A級に昇格をした俺達は、その後も順調にランク戦の成績を上げていった事により
A級二位にまで上り詰める事になった。隊の成績は順調なのだが、一つ難題な事があった
それは....当真の学校成績についてだ。
「おい...当真、これはどういう事だ」
「貴方、こんな成績で卒業する気はあるのか?」
冬島隊の隊室に皇帝&女王の尋問が響き渡る。事の発端は前回の中間テストの結果が余りにも悪かったため期末テストでやらかした場合、最悪留年するかもしれないからだ。それを同期や後輩から聞いた両者は、もう言葉では言い表せない様な憤怒の表情だったという話だ。
「お前、そんなに俺に殺されたいのか?」
「西園寺さんを此処まで怒らせるなんて、逆に尊敬するわ馬鹿当真」
「もし留年なんか舐めたマネしやがったら、本気で殺すからな」
「いや…太刀川さんとか米屋だって俺と同じくらいひでぇぜ……?」
当真は日和ながらも、謎の反論をした。当真の言い分は最もだ、確かに太刀川や米屋は
学校の成績が当真と同等かそれ以上にヤバいのだ。だが論点をズラした事に西園寺は
更に怒りを爆発させた
「他人を比較対象にして論点をずらすな槍バカは兎も角、あの髭バカはボーダーの汚点中の汚点な奴だから手遅れだ。それにお前は成績もそうだが運動神経もミジンコ以下なんだよ」
「太刀川さんとオレの事ボロクソに言われてる」(てか怖すぎるだろ)
「これ以上西園寺さんを怒らすな、とにかく次の期末は死んでも点を取れ。取れないなら死ね」
冬島隊の隊室には重すぎる空気が流れている。ちなみに隊長の冬島は雰囲気を察したのか彼女と彼が入室するとほぼ同時に退出、いや避難したのだった
「....まあ良い、今回ばかりは助けてやる」
「さ.西園寺さん、ありがとう~」
「西園寺さん、すみませんお手数をおかけして」
「真木が謝る事じゃない、全てはこのクソリーゼントが全面的に悪いからな。あと今回は特別だ国近や影浦等のバカ共も連れてこい、全員ある程度見てやる。但しこれで落ちたらお前覚悟しろよ」
「りょ....了解」
少し落ち着いた西園寺は当真を始め、ボーダー内のバカ連中に対してテスト対策に向けての勉強会を開く事にした。しかし西園寺だけじゃ流石に厳しいので今や東さん等頭が良い連中を呼んですることが決定した。
(教える側、西園寺:今:東さん:加古)
(教わる側、当真:国近:米屋:影浦:太刀川)
「おい....なんで太刀川がここに居るんだ」
「西園寺~俺のレポート手伝ってくれよ、このままじゃ単位が落ちそうなんだ」
「あら?西園寺くん、知らなかったの太刀川くん勉強会の話を聞いて来たそうよ」
西園寺は教わる側に髭バカこと太刀川がいた事に驚愕していた。どうやら誰かが勉強会について話をしていたらしく、それを聞いた太刀川がレポートを手伝ってもらおうと参加したようだ。この男、他の事に関してはダメなのに戦闘や戦術に関しては超一流だ。それも相まって西園寺はイライラしているのだ。
「.......」イライラ
「そう怒んなよ~西園寺」
「ふざけんな俺は当真と米屋を見るって言うのに、お前の面倒まで見れるか」
「まあ落ち着け西園寺、太刀川は俺と加古で見るから」
「そうよ西園寺くん、太刀川くんは私と東さんで任せてちょうだい」
「....分かりました。じゃあ東さんと加古さんに任せます。じゃあ今は国近と影浦を見てやってくれ」
「分かりました、じゃあ始まるよ国近ちゃん影浦くん」
「よろしくね~今ちゃん」
「ちっ、頼むわ今」
西園寺は太刀川の対処は東さんと加古に任せて、今には国近と影浦の勉強を教える様に指示した。そして自分はアホリーゼントと槍バカに勉強を教えることにした。
「それじゃあ俺らも始めるぞ当真、米屋」
「お互い頑張ろうな米屋」
「当真先輩も頑張るんすよ、よろしくお願いします西園寺さん」
各々、バカ共に勉強(太刀川はレポート)を教えているが、相変わらず理解度も考え方も悪い。ただ高校生組は一から順序を立てて教えれば最低限マシ程度には出来るようになって来た。しかしチラッと太刀川の方を見てみると、東さんと加古が頭を抱えているのが見えた。やはりあの髭は戦闘面以外はバカだ
3時間後
3時間経った後、西園寺は自分がまとめたノートを高校生組に渡して、その内容を覚えるように命令して解散させた。あと太刀川には罵倒をして帰らせた
「良し、今日はこの辺でお開きにするぞ。高校生組はとりあえずまた全員集まって、俺がまとめたこのノート覚えればある程度は点を取れるだろ。あと太刀川は二度来るな」
「ありがと~う西園寺さん」
「あざっす西園寺さん」
「ちっ!」
「恩に着るぜ西園寺さん、ぜってぇ赤点回避させるぜ」
「酷えね西園寺。まあ東さんと加古、サンキューな」
その後、西園寺は東さんと加古と今に労いの言葉をかけてから、教え組も解散した。
「東さん、加古さん今日はありがとうございます。東さんと加古さんあの髭バカはどうですか?」
「....不安しか無いな。あいつがまともな文書を書けるとは思えんな」
「.....忍田さんと西園寺くんの気持ちが今日分かったわ。太刀川くんは本当に駄目ね」
「はぁ~、分かりました。今も今日はありがとうな、わざわざ引き受けてくれて」
「いえ何時もテスト前に教えていたので、平気です」
「そうか、取り敢えず俺達も解散するぞ」
そしていざテストの結果は、見事に全員赤点を回避したので留年する事無く。進級する事ができた。良かった良かった、むっ?太刀川?.....知らん。
因みに、時系列は1年ぐらい前と思って下さい。
なお太刀川は一応、単位は取れた様だ。
補足ですが、悠矢は太刀川みたいなバカや二宮みたいな傲慢ていうか高圧的みたいな人には呼び捨て&タメ語で喋ります。でも実力は評価しています
黒トリガー争奪戦で戦力を分散した時に西園寺はどっちに行くべきか
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迅の方面
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嵐山隊の方面