とある魔剣目録の刃無鋒×掠風竊塵   作:虚無神

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別の世界に飛ばされたよう…だ

魔界にてその二人は魔王である阿契努斯を最終的に二人がかりで追い詰めるも、途中突如二人の体が光だし気付けば二人は全く見知らぬ世界に飛ばされていた。

 

「阿爾貝盧法よ…よくやった‥」

「いえいえ〜貴方に倒れられては魔界は指導者を失い再び混沌となる…やもしれませ…ぬ……なのであの二人には全く別の世界‥時空を超えた異界に飛ばして起きましたぞ」

「そう…かぁ……よもやあの二人‥二人がかりとは言えこの私をここまで追い詰めようとは……もう敵には回したくは無いものだぁ…」

 

所変わって・・・・

 

「ん?何だ此処は?…」

「それを私に聞かれても困るのだが〜…あの阿爾貝盧法と言う魔族の力が起因だろうが‥‥‥だが…此処が私達がいた世界とは根本的に異なっているのは……間違いでは…なさそうだぁ」

「じゃあ、つまりなんだ、俺達は阿爾貝盧法の時空を操る力で飛ばされちまったって事か…」

「そういう事だ・・君は一度阿爾貝盧法の術で別の時間軸に飛ばされた‥そう言う経験をしていると……思っているんだがねぇ〜」

「確かに言われて見りゃあそれもそうか‥厄介な事になっちまったもんだが、取り敢えず此処は何処だ?」

「見た所此処は私達がいた世界より文明も技術も異常に発展した世界と言う事‥そして今地に足を付けてるこの場所は……いやその答えは自ら来てくれるようだぞぉ〜」

「それはどう言う・・」

「何だがめんどそうなので…私は一旦失礼させてもらうよ…」

「ちょおい待て!!説明くらい・・」

 

何かに気付いたのか、掠風竊塵ごと凜雪鴉は姿を晦まし姿、気配を完全に消して何処かへと行ってしまった。

 

それに対して何か説明くらいはあるだろうと言う感じに訳が分からない状態のまま置き去りにされてしまった。

 

そんな彼に一人と女の声が響き渡る。

 

「ねぇ…ちょっとアンタ…」

「…えっと君は誰かな…お嬢ちゃんは…あと此処が何処かについても・・」

「は?…アンタ此処が何処か分からない訳?」

「いやまぁ男が一人もいねぇー違和感はあるが…」

「そうよ、だって此処は常盤台中学の屋上…つまり此処はお嬢様学校って事」

「じゃあ何だ?、女しかいねぇのはそれが理由か!?」

「えぇそうよ此処は女子しかいないわよ…って言う訳でどうやってここまで来れたのかしらぁ〜」

「いやいや待て!!、俺も気付いたら此処にいて・・」

「そんな話…信じると思うの?……信じられないわよ!!」

 

殤不患の目の前には年若き女子中学生がおり、彼女は体から電気を出して彼に攻撃をしてきたので、その電撃をさも当たり前かのように回避した、その動きは常人ではありえないと言うのは彼女もそれを見て理解出来た。

 

「何者よ…アンタ……何で微動だりしないでまるで私の電撃が来る方向を知っていたかのように避けられたのよ…」

「ん〜そうだなぁ…まぁ簡単に言えば空気の流れをよんだ…それとさっきの電撃は遅かったってところかなぁ」

「はぁ〜!!電撃が遅いってアンタそれ本気で言ってる訳!!?」

「嗚呼・・今の電撃は遅かったが…それがどうかしたのか?」

「どれだけ速いと思ってんのよ!!…どんな反射神経してるのよ……」

「そんなに驚く事でもねぇだろう?…あのくらいならその辺の連中でも避けられる、それをちょっと応用と言うか余裕を持ってやっただけだからな」

「それがもう常人の域を超えてるって言ってんの!!」

「そうか?…まぁそれはそれで良いか……で…お嬢ちゃんまだ攻撃して来るつもりか…?」

「そうねぇ…あともう一回くらい攻撃させなさい、此処学校の屋上だけど、良いわ……もう手加減無しの全力で貴方を撃ち抜いてあげるわ…」

 

その彼女は今度こそ全力で放つと言うなり、コインを取りだし全身から電撃がはしりそして学校の屋上であるにも関わらず正真正銘の全力の超電磁砲(レールガン)を放ち不患を撃ち抜こうとしたが、不患は腰にぶら下げてる銀色に塗った岳の木刀を抜き、真正面から受け切りそのまま軌道をずらして上空に飛ばした、この時彼は得意の気功術は一切使っておらず地力岳で凌いでいた。

 

「はぁ……?え‥えぇ〜!!嘘でしょう…私の全力を真正面から‥しかも唯の武器一本で受け流すなんて・・貴方……本当に人間な訳!!?」

「嗚呼俺は正真正銘の列記とした人間だぞ、まぁ生まれた環境や育った場所がちょっと特殊な岳でな」

「生身の人間で私の電撃に応対出来たのはアンタが・・でも…」(そう言えば私の電撃を受けて無事なの彼奴もそうだった、けど彼奴とは違った意味でバグってるわ、それに私の電撃を受け止めるにしてもあの速度を回避出来る瞬発力と反射神経…本当に人間なの?…本人は人間って言ってるけど・・・・)

 

不患の自分は人間だと言う主張に疑問を浮かべていた、何故なら普通は電撃を避ける、回避する事は不可能だからだ、狙いを定めているなら尚更、ましてはレールガンを真正面から受け切りそのまま空へ打ち上げるのは到底人間の域を超えており、能力を使用してなら理解も出来るが、能力も無いましては不患は気功術すら使わず地力で凌いだのだから人間と言われても信じられなかった。

 

そんな二人のやり取りを自身の見える範囲で除いて見ていた雪鴉、そんな彼の前にある人物が接触して来た。

 

その者は銀髪でかなりの長髪、長さで言えば雪鴉以上の髪の長さのかつ、無表情で何を考えているか分からない、男とも女とも取れる者がその場に立っていた、だがその者が雪鴉に悟られず背後をとった、この事実に内心雪鴉は驚いていた。

 

「異界の者よ…やはりこの辺りに転移させられたか…」

「転移・・つまりはこの異常とも言える状況は最初から仕組まれていたと…そう言う事でよろしいのかな」

「話が早くて助かるな、そうだこれは私と君達の世界にいる阿爾貝盧法と呼ばれる魔族の間で()()…計画しそれを実行に移した迄の事だよ……」

「ではこう述べたいのだなぁ、私と殤殿がこの世界に来る事は最初から織り込み済みだったと…決まっていた事だと…」

「その通りだ…君達をこの世界に呼んだのは理由がある、だがそれをあえて君達に説明する義理立ては無いがなぁ‥」

「私達をこちらの世界に招いておいて…その挙句、説明も無いときた‥随分と自分勝手が過ぎるのでは……ないかなぁ…」

 

自分達をこの世界に呼んだ目の前の人物に向けて何故この世界に呼んだ招いたのかと言う事を説明されず少し不快感を覚えていた雪鴉、しかし彼もまた同じ事が言える不患を置き去りにして来た張本人、やっている事は二人共似た様なものである。

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