狛枝「ねぇ、ノーレッジさん。少しいいかな?」
と狛枝は、食事が終わった後パチュリーに声を掛ける。
パチュリー「....何かしら?何か聞きたいことでもあるの?」
と言うパチュリーの質問に
狛枝「確かに聞きたい事もあるけど、その前にこの幻想郷について知っておきたいんだ。君だってボクに何から何まで説明するのは嫌だろう?だから、最低限幻想郷の常識とかそう言うのを知っておきたいんだけど、そういった本はあるかな?」
と狛枝は答える。それにパチュリーは、
パチュリー「.....分かった。後で咲夜に頼んで何冊か貴方の部屋に送らせるわ。とりあえず、幻想郷のパワーバランスを保つ者達の情報が載っている本と幻想郷の成り立ちについての本でいいかしら?」
と答える。それに対し狛枝は
狛枝「うん、ありがとうノーレッジさん。じゃあ、またね。」
と言い、狛枝は、自身の部屋と教えられた場所へ向かっていく。
少し歩くと、狛枝と書かれたプレートがぶら下がっている扉を見つける。狛枝は、その扉を開き部屋の中へと入っていく。部屋に入った狛枝は、
狛枝(うん、ボクのリクエスト通り静かな雰囲気に真っ赤じゃない部屋。置いてあるものは.....ベットと机、椅子後はタンスとランプくらいか。ここなら問題なく過ごせそうだね。)
と考えていると扉をノックされる。扉を開けると、咲夜がおり
咲夜「パチュリー様からこれをと。」
と言い、二つの本を渡してくる。
狛枝「ありがとう、十六夜さん。何か手伝える事があったらいつでも言ってね。」
と言う。咲夜はそれに会釈で返して仕事をしに戻った。
狛枝(さて、まずは幻想郷の成り立ちから見ていこうかな。)
と言い、本を開く。
幻想郷の成り立ちについて
狛枝(幻想郷とは元々日本の山奥の場所にある場所を八雲紫と言う賢者の発案・実行によって作られた場所。幻想郷の周りには博麗大結界という結界があり、それによって外とは隔絶された世界となっている。幻想郷は、外で勢力が弱まった妖怪等や自分から入って来た者達によって今の状態になった。なお、引き込んだ妖怪達は日本には限らないね。....八雲紫。スカーレットさんもその名を口にしていたけど彼女は、幻想郷の創設者の一人って訳か。そして博麗大結界は、外からの情報などの影響を受けなくすると同時に勢力の弱まった妖怪を保護する役割を持っているって事かな?)
とざっくり内容を読んだ狛枝は、その様な事を考えながら次の本を取る
幻想郷の実力者達について
狛枝(博麗霊夢、博麗神社の当代の巫女。人間の身でありながら数々の異変を解決して来た。能力は、空を飛ぶ程度の能力。.....博麗、ね。博麗大結界に関しても彼女が関わっているって事かな?載っている写真からして10代後半くらいに見えるけど、そのくらいの年で世代交代をするのが普通なのかな?次は........)
と言った具合にどんどん読み進めていく。そして、レミリアについての紹介ページになる
狛枝(....レミリアスカーレット、幻想郷にとっては比較的新参者の部類でありながらパワーバランスの一角を担う。吸血鬼でありながら比較的少食。能力は運命を操る程度の能力、ね。思ってたより凄い人みたいだ。.......うん?)
と狛枝は次のページで動きを止める
狛枝(フランドールスカーレット......レミリアスカーレットの妹にして、姉のレミリアと違い人間に襲いかかる事もある。遭遇したら真っ先に逃げる事を考えろ.....能力は、ありとあらゆるものを破壊する程度の能力.....スカーレットさんの妹?でもさっき食堂にはいなかった。それにスカーレットさん達からもそんな人がいるのは聞いていない。....危険性が高いから、迂闊に客人等に会わせれる事ができないって事かな?聞いてみてもいいけど、何かしら大事な理由があるかもしれないし、あっちからその話をしてくれるまではボクは知らない振りをしていた方がいいね。)
と考えて読むのを再開し、しばらくした後全てのページを見終わった頃にはもう深夜1時頃になっていた。
狛枝「そろそろ眠った方がいいかな。この本は、明日の朝に図書館まで行って返すとしよう。」
と狛枝は言い、ベットの上で横になって睡眠をとる事にした....