—時刻 11時
咲夜「狛枝、ちょっと待ちなさい。」
狛枝は紅魔館に帰宅すると咲夜に呼び止められる。それに狛枝は、
狛枝「...?何か用かな?」
と言いながら咲夜の方を向く。すると咲夜は、
咲夜「お嬢様が貴方をお呼びよ。急いで行きなさい。」
と狛枝に言う。それに狛枝は、
狛枝「分かったよ。」
とだけ返してレミリアの部屋へ向かう。そしてレミリアの部屋の前までついたところで狛枝は扉をノックする。すると、
レミリア「入っていいわよ。」
とレミリアの声が聞こえてくる。その言葉を聞いた狛枝は扉を上げる。部屋の中は狛枝が出ていった後から特に変わった様子もない。そして狛枝の姿を確認したレミリアは、
レミリア「ああ、凪斗帰ってきたのね。」
と狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「待たせたみたいでごめんね。少し試してみたいことがあったからさ。」
と言いながら部屋の中に入る。その言葉を聞いたレミリアは、
レミリア「別に急ぎの用事じゃないからいいわよ。今日博麗神社に遊びに行こうと思ってて、貴方を日傘係として連れて行こうと思ってたの。霊夢も友人は多い方が喜ぶでしょうし。」
と返す。その言葉に狛枝は、
狛枝「博麗神社にか.....どうせやることもないし構わないよ。......うん?友人?」
とレミリアの言葉の一つに引っ掛かりを覚える。それにレミリアは、
レミリア「.......え、私たち友達じゃなかったの?」
と少しショックを受けた表情で言う。その表情に狛枝は罪悪感が出てしまい、
狛枝「(あ、これまずいやつだ!)いやいや、冗談だよ!ボク達友達だよね!」
と急いで先ほどの言葉を撤回する。その言葉にレミリアは、
レミリア「いいわよ.....私が一人で友達が増えたって浮かれていただけなんでしょ.....別にいいもん.....」
と拗ねた様子で言う。それに狛枝は、
狛枝「ごめんってばレミリアさん!ただちょっと従者として扱われてたから引っ掛かっただけなんだって!」
と必死に弁明をし始めるのであった.....
—それから30分後
狛枝はレミリアに色々弁明した後に、
狛枝「そうだ!レミリアさん、改めてボクと友達になってよ!そしたらボクの幻想郷での初めての友達は君って事になるし、改めて友達が増えたって言えるでしょ?」
と言う言葉を聞いたレミリアが少し考えた後、
レミリア「初めて......うん、それもいいわね!」
と言い改めて友達として二人は挨拶をしたところで機嫌を直してくれた。そしてその後狛枝は疲れた様子で、
狛枝「ふぅ.....えっとなんの話をしてたんだっけ.....ああ、そう博麗神社に行くって話だったね。でも少し休ませてくれるかな?少し疲れてて。」
とレミリアにお願いする。そのお願いにレミリアは、
レミリア「構わないわ。そうね.....これから1時間30分後に向かうとしましょう。それだけ休んだなら貴方も元の調子に戻れるでしょう?」
と聞き入れる。それに狛枝は、
狛枝「ありがとう、レミリアさん。」
と言いながら椅子にもたれかかりため息をつく。その様子にレミリアは、
レミリア「......そう言えば貴方、外に出てたらしいけど何をしてたの?」
と聞く。それに狛枝は、
狛枝「......魔法の実践だよ。」
と返す。その言葉にレミリアは、
レミリア「貴方もう魔法を使える様になったの!?」
と驚いた様に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「まだ適正の属性を使うので手一杯だけどね。ただその分適正の属性については色々出来そうな感じがするよ。」
と返す。その言葉にレミリアは、
レミリア「適正......確か引力だったわね。どんな事が出来るの?」
と聞く。それに狛枝は、
狛枝「ボク自身もまだ試行錯誤の途中だからわからないな。実戦経験もまだまだたりてないし。ただ何個か面白そうな事ができそうだから機会があれば見せるよ。」
と返す。その答えにレミリアは、
レミリア「そう.....魔法についてはあんまり助けになれないと思うけど私に出来ることがあったら遠慮なく言うのよ?」
と狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「......ありがとう。」
と返して消費した精神力を回復する為に仮眠を取るのであった......