PERSONA:MUSIC DRAMA   作:黒猫13号

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Chapter10『I must improve the fated ones through my own art.』 ActⅦ

 ほとばしる電流に、シャドウ達はピクピクと痙攣(けいれん)を引き起こしていた。

「効いたな!」

 近衛由成(このえよしなり)が指を鳴らす。

 背後には、三善明美(みよしあけみ)を治療する瀧慈宗(たきちかむね)の姿が見える。

 ぎこちない動きをする大小の黒影が、また治療しようと腕を動かす。

 

「させるか!」

 フラロウスは指揮棒の動きで前進し、シャドウ達を薙ぎ払わせ、攻撃する。

 敵チームがぐったりとした様子で漂っている。

 攻撃のチャンスかと、誰もが思えたその瞬間。

 シャドウとベットと機械の影絵を繋ぐ管が、鼓動し音が響いた。

 

「なんだ、なんだ!?」

 近衛は怯えて、山田士狼(やまだしろう)の後ろに隠れると、シャドウはゆらりと体を起こし、頭の炎を大きくさせていく。

 

「……氷反射にカウンター、治療するシャドウに、それを守るプリマシャドウ」

 瀧は、三善の治療を続けながら、解析結果らしき言葉を紡いでいる。

 

「言葉にされると、マジで厄介な相手だな」

 近衛はポツリと呟いて感想を述べる。

 

「……他に反応しているのは?」

 コルサコフ・和也(かずやは)瀧に問うと、瀧は眼鏡を上げた。

「風だな」

 三善が倒れているので、風の攻撃が使えるのは士狼しかいない。

 指揮棒を回そうとした時、近衛は腕を伸ばして士狼を制止した。

 

「弱点かどうか、はっきり分かれば動きやすいんだけどな……」

 今回の戦いは反撃の能力を駆使し、サポートも手厚い敵なので、近衛は慎重になるべきと言わんばかりである。

 

「……お前ら、もうやめろ」

 虚脱状態の伊福部武(いふくべたける)は掠れた声で言ってきた。

「俺なんかほっといて、逃げろ」

 普段は、威圧的な態度を取っている伊福部が無気力な姿を晒しつつも、面倒見の良さは失われなかった。

 

「おまえは、いつもそうだ」

 シャドウは金属音を鳴らして地面に着地すると、伊福部に囁く。

「誰かが苦しくならないよう、家族の為に頑張ってきたのに」

 劇場から銀テープが雪のように降り注ぎ、照明に照らされてキラキラと(きら)めいている。

 

「病気はそれすらも奪う。好きなものも、幸せも、願いも、何もかも……!!」

 五線のノイズを纏うシャドウの頬に銀テープが落ちてきて、はらりと床に落ちる。

 

「全部捨てて頑張ってきたのに、この仕打ちはあんまりだ!」

 シャドウが吼えると、頭の炎を大きくして放射攻撃の構えに入る。

 

「……つまり、伊福部くんの不安は」

 三善の治療が終えたらしい瀧が、前衛に加わってくれるのか、ゆっくりと歩いてくる。

「お母さんが死んだ後の事と、捨てたものへの後悔だ!」

 舞台に向かって瀧はそう叫んだ。

 

 

 瀧の叫びに、ピクリと指を動かす伊福部武。

 積もっている銀テープに映るのは、腑抜けた自身の顔。

 

 どうしてこんな事態になったのは、ほぼ瀧の叫びどおりであった。

 バレーボールの授業がきっかけだった。

 

 靴が擦れて鳴る音。

 ネット越しのボールを追いかけ、跳んで撃ち返す瞬間──

 

 捨てた高揚が、かつての自分を戻していく。

 だが、捧げる時間はない。

 

 母親の空いた穴を、肩代わりしている自分からすれば、贅沢すぎる高揚であった。

 そんな高揚に炙られた心は痛み、焦って父親と衝突した。

 これが瀧の言う『不安』の正体であった。

 

「……後悔? 違うな。コートに戻ったら、父さんの仕事が増える……それが申し訳ねえだけだ……」

 武は口でそんな思いを表すと、黒影はパチパチと拍手をする。

 

「そうだ。おれがやらないと、荷物が増える、それが耐えきれない」

 その言葉を聞いた武は、青筋を浮かべて目に光を宿った。

 

 じゃらり。

 

 鎖の音を鳴らして、ゆらりと立ち上がる伊福部武の姿。

 

「……荷物だと?」

 自身の不安と呼ばれた黒影を睨む。

 

「そうだろ? それがあるから、おまえはバレーができない」

 

 ブチッ。

 

 武の中で何かがキレる音がした。

 

「おい、黒焦げ野郎」

 守ろうと誓った家族を荷物呼ばわりされた。

 

