中に入るとそこは白い空間が広がっており、真ん中に机と椅子横には物を入れ、そして奥には謎の鏡が見える。狛枝がこの普通とはいえない景色をみて、
狛枝(......不気味な空間だ....)
とそんな感想を抱く。すると、
舞鯖「そこの席に座って待ってて。」
と言いそれを聞いた狛枝は素直にその言葉に従う。そして舞鯖が物入れの中から水晶玉らしき物を出す。そしてその水晶玉を持ってこようとして、
舞鯖「あ。」
と間抜けな声を出しながら盛大に転ぶ。そして水晶玉は宙を舞い、
—パッキン!
と何処か小気味いい音を鳴らしながら真っ二つに割れる。その様子に狛枝は、
狛枝「.....大丈夫ですか?」
と少し心配になって話しかけると、
舞鯖「......ま、いっか。」
とどうでもよさそうにしながら席に座る。そして、
舞鯖「水晶はないけど精度に影響はないから安心して。」
と狛枝に言う。その言葉に狛枝は、
狛枝「そうですか.....それならいいですけど.....」
と少し引きながら言う。そして舞鯖は、
舞鯖「それで?どんな占いをして欲しいの?浅く広く見るのか一つの事を深く教えて欲しいのか、それと未来と過去についてはどっちを占って欲しい?」
と狛枝に言う。それに狛枝は、
狛枝「う〜ん.....どっちかと言うと浅く広く、将来についてでしょうか。」
と少し考えた後に言う。その言葉を聞いた舞鯖は、
舞鯖「おっけ〜.......とりあえず適当にわかった結果を言っていくわね。」
と言いながら狛枝の顔をじっと見つめる。そして数秒間したら次は腕、足、胴体と視線を移動させながら狛枝の全身をしっかり見た後に、
舞鯖「よし.....大体わかった。」
と呟く。そして、
舞鯖「適当に将来について言っていくね。まず頭脳面。今のままで十分優秀でそのまま知識を増やしていく。次に健康。体に異変があったらすぐに医者に見せるのをお勧めする。そして恋愛。さっさと気持ちに気付け馬鹿野郎。そして......」
などなど色々結果を話していく。その占い結果を聞いていた狛枝は、
狛枝(.......健康面についてとかの結果はちゃんと覚えておかないとな。)
と割とちゃんと覚えようとしていた。そして数分間結果を喋っていた舞鯖は最後に、
舞鯖「最後に、願望。これはちょっと叶えるのは難しいかも。でも近くに支えてくれる人はいるからその人を大事にしてあげるとその願いを叶えるのを手伝ってくれるから一番身近な人を本当に大事にしてあげること。」
と言う結果で終わる。そして最後の結果を聞いた狛枝が、
狛枝(......一番身近な人.....)
と一人の女性の顔を思い浮かべていると、
舞鯖「......一通り結果は言ったけどまだ占って欲しいところはある?」
と舞鯖が質問してくる。その質問に狛枝は、
狛枝「ないですね......ありがとうございます、舞鯖さん。料金はどこに置けばいいでしょうか?」
と答えながら以前レミリアから渡された(押し付けられた)財布を取り出していると、
舞鯖「料金は......計算めんどくさいし今回は払わなくていいや。初回特典って事でタダでいいよ。」
と途中でめんどくさくなったらしい舞鯖が言う。その言葉に狛枝は多少呆れながらも、
狛枝「......まぁ君がいいならいいですけど。では、ありがとうございます。」
と頭を下げた後に階段の方へ向かう。そして最後に舞鯖が、
舞鯖「またのご来店お待ちしておりま〜す。」
とゆるい感じで狛枝を見送るのであった.....