後ろを取れる様な動きをしないと.....でも仮に彼女が.....)
狛枝はどんどん出口から離されており、少し策を考えていた。しかし下手に策もなしに出ても一瞬で殺されるのは目に見えている。幸運も絶対起こると言うわけではない。そう考えた狛枝はとにかく見つからない事を最優先として動く。そして狛枝がそんな動きをし始めた時に、
フラン「そこかな?」
とフランが言った直後、先ほど狛枝が隠れていた場所が爆発する。そして狛枝がいない事を確認したフランは、
フラン「う〜ん......ハズレか〜」
と残念そうに言う。その一連の流れを見ていた狛枝は、
狛枝(.....上手く利用できれば......)
と今の状況とは関係ない何かを考えている。そんな事を考えていると、
フラン「何処にいるのかな〜?」
と言いながら狛枝がいる方に向かってくる。それに狛枝は、
狛枝(......とりあえずそれはサブプランで.....)
と何かを考えながらフランの視界に入らない様に移動する。そんな事を数分続ける。その時も
フラン「う〜ん?気配は感じるのにな〜」
と言いながらフランは狛枝を探している。そんな状況の中、
ストン......
とある場所から音がする。それを聞いたフランは、
フラン「そこね!」
と言いながらその場所へ向かう。そこには少し困った顔をしていた狛枝がいた。
狛枝「今回は運がないな......」
と狛枝は呟く。そしてフランは狛枝に向けて攻撃をしようとするのであった.....
—同刻 地霊殿にて
紫「例の件、やってくれたかしら?」
さとり「あまり気乗りはしなかったけど、貴方直々のお願いだったもの。理由があるのでしょうと思ってやっておいたわ。」
紫「ありがとう、さとり。それで、彼の思考の中で変わったものとかはあった?」
さとり「基本は本当に好青年って感じで気遣いとか、幻想郷の変わった住人に興味を持っているとか、そんな思考だったわ。ただ、極端に自己肯定感が低く、ごく稀に何かの計画を立てている様な思考をしていたわね。」
紫「......計画......それは一体どんな物だったの?」
さとり「断片的すぎてなんとも言えないけど、『希望と絶望』と言うのを重視している様なそんな感じだったわ。」
紫「希望と絶望......彼にとってそれが大事な事ってこと?」
さとり「さぁ?彼、あの宴会だと基本的にレミリアの事を考えている事の方が多かったし。多分かなりレミリアに振り回されたわね。」
紫「そう.....貴方から見て彼は信用していいと思うかしら?」
さとり「......今の状況ではなんとも。ただ、根っからの極悪人ではないのは確かね。」
紫「......今回はありがとう。また頼む時があったらよろしくね。」
さとり「どういたしまして。私は便利屋ではないのだけど、貴方が危険視するならいつでも頼んでちょうだい。」