「テメエ、覚悟はできてんだろうな」

 その侮辱が、武を奮わせ立ち上がらせたのだった。

 

「おまえこそ、覚悟ができてんだろうな!!」

 黒影は叫ぶと、対峙する形となった。

 

 震わせる空気。

 この切羽詰まった緊張感は、あのコート上と似ていた。

 一発かましたいところだが、喉首、手首、足首に繋がっている鎖が動きを封じている状態だ。

 

「先に、支えし同居人を倒すぞ!」

 瀧の指示が耳に届く。

 近衛が電撃を食らわせた影響なのか、動きが鈍い大小の黒影は山田達の注目を浴びていた。

 

「かあさんが死ぬ未来も、ひばりを支える未来も、おまえは防げるのか?」

 黒焦げ野郎の炎が大きくなる。

 

「わかんねえ」

 武は一歩踏み出す。

 鎖は跳ね上がり、擦れる音を奏でる。

 

「けど、俺を名乗るには足りねえもんが、お前にはある」

 

 二歩目。

 

「どの競技もそうだが、特にバレーは、誰かがいなきゃあ成立しねえ競技だ」

 

 三歩目。

 

「打たれたボールをチームメイトで追う」

 

 四歩目。

 

「そんな中からチームの様子を見て、レシーブして受け渡す」

 

 五歩目。

 

 ここで鎖がビンと張って、武の喉が締められ、顔をしかめた。

 

 苦しい、もがきたくなってしまう程の激痛だ。

 それでもこれを言わねば、これ以上築き上げた自分を壊してしまうからだ。

 

「ワンマンだけじゃあ成り立てねえ! それをお前は抜けている!!」

 ギチギチと鎖が震えている。

 

「ワンマンで戦わせるな!」

 苦しみながらも黒影に向かって、武は啖呵を切ると、鎖を見た。

 

「邪魔だ!」

 腕を強く振るうと、あんなにちぎれなかった鋼鉄の鎖が、あっけなく砕け落ちて、パラパラと床に落ちる。

 

「嘘だろ、おまえ!?」

 

 その様子を黒影はうろたえて見下ろしてくると、武はもう片方の鎖を同様に引きちぎった。

 

「お前はワンマンで戦おうとしている、独りよがり野郎だ!!」

 

 パキィン──

 

 咆哮と共に、鎖が全部ちぎれて外れた。

 その破片は床に当たって跳躍して、消滅する。

 

「……」

 今の発言で武は思った。

 世話になったという理由で、しつこく相談に乗ろうとしてくれたお人好しを、迷惑かけたくない理由で追い返していた自分もまた、ワンマン野郎だという事に。

 

 鋭い眼光は片目でも威圧的に光らせて、黒影を睨む。

 

「違う、おれはワンマンじゃねえ、ちゃんとみんなと連帯してる!」

 黒影がうろたえて後退しだしたので、武は負けじと詰め寄る。

 

「そう言えるのに、なんで家族(チームメイト)の事を荷物って言ったんだ! テメエ!!」

 

 そうだ、俺が家族の事を頑張ったのは、父親が一人で全部抱え込まないようにしたのがはじまりだ。

 

「俺達で頑張ろうな。お前はオヤジの言葉すらも、守られてねえ!!」

 

 武は次の瞬間、駆けた。

 

 バレーボールで鍛え上げた脚力は、バネのように跳ね上がらせて加速する。

 

「おれは何も守れてない! ひばりの未来すらも何もかも!」

 

 武はそう叫ぶ黒影の言葉を交わさず、半袖白シャツの裾をはためかせて、跳び上がった。

 

 照明に照らされた自分の影は、母親と思しき影絵と重なった。

 

「お前は二度と……」

 

 前髪で隠れた左目がふわりと風に乗って、めくり上げられた。

 

「『俺』と名乗るな──っ!!」

 バレーボールの感覚で腕を引き戻す動作をすると、黒影に向かって落下し、拳を握って黒影を殴った。

 

「ぐあっ!」

 黒影はふらつき、悲鳴を上げる。

 

「テメエよくも!」

 火炎を向けられると、女子の声が聞こえた。

 

「伊福部君、危ないから避けて!!」

 武はその言葉に素早く黒影から離れると、風が巻き起こり黒影を襲う。

 

「がっ!」

 ふらつき、倒れそうな黒影がそこにはいた。

 武は声がした方へ向くと、番傘を開いた、白無垢を纏った異形を目の当たりにする。

 

「伊福部君は、家族が大事だからバレーを辞めたんでしょ!」

 黒髪のポニーテールの女子が前のめりになって、真剣に訴えかけてくる。

「まだ続けたい気持ちがあったら、きっと後悔すると思う!!」

 

 ”今日の()()……楽しかったか? ”

 

