狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

7 / 295
6話 普通の魔法使いとの出会い

狛枝は、朝の8時頃に起床し部屋の外へ出た。そして、近くにいた妖精メイドに

 

狛枝「ここは吸血鬼が主人だけど、朝ごはんってもらえるの?」

 

と狛枝は聞く。それに対し妖精メイドは

 

妖精メイド「すぐに準備いたしますから、食堂にてお待ちください」

 

と言い、準備に向かった。狛枝は、昨日読んだ二つの本を持って食堂まで行く。他には誰もいない様だ。少しすると、咲夜が食事を運んでくる。

 

狛枝「どうもありがとう、十六夜さん。後悪いんだけどもう一つお願いを聞いてもらっていいかな?」

 

と狛枝が聞くと、

 

咲夜「なんでしょうか?」

 

と咲夜は答える。狛枝は、

 

狛枝「図書館ってこの紅魔館のどこにあるのかな?本を返したいんだけど場所がわからなくて。」

 

と質問する。それに咲夜は

 

咲夜「ああ、そう言う事でしたか。では、一人妖精メイドを食堂の前に配置しておくので、その子に案内させますね。」

 

と言い、咲夜は食堂の外へ出ていく。食事が終わった狛枝は外に出ると咲夜の言った通り一人の妖精メイドが待っていた。

 

妖精メイド「あ、狛枝様。食事は終わりましたか?終わったのであれば図書館まで案内をします。」

 

と言う。それに狛枝は、

 

狛枝「うん、食事は終わったよ。案内よろしく頼むよ。」

 

と答える。それを聞いた妖精メイドは案内をする。5分ほど歩けば大きな扉の前までつき、

 

妖精メイド「ここが図書館です。帰りも案内は必要でしょうか?」

 

と言う。それに対し狛枝は、

 

狛枝「いや、もう道は覚えたし大丈夫だよ。ここまで案内ありがとう」

 

と言い、それを聞いた妖精メイドは会釈をし持ち場へ戻っていく。それを見送った狛枝は、図書館の中へと入る事にした。

 

図書館では、多くの本棚が置いてあり、手前にはテーブルと椅子が何個か置いてある。狛枝は、

 

狛枝「ジャバウォック島の図書館よりも多く本がありそうだ。」

 

と発言する。そして、中に入って右側に図書室のカウンターの様な場所があり、そこにパチュリーが座っている。

 

狛枝「やぁ、ノーレッジさん。」

 

と狛枝は声を掛ける。それにパチュリーは、

 

パチュリー「あら、もう見終わったの?」

 

と問いかける。それに狛枝は、

 

狛枝「うん。だから返しに来たんだ。次は魔法とかについて知りたいな。」

 

と答える。その様子にパチュリーは

 

パチュリー「読んだらすぐ返してくれるのはありがたいわ。後魔法の事なら私が専門だから教えてあげられる。.....ほんとあの女も私に声をかけて本を返してくれるなら別に何も言わないのに。」

 

と言う。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「あの女?ここにはよく誰かが来るのかい?それにその口ぶりだとまるで盗人みたいに聞こえるけど。」

 

と聞く。それに対しパチュリーは

 

パチュリー「よく来るってほどじゃないわ。せいぜい数週間に一回くらいよ。その女は.....って噂をすればなんとやらね。」

 

と言いパチュリーは椅子から立つ。その様子に狛枝は、

 

狛枝(ちょっと離れておこうかな)

 

と思い、パチュリーから距離を置く。そして次の瞬間パチュリーは何か衝撃波の様な物を放ちそれは何かに直撃する。その当たった者は

 

??「いってぇ!何すんだよパチュリー!」

 

と言いながら出てくる。見た目は魔法使いの様な見た目をしており魔法使いらしく箒も持っている。見た目からして10代後半ほどの少女に見える。そんな少女にパチュリーは、

 

パチュリー「貴方が本を盗もうとするのが悪いんじゃない。後いままで盗んだ本も返さない。」

 

と答える。それに箒を持った少女は

 

箒を持った少女「盗んだんじゃない。死ぬまで借りてるだけだ。.....て、誰だお前」

 

と狛枝を見ながら言う。狛枝は

 

狛枝「はじめまして、ボクは狛枝凪斗だよ。最近この幻想郷に来たいわゆる外来人ってやつで、紅魔館に住まわせてもらってるんだ。それで、君は?後、盗みはよくないよ。」

 

と言う。それに対し少女は

 

箒を持った少女「盗んだんじゃない、死ぬまで借りてるだけだって言っただろ!後、私の名前は霧雨魔理沙。見ての通り魔法使いだ」

 

と言う。それを聞いた狛枝は、

 

狛枝「それを盗んだって言うんだよ、霧雨さん。それと、とりあえず今は盗もうとした本を置いた方がいいよ。ノーレッジさんの堪忍袋が切れる前にね」

 

と言う。魔理沙は

 

魔理沙「仕方ないか.....」

 

と残念そうな顔をしながら本を置く。どうやら魔法の質力増加の本らしい。

 

パチュリー「そう、それでいいの。盗みさえしなければ拒みはしないわ。.....そうだ、魔理沙。私は今から狛枝に魔法の事を教えてあげるから貴方も付き合いなさい。」

 

とパチュリーは言う。それに魔理沙は

 

魔理沙「えぇ.....なんでそんな事私がしないといけないんだよ。」

 

と言う。パチュリーは、

 

パチュリー「本を盗もうとした罰よ。それに、狛枝も何人かいた方が退屈せずに聞けるでしょうから。」

 

と言う。魔理沙は

 

魔理沙「はぁ....まぁいいけどよ。狛枝はどのくらい魔法について知ってるんだ?」

 

と聞く。それにパチュリーは

 

パチュリー「まったく知らないはずよ。だから私が直接教えるの。貴方の役目は、狛枝が理解出来てなさそうなら噛み砕いて説明することよ。後は補足とかも頼むわ。いいわね?」

 

と言う。魔理沙は

 

魔理沙「そりゃぁ、大分時間がかかりそうだな....まぁいいぜ。付き合うと決めたなら最後まで面倒みるさ。」

 

と言う。そんな光景に狛枝は、

 

狛枝(.......ノーレッジさんは、霧雨さんと一緒にいると口うるさくなるみたいだね。この二人に頼ってほんとに大丈夫かなぁ.....)

 

と少し不安に思うのであった.....

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。