—時刻 2時30分
狛枝「すぅ....」
レミリア(朝日まで後4時間前後......まだ眠らせていても大丈夫ね。)
狛枝が寝初めて30分間ほどたった頃レミリアは狛枝を見ながらそのような事を考える。そしてレミリア自身も少し目を閉じようとした時何かに気づいた様に目を細める。そして、
レミリア「隠れていても意味はないわよ。出てきなさい。」
と虚空に向かって話しかける。すると物陰から一体の妖怪が出てくる。そして、
妖怪「その男を渡せ。」
と言葉を発する。それにレミリアは、
レミリア「貴方の様な下等な存在風情が私に命令するわけ?それも私の所有物を渡せって?図になるんじゃないわよ。」
と本当に相手にする価値もないと言った表情で言う。そしてそれを聞いた妖怪は、
妖怪「そうか.......」
と言いながら闇に姿を眩ませる。そして
妖怪(今やつは私を見失ったはずだ......不意打ちであの男だけを殺す事が出来ればあのお方のご命令は達成できる......その後私が殺されようと構わない......故に私がやるべきことは奴が隙を見せたその瞬間.......)
と考えていると、
レミリア「熟慮は時に短慮より愚行となるって最近読んだ漫画に載っていたけど、貴方ってその典型ね。」
と後ろから声が聞こえてくる。そして先ほどまでレミリアがいた場所にはもう姿はない。そして妖怪が後ろを振り向こうとした時には、
ザシュ.....グサッ....バキッ.....
ともはや四肢はもぎ取られまともに身動きはできなくなっていた状態だった。そして顔に返り血が少し付着した状態でレミリアは、
レミリア「さて......貴方は一体何が目的で私たち......いや、凪斗を襲撃したの?誰の命令?」
と問い詰める。その質問に妖怪は、
妖怪「.....脅しか?なら無意味だな。私は口を割る気はない。あのお方の迷惑になるくらいなら死んだ方がましだ。」
と答える気はないようだ。その答えにレミリアは、
レミリア「ああそう。ならさとりと連絡をとってもいいんだけど......あの子も忙しいでしょうからやめておくわ。貴方には今ここで死んでもらう。」
と言いながら妖怪の頭を足で踏みつける。すると妖怪は、
妖怪「......私からしてみればお前の行動は不可解だ。なぜあの様ななんの価値も持ち得ていない男のために動くのか......意味が」
と言っているとレミリアがその妖怪の顔を踏み潰す。そして、
レミリア「凪斗の価値をゴミ同然の貴様が判断するな。」
とゴミを見る目で妖怪の死体に言う。そしてもはや視界に入れる価値もないと言った様子でその死体から目を外し、
レミリア「顔に返り血がついちゃったわね......とりあえず洗うとして、凪斗にケガは.....ないわね。」
と狛枝の状態を確認した後、狛枝を起こさない様に抱き上げ湖の近くまできたところでおろして
レミリア「これで仮に奴の仲間が来ても守る事ができる。」
と言い、レミリアは顔を洗い始めるのであった......