道徳以外を教えます   作:マウスブン

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ガルグ=マクの戦い2

レアの圧倒的な戦闘能力の前に、エーデルガルトたちは次第に消耗し、防戦一方となりつつあった。ベレスも天刻の拍動を何度も発動させ死人を出さないようにしつつ、何とか食らいついていた。彼女の剣技、体術、そして魔法は、どれも人間業とは思えぬ精度と威力を誇り、数の有利などまるで意味をなさないかのように思われた。

 

カシアンは、その激戦の渦中からわずかに離れた位置で、壁に背を預けながら、鋭い眼光で戦況の全てを捉えようとしていた。彼の額には玉のような汗が滲み、口元を真一文字に結んでいる。

 

(魔法というものはどれほど熟練しようとも、その発動には必ずコンマ数秒のタイムラグが生じる。詠唱、魔力集束、そして発射。この時間差を敵の動き味方の動き、戦場の流れ、その全てを読み切ることで埋めなければ、この化け物相手に決定打は与えられん…!)

 

カシアンの脳は、高速で回転していた。特にベレスの動き。長年彼女の成長を見守り、時には共に戦場を駆けた彼にとって、ベレスの剣筋、呼吸、一瞬の判断は、手に取るように予測できた。それは単なる知識や経験を超えた、深い信頼と共鳴が生み出す「読み」だった。

 

そしてその瞬間は訪れた。

ベレスがレアの強烈な剣戟を天帝の覇剣で受け止め、鍔迫り合いとなり、両者の動きが一瞬だけ静止する。いや、静止したように見えたその刹那、レアがベレスを押し返し、追撃の魔法を放とうと僅かに体勢を変え、魔力を高めた――。

 

「――今だッ!」

 

カシアンは、その千載一遇の好機を逃さなかった。彼は、まるでベレスとレアがその位置で切り結ぶこと、そしてレアが次にどのような行動を取るかを完璧に予知していたかのように、既に詠唱を終えていた「レスキュー」の魔法を発動させた。

 

ベレスの足元に淡い光の魔法陣が瞬き、次の瞬間、彼女の体はふわりと浮き上がり、まるで不可視の力に引かれるように、レアの眼前から音もなく消え去った。そして、一瞬の後、レアが魔法を放とうとしていた方向とは全く逆の、完璧な死角となる彼女の背後へと、ベレスは寸分の狂いもなく転移していた。

 

「なっ!?」

レアが、ベレスの消失と、背後に突如として現れたその気配に気づき、驚愕の表情を浮かべたのは、ほんの一瞬。しかし、その一瞬は、女神の力を宿す剣士にとっては永遠にも等しい時間だった。

 

「はあああああっ!」

ベレスは、カシアンの意図を瞬時に理解し、レスキューによる移動の勢いをそのまま乗せて、天帝の覇剣をレアの無防備な背中に深々と、そして力強く振り下ろした。

 

ザシュッ!!!!

 

肉を断ち、骨を砕く鈍い音と共に、レアの白い衣服が鮮血で赤黒く染まっていく。

「があああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!」

今まで聞いたこともないような、獣じみた絶叫がレアの口から迸った。その体は大きくよろめき、膝が折れかかる。

 

彼女は、信じられないという表情で自らの背中を見ようとしながら、憎悪と激痛に歪んだ顔をカシアンに向けた。

「おのれ…カシアンッ! また貴様か! どこまで…どこまで私の邪魔をすれば気が済むのだ、この矮小なネズミめがああぁぁーーーっ!!」

 

 

 

 

レアの絶叫は、もはや人のものではなかった。カシアンの一撃によって負わされた傷口から血を流しながら、彼女の体は再び禍々しい光に包まれ、みるみるうちに巨大な純白の竜――「白きもの」へと変貌を遂げていく。その怒りと絶望が、聖教会の最奥に満ちていた魔力を暴走させ、凄まじい衝撃波となって周囲を襲った。

 

「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!」

 

竜の咆哮と共に、第3層の城郭が激しく揺れ、天井や壁がメリメリと音を立てて崩れ落ち始める。エーデルガルトも、死神騎士も、そしてアビスの者たちやジェラルトも、その圧倒的な力の奔流と足場の崩壊によって、レアの周囲から強制的に引き離され、あるいは瓦礫の下敷きになるまいと退避を余儀なくされた。

 

やがて粉塵が少し収まった時、崩れかけた広間の中央、巨大な竜と化したレアの前に取り残されていたのは、ベレスと、そして彼女から数歩離れた位置に立つカシアンの二人だけだった。周囲は瓦礫の山と化し、一時的だが彼らだけの戦場となっていた。

 