 女子の言葉で思い出す山田士狼の言葉と、あの時の熱量。

 瀧も言っていた、捨てたものへの後悔だと。

 その意味がようやく武は理解する。

 

「それに……私みたいな子は、もう見たくない!!」

 ドクンと心臓が鼓動する。

 

「俺は……」

 武は小声で紡いだ。

 

 ”誰かが苦しくならないよう、家族の為に頑張ってきたのに”

 

 今度は、黒影の台詞がのしかかる。

 

 だから、忙しいと周囲の善意と好意を突き放して来た。

 

「俺は……」

 ふわりと床に落ちた銀テープは、粉雪のように舞い散らかすと、あの時の外国人が静かに語り出す。

 

「……僕の心の支えになってくれたものまでも、捨てたらきっと……僕はここにいない……」

 紅白の筋骨隆々の巨人を出現させ、腕を伸ばすと黒影の足元から赤黒い光が覆って、攻撃を仕掛けてきた。

 

「君にとって、手放したくないものは……一体、何?」

 猫の鳴き声が聞こえて、光を焚くと黒影は体を俯かせて、ぐったりとさせる。

 

「俺は……」

 手放したくないもの。

 武は静かに黒影に近づくと、二人の言葉を聞いて出した答えを口出した。

 

「家族とバレーが大切だ!」

 武の響き渡る声が劇場全体に覆うと、母親の影絵が剥がれ落ちていく事に気づく。

 

「……お袋」

 武はその様子を見て、死期が近づいている現実と重ねてしまい、唇と拳を震わせた。

 

 黒影は唸りを上げてもがき始める。

 

「かあさん、死なないで……おれは……おれは……」

 黒影の背中から帯が伸びてきて、縛り始めていく。

 

「……もうこればっかりは、仕方がねえんだよ!」

 かつて自分を思わせる言動を受けて、父親が言ってきた言葉を言い放つ。

 

「……仕方が……ねえんだよ……」

 ギリッと歯を食いしばって、途切れ途切れに言葉を紡いで、現実を受け止めた。

 刹那、ゆっくりと白銀の棒切が、照明によって輝かせながら武の頭上に落ちていく。

 

「なんだこれ」

 それを受け取ると、瀧が説明してきた。

 

「それを、あの黒い影の穴に入れて鍵のように回すんだ」

 武は頷くと体を回転させると、黒影の元へと歩いていく。

 

「……お袋が死んだら。今後の事を、オヤジと話し合う」

 靴音が劇場に響き渡る。

 

「俺達で頑張る。そうオヤジに言われたからな」

 黒影の元に辿り着くと、胸の穴に白銀の棒を突っ込む。

 黒靄のノイズが晴れて、背後に四人の男と一人の女の肖像画を飾った燭台の上に乗っている、ボロボロのマフラーと外套を纏う蝋燭人形が姿を現した。

 

「我は汝、汝は我。我は汝の心の海より出でし者」

 

 武は目を丸くし、無言で頭上に火を灯す異形と対面した。

 

「我は愛すべき人の離別を呑んだ、優しき苦詩人なり──」

 

 燭台の異形が消滅すると二つのラッパが対になって、繰り返しを現す五線譜が架けている絵の青きタロットカードが、現れ武の頭上で消えた。

 

「……お前は『ロドルフォ』か……」

 武は心から湧き上がった名前を呟くと、その場に倒れ込み意識を失った。

 

 

二〇三〇年 六月二十一日──

 

 母親は死んだ。

 

 享年は四八歳であった。

 武は喪服の代わりに、制服であるモーニング形式のジャケットを羽織っての参列だった。

 

 お教を読み上げ終わると、火葬場へと向かう。

 綺麗にしてもらったご遺体を伊福部武は見下ろすと、ひばりは不思議そうに、叔母さんに聞いた。

 

「ねえ。おかあさんはどうなっちゃうの」

 涙を浮かべる叔母さんは、淡々と火葬について説明していた。

 

「……」

 実感がわかない何せ、二年間も変わらずこうであったからだ。

 火葬場に入れられ、数十分間待たされることになる。

 

「なあ、武」

 喪服を着た父親がこちらに向かってくる。

「なんだオヤジ」

 武は、火葬の竈の蓋を見つめながら話す。

 

「これからの事についてなんだが……」

 その言葉を聞いてふと、思い出す。

 

 あの戦いの後、音楽室に連れ込まれて、吉田杏奈(よしだあんな)と出会ったが、なぜか気まずい態度を取られた。

 この容姿だから避けられているだろうと思い、話題には出さなかった。

 吉田の態度に触れず、そのまま反省会をした時、山田士狼にある紙切れを渡された。

 

「クラスのヤツが言ってきたんだ。俺は支援を受けた方がいいとか……」

 爆ぜる音を聞きながら武は粛々(しゅくしゅく)と語り出す。

 

