荒んだ人生で心が壊れたうつ病男性がキヴォトスに転生   作:ダブクロチャンネル

13 / 37
第12話 噂される忍びとか忍んでないよね?

「ねぇ聞いた?」

「もしかして例の忍者のこと?」

 

百鬼夜行連合学院の百鬼夜行商店街にて百鬼夜行の生徒が噂話をしていた

 

「そうなの!また昨日の夜に百鬼夜行で悪事を目論んでいた者を懲らしめたって」

 

それは夜な夜な忍者が闇に忍び、悪徳な商店や企業などを成敗していることだ

 

「この前なんか爆発物を密輸していた企業を相手に刀一本で戦ったり」

「他にも弓矢だけで百鬼夜行の生徒達20人と戦ったとも聞くし」

「陰陽部と百花繚乱紛争調停委員会も忍者を探しているけど見つからないって聞くし」

「意外と近くにいるのかもね!」

 

彼女たちは店に入ると同時に一人の男がすれ違う

その男はその足で巨大な桜の木があるところに行き店から買った団子を食べていた

 

(以外に噂になってるな……まさかここまで大きくなるとは思わなかった)

 

その男こそ、百鬼夜行の生徒達が噂をしていた忍者の正体である蛇尾リュウジだ

 


 

僕の名前は蛇尾リュウジ。百鬼夜行連合学園にある大きな桜の木のベンチで団子を食べている

この百鬼夜行に来て1週間。僕はZer0のスーツ、幻痛、シューターの練習を兼ねて百鬼夜行で悪事を働く企業を潰しまわっていた。先ほど生徒たちが話していた噂も事実だ

 

爆発物を件は企業は相手に刀一本で戦ったのは場所が火気厳禁の倉庫だったから

ヘルメット団や獣人は警棒とかを持って襲い掛かってきたけど全員無力化した

 

他にも弓矢だけで百鬼夜行の生徒達20人と戦ったっていう噂はある日の事

僕は百鬼夜行の生徒達が獣人の悪い大人の指示で悪だくみをしていた

その内容は百鬼夜行の食品をブラックマーケットに横流しをして荒稼ぎをしようとしていたことだ

 

奴らの拠点である屋敷に忍び込んだ際にその生徒たちの一人に見つかってしまって一気に囲まれてしまった。僕を見て不敵に笑う悪い大人。銃を構えて余裕の笑みを向ける生徒達

そんな奴らに僕は自分の神秘で矢を形成した

 

僕は自分の神秘で作った矢には様々な種類を作ることができる

追尾したり、爆発したり、分裂したりだ

まぁ、ボダランシリーズのグレネードの特性と同じだね

 

奴らに銃を向けられながらも神秘を使って特殊な矢を形成し、天井に向かって矢を撃った

天井に向かって跳んでいった矢は空中で爆発して複数の矢に分裂して生徒達に向かって落ちた

矢を受けて気絶する生徒達を見て逃げようとする悪い大人に爆発する矢を当てて無力化すると百花繚乱紛争調停委員会の生徒達が来たから僕はその場を後にした

 

そうしているうちに陰陽部や百花繚乱紛争調停委員会の部員たちに追いかけられたりもしたけどそのたびに撒いたりステルス迷彩機能を使って隠れたりして逃げることができた

けど、最近は僕を捕まえようとする動きが大きくなっているからな

 

(どうしたもんかね)

 

団子を食べ終え、お茶を飲んだ僕は立ち上がって学園を出ようと動く

その途中でプラチナブロンドの髪の女子生徒と白くて長い髪の女子生徒とすれ違うのだった

 

(ん?あの白い髪の子……どっかで見たんだけど?)

 

この時、僕はこの女子生徒の名前を思い出すことはなかった

けど、彼女たちが僕の前に現れることをこの後に知るのだった

 

百鬼夜行の街に行き、そこの駐車場で止めている車に戻る

このキャンピングカーは僕の家であり足であり店だ

 

「ただいま。そっちになんか変わったことはなかった?クラップトラップ」

「おぉ、しもべよ!こっちでは特にカイザーともマフィアにも遭遇せずにソリティアの上級コースをクリアしましたヨ!かの陰陽部や百花繚乱紛争調停委員会の動きがあるからでしょうけど」

 

こいつの名はクラップトラップ。僕のキャンピングカーの運転手をしている

カイザーに廃棄処分を受けて捨てられブラックマーケットでスケバンに蹴られているのを助けた

僕と共にカイザーに追われながらキヴォトスを旅している

 

