—いつかの記憶
狛枝「え.....!?みんなの正体が......だって.....!?」
狛枝「......それならこの毒入り瓶を持って行こう。」
狛枝「消火弾にいれて......これでよし。」
狛枝「これもちゃんと消しておかないとな......」
狛枝「ついでに槍も準備して.....後はパソコンにメッセージを......」
狛枝「......みんな爆弾を探しに行ったな......さて、ボクはあの場所に行くか......」
狛枝「モノクマパネルを並べて.....後はロープを結んで.....」
狛枝(...........これでよし。準備は整った......後は扉が開かれるのを待つだけ......)
そして扉が開かれる音がして周りに炎が燃え上がる。そして狛枝の目の前は真っ黒になっていくのであった......
——そして幻想郷にて
狛枝「......は!はぁはぁはぁ.......」
と言いながら気絶していた狛枝は飛び上がる。そして心臓部を手で押さえながら呼吸を整える。そして、
狛枝(なんだ今の記憶は.......これがボクが死んだ計画......?なんであの様な事をボクはしたんだ......?)
と考えていると、
レミリア「えっと......大丈夫?」
と横からその様な声が聞こえてくる。狛枝がそちらの方を向くとそこには心配そうな表情を浮かべているレミリアがいた。どうやらまた膝枕をされていたらしい。そしてその事を確認した狛枝は、
狛枝(場所は.....博麗神社の敷地内か.....なんとなく状況はわかってきた.....)
と思考していると急にレミリアが手を額に当ててくる。その手はとても冷たく感じると同時に狛枝は今自身が額に大量の汗をかいていたのに気づく。そしてレミリアは、
レミリア「凪斗、大丈夫?酷くうなされていたけど......」
と汗を手で拭いながら心配そうに言う。それに狛枝は、
狛枝「大丈夫だよ....ただ少し以前のことを思い出しただけだからさ。」
と笑顔を作りながら言う。その表情を見たレミリアはより心配そうな表情になる。その様子に狛枝は気付きながらも、
狛枝「そんなことよりさ、ボクが気絶した後に何があったのかな?」
と話題を逸らす。その言葉にレミリアは、
レミリア「霊夢は魔理沙を連れて何かを買いに行って、早苗は博麗神社の中で何か色々準備してるわ。そして私は、『起きるまであんたが世話してあげなさい。』って霊夢に言われたから仕方なく貴方の面倒を見てたわ。.......少しやりすぎちゃったとも思ってるし......」
と最後は気まずそうに答える。それを聞いた狛枝は、
狛枝「別に気にしなくてもいいよ。ボクなんて........うん、やっぱりなんでもない。とにかく、体調に異常はないからさ。」
と自虐をしようとするがレミリアがジト目で狛枝を見てきたため自重しながら自身は大丈夫だと伝えた。それを聞いたレミリアは、
レミリア「そう。じゃあとりあえず霊夢達が帰ってくるまで早苗のところにでも行きましょうか。」
と言いながら狛枝の手を掴み歩き始める。そして狛枝は
狛枝(.......もしもボクが完全に記憶を取り戻した時......その記憶次第では......ボクが君を裏切ってしまうのかもしれないな......)
とまだ思い出せぬ記憶に不安を抱えながらレミリアについていくのであった.......