PERSONA:MUSIC DRAMA   作:黒猫13号

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Chapter13『And your reports have set the murder on.』actⅣ

二〇三〇年 七月十二日

 昼休み 和室。

 

「おーそうだ。安居院(あごいん)の奴ら、センコーに呼び出されたんだよな」

 近衛由成(このえよしなり)は、ひどく興奮し拳を握りしめて熱く語っている。

「らしいね」

 と三善明美(みよしあけみ)は姿勢よく正座をし、膝元に弁当箱の包みを解く。

 

「まさか、一年生をいじめていたなんて……卑劣な奴だ……」

 鴨沢弘務(かもざわひろむ)のいじめの件から因縁を持つ瀧慈宗(たきちかむね)は、わなわなと震わせ静かな怒りが伝わってくる。

 その剣幕に当てられ、怯えたのか、引いているのか、近衛は伊福部武(いふくべたける)の隣に近寄っていた。

「……」

 

 伊福部はため息をついて、無言で近衛を見下ろしていた。

「ホント! 弱い者いじめ大キライ! よく真島辰彦(たっちん)分かったね!!」

 芥川幸恵(あくたがわゆきえ)は腕を組んで、口をへに結んで、畳の上に座る。

「……たっちん?」

 座ったあと山田士狼(やまだしろう)は、いつもの幸恵のあだ名を聞き返す事となった。

 

「真島先生だよーまじまたつひこだから、たっちん」

 幸恵はお弁当箱を開けながら説明する。

「……でも、どうして一年生なんだろう」

 芥川要(あくたがわかなめ)は目を伏せて考えていると、遠い位置に座るコルサコフ・和也(かずや)は、太い黒眉を八の字に寄せた。

「……その方がバレにくいから──」

 いつもの重く沈んだ声と表情は暗く(よど)んだ雰囲気を放ち、周囲の空気が冷え込みそうなぐらいだった。

「バレにくい?」

 士狼はストローを咥えて一口飲んだ後、コルサコフに訊いてみる。

 

「……」

 だが、コルサコフは俯いたまま言い淀んでしまった。

「つまり、A組の連中とセンコーにバレたくねえから、手を出したって言いたいのか?」

 近衛の言葉に、コルサコフは枯れ木のような虚ろな雰囲気になっていく。

 

「よしりー、もう少し優しく言ってあげなよ」

 コルサコフの様子に気づいた幸恵は近衛に指摘する。

「いや、コルサコフは気の毒だけどさ……はっきり言わねえと話進まねえじゃんか」

 反論する近衛を見た、瀧は真面目な反応を示す。

 

「コルサコフくんが話せるから、大丈夫なんじゃないかな」

「だな、前みてえに再発してねえしな」

 続いて伊福部も体調を気遣うような、発言をし瀧に同調する。

「だって、明らかにフリーズしてんじゃん、すごく心配になるよ!」

 西洋人形のようになったコルサコフを、幸恵はとても悲しそうに見ていた。

 

「和也くん無理しちゃ、ダメだよ」

 要も釣られてコルサコフに幸恵と同じ顔をすると、無反応であった。

「ちょっと、コルサコフ君本当に大丈夫?」

 三善が不安げな表情でコルサコフを見ると、見かねたのか、近衛がコルサコフに近寄る。

 

「近衛?」

 士狼は怪訝(けげん)な顔で呼びかけると、近衛はなんとコルサコフの両肩を掴んで思いっきり揺さぶり、初めたのだ。

「おい、帰ってこい!!」

 短く切られただけの黒髪を揺らして声をかけると、コルサコフの青い瞳に光が宿った。

「……うわ!?」

 コルサコフは大声を出して、大きな身体が飛ぶ勢いで弁当を持ったまま後ずさった。

 

「たく……言い出しっぺは、お前だろ……」

 近衛は頭を掻きながら呆れ返ると、コルサコフはそのまま黙り込んでしまう。

「話を戻すと、どおりで近衛の耳には、入って来なかったわけだ」

 士狼は反れてしまった本筋を戻し、よく考えたなと安居院について淡々と話す。

「一年は専門外、気を遣わせそうだから論外」

 ラップみたいな台詞を吐く近衛。

「もしかして、瀧君のいじめ犯探しを気にしていたりして」

 一口食べ終わると、三善は首を傾げておっとりした表情で言葉を紡ぐ。

 

「……!」

 瀧の表情が解けていく。

 かつて山田士狼を優しくする事で、罪を清算しようとした学級委員長の態度は、感無量だと伝わってくる。

 

「そうだとしたら、超絶カワイクない」

 奥二重の釣った目尻に暖色系のアイメイクを塗った幸恵の瞳は、半目になる。

 そして、眉毛も片方だけ寄せ、安居院を蔑む表情を作り上げた。

 