「平和でよかったよ。しばらくはここにいようかな?」

「そう言えば、あなたの事が噂になってマスよ。百鬼夜行の街に現れた忍者だと」

「知ってるよ百鬼夜行連合学院で生徒たちが噂をしていたよ」

 

銃の製造をしながら返事をし、整備する

最初の頃よりも作れる銃の質が上がり、今では(エピック)の銃を製造することができた

 

「まぁ、この1週間で規模を問わず30を超える組織を壊滅させていれば噂になりますヨ」

「そんな数まで相手にしてたんだ」

 

幻痛とシューターを使いこなすまでの練習として手当たり次第でやってたから数えてなかったよ

 

「それはそうとしもべよ。この街の監視カメラをハッキングしたところ、どうやらあなたに壊滅させられた組織の残党が同盟を組もうと会合を開くのは知ってますか?」

「初耳だ。そいつらはどこで会合を開くの?」

 

「この街で大きな屋敷があります。調べたところ、そこは百鬼夜行連合学院でも手が出せないほどの権力を持つ悪代官の根城です。場所は百鬼夜行の街の奥にあります」

 

渡されたデータを見れば、そこにはいわゆる悪代官のような見た目をしている人型ロボットがいた

そいつの近くには僕が潰したマフィアの残党と取引をしている現場だ。その近くにはスーツを着た犬の獣人もいた。こいつは確か爆発物を密輸しようとしていた企業の役員だったな

 

「ヴァルキューレに捕まったと聞いたけど?」

「どうやら護送中にマフィアの連中に助けられたようデスよ」

「このマフィア。確かアランチーノファミリーに多額の上納金を納めていた組織の一つだったな」

「その者達は3日後の夜に会合を開くらしいです」

 

そうか。僕は銃の整備をしながら3日後に備えるのだった

 

 

 

この3日間。僕は標的である悪代官を調べた

奴の名は羅漢。土佐犬型の獣人

特徴としてライオンの鬣みたいに首周りの毛が盛り上がっている

 

戦闘力は無いに等しいが奴は金と権利と裏の人脈が広く、その中にはアランチーノファミリーとの繋がりがあるらしい。

脱税、恫喝などを含めた数多くの悪事を働いてきたそうだが、それでも捕まらないのはその権力を活かして隠蔽し、百鬼夜行のヴァルキューレ警察も手に負えないそうだ

 

そいつは百鬼夜行の奥にある大きな屋敷にて僕が潰したマフィアと会合を開くらしい。

その件も3日間の間に調べたが、どうやら、マフィアと手を組んで百鬼夜行連合学院に抗争を仕掛ける戦力を補充しようとしているそうだ

 

連邦生徒会長はまだ失踪もしていないのに戦争の準備を行うとは肝が太いのか、それともバックにいるアランチーノを当てにしているのか、なんにせよ見過ごすことはできない

現在、僕は会合が行われる屋敷『羅漢邸』を見下ろせるビルの屋上から様子を見る

 

『しもべよ。そちらはどうデス?』

「さすがに寒いよ。そっちはどう?」

『偵察用ドローンからは複数のマフィアの車が羅漢邸の駐車場に停められています。その中からは幹部と思わしき者が羅漢邸の女中に案内されていますネ。監視カメラも入り口、駐車場、会合の場で使われる場に仕掛けられています。見張りも複数います。あの趣味の悪い黒と深紅の和装からして羅漢の部下デスね』

 

ホログラムで映し出された映像から『羅漢』がマフィアの幹部と話をしている姿が映し出される

それに合わせて僕も準備をする。もうすぐ月が隠れて暗い夜ができる

月明かりが雲に隠れた瞬間、僕は着ているZer0スーツのウイング機能を展開し、ビルから跳んだ

 

このZer0スーツにはウイングスーツのように手と足の間に布を張ることができる機能も追加した

空を飛ぶと同時に自動でウイングスーツ用の布が展開され、紙飛行機のように空を滑空することが可能になっている。ハッキングされたときのために手動で開くボタンも付いている

おまけに弾丸に強い強度を誇る繊維で作られており、炎にも耐えることができるのだ

 

月が隠れ、暗闇に乗じて羅漢邸の敷地内に侵入した僕はシューターを抜き、周囲を確認する

敵影はなく、見張りも近くにいないのを確認した僕はシューターを背中にしまい、幻痛を抜きながら移動する。Zer0スーツには足音を極限まで抑える機能も付いているため足音で気づかれる心配もない。近くにいた見張りを幻痛で斬り倒し、屋敷内に進んでいく

 

近くにあった監視カメラはクラップトラップのハッキングで何事もなかったように偽造し、先に進んでいくと羅漢がマフィア連中と会合をしている部屋の前に着いた

僕は幻痛を鞘に納めてシューターを抜き、襖を蹴破って突入する


3人称視点開始


羅漢は自身の招待状を受けて集まったマフィアの幹部や部下を見て内心ほくそ笑んでいた

 

