私、立花響――天空聖者フレイジェル。
今、私はどこか不思議な場所にいた。
視界いっぱいに広がる、霞がかった空間。
天も地もない、音すら吸い込まれるような静けさ。
「やっと会えたじゃないか、響」
突然聞こえた声に、私は振り向いた。
そこにいたのは、赤い瞳と金の髪をもった――
あの、天羽奏さんだった。
「奏さん……?」
「そう、私は天羽奏。……なんだけどな。
でも、本人ってわけでもないんだ。ボロボロになった魂の欠片、切れ端。
……まあ、何でもいいや。呼び方はそのままでいいよ」
そう言って、奏さん――いや、“その欠片”は、どこか懐かしい笑みを浮かべた。
「心臓に刺さったあの欠片……ガングニールの残骸だけじゃ、もう動かない。
そこに、私の魂が混ざって――それが、今のブーステッドギアってわけさ」
私は、胸元に手を当てた。この力の根源には、彼女の想いがある。
それが、今ようやくわかった気がした。
「……奏さん。私……これから、どうしたら」
「それはあんたが決めることだよ、響。
だけど一つだけ――私の“死”を無駄にするな。
生きてるなら、最後まで守り抜け」
真っ直ぐな瞳。迷いのない声。
それは、生きていた頃の天羽奏と変わらぬものだった。
「……はい。約束します。あなたの力、絶対に意味あるものにします。
それが、私の――“生きる理由”だから」
「ふふ……いい返事だ。響。あんたなら大丈夫だよ」
その言葉を最後に、奏さんの姿は、霧のように溶けていった。
翌日、リディアン音楽院・オカルト研究部
「おはようございます……」
いつものように部室の扉を開けると、既に数人が集まっていた。
リアス部長は紅茶を淹れていて、深雪さんは魔導書を静かに読み、朱乃さんはテーブルに封筒を並べていた。
「響、ちょうどいいところに来たわ。貴女宛てにもこれが届いているの」
朱乃さんが手渡してきたのは、黒い封蝋で封じられた厳めしい招待状だった。
「これ……何ですか?」
リアス部長が説明を引き継ぐ。
「“冥界インフェルシア”からの招待状よ。天空聖者たちに向けての、正式な儀礼としてね」
「インフェルシア……?」
朱乃が補足する。
「インフェルシアは、地底の奥深くに築かれた冥界の帝国。
そこには“冥府十神”という神々がいて、怪物や死者の魂を管理しているのよ」
「地上とは隔絶された世界ですが、秩序のためには必要な存在です。
その反対にあるのが、私たち天空聖者が住まう“マジトピア”。」
深雪さんの言葉に、リアス部長が続ける。
「マジトピアは、雲の上――遥か高天に築かれた聖なる楽園よ。
でも、今はお互いに事情があって、地上に拠点を移して活動しているの」
「事情……ですか?」
「マジトピア側は、天空聖者の数が激減して本拠の維持が難しくなった。
一方、インフェルシア側は冥府十神と、その軍の上層部だけが動いている状態。
お互いに“表の活動”は地上で行うしかないのよ」
私は、少し緊張を覚えながらも頷いた。
「……行きます。何があっても、私の目で確かめたいから」
リアス部長は満足げに頷く。
「頼もしいわね、響。貴女には、見るべき世界がたくさんある」
冥界からの招待。空と地底、正反対の世界の交流。
そして私は、その最前線に立とうとしていた。
冥府十神の人間体
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スレイプニル(フェイト)
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スレイプニル(槍トリア・オルタ)
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スレイプニル(獅子王アルトリア)
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ドレイク(なのは)
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ドレイク(モルガン)
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ドレイク(マシュ)
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ダゴン(終末の呂布)
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ダゴン(マギのシンドバッド)
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スフィンクス(ソーナ・シトリー)
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スフィンクス(ニトクリス)
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ゴーゴン(fgoのメデューサ)
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ゴーゴン(B.Bのライチ)