「そうそれ。いやー、昨日役所に話したら、父さんもひばりの世話をしているから、俺達でなんとかしろってさ!」

 赤く腫れた目元を柔らかく閉じて笑う父親。

 

「……じゃあ、あいつらの見当違いじゃねえか」

 話を大袈裟に受け取りやがってと、武は内心毒ついた。

 

「けど、そう思われていたのは事実だろ」

 隣の椅子に座ってこちらを見てくる父親。

 

「お前は昔みたいに、ボール追っかけてすくすくと成長してくれればいいんだよ」

 くしゃりと頭を触れられると、武はその腕を降ろした。

 

「子供扱いすんな」

 武は顔をしかめると、父親はわざとらしく寂し気な表情を見せつけた。

 

「お前。まだ高校生なのに、もう大人の仲間入りみたいな態度しちゃって、ハートマン軍曹?」

 

 また出たその例え。

 

「……だから、ハートマン軍曹って誰だよ」

 武は苦い顔を作って訊く。

 

「昔の映画。めちゃくちゃおっかなくて、厳しい鬼教官の事だよ」

 父親は険しい表情を作って解説すると、武はため息をついて無言で返した。

 

「オヤジさ、よく明るく振る舞えるよな……」

 火葬場という場所なのに、いつもの陽気を保てるなと、武は思った。

 ひばりが元気よくこちらに向かってくると、立ち上がった父親が受け止めて抱きかかえる。

 

「いや、泣いてたろ。お坊さんの前で」

 念仏を唱えていた際に、わんわんと泣いていたのを思い出し、げんなりする武。

 

「こういう時こそ保たないと、母さんが悲しむだろ? 見送るなら、明るく元気に!」

 ぱあっと父親は答えると、ひばりは不思議そうに聞いてきた。

「みおくる?」

 

 父親はひばりの頭を撫でている。

「ああ。母さんは、天国っていう空の上に行っちゃったんだ」

 火葬場の煙突から煙がもくもくと立ち上がる光景を、武は思い浮かぶ。

 

「どうやったら、ひばりはいけるのかな?」

 ひばりは父親の顔を見て問うと、父親は一旦黙考すると返してきた。

「ひばりが、いい子なおばあさんになったら行けるよ」

 すると、ひばりの小さな掌がぎゅっと握っているのを、武は見かけた。

「でも、おかあさんはおばあさんじゃないよ」

 ひばりの鋭い返答に、父親は困ったように気まずくなる。

 そして、ひばりは火葬場の蓋を見つめると、こう問いかけた。

「……なんで、ひばりをおいていっちゃったんだろ?」

 あまりにも無垢な疑問に、父親の表情が寂しく染まる。

 

「……なんでだろうね、父さんにも……分からないよ……」

 父親の目元に涙が浮かべるのを見た、武はシャドウの言葉を反芻(はんすう)する。

 

 ”おれはかあさんの死が怖いんだ……テーブルが空いたままのメシは耐えきれねえよ……”

 

「おとうさんだいじょうぶ?」

 ひばりは心配そうに見つめると、父親は力強くひばりを抱いていたのが分かった。

 

 その後、骨壺納め。

 母親の白骨を箸のような道具で掴み壺に入れる作業だ。

 頭蓋骨以外は、綺麗に遺っている骨の状態で武は再会すると、職員がこう呟いた。

 

「頭以外は、すごく綺麗に遺っていますね!」

 確かに、足と背骨あたりの骨は綺麗な形になっていた。

 

「……」

 武も床擦れを防ぐ為に保護パットを用意したり、体位をほぐしたりした記憶が蘇る。

 

 不注意による事故だったから、轢いた人間を恨んではいない。

 ひばりの言う通りだ、三人をなんで置いていったんだと、武の感情が湧き上がり頬に一筋の涙が流れていった。

 

「……母さん」

 本当に死んでしまったんだなと、武は力なく呟いて遺骨を眺めて泣いていた──




〓─〓─〓─ペルソナ解説─〓─〓─〓
『ロドルフォ』
アルカナ:節制
 ジャコモ・プッチーニが『ボヘミアンの生活の情景』を原作にしたオペラ『ラ・ボエーム』に登場する、貧しき詩人。
 クリスマス・イブの夜に、お針子のミミと出会い恋に落ちる。
 だがミミは病気に罹り、ストーブの薪すら買えぬロドルフォは二人では暮らしてはいけないと冷たくあしらい、宿屋に逃げ込んでしまう。同居人マルチェッロの介入で、ミミは真実を知り、やがて別れる事となる。
 その後、金持ちに世話になっていたミミであったが、病気は悪化。
 ミミの言葉を聞いた同居人ムゼッタによって、彼女と再会したロドルフォは、ミミに贈った帽子を見せて彼女を喜ばせ、死を看取った。
 
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