「まったくだ、コスいやり方しやがって」

 腕を組み隠していない伊福部の三白眼は、鋭く光らせる。

「そういうの浮かぶ頭なのに、なんでイイ事に使わねーんだろ……」

 納得がいかないと近衛はむすっと口を結んだ。

 

「悪い独裁者に聞かせたい言葉だな」

 ぽつりと瀧は呟いて珍しく、近衛に頷いていた。

 

「理由はどうであれ、一年まで手を出したのは、終わってるな」

 伊福部は険しい表情で箸を動かすと、士狼は思う。

(……真島。俺の事言ってないといいけど)

 ぼんやりと天井を見上げると、士狼は昼食を再開した。

 

 

 放課後。

 

 母親とつられて廊下を歩くのは、安居院平助(あごいんへいすけ)

 怒り心頭、中っ腹(ちゅうっぱら)であり、ズボンのポッケに手を突っ込んで不満げにぶつぶつと呪詛を唱えていた。

 

「ロッカーの事もそうだけど、なんで問題起こすの!!」

 怒声が耳に届いて、腹の虫が大暴れしそうな勢いであった。

 

「私は恥ずかしいよ、大学受かる前に停学されるような事を起こして!」

 まただと平助の青筋が浮かび上がる。

 口を開けば、大学だ受験だのと言ってくる。

 飽き飽きしたその文句は、平助の火をくべるだけであった。

 

「大学に行けなかったらどうするんだい!! 父さんになんて説明すれば!!」

「うるせえ、黙れよこのクソババア!」

 

 その苛立ちを母親に容赦なく噛みつくと、パアンと頬に平手打ちを食らった。

「親に向かって、なんだいその口は!!」

 頬は赤く熱を帯び、痛みが口内まで響き渡った。

「……」

 平助はぎろりと母親を睨む。

 

「大体なんだい、その髪型は!?」

 始まったと平助は心底うんざりとした。

 あれもだめ、これもだめと。

 耳にコブができるほど聞いてきた。

 

 自分が好き勝手できる居場所は、どこにあるのだろうかと、階段を降りてたまたま通り過ぎた旧校舎の扉を見る。

 立ち位置入り禁止の貼り紙がされているのを目撃する。

 いっその事、旧校舎に逃げてしまおうかと顔をしかめたまま通り過ぎる。

 すると、鐘を突く旋律とガチャガチャという旋律が小さく聞こえた。

 

「……」

 誰かいるのかと平助は怪訝な表情を浮かべ立ち止まるが、母親に進むように促された。

 

(……入れるんじゃねえか、だったら、次はここで)

 と次の悪巧みを浮かべていた。

 だが、それを遂行するには小瀬六朗(おせろくろう)はもういない。

 

(チッ、真島のヤツのせいで……!)

 苛立ちが最高潮、今すぐにそれを晴らしたい。

「アンタ、次は火曜日だからね! 覚えときな!!」

 怒鳴りつける様に叫ぶ母親に、フラストレーションが溜まりつつも、その親子は夕闇に溶け込んで天音高校から立ち去っていった。

 

 

二〇三〇年 七月十六日

 

 放課後。

 

 

 瀧慈宗(たきちかむね)は剣道部の友達、本木一(もときはじめ)と一緒に、竹刀袋を抱えて体育館へと向かおうとしていた。

 他愛のない談笑を終えると、昨日のRE:LINK(リリンク)で、『ニセアンナさん対策部』でも夏休みの話で持ちきりだった事を思い出す。

 

 近衛はライブに行くと文章とシルバーアクセサリーのアイコンだけでも、楽しみにしている事が伝わってくる。

 

 慈宗はインターハイに向けての練習があると返信すると、芥川幸恵はとても残念そうにコメントが返ってきた。

 

 あの幼馴染コンビはメンバーに、よく楽しいを提供してくる人達だと慈宗は思っていた。

 

「インターハイが終わったら、三年は引退だよな……部長は誰になるんだろ?」

 ニキビ面の本木は、爽やかな表情を見せてくる。

 

「実力が見合った人ならいいけど」

 慈宗は部活用の眼鏡をクイッと上げて返す。

「お前が部長やれよ、一年の頃からやってるし」

 その言葉に慈宗は乾いた笑みをこぼす。

 

「……僕はいいよ、一人ですら和解もできていないのに」

 ゴールデンウィークの図書館に再会し、逃げられてしまった鴨沢弘務の顔が思い浮かぶ。

 

 自分の行き過ぎた正義で、追い詰めてしまった。

 山田とコルサコフのお陰で少しだけ晴れたのだが、未だに暗い影として心にのしかかってくる。

 学級委員長を申し込んだのは、もう一度チャンスが欲しかったからだ。

 今度こそ導きを失敗しないようにと。

 だから、シャドウに指摘されたのだろう。

 