「レアッ!」

ベレスは天帝の覇剣を強く握りしめ、竜に向かって果敢に斬りかかっていく。だが人の姿の時でさえ苦戦を強いられた相手だ。竜と化し、その力を完全に解放したレアは、以前聖墓で対峙した時よりもさらに凶暴性と力を増していた。巨大な爪の一撃が地面を抉り、灼熱のブレスがベレスの退路を焼き尽くす。

 

天帝の覇剣をもってしても、天刻の拍動を発動させて致命傷を避けて、相手の行動を読み切りつつも、ベレスは徐々に劣勢へと追い込まれていった。体にも傷が刻まれていく。竜の巨体から繰り出される攻撃はあまりにも重く、速く、そして広範囲だった。カシアンも、魔法による援護や、足場の悪い中で指示を出そうとするが、竜の猛攻はそれを許さない。

 

そしてついにその瞬間が訪れた。レア(竜)が薙ぎ払った巨大な尾の一撃を、ベレスは辛うじて剣で受け流したが、その衝撃で足元の床が大きく崩落し、彼女はバランスを失って崖下へと落ちそうになった。かろうじて崖の縁に片手で掴まり、宙吊りになるベレス。その下は、ガルグ=マクの切り立った崖が闇色の口を開けていた。

 

「ベレスッ!」

カシアンは、血の気の引くような光景に、一瞬思考が停止しかけたが、すぐに我に返り、ベレスの元へと駆け寄った。そして、躊躇うことなく、彼女を引き上げるためのレスキューの魔法を唱えようとした。その瞳には焦りと必死の色が浮かんでいる。

 

だが、その時。

カシアンに背を向けてベレスを崖下へ叩き落とそうとしていたレア(竜)が、ゆっくりと巨大な頭部をカシアンの方へと振り向けた。その黄金色の瞳が、カシアンを捉え、そして――その巨大な口元が、まるで人のように歪み、邪悪な、嘲るような笑みを浮かべたように見えた。

 

「……ククク……今度は手落ちなく殺してやろう!」

その声は、竜の咆哮というよりは、悪意が凝縮されたような、地獄の底から響く声だった。

 

カシアンが、レアのその言葉の意味を理解し、戦慄するよりも早く。

レア(竜)は、目にも留まらぬ速さで、その強靭な前足を振り下ろした。レスキューの詠唱に集中し、完全に無防備だったカシアンの体は、その一撃を避ける術を持たなかった。

 

グシャリ、という鈍い音。

竜の鋭く巨大な爪が、まるで紙を貫くかのように、カシアンの胸部を深々と貫いていた。鮮血が、まるで噴水のように勢いよく噴き出し、カシアンの着ていた黒い外套を瞬く間に赤黒く染め上げていく。

 

「……あ……が…」

カシアンの口から、言葉にならない呻き声が漏れた。彼の瞳は見開かれ、信じられないという表情で、自らの胸を貫く竜の爪と、その先にいる邪悪に微笑むレアの顔を交互に見つめた。

力が、急速に失われていくのが分かった。

 

 

 

 

カシアンの体が、まるで糸の切れた人形のように崩れ落ちる。胸から溢れ出る鮮血が、彼の命が急速に失われつつあることを残酷なまでに示していた。

 

「カシアァン!!!!」

 

ベレスの絶叫が、崩壊する城郭に木霊した。天刻の拍動は既に使い切っていた。その瞳は怒りと絶望に燃え上がり、彼女は一瞬にして体勢を立て直すと、獣のような雄叫びを上げながら、再び竜と化したレアへと猛然と斬りかかっていった。その剣技は、もはや洗練されたものではなく、ただ目の前の敵を、カシアンを傷つけた存在を破壊せんとする、純粋な怒りの奔流だった。

 

そのベレスの鬼気迫る攻撃に呼応するかのように、先ほど城郭の崩壊に巻き込まれ、散り散りになっていたエーデルガルトや死神騎士、そしてアビスの者たちが、瓦礫の中から次々と姿を現し、再びレア(竜)へと総攻撃を仕掛け始めた。数の上で圧倒的に不利となったレアは、いくら竜の力を持つとはいえ、その巨体に徐々に傷を刻まれ、苦しげな咆哮を上げるようになっていく。

 

戦場が再び激しさを増す中、ジェラルトは瓦礫を掻き分け、真っ先にカシアンの元へと駆けつけた。そして、彼の胸に刻まれた致命的な傷を一目見るなり、その顔から血の気が引いた。歴戦の傭兵である彼には、それがもはや助かる見込みのない傷であると、瞬時に理解できてしまったのだ。

「…カシアン…嘘だろ…」

ジェラルトは呻き、そして、愛する娘が絶望的な戦いを繰り広げている方角へ向かって、力の限り叫んだ。

「ベレスッ!!!」

 

その声に、レア(竜)と斬り結んでいたボロボロなベレスが、はっと我に返った。彼女は一瞬の躊躇の後、猛攻の手を緩め、背後の敵に構うことなく、父とカシアンの元へと駆け寄った。

