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15 魔弾、騎士との決闘三秒前
12月2日、文化祭が終わりこの日がついに来た。
第二期ことA'sの始まるであろう時期だ。
私はこの日をどれ程待ち望んだか。
これでこの時期が終われば私は原作キャラと絡まずに生きていけるのだぁ!!
いや、だってね…元々私は原作に絡むつもりは一切無かった訳で、たまたま拾ったジュエルシードが無かったら、あのまま原作終わるまでくつろいで暮らしてたよ。
まあ、それは置いておこう!
少なくともこのA'sが終われば私は卒業した後、DOJOで自堕落な傭兵生活を送れるのだ。
これを喜ばずにいられるかぁ!!
「はぁ、脳内ハッスルが止まらない…」
「嵐、気持ちは解るっすけど落ち着くっす」
おっと燐に注意されてしまった…
だってさ…原作なんてどうせテンプレ転生者にさ、ブレイクされるのが見えてるじゃないか…
それをわざわざ守る必要なんでないよ、勝手にハーレム作ってろって言いたいよ私は。
「まあ無理だと思うっすけどね、ハーレムは…」
「いや、だからこそのテンプレ転生者だと私は思うのだけどね」
そして私達はこんな下らない話をした後、ゆっくりと眠りについた。
案の定、海鳴市全体に結界が張られたけどね。
そして…
結界が張られて数分後、喧しいサイレンがDOJO全体に鳴り響いた。
「ふにゃぁあ!?な、なに!」
変な声をあげてしまったけど今は関係ない。
何故サイレンが鳴っているのか、その原因を調べなくては。
そうしようとしたら、突然モニターが私の目の前に表れた。
ミットチルダのテレビ電話だ。
映っていたのはフェイトだった。
『嵐さん、起こしてごめんなさい!すぐに救援に来て欲しいんだ!!速く!』
「ちょちょちょ!フェイト落ち着いて、状況を説明して!君は今日なのはの家に泊まりに行く予定じゃなかったの!?」
『そうだったんだけど、突然海鳴市に結界が張られて…なのはがその結界をはったと思われる人と戦って大怪我をしちゃったんだ!』
うわちゃー原作通り、ゲボ子…もといヴィータと交戦してボコボコにされたか…
うん?まてよ…あのテンプレ達は?
「フェイト、あの銀髪金髪コンビは?」
『あの二人には何度も通信してるんだけど…』
ああ、多分原作開始時期忘れて爆睡してるねこれ…
てことは…ああ、この場で断ったら後々面倒な事になるしぃ…糞!結局私は原作に絡むしかないのか!?
「解った。フェイト、座標を教えて」
そして私は完全に爆睡している燐の存在を忘れて、彼女達の元へと飛ぶのであった。