 ”山田士狼は鴨沢弘務の代わり”だと──

 

 だから、部長の座になんて興味はないし、図書館での再会でその意欲は失ってしまったのだから。

 

「お前が具体的に何したか知らんけどさ、悪い事したってワケじゃ無さそうなのは、伝わってくるよ」

 その言葉に慈宗は立ち止まって、感慨深い気持ちに満たされ、本木の背中を眺めていた。

 

「……本木くん」

 慈宗は彼の名を静かに呟くが。

 

「っ!?」

 本木よりも離れた場所に、見慣れた顔が二人いた。

 一人はウルフカットの強面。

 もう一人は毛むくじゃらの黒髪で目元を隠した男。

 

「安居院くん……鴨沢くん……どうして……」

 心臓がドクンと鳴り響いた。

 一体、何をしているんだと、額から一筋の汗が垂れる。

 

「……? どうした、瀧?」

 本木が首を傾げていると、二人は旧校舎の扉へ向かう道を歩いて行った。

(なんで、鴨沢くんが学校に!)

 混乱が体を支配し、立ち尽くしていると本木が目の前に現れて、パアンとねこだましをした。

 

「!」

 慈宗はようやく我に返ると本木が訊いてきた。

「大丈夫か瀧、すごい汗だぞ」

 本木は顔を覗き込んで心配していると、慈宗は冷静になった頭で思考する。

 

(そんな事よりも……また安居院くんが鴨沢くんをいじめるつもりか?)

 

 助けに行くべきか。

 その思考が天から降りた。

 

(……けど、鴨沢くんに合わせる顔が……)

 眼鏡を曇らせて、また助けるかどうか躊躇してしまう。

 竹刀袋を握った手に力が入る。

 

(……でも、もし安居院くんがきっかけで、鴨沢くんに白鳥が現れたら……!)

 不安を嗅ぎつけ、槍を持つ白き翼の異形の呼称を芥川要に合わせた形で呼ぶと、最悪のケースが過る。

 

(……戦えるのは俺しかいない!)

 何を迷っているのか、自分達がやるべきと決まったじゃないかと。

 慈宗はようやく足に血が巡ると、心配している本木にお構い無しに走り出した。

 

「瀧!? どうしたんだ!?」

「悪い急用を思い出した!! 先生に休むって言ってくれ!!」

 瀧慈宗はそう廊下で叫ぶと、二人の後を追った。

 

 

(鴨沢くん!!)

 

 (はし)る慈宗。

 廊下は走るな、という規則を守っている暇はなどない。

 話しかけた自分を頼ってくれたから、応えた。

 やり方が間違ったとしても、彼を救いたかったのは事実だ。

 今度は無慈悲な異形の者、命がけの劇場に出演されて、また酷い目に遭わされるんだ。

 

 心裡(しんり)世界での戦いを振り替えつつ、鞄を揺らしながら追いかけると。

 旧校舎の扉近くまでやってきた。

 

(チャイムはまだ鳴ってない!)

 二人と異形に見つからないようにと、一旦近くの階段で身を隠し様子を伺う事にした。

 

 スマートフォンが表示する時刻は十六時五十八分。

 後、二分で十七時になる。

 作戦はこうだ。

 異形の者が出たか、安居院が攻め出す様子を見かけたら、階段の入口から竹刀で鴨沢を庇う。

 慈宗がついた頃には、安居院が鴨沢と向き合っている様子だった。

 

「よう、敗北者君。なんで戻って来たんだ?」

(ひどい!)

 慈宗は思わず体が飛び出そうになるが、異形の者はまだ来ない。

「な、な、なんでって、単位が取れるまでの成績出したから、復学の申請……!」

 鴨沢は怯えながらも、茶袋を盾にし話す。

 

(図書館で会ったのは、そういう事だったのか!?)

 慈宗はそう思いつつも、竹刀袋から得物を取り出す。

 

(……)

 ファウストの杖で、剣道の技が通じた感覚を思い出す。

 白い柄を力強く握りしめ、自身を奮い立たせた。

 

(ファウスト、力を貸してくれ……!)

 

 ファウストはドイツ伝説の降霊術師。

 高名な学者であったが、満たされず魂を代償に悪魔と契約し、満たされようとした男。

 その結末は、破滅もしくは救済。

 インターネットに書かれていた文章が、今になって頭に浮かぶ。

 

 その内容は、とても他人事とは思えなかった。

(……)

 慈宗は呼吸を整えて、二人の様子を影から伺っていた。

 

「俺はな、今丁度、誰かを無性に殴りたかったから、ラッキーだったわ」

 安居院の威圧的な態度。

 鴨沢は恐怖に顔を歪めて、青ざめた。

 

「だ、だから……ってなんでまた僕を……!!」

 前に出よう、慈宗がそう覚悟して竹刀を構え動き出そうとしたその時──

 十七時を告げるチャイムが鳴った。

 

 旧校舎の扉から聞こえたのは、低音がドロドロと支配するような旋律が、三人の動きを止めた。

 

(この曲は……『死の舞踏』じゃない!?)