(これだけいればあの目障りな百鬼夜行連合学院の生徒達も制圧できる)

 

バックにはアランチーノがいてヴァルキューレ警察にも賄賂を通している

目の前のマフィアも実力が高い者達ばかり

それに加えて自身の権力と財力があれば、かのアランチーノも倒せるだろう

 

(あの蛇尾リュウジとかいう生徒に重傷を負われたと聞いている。百鬼夜行連合学院を攻め落とした際には、これを機にアランチーノの地位を奪ってくれる!)

 

百鬼夜行の街を裏で牛耳るフィクサーのような地位を得てもなお、未だに権力を強欲に求める羅漢

強欲を納めることも知らない彼の目の前で襖が蹴破られた

 

入ってきたのは黒を基調としたタイトなスーツとボディアーマーを来た者

無駄な装飾が無く、全体的に見て軽量でシャープな見た目をしており、まるでオートマタかと思わせる。顔は完全に覆われており、表情は一切見えないがヘルメットには0のホログラムの数字が浮かんでいる。胸部・肩・前腕に軽装アーマーもそうだが、持っている獲物に目を奪われた

 

腰に刀をぶら下げ、手に弓矢を持っていた。このキヴォトスでは銃が主流であり刀や弓なんて持つ生徒は存在しない。だが、入ってきた者から感じる強者のそれに羅漢は長年金の出所を探るのに培ってきた己の観察眼を発揮し、目の前の侵入者が百鬼夜行で己の支配下に置いた企業を潰した者だという事に

 

(まさか、奴が報告に上がった忍者という奴か!?)

「なんだお前!」

「侵入者か!?」

 

マフィアの連中は立ち上がって銃を手に取り、忍者に照準を向ける

それに対し、忍者はどこから取り出したか知らないが矢を持ち、弓を構える

 

(この人数で弓矢を使う気か? ……ふん。愚かなことよ)

 

数はこちらが上、それに対し、例の忍者は1人かつ弓矢ときた

ここはあいつを捕まえて忍者の正体を晒し、百鬼夜行に擦り付けるのもありかと考え

 

「その忍者を撃て!儂の計画を潰してきた忌々しい奴だ。倒した組織には大金を約束するぞ!」

 

マフィアたちに命令する。命令を聞いたマフィアが引き金を引く――

 

「レイン…ラージ40…分裂3…アーティラリー…」

 

前に忍者がボイスチェンジャーで変えた声からそのような単語を発しながら弓を引き矢を放つ

放たれた矢はマフィアの幹部に向かって跳んでいったと思えば急激に軌道を変え天井に向かう

狙いを外したのかと思い、引き金を容赦なく引くマフィアの連中の頭上で爆発音が鳴った後、3つの球が目の前に落ちてきて爆ぜると同時に弾丸が発射された

 

口径にしてSMGに使われる弾だろう。バウンドしながら室内を跳んでいき弾丸の雨を浴びせる

 

「ぐあっ!」

「ど、どこから弾丸が!?」

 

弾丸の雨を四方八方に食らい、マフィアの幹部たちは抵抗する間もなく倒れた

一番奥にいた羅漢は忍者が行った行動を見て青ざめた

 

(奴はあの弓矢を天井に向かって撃つ気だった。あの矢は特殊なグレネードのようなもので爆発すると同時に中の小さな榴弾が爆発し、弾丸をまき散らした。さながら跳躍地雷のように!)

 

目の前の忍者が自分の部下たちや支配下に置いた企業を壊滅させた際に刀と弓矢だけでどうやって戦ってきたんだと疑ってきたが、今まさにその謎が解けた

 

「お、おい!儂をここから逃がせ!ぼさっとするな!」

 

慌てて部下たちに命令し、自分は慌てて立ち上がり、我に返った部下と共に逃走を図るのだった


3人称視点終了 リュウジ視点へと戻る

これまで練習してきたけど、上手くできたようだな

僕が今、行ったのはボダラン3にあったグレネードの特性を矢に付与したんだ。

ボダラン3のグレネードにはレジェンダリーとは別に様々な効果が付与されている

空中で分裂したり、爆発の半径が広がったり、敵を引き寄せたり様々だ

 

僕は神秘で作った矢にボダラン3のグレネードの特性を付与することができるんじゃないかと思って練習をした。その中でさっき放ったのは狭い室内にうってつけの矢だ

レインの効果で上空に向かって跳び、半径40の爆発を起こし、その中から三つに分裂したグレネードから弾丸が発射されたのだ。名前はまだない

 

