狛枝凪斗の幻想入り   作:通りすがりの希望厨

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そろそろ私としても物語を動かしたい気持ちはあるんだけどね......進めちゃったら後戻りできないような気がして中々決心がつかないんだ.....流石に今月中には非日常編に移行できる......はず.....


83話 人の本質

—時刻 17時

 

霊夢と魔理沙が買い出しから戻ってくる。そして人の姿が二人だけだったので早苗は、

 

早苗「あれ、誰も予定が空いてなかったんですか?」

 

と疑問を口にする。すると霊夢は、

 

霊夢「そうじゃないわ。ただ誘い始めて少ししたら何処からともなく紫が現れて、『暇そうな奴8人くらい誘ってみるわ。』て言ってきてそれなら私たちが誘う意味も薄かったし普通に戻ってきたのよ。現時点で来るのがわかってるのは私が誘った妹紅と魔理沙が誘った妖夢だけよ。」

 

と返す。そして魔理沙は、

 

魔理沙「妖夢は幽々子も多分来るから食事は多めに用意した方がいいとも言っていたな。」

 

と付け加える。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「結構多めに下準備をして置いて正解だったね。宴会はいつ頃から始めるつもりなんだい?」

 

と言う。それに霊夢は、

 

霊夢「18時くらいだと思うわ。手伝いに来るやつはそろそろ来る頃だと思うから準備をしておきましょう。今はどのくらい進んでるの?」

 

と返しながら聞く。その質問に早苗が、

 

早苗「下準備が必要な調理の下準備と器の用意くらいですね。」

 

と返す。それを聞いた霊夢は、

 

霊夢「じゃあさっさと調理に取りかかりましょうか。魔理沙とレミリアは来た客の応対でもしてて。狛枝は.....料理できるの?」

 

と狛枝に確認する。その確認に狛枝は、

 

狛枝「人並みには。」

 

と返す。それを聞いた霊夢は、

 

霊夢「じゃあ早苗と狛枝は料理を手伝ってもらうわ。さて、さっさと始めましょうか。」

 

と言いながら準備を始める。それに狛枝と早苗はついていき、残された二人は、

 

魔理沙「なんか.......役立たずって言われた気分......」

 

レミリア「貴方料理自体はできるでしょう......ただ変なことしないか心配だから声がかからないだけで。」

 

魔理沙「......前科があるから否定できねぇ.....」

 

などと会話しているのであった.....

 

—1時間ほどたった頃......

 

霊夢「さて.....後は揚げ物だけだから狛枝はレミリアのところに行って大丈夫よ。」

 

とある程度調理が終わった頃に霊夢が狛枝に言う。それに狛枝は、

 

狛枝「別にボクが終わらせておくから二人が休んでもいいんだよ?」

 

と言うが、

 

早苗「まぁまぁ、こう言うのは甘えておいた方がいいんですよ。ここは私と霊夢さんだけで十分ですから休んでてください。」

 

と早苗に外に押し出される。そして狛枝は仕方なくレミリアがいる方へ向かう。神社から出て狛枝がレミリアの方を見ると幽々子と妖夢がいた。そして狛枝に気がついたレミリアが、

 

レミリア「あ、凪斗。食事の準備は終わったの?」

 

と狛枝に話しかける。それに狛枝は仕方なく、

 

狛枝「大体はね。後は博麗さんと東風谷さんがやってくれるって言ってたからボクは先に休ませてもらってるんだ。」

 

と言いながらレミリアたちの側まで行く。そして狛枝が来た事を確認した幽々子は、

 

幽々子「狛枝、ちょっとぶりね。聞いたわよ〜なんか事件起こしちゃったって。」

 

と狛枝に話しかける。妖夢は少し警戒している様子が見て取れる。狛枝はそれを知りながらも

 

狛枝「確かに起こしちゃったね。でもその事件について知りたいなら多分ボク自身から聞くより話し合いに参加した他の人の方が分かりやすく説明してくれると思うよ。」

 

と返す。すると幽々子は、

 

幽々子「別に事件の全貌とかはどうでもいいわよ。ただ動機だけは聞いておきたくてね。」

 

と真面目な表情になって問う。その言葉に狛枝は、

 

狛枝「希望の為の行動の一環.....それ以上でも以下でもないよ。君たち目線だと理解できる事じゃないだろうけどね。」

 

と狛枝も真面目な表情をしながら答える。その答えに幽々子は、

 

幽々子「確かに意味わかんないわね。でもその表情からして貴方にとっては大事な事だったんでしょう。なら私からは特に何か言うことはないわ。」

 

と満足そうに頷きながら狛枝に言う。そして横にいた妖夢は、

 

妖夢「......狛枝さん。宴会の時の貴方と事件を起こした時の貴方。どっちが貴方の本質なんですか?」

 

と表情を変えずに言う。それに狛枝は、

 

狛枝「本質、ね......別にどっちかが嘘ってわけじゃないよ。ボクに皆んなを騙し切る、そんな技量はないしね。どっちもボクって言う人間の一部分でしかないよ。」

 

と返す。その答えに妖夢は分からないと言った表情で狛枝を見る。そんな様子に幽々子は、

 

幽々子「人は白黒はっきりつけられないものよ、妖夢。もちろん行動の落差には差が出るけどね。」

 

と妖夢に言う。その言葉に妖夢が考え込んでいると、

 

紫「その様子からするに準備は大体終わってるのかしら?」

 

と急に襖から出てきた紫がそう言うのであった.......

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