 慈宗はニセアンナさんが来ると、警戒するとまずは見張り役のメンバーに伝えれるようにと、鞄を胸ぐらをつかんでいる安居院に向けて放たれた。

 

 先程までの低音が嘘のような軽やかな音色に変わると、安居院はこちらを向いた。

 

「誰だ!?」

 その瞬間、慈宗は飛び出して竹刀を下段に構えて、間合いを詰めた。

 

「二人とも!! 旧校舎の扉から離れろ────ッ!!」

 慈宗がそう警告すると安居院が炎を吹く白き扉を見た。

 

「なんだ!? 扉が変わってやがる!!」

 安居院は思わず鴨沢を落とすと、その扉が重い音を立てて開き出した。

 そして、高揚させるような低音と鋭く歌うような旋律と共に、槍を持った白鳥が姿を現した。

 

「えっ、何……これ……」

 鴨沢も気づいたのか、眼前の光景に恐怖の声を漏らした。

 白鳥が槍を振りかざす動作を見た慈宗は、竹刀を振り上げて白鳥の胴を狙った。

 

 パシン!

 

 甲高い音が静寂を切り裂く。

 当てたのは胴ではなく、丸いシンプルな盾であった。

 

「なっ!」

 後ろに下がろうと、小さく足をすろうとする。

 しかし、足の可動部が無い白鳥の異形は人間には繰り出せない捻りと片足捌きで、回転して振り返ると慈宗の腹に蹴りを入れた。

 

「……っ!!」

 背中を廊下側に向けたのが、幸運だった。

 慈宗の体は咄嗟に両腕を広げ吹き飛ばされると、床に背中を強打した。

 

「慈宗くん!!」

 鴨沢が名前を叫ぶと、腕を震わせながら鴨沢の必死の態度を見た。

 

「後ろに気をつけて!!」

 後ろがガラ空きだと慈宗は叫び返すと鴨沢は振り返る。

 

 白鳥の異形はこちらの様子を伺って、立ち尽くしていた。

 慈宗は痛そうに根気で立ち上がると、息を大きく吐いて立ち向かおうと姿勢を正し集中し、竹刀を構える。

 

 だが異形は、白い翼の生え際を見せて、腰が引けて動けない安居院の方を向いた。

 

「まさか、狙いは安居院くんか!?」

 

 大きな誤算だった。

 てっきり、コルサコフみたいに鴨沢弘務も対象だと思い込んでいたが、どうやらそれは、瀧慈宗の先入観だったらしい。

 

 安居院平助も狙われる可能性を視野に入れなかった、自分が不甲斐ないと。

 慈宗は歯を食いしばると、無意識に足は動き出してこう叫んだ。

 

「安居院くん、逃げろ──ッ!」

 身動きが取れない彼だったが、慈宗の声でようやく体が動いたが時すでに遅し、安居院は槍に貫かれていた。

 

「まただっ! 俺の未熟さでっ!!」

 悔しさのあまり、足を強く踏みしめて大きく鳴らすと旧校舎の白い扉へ向かう、異形を見る。

 

「チクショウ……なんでだよ……俺は……ただ……」

 威勢のいい態度しか見せなかった安居院平助だったが、初めて弱々しい声を聞いた。

 その声を聞いた時、異形に連れ去られた記憶が蘇る。

 

(いや……まだ……)

 山田士狼が手を伸ばしたんだ、だったら自分も──

 次の瞬間、慈宗は竹刀を握ったまま異形の腰に抱きついた。

 

「絶対に助けてやる!! やるからな!!」

 慈宗が必死の形相で怒声を浴びさせながら、引きずり込まれていく。

 

「慈宗くん!?」

 鴨沢の声が背中から聞こえた。

「俺は大丈夫だから、山田士狼くんが来たら俺が助けに行ったって伝えてくれ!!」

 不安気な様子の鴨沢を見て、慈宗は言伝を頼むと鴨沢は怯え腰で叫ばれた。

 

「な、なんで、あいつを助けようとしてるんだ!!」

 いじめられっこから見たら、異様な光景だろうと慈宗は理解しつつも答えた。

 

「殺されない為だからだ!! それよりも、さっきのこと山田くんに伝言頼んだ!!」

 そう、これがニセアンナさんに立ち向かう瀧の誓いだと、胸を張って答えた。

 いじめは良くないが、殺されるのを黙って見過ごす方が慈宗には耐えきれないから、こうしている。

 そしてそのまま、慈宗は吸い込まれるように扉に入っていった。

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