—1分ほど経った頃
レミリア「.......ご馳走様。」
とレミリアは言いながら顔を上げる。そして狛枝はと言うと、
狛枝「........」
と何も言わずに先ほどまでレミリアが噛んでいた場所を手でなぞっている。その様子にレミリアは、
レミリア「......痛かった?それとも吸いすぎちゃった?」
と心配そうに言う。それに狛枝は、
狛枝「いや、その辺は大丈夫......ただ少し心の整理をしてるだけ。」
と返しながら起き上がり、
狛枝「ふぅ......ボクの血で満足してくれたかな?」
と一息ついてレミリアに問う。それにレミリアは、
レミリア「美味しかったわ。それも毎日飲みたいくらい。」
と先ほど噛んだ場所を見ながら言う。そして狛枝は、
狛枝「それは流石に死んじゃうからやめてほしいな。」
と若干引き攣った笑顔で言う。その言葉にレミリアは、
レミリア「冗談よ。毎日吸ったらまずいことくらいは分かっているわ。」
と返す。そして狛枝は、
狛枝「.....少し疲れちゃったな。少し仮眠を取るからベットを借りてもいいかい?」
とレミリアに聞く。それにレミリアは、
レミリア「好きに使っていいわよ。でももう少ししたら私も寝るからスペースは空けておいてね。」
と返す。その言葉に狛枝は、
狛枝「.......レミリアさんがベットを使うならボクは椅子でも使って寝るよ。」
と言いながら立とうとするとレミリアは、
レミリア「それはダメ。私も棺桶で寝ようとさっきまでは思ってたけど気が変わったの。凪斗、一緒に寝るわよ。」
と言いながら狛枝をベットに連れ込む。そして狛枝はと言うと、
狛枝「.......それって命令かい?」
ともう逃げられないことを確信しながらも聞く。するとレミリアは、
レミリア「.......私と一緒に寝るのは嫌?」
と上目遣いをしながら狛枝に言う。それをされた狛枝は、
狛枝「........嫌では.....ないけど....」
と目を逸らしながら言う。それを聞いたレミリアは、
レミリア「なら一緒に寝ましょう?大丈夫、私と貴方だと活動時間がズレてるし常に一緒に寝るわけじゃないわ。ただ私が暇な時に話し相手になってくれればいいから。」
と狛枝に言う。そして狛枝は、
狛枝「.......分かったよ。」
と諦めた様に言う。そして、
狛枝「......でもレミリアさんは、もう少し危機感を持った方がいいと思うな。」
と付け加える。それにレミリアは、
レミリア「なに〜?破廉恥な事でも考えてるの〜?」
とニヤニヤしながら狛枝に言う。それに狛枝は、
狛枝「.......考えていたとしてボクの実力じゃ君は襲うどころか返り討ちだよ。」
と言いながら狛枝はレミリアに背を向ける。そして、
狛枝(......勘違いしそうになるからこう言うのはやめてほしいな.....)
と内心思いながら仮眠を取り始めるのであった.....
—レミリア視点
仮眠を取り始めた狛枝を確認したレミリアは、
レミリア(まだ押しが足りないのかしら.......)
と思いながら天井を見る。今回の件、流石のレミリアと言えど天然でやった事ではない。原因は咲夜のアドバイスである。
レミリア(散歩から帰ってきた時に咲夜に「凪斗を甘えさせるのを覚えさせるのにはどうしたらいい?」と聞いて見たら「お嬢様がガンガン押せば凪斗は諦めて甘えてくれるはず」って言ってたんだけど.....う〜ん.....難しいわね.....次は日常会話で攻めてみようかしら......)
とレミリアは別の策を考え始めるのであった......