今この場の光景を見たものは、何と言うだろうか…
阿鼻叫喚の地獄絵図?天地崩壊の終焉の日?
しかしそのどれも生温く感じ、当てはめる事ができない惨状が広がっていた。
真っ黒の謎の生物がそこらじゅうを埋め尽くし、ボコボコと不気味な音を発てる門からは、未知の異形の生物が溢れ返る。
そしてそんな場所に二人の人間がいた。
「金髪………お前、どんな死に方したい?」
少女は唖然としている少年に問う。
「…ハッ!ち、調子に乗るなよ!モブが呼んだ程度の召喚生物など、オリ主の俺に敵うわけない!」
少年が叫ぶが…夢見がちな少年に現実が無情にも腹を抱えて笑う。
少女が左手を掲げ、ある者を呼ぶ。
それは地の破滅を司る者の名だ。
「来たれ、我が姉弟、来たれ地の王、『アマイモン』」
そう彼女が叫ぶと、不浄なる門からその者が飛び出す。
「姉上~なんのようですかぁ?」
「アイツと死なない程度に遊んであげてほしいっす…終わったらアイスクリーム奢ってやるっす」
「ほ~い姉上!」
彼にそう告げると、少女はその場から立ち去ろうとした。
「おいこら!逃がすかよ!」
少年が彼女に叫び、あとを追おうとする…が、一歩踏み出した瞬間。
「おっと、姉上のあとは追わせないよ…追わせたらアイスクリーム奢って貰えないからね~」
それをさせんと地の王が道を塞ぐ。
「っ、邪魔なんだよモブ野郎!」
そう叫ぶと少年は自らの背面に無数の剣を召喚した。
「バビロン使わなくてもこれで十分だ!『アンミリデット・ブレイブワークス』!!」
そして剣は彼の一声に従い、王へ向かって飛んで行く。
王はそれを避ける事などせず、真っ向からそれを受け止めた。
その瞬間、剣が唐突に爆発した。
「どうだ、ただの剣と思ってるからだ!『ブロウクン・ファンタズマ』もつけてるからな!」
少年は勝利を核心した。
だか彼は肝心なことを忘れていた、否、知らなかった。
アマイモンは悪魔であることを。
「ほぇ~面白い攻撃ですね~うん、すっごく真似したい」
聖銀、聖水でなければダメージがあんまり通らない事を。
そして言い終わるやいなや、目にも映らぬ速度で少年に近づき…
「なに!?」
「手加減しろって言われてるから…これくらいかな?」
凸ピンをかました。
とたんに少年は、まるでロケットでも着けているかのごとく吹き飛んだ。
もう一度言おう、凸ピンである。
凸ピンでこの威力である。
さて、当の少年はどうなったかと言うと…
「あらぁ?一発で逝っちゃったか~つまんないな…」
無論耐えれるわけなく伸びていた。
まあ普通なら人間が粉々になってもおかしくない凸ピンで気絶で、ましてや原型を留めている時点で色々と可笑しいのだか…
「姉上のところに帰るか…」
そう一人呟くと、地の王は己が姉のところに帰るの出会った。
かなり寄り道はしていたのだが…
アマイモンが出てきてしまいましたね~
と言うことで次回はラジオ型式で一旦この二次小説のいろんな謎に踏み込んで見ようと思いますので、今回はアマイモンが出てきて「おいこら!」と言う人は少しお待ちください、何でもしますから
では次回会いましょう