狛枝「ボ、ボクが.......?」
と指名された狛枝はまるで想定外の様な表情をしながら言う。そしてレミリアの犯人指定に魔理沙が、
魔理沙「狛枝が犯人って.....それは本当なのか?」
と半信半疑で聞く。それに霊夢も、
霊夢「狛枝とは会って1日くらいしか経ってないけど、あんな事件を起こす様なやつには見えなかったわ。レミリア、狛枝が犯人って言うならその理由を聞かせてくれる?」
とレミリアに言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「理由一つ、狛枝は今日昼頃から私たち含めて誰も姿を見ていない。二つ、フランと接触できた場面がある。」
と理由を語り始める。それに妹紅が、
妹紅「接触できた場面って.....その根拠はなんだ?」
と聞くとレミリアが言う前にパチュリーが、
パチュリー「私が午後2時頃図書館に行くとフランが暴れた後があったの。そのフランが暴れた原因が狛枝と接触した、とレミィは言いたいの?」
とレミリア言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「ええ。フランは無意味に暴れる様な子ではないけど、興味がある物にはとことん付きまとう子。そして現在紅魔館でフランが興味を持ちそうな物と言えば、凪斗しかいないのよ。そして凪斗は今日パチェとの約束で地下に行っていたと聞いているわ。それならフランと対面できるわ。」
と肯定する。その言葉に狛枝は、
狛枝「ちょっと待ってよ!確かにノーレッジさんとの約束で地下には行ったけど君の妹さんにはあってないよ!」
と否定するが、
レミリア「そして3つ目。さっきの議論で言っていた野良妖怪を拘束していた場所にはある物が落ちていたの。それは......これよ。」
とレミリアは狛枝の反論を無視しながら鉄球を出す。それに魔理沙が、
魔理沙「それは......鉄球?それがなんで狛枝が犯人の裏付けになるんだ?」
と聞く。それにレミリアは、
レミリア「これは恐らく拘束具を壊すために使われたの。その証拠としてその地下空洞の頭上にはこれがちょうど入る穴があった。そして地上にはその穴と繋がっていそうな穴もあった。これは凪斗、貴方が教えてくれたわよね?」
と言う。それに慧音が、
慧音「つまりそこから落とされた鉄球が野良妖怪を拘束していた拘束具を破壊して野良妖怪を人里に襲わせた、と?」
とレミリアに聞く。それにレミリアは、
レミリア「ええ、それで間違い無いと思うわ。」
とそれを肯定する。そしてさらに、
レミリア「そして何故拘束を外すのに鉄球を使ったのか......それは自分で外すとなると自分が野良妖怪に襲われかねない。実力者ならそんな心配はしなくてもいい。だけど身体能力が普通の人間ならそうはいかない。襲われたら自分が食い殺される。だから遠くから拘束具を壊すために鉄球を使った。」
とレミリアは言う。それに霊夢は、
霊夢「拘束具を破壊するのに鉄球で破壊するところまでは同意見よ。でも、実力者がカモフラージュの為に使った、ていう線があるんじゃない?」
と言う。それにレミリアは、
レミリア「それは最後の理由を聞けば分かるわ。それは......これよ。」
と言いながら破れたのTシャツの切れ端を出す。それを見た狛枝は、
狛枝「それは.....!」
と焦った様な顔で驚く。そしてレミリアは、
レミリア「凪斗、これ貴方の服の切れ端なんじゃないの?他にこんな材質の服を着ていた者はいない。そしてこの切れ端が落ちていた所には小規模だけどフランが爆破した後があった。.......凪斗、否定があるなら言ってちょうだい。私も貴方を疑いたくはない。貴方が犯人じゃないって言うなら反論して!」
と最後に狛枝に問い詰める。それに狛枝は、
狛枝「う...うう...!」
と狼狽える。それに霊夢は、
霊夢「狛枝、私としても貴方を犯人だと思いたく無い。何か反論があるなら言って。」
と言う。それを聞いた狛枝は、
狛枝「んん...んぐぅ...!」
とさらに狼狽える。そして、
レミリア「凪斗、どうなのよ!?」
と再びレミリアが狛枝に聞く。それに狛枝は、
狛枝「んん....んんんんんんぅぅぅぅぅ...!」
と長いうめき声をあげる。その様子にレミリアは、
レミリア「反論は.........ないの?」
と少し悲しそうな顔をしながら言う。その瞬間、
狛枝「あはっ...!」
と言う狛枝の声が響く。そして、
狛枝「あははははははははははははははははははははは!」
と狂った様に笑い始める。それにその場にいた者達は困惑しながらその狂気的な笑い声に少し恐怖心を覚える。そして狛枝は、
狛枝「結論から言うと、大正解!全て僕の仕業だったんだよ!」
と自身の犯行を認めるのであった......