銃...持てたんだな
「シロコ先輩が!人を攫って来たっ〜!?」
「...違う」
私も、シロコちゃんも...その時はただだるかった、それだけ
「シロコ先輩、幾らお金が無いからって人攫いするなんて...!」
黒髪で猫耳の子、セリカちゃんがシロコちゃんに言う、そこまでお金が無いの...?
「だから違う、アヤネにでも聞けば分かる」
「アヤネちゃんなら飲み物を取ってくると言っていましたよ〜」
そのシロコちゃんが言ったアヤネちゃんと言う子もどうやら居ないようだ
「うへ〜、まさかシロコちゃんが人攫いしてくるとは...おじさんも変な事言っちゃったかなぁ」
ピンク髪でオッドアイの子も内心理解してるんだろうがあえてからかってくる、やめたげて
「...ホシノ先輩もめんどくさい、この人はシャーレの先生、アヤネが手紙を送った大人」
「...ああ〜!」
"ごめんねシロコちゃん、手間をかけさせちゃって...天ヶ瀬くんと一緒に来ればよかったんだろうけど"
私が天ヶ瀬くんの名前を口にした瞬間、シロコちゃんをからかっていた少女、ホシノちゃんの空気が変わった
「シャーレの先生って言ってたよね、天ヶ瀬君の事を呼んだみたいだけど...関わりあるのかな?」
プレッシャーがすごい、私ですら冷や汗をかく程
「出来れば...おじさんに教えてほしいなぁ〜」
「ホシノ先輩落ち着いて、先生はもうすぐ天ヶ瀬が来るって言ってた」
「そうなんだ!おじさんうれしくなっちゃうよ〜、うへー」
ホシノちゃんのプレッシャーが無くなった、ありがとうシロコちゃん...!
「天ヶ瀬君が返ってきたらユメ先輩にも連絡しないと」
ホシノの呟きは、誰一人として聞こえていなかった
"えっと...自己紹介したほうが良いよね"
先程不在だったアヤネちゃんも帰ってきたようだし、やってみようか
"私はシャーレの先生、皆を助けるために来たんだ"
少しの静寂の時間が流れる
「ん、質問」
"いいよ"
「先生は、何歳だっけ?」
...あれ、その質問さっきもしたような
ん!?まさか、皆の前で言わせようとしてるの!?
「早く」
"...24です"
「24!? 怪しい!アラサーじゃん!」
セリカちゃんがアラサーと言ってきた、酷いよ
"ちょ、アラサーじゃない!ギリ若い!"
でも完全否定は出来ない...悔しいっ、悔しいぃ〜!!!
「というか先生、別に私達のことは呼び捨てでも良い」
"そう?じゃあそうしよっかな"
そんな話をしていると
――ダダダダダッ!!
乾いた銃声が校舎の外から響いた。
「今日こそこの校舎を頂くぜぇぇぇッ!!」
謎の不良集団が校門前で銃を乱射し、砂煙が巻き上がる。
「……ヘルメット団か」
シロコの瞳が細くなる。
「うへー、また来たの〜?」
「懲りない奴らね...!」
アビドス対策委員会の皆が立ち上がる。
「ん、売られた喧嘩は買ってあげる」
シロコの低い声に、他のメンバーたちも拳銃やライフルを構える。
先生は驚きつつも、すぐに戦況を判断する。
"早く外に出て校舎への被害を抑えるんだ、4人は直ぐに前線で反撃!アヤネと私で指揮と支援を行う!"
「...了解!」
4人の少女は先生の指示に一瞬戸惑ったが直ぐに外へ飛び出す。
「あの...先生」
"なんだい?"
「何で私が後方だって事を分かっていたんですか?」
アヤネが私に質問してくる、その答えは
"勘...いや、普通にシロコ達から聞いていたからね"
勘って言っちゃうと不信感増すから辞めとこう
"さ、支援と指揮を始めよう"
私はアヤネを促す
校門前。
ヘルメット団がトラックの荷台から次々と飛び降り、銃を乱射してくる。
アビドスの4人は互いに声を掛け合いながら、果敢に反撃しており勿論私やアヤネも援護している。
――だが、敵の波は尽きない。
"シロコ、右から2人"
「っ!?...わ、分かった」
シロコは言われた通り右に視線を向け、迫ってきたヘルメット団を銃で蹴散らした。
「(先生の指示はすごい的確..ただの大人じゃない)」
"ホシノ、そっちに大人数が集まってるから気を付けるんだ、ノノミ、左に3人居る"
シロコが関心している間も先生は的確に指示を飛ばす
アビドスの生徒は非常に戦闘と言うものに慣れきっていて、尚且つ強い。
さらに先生の指示も加わり、とてつもない力を発揮していた。
だが...
"数が...多い!"
先生の額に汗が滲む。
"いくらこっちが優秀でも、この数は……!"
少女たちは懸命に戦う。
だが数に押されている感じもあった。
その姿を見て、先生は心の中で焦りを募らせていた。
"このままじゃ...まずい!"
――ドガァァァンッッッ!!!
突然、大きい爆発音が鳴り響いた。
敵の一列が、まるで糸を断ち切られた人形のように崩れ落ちた。
土煙の中から姿を現したのは――
「ちょ〜っと遅いからと思って急いで来てみたら、こんな有り様か」
その腕に、干からびたようなコユキを掴んでいるその少年は
パチカスもといみんなの天ヶ瀬殿だった。
「なっ...!?」
アビドスのメンバーも先生も、一瞬言葉を失った。
それもそうだろう、彼が銃を握っている姿を見たことが無いのだから。
「せ、せんぱぁ〜い...もうちょっと優しくしてくださ〜い...」
コユキがか細い声で呟く。
「う〜ん、お前には心配などいらんからな、別にいいだろ(笑)」
俺はそう告げると銃を切り替え、ARに持ち替える。
他の奴らには見せたことのない圧倒的な正確さで次々と敵を穿つ。
銃を持つのも久し振り、なぜなら運だけで全て解決出来たからだ、だが今回ばかりは気が向いた
しかし、その弾丸は衰えを感じさせない、戦場の流れを一瞬で覆すほどの圧倒的な正確さと力を持っていた。
"天ヶ瀬くんに...こんな射撃スキルが...!何で教えてくれなかったんだろ?"
しかも片手で、ついでに片方の手にはコユキを持っている、それであの速さと正確さ...すごいっ!
「...天ヶ瀬、強い...今度手合わせしてみよ」
同じく敵を一掃している少女、砂狼シロコ、彼女は彼と戦闘がしたいらしい。
「うへ〜、天ヶ瀬君が銃を持っているとこを見たのは2年ぶりくらいだなぁ〜、未だに上手いし」
尊敬する先輩から貰った盾をフル活用してショットガンで敵をなぎ倒していくホシノ
彼女は過去を思い出していた
「確変の時間と行こうか、let'sフィーバータイム!」
俺は久し振りの戦闘の感覚を取り戻すと共に、パチンコ並に高揚していた。
「せ、先輩せめて背負って下さいぃぃぃ〜...」
コユキは干からびているため、声も掠れており全く聞こえない、哀れなり。
ストーリーに沿ってやるなら何が良いと思いますか?(あくまで参考)
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アビドス高等学校編
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時計仕掛けのパヴァーヌ編
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エデン条約編(きつい)
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RABBIT小隊編
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最終編
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先生編