狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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はい、はじめに一つ謝罪をさせてください......東方の設定に「人里内にいる人間を襲ってはいけない。」というものがあるのを私は知っておらず罰がかなり軽めになったのが大分おかしいことになってました.......申し訳ございません。......しかし今からストーリーを書き直すのは流石に無理な為、このまま進めさせてください。罪がだいぶ軽かった理由は......狛枝は幻想郷に来たばかりだったこと、死者が出なかったこと、自分から進んで罰を受ける姿勢だったこと、この3つの要因があったという事でどうか納得してくれると嬉しいです......それでも罰が軽すぎますが.....後当然ながらこの事件を起こしたという事が幻想郷全体に知られている為、幻想郷の住人からの印象はだいぶ悪くなっています。.......今後はこのような事が起きない様に気をつけていきます......ほんとうにすみませんでした.....


75話 魔法

—時刻 9時

 

狛枝はしばらく仮眠をした後にベットから体を上げる。そして横に目線をやるとレミリアが寝ている。それを見た狛枝は、

 

狛枝(......信頼されてるのは嬉しいんだけどね......)

 

と思いながらレミリアを起こさない様にベットから立つ。そしてレミリアに布団をかけ直し狛枝は部屋から出る。そして狛枝は水を求めて食堂に向かい始める。食堂には妖精メイド以外は誰もおらず狛枝は妖精メイドに水と軽い食事を頼む。それを妖精メイドは、

 

妖精メイド「わかりました。」

 

と言い食堂から出ていく。そして一人になった狛枝は、

 

狛枝「......そろそろ試してみようか。」

 

と一人呟く。すると、

 

咲夜「何を試すつもり?」

 

と急に後ろから現れた咲夜に言われる。それに狛枝は、

 

狛枝「......いつか教えるよ。」

 

と言いながら咲夜の方を向く。そして咲夜はパンと水の入ったコップを狛枝の前に置く。すると狛枝は、

 

狛枝「ねぇ、今日少し外出していいかな?」

 

と咲夜に言う。それに咲夜は、

 

咲夜「......どこに行くつもり?」

 

と狛枝を訝しみながら聞く。それに狛枝は、

 

狛枝「ただ少し森の中を歩いてくるだけだよ。そうだな......昼頃には帰って来れると思うな。」

 

と答える。それに咲夜は、

 

咲夜「.......別にいいけど、仮に野良妖怪に襲われたりしたらどうするつもり?」

 

と狛枝に言う。それに狛枝は、

 

狛枝「考えがあるから大丈夫だよ。」

 

と言いながらパンを水で喉の奥に押し込む。そして、

 

狛枝「さて、許可も降りた事だし早めに行くとするか......」

 

と言いながら席を立つ。すると咲夜は、

 

咲夜「.....怪我はない様に。」

 

とだけ言って仕事に戻る。それを聞いた狛枝は、

 

狛枝(......出来るだけ安全に試そう。)

 

と思いながら紅魔館の出入り口に向かうのであった......

 

—時刻 9時30分

 

狛枝は紅魔館の外を出てしばらく歩いた先にある森に行く。そして、

 

狛枝「さて.....ちょうど良さそうなのはいないかな......」

 

と呟くと、

 

 「ガルルルっ!」

 

と後ろから聞こえる。その声を聞いた狛枝は後ろを振り向くとそこには四足歩行の肉食獣の様な見た目をした妖怪が4体いた。それを確認した狛枝は、

 

狛枝「......試してみるのにはちょうどいいか。」

 

と言いながら手をその妖怪に翳す。すると次の瞬間野良妖怪の一体が狛枝の方向に向かって引き寄せられる。妖怪は何が起こっているのかもわかっていない様子だ。そして狛枝は、

 

狛枝「なるほどね......これが引き寄せる力......」

 

と言う。そして狛枝と野良妖怪がぶつかる直前で急に野良妖怪は空中で動きを止める。そして、

 

狛枝「そしてこれが引き離す力......」

 

と呟くと野良妖怪は勢いよく後ろに吹っ飛ぶ。そして岩に激突しその妖怪は絶命する。それを確認した狛枝は、

 

狛枝「この二つが基本と反転ね......そして反転は精神力の消耗が基本より激しいと.....なるほどなるほど。」

 

と満足そうに頷いていると残りの3体の妖怪が襲いかかってくる。それに狛枝は、

 

狛枝「......君たちレベルだとボクに触れることすらできないよ。」

 

と言う。そして妖怪達が狛枝にその爪や牙を突き立てようとした時、妖怪達の動きが固まる。すると狛枝は、

 

狛枝「引き寄せる力と引き離す力。それを君たちの体へ均等に与え続けることによって君たちは身動きが取れなくなる。まぁ、ボクの練度もまだまだだからある程度実力がある人だと抜け出せるだろうけどね。」

 

と誰に聞かせるわけでもなくそう言う。そして、

 

狛枝「.......いいね、インスピレーションがどんどん湧いてくる。色々試したくなってしまうよ。とは言え初めての魔法の使用だし、次の攻撃で終わりにしよう。」

 

と言うと自身の手を重ね合わせる。するとその手から青い球状を作り出す。その青い球体は風を巻き起こしながら狛枝の手に収まる。そして狛枝はその球体をうまく制御しながら、

 

狛枝「......流石に幾つもの引力の力をまとめながら球状にするのは骨が折れるね。だけどその分破壊力には期待できる。」

 

と言いその球体にさらに精神力を込める。そして、

 

狛枝「位相...黄昏...知恵の瞳...」

 

と狛枝は呟く。するとさらに球体の発する風の勢いが激しくなる。そして球体を完全に制御した狛枝は、

 

狛枝「出力最大...蒼!」

 

と叫ぶ。するとその球体は動きを止めていた3体の妖怪を巻き込みながら放たれる。放たれたその球体は地面や木々を抉り取りながら森の中を突き進んでいく。そしてその球体は空中に飛びそのまま消えていく。巻き込まれた木々や地面がそこから地面に落ちていくのを確認した狛枝は、

 

狛枝「.....五条悟の蒼ってこんな感じだったかな?まぁ仕組みは違うから完全に同じものは作れないけど.......とは言え、今の時点で出力最大でこれだけの威力が出るなら十分だね。さて、試したい事はまだまだあるけど......」

 

と呟くと同時に狛枝の全身からどっと汗が吹き出す。そして狛枝は、

 

狛枝(......キッツイ。精神力の消耗が激しすぎる。それに今のボクだと数回魔法を使っただけでこの様だ......幻想郷の実力者達に真正面から戦うなんてことになったら確実に負けるだろうな.....まぁ戦う理由もないからいいけど。でもこれ以上野良妖怪に襲われるなんて事があったら流石に危険だ。紅魔館に戻った方がいい。)

 

と思考し紅魔館への帰路へ着くのであった......

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