 

「カシアン!しっかりして!カシアン!」

ベレスはカシアンの傍らに崩れるように膝をつき、彼の血に濡れた手を握りしめた。

カシアンは薄っすらと目を開け、焦点の定まらない瞳でベレスの顔を捉えた。その唇が、微かに動く。

「……ごめんな、ベレス…もう…一緒に…いられない…みたいだ…」

その言葉は、か細く、途切れ途切れだったが、確かにベレスの耳に届いた。

 

「嫌だっ!私と、一緒にいるって言ったじゃない!」

ベレスは泣きじゃくりながら、カシアンの言葉を必死に否定する。その姿は、女神の力を宿す戦士ではなく、ただ愛する者を失いたくないと願う、一人の少女のそれだった。

「…そう…言ってもなぁ…さすがに…これは…」

カシアンは、力なく笑おうとしたが、それも叶わず、咳き込んだ。

 

ジェラルトは、二人の悲痛なやり取りを目の当たりにしながら、何かを必死に思考していた。そして、まるで閃いたかのように、カシアンの顔を真剣な眼差しで覗き込んだ。

「カシアン…!おい、聞こえるか!生きたいか!? 生きたいという意思があるなら…賭ける方法が、一つだけ…あるかもしれん…!」

 

カシアンは、もはや言葉を発することもできないほど衰弱していたが、ジェラルトのその言葉に、最後の力を振り絞るように、弱々しく、しかし確かに頷いた。その瞳の奥に、ほんの僅かな光が宿ったように見えた。

 

ジェラルトは、その小さな反応を見逃さなかった。彼はベレスに向き直ると、厳しい、しかし娘の未来を案じる父親の目で、強く言い放った。

「ベレス!お前の血だ!お前の血を、カシアンに飲ませるんだ!」

 

「え…?」

ベレスは、ジェラルトの突然の言葉に、涙で濡れた瞳を瞬かせた。

「お前が宿している女神の力…その血には、常人にはない治癒の力があるはずだと、俺は踏んでいる。レアや、かつての聖者たちの中には、そうとしか思えんほどの驚異的な再生能力を持つ者がいた。こいつが適合するかは何の確証もない、ただの賭けだ。だが…今のカシアンを救う手立てがあるとすれば、それしかない!」

 

ジェラルトの言葉は、ベレスにとって暗闇の中に差し込んだ一筋の、あまりにも細く、そして不確かな光だった。しかし、今の彼女には、それに賭ける以外の選択肢などありえなかった。彼女は、血の気の失せたカシアンの顔を見つめ、そして父ジェラルトに向かって、力強く、しかし震える声で頷いた。

 

「…うん…!」

 

ジェラルトは懐から愛用の短剣を取り出し、ベレスに差し出そうとした。

「ベレス、腕を…少しでいい、血を…」

だが、ベレスは父の手から短剣を受け取るよりも早く、自らの意志で行動を起こしていた。彼女は、迷うことなく、強く、自らの下唇を噛み切った。ぷくりと血の玉が滲み、鉄の味が口の中に広がる。

 

そして、ためらいも、羞恥もなく、ベレスはカシアンの冷たくなりかけていた唇に、自分の唇を重ねた。

 

「なっ…ベ、ベレス!?」

ジェラルトは娘のあまりにも大胆で、そして献身的な行動に言葉を失い、思わず手で顔を覆った。その心中は、驚きと、娘の成長への戸惑いと、そしてどこか安堵にも似た複雑な感情でぐちゃぐちゃになっていた。

 

しかしベレスはそんな父の動揺などお構いなしだった。彼女はカシアンの顔を両手でそっと包み込み、ただ一心に、自分の血を、女神の力を宿したその命の雫を、彼の口へと流し込み続ける。彼女の瞳からは、堰を切ったように大粒の涙が溢れ、カシアンの頬を濡らしていく。それは悲しみの涙であると同時に、彼を生かしたいと願う、切なる祈りの涙でもあった。

 

カシアンの意識は朦朧としていたが、唇から流れ込んでくる温かい液体と、ベレスの唇の感触、そして彼女の涙の温かさを、確かに感じていた。ジェラルトの目には、苦痛に歪んでいたカシアンの表情が、ほんのわずかだが和らぎ、まるでベレスのその行為を、彼女の想いを、喜んで受け入れているかのようにすら見えた。

 

どれほどの時間が経っただろうか。

ベレスがそっと唇を離した時、奇跡は、確かに起こり始めていた。

カシアンの胸を貫いていた、竜の爪による致命的な風穴。そこから立ち昇っていた不吉な黒い瘴気のようなものが薄れ、傷の縁が微かに痙攣するように震え始めた。そして、まるで早送りの映像を見るかのように、抉れた肉が内側から盛り上がり、血管が繋がり、皮膚が再生していく――。

