指輪の戦士のヒーローアカデミア 作:いやさか
降って湧いたインスピレーションに身を任せた結果、内容がガラリと変わってしまった。。。
ユニバース大戦
次元の狭間で起きたそれは巨神テガソードとその契約者である指輪の戦士達が乗り込むユニバースロボと宇宙に破滅をもたらす存在である厄災クラディスの軍勢による一大決戦だった。
<<ティラノハンマークラッシュ!!!>>
その最中、地上では黄色いティラノサウルスを彷彿とさせる戦士、ゴジュウティラノがティラノサウルスを模したハンマー、ティラノハンマー50を地面に打ちつけ、厄災の配下である戦闘員モリスの軍勢を蹴散らしていた。
「数が多いな。ーーーーーーふんっ!」
ゴジュウティラノはハンマーを見つめながらそうボヤくと背後から近づく気配を察知し、ハンマーを投げつけた。
「はぁっ!」
ゴジュウティラノが感じた気配ーーー白い口ひげを蓄えた灰色の剣士は、その手に持つケーキナイフを大型にしたような形の剣でハンマーを弾き返すとその足を止めた。
「危ないではないか、ゴジュウティラノ? 」
灰色の剣士は左手で口ひげを撫でながら右手に持つ剣の切っ先をゴジュウティラノに向けた。
「ご挨拶だろ?それにこちとら一度アンタに殺された身なんだ警戒するさ。いやもう死んでんだがね。」
ゴジュウティラノは弾かれたハンマーをキャッチしてしまい込むと4つの赤いティラノサウルスが描かれた金色の指輪に目を向けた。
「まぁこの人たちのおかげでまだ戦えるんでね。それにアンタとの戦いは楽しい。」
「確かに。私もお前との戦いは楽しい。だが一つ訂正しておこう。確かに私はお前を倒した。だがそれは紙一重の勝利だった。勝敗を分けたのはただの人間のお前と、厄災の私の体の耐久力の差。ただそれだけだ。」
「嬉しいことを言ってくれるな。・・・さてと始めるとしようか。」
<<センタイリング!>>
ゴジュウティラノは右手に握る手を模したガントレット、金のテガソードに持っていた指輪の一つをはめ込むと次の瞬間
<<ジュウレンジャー!>>
ゴジュウティラノの胸にあったプロテクターを残し、両刃の長剣、龍撃剣を持ったティラノサウルスを模した赤い戦士、ティラノレンジャーへと姿を変えていた。
ティラノレンジャーは灰色の剣士と何度か打ち合った後に鍔迫り合いをすると灰色の剣士のこちらを押し込もうとする勢いに、身を任せると後方に下がると新たな指輪をテガソードにはめた。
<<アバレンジャー!>>
「凶暴化(バーサーク)!ティラァァォァァアアアアアッ!!!」
ティラノサウルスの頭を模した棒、ティラノロッドを持ち、四肢から恐竜の牙を思わせる白い突起が伸び、全身が炎に包まれた戦士、アバレッド ファイヤーアバレモードに姿を変えると、ティラノロッドを乱暴に振り回しながら灰色の剣士に攻撃を加えていく。
「ちぃ、理性と引き換えに力を得るか、面倒な!だが考えなしの力押しで勝てると思うなっ!」
灰色の剣士はアバレッドの攻撃を剣でいなしながら的確に攻撃を加えていくが、荒々しく攻撃を加えてくるアバレッドの攻撃の一発一発が徐々にだが確実に威力を増していた。
「ぐっ!?」
「ティィィ、ラァァァァァ!!!」
そしてアバレッドの渾身のパンチに怯んだところにティラノロッドを軸にした回し蹴りを浴びせられるとアバレッドの左足についた突起に、恐竜の牙に左脇腹に食い込んだ。
「流石だな。だがまだだ!もっと俺を楽しませろ!祭りの時間はこれからだ!」
灰色の剣士は自分の脇腹に食い込んだままのアバレッドの左足を左腕でガッシリ掴んで身動きを取れなくすると右手に持つ剣にエネルギーを集めていく。
「奥義、シャァイニングゥ!ナァイフゥゥゥッ!!!」
エネルギーが集まり白く輝く剣をそのままアバレッドに振り下ろした。
<<リュウソウジャー!>>
「鎧装(メイル)!!!」
灰色の剣士の必殺剣シャイニングナイフが直撃する寸前、アバレッドはその姿を騎士を思わせる甲冑に身を包んだ戦士マックスリュウソウレッドに姿を変えると剣の直撃をそのプロテクターに受けた。
「ぐっ!?あ、ぁぁぁ、ん、ぁぁ。。。」
