リアス・グレモリーになったんだけど世界が違う。   作:のうち

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第7話

 私はリアス・グレモリー――天空聖者ブレイジェル。

 今日もリディアン音楽院のオカルト研究部で、まったりとお茶をしていた。

 

 ついこの間、響――もう”響ちゃん”なんて呼ばず、“響”でいいわね――に、天空聖者のことや、オレンジ色のブーステッドギアについても一通り説明を終えたばかりだった。

 

 のんびりしていたその時。

 部室に光の魔法陣が輝き、朱乃――天空聖者ライジェルが転移してきた。

 

 「あら、朱乃。どうしたの?」

 

 私は紅茶を置いて彼女に微笑む。

 

 「部長、響ちゃんが彼らと接触したようです」

 

 朱乃の報告に、私も少しだけ顔を引き締める。

 

 「……そう、特異災害対策機動部二課、ね。わかったわ。朱乃、しばらくは様子見で」

 

 私は静かに言い添えた。

 

 「監視はこちらでも続けるけれど、もし何かあれば、必要に応じて動いて。あの子を――響を助けてあげて」

 

 朱乃はくすりと微笑んだ。

 

 「随分とご執心ですのね。妬いてしまいそう」

 

 「ふふ。でも、貴女もあの子を可愛がっているでしょう? 知っているわよ。部活の時、こっそり勉強を教えてあげたりしてるの」

 

 「……否定はしませんわ」

 

 照れ隠しのように肩をすくめる朱乃に、私は小さく笑う。

 

 

 ふと思い出して、私は問いかけた。

 

 「そういえば、最近サンジェル――キャロルの姿を見かけないのだけど。何か聞いてない?」

 

 「キャロルさんですか? いえ、こちらでも特に……」

 

 「そう……心配だわ。彼女、一時期というか、400年近く私の隣にいたのに」

 

 「ふふ、キャロルさんは部長に次ぐ古参ですから。いずれまた、ひょっこり戻ってきますわ」

 

 「ええ、お願いね。見かけたら、必ず声をかけて」

 

 「了解しました。それでは」

 

 朱乃は再び光の魔法陣に包まれ、転移していった。

 

 

響side ――20分前

 

 私は――立花響。

 

 今、私は――手錠をかけられていた。

 

 「貴女には事情聴取のため、ご同行願います」

 

 目の前には、憧れの人、風鳴翼さん。

 

 (……え、えぇぇ……!?)

 

 完全に混乱していた。

 リアス部長に天空聖者やガントレットの真実を教えられたばかり。

 正直、頭の中は整理できていない。

 

 そんな状態のまま、私は中央棟の職員室の奥――誰も来ない一角へ連れて行かれた。

 

 「ここなら、誰にも邪魔されないわ」

 

 翼さんは真剣な顔で言った。

 

 「昨日、貴女がノイズ災害の現場で何をしていたのか。連れ添っていた小さな女の子の証言も取った。……でも、彼女も詳細までは覚えていない」

 

 翼さんはポケットから一つの物を取り出す。

 

 ――私の生徒手帳だった。

 

 「これが決定的な証拠よ。貴女が、あの場にいたことを示す」

 

 「それは……確かに、私の……」

 

 胸が苦しくなる。

 

 どうして、どうしてこんなことに――?

 

 

 「響。私はただ、話がしたいだけ」

 

 翼さんは優しく言った。

 

 「ほんの少しでいい。あの時、何があったのか……正直に話してほしい」

 

 私は深く息を吐き、覚悟を決めた。

 

 「わかりました。……その前に、寮の同室の子に連絡だけさせてください」

 

 「いいわ。手短にね」

 

 

 私はそっと携帯を取り出し、困った時のために教えられた番号にかける。

 

 『もしもし、響ちゃん? どうかなさいました?』

 

 電話越しの声は、朱乃先輩だった。

 

 「実は、ちょっと困ったことに……」

 

 『大丈夫。しばらく様子を見ましょう。こちらも監視は続けています。もし危険になれば、こちらから転移させるわ』

 

 「はい、お願いします」

 

 私は静かに通話を切った。

 

 

 「連絡、終わった?」

 

 「はい……それじゃ、話します」

 

 私はもう逃げないと決めた。

 

 これから始まる、本当の戦いに向かって。

響のハーレムメンバー

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  • シンフォギア装者二課メンバー
  • シンフォギア装者fisメンバー
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