56話 お話し
—0時、紅魔館の狛枝の部屋にて
レミリア「さて......凪斗、二人でお話ししましょうか。」
狛枝「それはいいんだけど......この状況を他の人が見たら変なプレイか何かに勘違いされるよ?」
そう、狛枝はさっき言われた通り拘束されていた。ベットの上で手足を紐で拘束されて自由には動けない状態だ。そしてそれを言われたレミリアは、
レミリア「多分入ってくるやつもいないし大丈夫よ。」
と言いながらベットに座る。そして、
レミリア「さて、凪斗.......どうして私が怒ってるか、分かる?」
とレミリアは狛枝に問う。それに狛枝は、
狛枝「......ごめん、心当たりがありすぎてわかんない。」
と答える。それにレミリアは、
レミリア「......貴方ってほんとに......いやいいわ。」
と呆れながらそう言う。そして、
レミリア「別に私は人里を襲った事を怒っているわけじゃないの。私が言いたいのは、話し合い中の言動についてよ。」
と言う。それに狛枝は、
狛枝「あの時の言動......?ああ、ボクなんかが喋りすぎたってことかな?それなら謝る......ちょっと痛い痛いよ、レミリアさん!」
と言ってる途中でレミリアに頬を引っ張られ、半泣きになる。そしてレミリアは、
レミリア「違うわよ。というか、私が怒ってるのはそういうところそう言うところよ凪斗。」
と頬をつねる手を離しながら言う。それに狛枝は、
狛枝「......そういうところ?」
とよく分かってないと言った表情で問う。それにレミリアは、
レミリア「自分を卑下しすぎるところよ!と言うか前にもその癖治しなさいっていったでしょ!」
と言う。それに狛枝は、
狛枝「卑下しすぎ......?正当な評価だと思うけど。」
と何を言っているんだ、といった表情で言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「......はぁ.....」
とため息を出す。そして、
レミリア「あのね、凪斗。貴方にもいいところはあるし、それを私は分かっているつもりよ。」
と大真面目な表情で狛枝に言う。それに狛枝は、
狛枝「そんな事を言われるのは生まれて初めてだな。親にすら褒められた事はなかったからさ。」
と発言する。その言葉にレミリアは、
レミリア「......貴方、ほんとに大変な人生送ってきたのね。」
と少し表情を曇らせる。それに狛枝は、
狛枝「確かに普通の人に比べたら大変な人生だったかもね。でも、ボクはこの人生を恨んではいないよ。楽しい事も少しはあったからね。」
とレミリアに言う笑顔を作りながら言う。それにレミリアは、
レミリア「.....凪斗。」
と言いながら狛枝を抱きしめる。それに狛枝は、
狛枝「レミリアさん、急に何を......?」
と軽く素の動揺を見せる。それにレミリアは、
レミリア「貴方は人に甘える事を覚えなさい。私を母として接して、と言うのは難しいだろうけど甘える事自体はできるでしょう?それに、私としても貴方の歪みをどうにかしたいと思っているの。」
と言う。それに狛枝は、
狛枝「......ごめん、そんなことより今の状況ボクとしては恥ずかしいんだけど......」
とそれどころでは無い様な声で言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「......え?」
と今自身の状態を見る。顔を下に下げるとそこには狛枝の髪が見える。そして狛枝の顔があるところは自身の胸のあるところだ。その状態を把握し自身の胸に狛枝を自分から押し付けていることに気づいたレミリアは、
レミリア「きゃあああああああ!」
と少女の様な声を出しながら狛枝を投げ出して部屋から出る。そして、放り出され壁に激闘した狛枝は、
狛枝「.......これ、ボクが悪いの......?」
と一人呟くのであった......