響side ― 寮にて
「ただいま~……」
寮のドアを開けた瞬間、未来の怒った顔が飛び込んできた。
「響!? もう、こんな時間までどこに行ってたの?」
「ご、ごめん……」
しゅんと縮こまる私に、未来はため息をついた。
「近くでまたノイズが現れたって、さっきニュースで言ってたよ」
「うん……でも、もう大丈夫だから」
私が笑って答えると、未来は心配そうに眉をひそめた。
⸻
消灯時間。
二人並んで布団に入る。
暗がりの中、私はぽつりと呟いた。
「あのね、未来……」
今日あったこと――特異災害対策機動部二課のこと、ブーステッドギア、天空聖者フレイジェルとしての運命。
全部、話そうかと一瞬思った。
けれど。
(了子さんに……『今日のことは誰にも内緒』って言われたんだった……)
喉元まで出かけた言葉を、私は飲み込んだ。
「……ううん、ごめん、なんでもない」
⸻
「私は、なんでもなくない!」
未来がぐいっと身を起こして、私を見つめた。
「響の帰りが遅いから、本当に心配したんだよ」
「……ごめん。でも、ありがとう。未来だけだよ、私のこと、こんなに心配してくれるの」
⸻
私は寝返りを打ち、未来の方に体を向ける。
「……?」
そして、そのまま――未来に抱きついた。
「わ、わあっ!?」
柔らかい、あたたかい。
未来の体温が、心地よく私を包んだ。
⸻
「未来は暖かいなぁ……」
小さく呟きながら、私は未来の温もりを堪能する。
(あったかい……幸せ……このままずっと……)
⸻
「ど、どうしたの、響……?」
未来の戸惑いをよそに、私は未来の手に自分の手を重ねた。
「小日向未来は、私にとっての陽だまりなの。未来の傍が一番、暖かい場所……絶対に、帰ってくる場所」
心から、そう思った。
未来がいるから、私はどんな秘密も、戦いも、乗り越えていける。
⸻
「あ、あのね、響……私――」
未来が何かを言いかけた。
けれど、私はもう――
「すー……」
眠りに落ちていた。
「……もう。おやすみ、響」
未来の微笑みと、小さな囁きが、私の夢の中へ溶け込んでいった。
⸻
翌日 オカルト研究部 部室
そして、次の日。
放課後、私はオカルト研究部の部室に呼び出されていた。
そこには、リアス部長が待っていた。
「来たわね、響」
微笑む部長の隣には、朱乃先輩と深雪さん(スノウジェル)の姿もあった。
「これから、貴女を正式に迎え入れるわ。天空聖者フレイジェルとして」
「えっ……!」
私は思わず声を上げた。
「心配しないで。痛いことはしないわ。これは、私たちの“契約”――絆を結ぶ儀式なの」
部屋の中央には魔法陣が描かれていた。
部長が手をかざすと、魔法陣が金色に輝き出す。
「跪いて、響」
促されるままに、私は魔法陣の中央に立ち、そっと膝をついた。
手に一つのチェスの駒――イーヴィルピースを持っていた。
「これは、特別なピース。貴女はすでに天空聖者になった存在だけど、これで正式に私たちの眷属としての絆を結ぶわ」
部長は微笑み、優しく私の頭に手を置いた。
「立花響。貴女に、祝福と加護を」
光が、私を包み込む。
胸の奥から、温かい力が湧き上がってきた。
「……ようこそ、響。私たちの仲間へ」
部長の声が、やわらかく響く。
私は自然に、涙がこぼれた。
(これが、私の新しい居場所……)
そう、心から思えたから。
こうして私は、正式にリアス・グレモリー率いる天空聖者たちの一員――フレイジェルとして迎え入れられたのだった。
響のハーレムメンバー
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オカ研メンバー
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シンフォギア装者二課メンバー
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シンフォギア装者fisメンバー