「「なぜ教えなかったバッキャロォォォ!!」」
「フェイトが君たちを起こそうとしたでしょうが!」
現在私はフェイト達に
全く、昨日の原作介入は好きでやった訳じゃないのに…なんか勝手にいちゃもんつけられた。
君たちが原作介入出来なかったのは、二人勝手に爆睡してたからでしょうに。
なんで私がその事について怒鳴られないといけないのか…
銀(糞、俺の完璧な、なのはやフェイトを助けてねウハウハ計画が)
金(ヴィータやシャマルに会い損ねたくそったれ!)
なんだろう…こいつらは欲望がオーラになってるおかげか、何考えてるか直ぐ解るな…
てか金髪が無印に介入しなかった理由はこれか。
なるへそ、ボルゲンリッターと仲良くなりたいわけか、あわよくばハヤテをって所かな?
銀髪は言わずもがな全員みたいだけど…
「あぁ…面倒だ、ハーレム作りたいなら勝手に作ってろよ」
「「ああ!?」」
また口が滑った…もう本当に面倒だ。
「ってことがあってさ…疲れた」
「あ~ドンマイっす…ウチはそれしか言えねぇっす」
ここはDOJOではなくて、とあるデパート。
どうやら燐が何か新しいゲームが欲しいらしく、買うのを手伝うはめになっている現私。
本当にドンマイだよ私…
「で、なんで荷物持ちやらされてるかは置いといて、新作のゲームってどんなの?」
「お、気になるんっすか?」
「少し…ぃ!?」
やってしまった事を言ってから気付いた、こいつ…目が超キラキラしてやがる!!
気付きはしたがもう遅い、燐はここぞとばかりにそのゲーマ脳を爆裂させた。
ブロント語、MUGENネタ、同人誌ネタなど、ハッキリ言って開幕数十秒で話についていけなくなった。
この日、私は二度と彼女にこの話題を持ち掛けてはならないと学んだ。
その後の帰り道、結局燐は新作のゲームを購入できたようで、かなりウキウキしてた。
なぜようでなのかは聞かないでくれ。
私も元はニートの廃課金厨だったけど、流石にあそこまで脳ミソは逝ってない。
いや、彼女こそが真の廃ゲーマなのだろう。
コミ障でないのは気になるが…いや、廃ゲーマ全員がコミ障な訳ないと思うが…
「うん?あれは…」
前を見ると、そこには車椅子に乗った少女が、溝に落ちたタイヤと悪戦苦闘していた。
おせっかいとはこの事か、私は気付けば彼女を助けに向かってた。
燐も同じようだ、私と違って片手にはしっかりとゲームの入ったビニール袋を抱えてたが…
「大丈夫かい?」
車輪を溝から浮かす。
運が良いのか悪いのか、車椅子に乗った少女は体重がそれなりに軽いようで、直ぐにタイヤが溝から上がってくれた。
まあ、二人がかりなら当たり前か。
「あぁ、おおきに…お姉さんらすまへんな~」
うん?関西弁かな?
ここは関東地方だ、関西弁なんて喋る人は珍しい。
まあ、一人だけ確答する人物がいるが…
まて、車椅子で関西弁かつ少女だと?
あれこれまさか…
「あっと…お嬢ちゃん、もしかして八神はやてって名前じゃないっすか?」
「え、せやけど何でウチの名前知っとるん?」
燐が代わりに質問してくれた…うん、確定した、今確定した。
結局またも私は原作キャラと会合してしまった。
神よ、私は原作キャラと会合しなければならない運命にでも絡まれているのですか?
ーそ~だね、確定してるから諦めてー
天から何やらにこやかな声が聞こえてきた。
ファック!
「そや、お礼もしたいし、お姉さんら家こうへんか?」
…うん、ボルゲンリッターと会合する可能性しかないけど、これを断る度胸は私には無いわ…
てか他のボルゲンリッター何しとんのよ、彼女の目付けしとけよ。
てかはやてこの時期病院にいるはずだよね?
なんで普通にうろついているのか…
色々疑問が残りつつも、私は燐と共に八神家に向かうのだった。
狂気の歯車が動き出した…