灰色の剣士の剣はプロテクターにめりこみ深く傷つけたものの致命傷には至らず、マックスリュウソウレッドはその身を捩らせるとその勢いのままに自由な右足で灰色の剣士の左側頭部を蹴りつけた。
「っ!おのれ!」
予想打にしなかった攻撃に灰色の剣士はマックスリュウソウレッドの足を離すとよろめいてしまう。
「エバーラスティングクロォォォォ!!!!」
その隙を見逃さなかったマックスリュウソウレッドは灰色の剣士に向かってマックスリュウソウチェンジャーから三本の斬撃を放つと灰色の剣士は爆発に包まれた。
「ハァ……、ハァ……。流石だなゴジュウティラノ。」
爆炎が晴れたとき灰色の剣士はボロボロになりながらも剣を盾にして生き延びていた。
しかしその代わり、灰色の剣士の剣は折れていた。
「・・・復元(リゲイン)」
マックスリュウソウレッドもプロテクターには左肩から胸にかけて深い傷がつき満身創痍な状態でありながら、再びティラノレンジャーの姿になるとその固有能力を発動した。
「俺の剣が、何のつもりだ?」
ティラノレンジャーの力で修復された自身の剣を見て驚いた灰色の剣士は元の姿に戻ったゴジュウティラノに問いただした。
「お互い満身創痍なんだ。これが最後の一撃になるだろ?だから悔いは残したくないのさ。」
<<キョウリュウジャー!>>
<<ケントロスパイカー!>>
そういうとゴジュウティラノは最後の指輪をテガソードに嵌め、新たな姿、これまでと同じくティラノサウルスを模し、今までと異なり頭にトサカのある戦士、キョウリュウレッドに姿を変えると5匹の恐竜の横顔が描かれた大剣、ケントロスパイカーを肩に担いだ。
「フハハハハッ!天晴だゴジュウティラノ!お前との戦いは本当に充実していた!だがいいのか?ゴジュウティラノの姿ではなくて?」
「テガソードもハンマーも何分リーチが物足りなくてね。こっちのほうが好みなのさ。」
「トリニティストレイザー!」
「シャイニングナイフ、ファイナルカット!」
キョウリュウレッドがケントロスパイカーで描いて飛ばした△の斬撃は灰色の剣士が放った*の斬撃と二人の中間で拮抗していた。
「ふんっ!」
キョウリュウレッドはそこにケントロスパイカーを投げつけると拮抗していた2つの斬撃は大爆発を起こし、ケントロスパイカーは灰色の剣士目掛けて進んでいった。
「まだまだっ!」
灰色の剣士は渾身の力を込めた剣でケントロスパイカーを上空に弾き飛ばし、最後の力を振り絞った斬撃を放とうと正面のキョウリュウレッドに目を向けた。
「何っ!?」
しかし灰色の剣士の前には誰もいなかった。
<<ティラノハンマークラッシュ!!>>
「奥義!爆烈殴打ぁぁぁぁぁぁ!!!!」
空に響いた絶叫に驚き灰色の剣士が上に目を向けると上空のケントロスパイカーの柄に目掛けてティラノハンマー50を振り降ろすゴジュウティラノの姿があった。
「見事だ、ゴジュウティラノ!」
ハンマーに打ち付けられて最初の一投を遥かに超えるスピードで迫るケントロスパイカーを防ごうと剣を振り下ろした灰色の剣士は一帯を吹き飛ばすほどの大爆発に飲み込まれるのだった。
そして爆発が晴れたとき灰色の剣士の姿はなかった。
「消し飛んだか災厄、いや、○○○。」
ゴジュウティラノは静かに手を合わせた。
「ゥゥ…………私は誰だ?」
てな訳で主役は先代ゴジュウティラノで進めようかと。
本作のセンタイリングの固有能力は戦隊共通と戦士固有の2パターンがある設定です。
今回登場したオリジナルの固有能力は↓
<<アバレンジャー>>
「凶暴化(バーサーク)」
戦隊共通。理性と引き換えに攻撃力を向上させる。
時間の経過とともにその力は増大する。
元ネタは爆竜戦隊アバレンジャーの歌詞「アバレた数だけ強くなれる」から。
<<キョウリュウジャー>>
「勇体離脱(スピリットレンジャー)」 戦隊共通。
自分の身体から魂を幽体離脱させて実体化する。
元ネタはキョウリュウジャーの追加戦士であるスピリットレンジャーから。
<<リュウソウジャー>>
「鎧装(メイル)」
戦隊共通。ユニバース戦士に合わせた鎧(強化プロテクター)をその身に纏う。
元ネタはリュウソウジャーの強リュウ装