 

まだ完全ではない。しかし、その治癒の速度は明らかに常軌を逸しており、人間のものではない、超常的な力が働いていることを示していた。女神の血は、死の淵にいたカシアンの命を、確かに繋ぎ止めようとしていたのだ。

 

ジェラルトは、その信じられない光景に息を飲んだ。ベレスは、カシアンの胸にそっと手を当て、そこに蘇りつつある確かな温もりと、微かな鼓動に、全ての望みを託すように目を閉じた。

 

 

 

 

ベレスは、ただ一心にカシアンに自分の血を与え続けた。彼女の唇から流れ込む温かい液体が、カシアンの体内に染み渡っていくかのように。どれほどの時間が経過したのか、彼女にはもはや分からなかった。ただ、カシアンの命を繋ぎ止めたい、その一心だけだった。

 

やがて、彼女が横目でカシアンの胸元を見た時、信じられない光景が広がっていた。竜の爪によって抉られた、絶望的としか思えなかった風穴のような傷は、生々しい赤黒い傷跡へと姿を変え、しかし確実に、完全に塞がっていたのだ。皮膚はまだ痛々しい色をしていたが、もはやそこから血が流れ出ることも、内部の組織が覗くこともなかった。

 

ベレスは、その光景に安堵からか、ふっと息を漏らし、カシアンの唇からゆっくりと自分の唇を離した。彼女自身の顔は、血で汚れ、そして血を分け与えたことで極度に蒼白になっていたが、その瞳には確かな安堵の色が浮かんでいた。

 

「……おい……まさか、本当に……どうにかなったっていうのか…?」

ジェラルトが、恐る恐るカシアンの首筋に手を当て、脈を確認する。そして、次に力なく投げ出されていた手首を取った。そこには、先程までの弱々しいものではなく、正常に近いリズムを刻む脈が、確かに感じられた。

カシアンの寝顔は、先程までの死の淵を彷徨っていた苦悶が嘘のように穏やかだった。その口元には、ほんのりと笑みが浮かんでいるかのようで、まるで心地よい夢でも見ているかのように、幸せそうに眠っているようにすら見えた。

 

ベレスは、カシアンの穏やかな寝顔と、父の信じられないといった表情を見て、ふにゃりとした、力の抜けたような笑顔を浮かべた。

「……よかっ…た……」

その言葉を最後に、彼女の体から完全に力が抜け、まるで糸が切れたかのように、カシアンの胸の上に、そっと寄り添うようにゆっくりと倒れ込んだ。そして、そのまま深い、安らかな眠りに落ちてしまった。その寝顔もまた、カシアンと同じように、幸せそうだった。

 

ジェラルトは、カシアンの上で無防備に眠りこける娘と、その下で穏やかな寝息を立て始めた男を見て、深い深いため息をついた。

「やれやれ…若い連中ってのは、こうもあっけらかんと…人の気も知らないで、とんでもないことをしでかしやがる…」

その口調は呆れを通り越して、もはや感心に近いものだったが、その目元はわずかに潤んでいるようにも見えた。彼は、二人の前に仁王立ちになると、まるで外敵から雛を守る親鳥のように、鋭い視線で周囲を警戒した。背後では、未だレア(竜)と帝国軍の激しい戦闘の音が響き渡っている。

 

「おい!そこの帝国兵!手が空いている者はいないか!手を貸せ!」

ジェラルトは、近くで瓦礫の除去作業をしていた帝国兵数名に、有無を言わせぬ厳しい口調で呼びかけた。

「この二人を、大至急、安全な場所まで運ぶんだ!丁重に扱えよ、特に…娘の方はな。いいか、絶対にだぞ!」

その命令には、いつもの傭兵隊長としての厳しさだけでなく、父親としての深い愛情が滲んでいた。




原作で明文されていませんが、女神の眷属には再生能力ありとしています。(参照:ベレトスが5年で回復、フレンらが棺で眠る、ジェラルトがレア様から血を貰った時。ですが紋章の欠片と女神関連は謎なので、他人の考察見つつ独自で設定します。)
ただ今後これでカシアンの剣や魔法の腕が上がったり、紋章の力が芽生えたりはしません。

第1部の平和な話はここまでです。以降は第2部、戦争のお話です。1部で35話 約23万文字、2部は何話で終わるんでしょうね。

評価やお気に入り登録してくださる方、ありがとうございます。感想も読んでます。ありがとうございます。

原作通りに5年眠らせたかったのですが、これとカシアン5年間飲んだくれルート以外、他に思いつきませんでした。
そもそも5年間寝かす必要がない?そしたら大人になったり、戦争で既に擦れた生徒たちが見れないでしょうが。もったいない。
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