リアス・グレモリーになったんだけど世界が違う。   作:のうち

1 / 19
第1話

第1話 目が覚めたらリアス・グレモリーだった

 

 目が覚めたら、私はリアス・グレモリーになっていた。

 起き上がると、胸に感じる重み――前世にはなかった感覚に戸惑いながら、あたりを見渡す。

 この部屋にあるものを物色してみると、ベッドの前の大きなテーブルの上に何枚かのメモ用紙が置かれていた。

 

 そこには、私が転生した経緯がまとめられていた。

 転生特典として、リアス・グレモリーの能力と、特別製のイーヴィルピース一式を手に入れたこと。そして、イーヴィルピースの隣にはもう一つ――『ウーザフォン・ファイヤーバージョン』と呼ばれるアイテムも置かれていた。

 

 さらに、私のこの世界での立場についても記されていた。

 この世界で私はリアス・グレモリーであると同時に、天空聖者ブレイジェルの側面を持つ存在になっているらしい。

 特別製のイーヴィルピースは、使用した者を天空聖者として蘇らせることができるが、彼らが私との主従関係を変えることはない。

 また、天空聖者として真の姿を得られる者はごく僅かであり、ウーザフォンなどのアイテムを使用することで、人間体と聖者体の中間にあたる鎧を形成することができるようだ。

 それは使う者によって異なるらしいが、私の場合はウルザードファイヤーのような姿になるようだ。

 

 続いて、「この世界について」と書かれた紙に目を通す。

 

 ――どうやら、ここは『戦姫絶唱シンフォギア』というアニメの並行世界らしい。

 アヌンナキに関する歴史は、原作に近いが、この世界のマジトピアや地底世界インフェルシアには、アヌンナキ由来の存在が多く暮らしていた。

 冥府十二神も健在で、両軍は友好関係を築いているという。

 

 この世界では、人が死ぬと天空聖者に転生する場合があるらしい。ただし、その際には人間だった頃の記憶を失うという。

 私の持つイーヴィルピースは、確実にそれを起こさせるための特別なものらしい。

 

 原初の天空聖者――つまりアヌンナキの時代に確立された転生システムは、本来非常に厳しいものだった。

 天空聖者への転生は稀であり、聖者同士の出生率も極めて低い。

 

 そんなわけで、私はいま、天空聖者ブレイジェルへと転生するよう仕向けられたらしい。

 この世界の時代は、ちょうどフランスで魔女狩りが盛んだった頃。

 マジトピアもまた聖者の数を減らし、存在を維持できないほど衰退しており、私は新たな天空聖者を生み出し、マジトピア復興のために動く役目を担わされているのだという。

 

 「さて……行きますか」

 

 私はリアス・グレモリーといえばの制服に着替え、外へと散策に出かけることにした。

 

響のハーレムメンバー

  • オカ研メンバー
  • シンフォギア装者二課メンバー
  • シンフォギア装者fisメンバー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。