名探偵コナン輪炎の万博   作:アサシン・零

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第1話「コナン君、哀ちゃん逃亡」

「はぁはぁ、ぐっ撃たれた。風見。あとはコナン君に。」

 

「降谷さん!?血まみれじゃないですか。」

 

「どうやら僕を狙っているらしい............。僕は警察庁だから.................」

 

息をしながら安室さんと風見は二人で話す。安室の出血はひどいもので下手したら死んでしまう量だった。

 

「風見。僕はここまでだ。」

 

撃たれた場所から辛うじて脱した安室さんと風見はコナン君の元まで向かうが安室の出血がひどく、病院に連れて行かないとダメであった。

 

「風見、悪いが毛利先生とコナン君の元まで.................コレを..................。」

 

手紙を降谷は風見に渡す。そのあと数秒後、安室さんこと降谷 零は眠るように寝た。しかし、状況は芳しくない。風見は119に連絡し、救急車を呼ぶ。

 

降谷は苦しみながら救急車に運ばれていった。

 

・オープニング・

 

俺は高校生探偵の工藤新一。幼馴染の毛利 蘭と遊園地に遊んでいて黒ずくめの組織の怪しい取引現場を見てしまった。取引を見るのに夢中になっていた俺は背後から近づいてくるもう1人の仲間に気づかなかった。目が覚めると俺は..............

 

身体が縮んでしまっていた。黒ずくめの組織に俺の正体がバレたら周りの人が殺される可能性を考慮し、俺は咄嗟に江戸川 コナンという偽名を用いて黒ずくめの組織の情報を求め、ガールフレンドの蘭の自宅に転がり込んだ。

 

こいつは俺の父さんと母さん。米国のロサンゼルスに住んでいるが今は工藤邸にいる。俺が新一だということは分かっていて協力し、互いに情報を共有している。そしてたびたび一緒に共有しているのが俺のいとこの黒羽 快斗。彼は怪盗キッドの正体だ。

 

この人は安室 透というが安室さんの本名と本職は警察庁公安部ゼロに所属する警察官だ。風見 裕也は安室さんの部下でこの人は警視庁公安部だ。

 

そしてもう1人俺の協力者がいる灰原 哀。彼女の本名は宮野 志保。黒ずくめの組織で科学者を勤めていたが実姉の宮野 明美が殺され、自殺するつもりで薬を飲んだがそれは俺と同じ幼児化する薬で今は俺の助手を務めている。

 

あれ?いつあなたの助手になったのかしら?

 

真実は迷宮なしの名探偵。真実はいつも一つ。

ミラクルキュートなサイエンティスト。真実はいつも一つ。

 

・オープニング終了・

 

「コナン君、これを安室さんから預かってきた。」

 

「風見さん!?その傷はどうしたの?」

 

「公安は今、大騒ぎなんだ。連日のデモが止まないから警察にも負傷者が次々と出ている。」

 

「それは国が税金を引き上げすぎたんだよ。みんな不満だろうね。」

 

「私だって分かっている。だが警視庁公安部でも動けないことはある。」

 

「相手が政治家じゃあ、風見さんもあんまり動けないね。」

 

「そうばんだ。だからコナン君、哀さんを連れてきて欲しい。」

 

「君達なら長野の野辺山で協力しあって犯人を逮捕できた経緯がある。君達、二人に協力してほしい。」

 

「何か条件とかない?」

 

「あるにはあるが危険すぎる。」

 

「僕は探偵だよ。こんな姿は少年だけどね。大人にも顔負けの..................。」

 

コナンが話しかけていた最中に風見の顔が青くなる。

 

「風見さん!?」

 

「あぁコナン君と哀君、君達の今回の依頼者は実は................。」

 

「え!? 皇室!?なぜ天皇陛下が!?」

 

「それは警視庁公安部である私にも分からん。大日本帝国統括公安部が動き出したんだ。」

 

「何それ?」

 

「すまんが警視庁公安部でも警察庁公安部でも検察庁公安部でもその実態やその詳細は知らないんだ。」

 

風見さんが一息つくと話し出す。

 

「大日本帝国統括公安部はこの警視庁公安部、警察庁公安部、検察庁公安部と違って天皇陛下含む皇族の命令で動く。もちろん、皇籍を離れた元女性皇族も命令でき、なおかつ、政府直属の宮内庁には従わない。つまり皇族直属の陸軍、空軍、海軍含めた正規兵によって構成される。」

 

「じゃあ、数年前に根室 亨さんと婚姻した秋宮真子様(あきのみやまこ)?」

 

「いや今回、君達に依頼をしたのは天皇の長女で一人娘の帆宮 靉子(ほろのみやあいこ)様だ。そして父である天皇陛下の聖宮 鷹仁(ひろのみやたかひと)様だ。しかも二人の追っている黒ずくめの組織の情報を持っている。これが私の出せる条件だ。」

 

「つまり風見さん。天皇陛下と謁見して依頼者として大阪万博や日本政府を調査する代わりに黒ずくめの組織の情報が手に入ると。」

 

「ああそうだ。君達、二人にはまだ天皇陛下の謁見の準備ができていないが私が全力でサポートする。」

 

「もちろんその話、乗った。!!」

 

・阿笠邸12:41・

 

「灰原、俺たちに依頼者だ。」

 

「なんですって!?」

 

「俺たちに依頼してきたのは天皇とその長子の皇女様だ。」

 

「アンタ、とうとう何かやった?」

 

「いや何も。とりあえずおまえもPC持ってこっちにこい。」

 

「分かったわ。」

 

・皇居内・

 

「ようこそ。工藤様、宮野様。私は大日本帝国統括公安部部長、博麗 零士です。」

 

俺たちの正体を................知っている!?

 

「とりあえずあなた方は陛下に遠征するため和装に着替えていただきたいです。宮野様はあちらに。工藤様はこちらにお願いします。」

 

「志保またあとで頼む。」

 

「ええ...........。」

 

灰原は頭の中で推測する。

 

私たちの本名を知っているなんて大日本帝国統括公安部何者なの?

 

「今上天皇陛下、工藤様と宮野様がこちらに御出です。」

 

「工藤 新一と申します。理由あって江戸川 コナンと名乗っています。こちらにいるのは私の助手で宮野志保。」

 

「宮野と申します。私も理由あって灰原 哀と名乗っています。」

 

「うむ。私が126代目天皇及び大日本帝国5代目の天皇である聖宮 鷹仁だ。」

 

「突然ですが大日本帝国統括公安部はあなたたちの命令で?」

 

「ふむ。そうだ。私が命令し、君達の正体を知りながら招集した。そなたたちは黒ずくめの組織について知りたいのであろう。」

 

「はい。陛下。失礼ながら申し上げます。私たちを幼児化した薬は隣の宮野君が製造したAPTX4869。これが原因です。この薬の解毒薬は試作品で彼女が製造していますが本来のプログラムがないと元に戻せません。なので黒ずくめの組織の情報を追っています。」

 

「ふむ。工藤君に宮野君は聡明なのだな。なら今回の仕事を依頼したい.............がここでは目立ちすぎるし、人が多い。あとで私の執務室に来なさい。零士、私の護衛を頼む。」

 

「畏まりましてございます。謹んで拝命させていただきます。」

 

「ふう、灰原、これで黒ずくめの組織が追えるぞ。」

 

「ここまでやっとね。まさかの一国の君主が知っているなんて。」

 

 

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