奥にいる羅漢が二人の部下を連れて逃げようとしているのを見た僕も後を追おうと部屋を出ると

 

「ま、待ちやがれ!」

 

どうやらまだ気を失ってなかったマフィアの一人が僕にARを向けてきた

 

「インパクト…ラージ60…ニューク2…」

 

弓を引き絞り、矢に特性を付与して放つと背後から大きな爆発音が響き室内が揺れ、爆風と煙が立ち込めた。付与したのはブラドフ社製のグレネードの特性インパクト

着弾した瞬間に爆発するため使いやすかったのを覚えている

次に爆発する半径を60まで引き上げるラージ

 

さらに1回使うごとにグレネードの消費が上がる代わりにダメージがそれぞれ50%増加するニューク。威力特化で威力が大きい分グレネードが無くなりやすくなるが僕の神秘で込められた矢のためグレネードが減ることはない。

 

大きな爆発音が屋敷中に広がっていき、女中や見張りの連中の声が騒がしくなる

 

「侵入者だー!!であえであえ!!」

 

羅漢の声に反応し、羅漢に従っている連中が姿を出す

廊下からSMG持ちが4人、向かいの廊下にSR持ちが2人

撃たれる前に射る!僕は矢にインパクト*1を付与して放つ

 

命中すると同時に爆発が起き、目の前のSMG持ちが倒れると同時にSRの弾丸が僕に向かって跳んできたので前に跳んでかわした後にスティッキー*2を付与した矢を射る

 

もちろん、その矢は避けられるがそこは想定内。射る直前に多目標*3を付与しておいたためかわし切れずにSR持ちも気絶した

こうして僕は向かってくる羅漢の部下たちを爆発する矢を放ち、羅漢の屋敷内を爆破していった

 

遠くから撃ってくる奴には特異点*4を付与した矢を放って引き寄せ、大勢の敵には音爆弾を当てて立てなくして切り抜け、羅漢を追いかける

 

追いついたと思いきや羅漢は自身の車を部下に運転させて逃げようとしていた

 

「おい!さっさとしろ!奴に追いつかれる!!」

 

エンジンが動き、急いで正門から出ようとするがそこには僕がいた

 

「い、急いで逃げろ!」

「ですが爆破されますよ!?」

「この車は防爆仕様だ!グレネードの爆発で壊れん!! いけ!!」

 

車は僕に向かって走ってくる

僕はそれを横っ飛びにかわしながら羅漢の車に矢を射ると奴の車は大きく吹き飛ばされた

 

「な、なんだとぉおおおお!?」

 

僕が矢に付与したのはフォース*5

敵に当てた瞬間ノックバックをして相手を怯ませることができるんだ

きりもみ回転しながら羅漢の車は塀に当たり、車のエンジンから煙が立ち込める

 

そのドアが開き、中から這い出てきたのは羅漢だ

頭部から血を流しながらも這い出てきた奴を見て生徒ほどではないにしろキヴォトス人は頑丈だと思い知らされる。僕は這い出る奴を無視して車の中にいる羅漢の部下を引きずり出す

 

ちょうど体を強く打って意識を落としているようだが、命に別状はなかった

彼女たちを掴んで適当な場所に置いた僕にクラップトラップの通信が入った

 

『しもべよ!こっちはすでに動ける準備をしてます』

「ヴァルキューレの方は?」

『すでに羅漢と繋がっている証拠をマスコミやSNSに投稿しました。今ではクロノスの生徒達が集まって質問攻めを受けているため、そちらに着くまでに逃げれます』

「そっか。そっちに合流する」

 

通信を切った僕に羅漢が口を開いてきた

 

「お前…いったいなんなんだ!儂の屋敷を、儂の計画を無茶苦茶にしよって!」

 

血と唾が混じった液体をまき散らしながら僕に睨んでくる

土佐犬モチーフだからか結構厳ついな

 

「儂にしてことの報いを必ず与えてくれる!これまでの伝手や部下を総動員し、貴様の身内から何まで苦しめてくれる「…よく喋る口だ」ぐぅっ!?」

 

奴が最後まで言い切る前に僕は羅漢の左肩に矢を射って黙らせる

 

「僕を苦しめる? ……やってみろよ」

「ぐっ!?」

 

次に羅漢の右肩を射る

 

「こっちは追手を向けられてる時からいつでも戦う準備はできてんだ」

「あぁああ!!」

 

次に狙うは左の太もも

 

「そっちが僕に向けた敵意や悪意は全て」

「んぎぃ!」

 

右の太ももを射た後、僕は羅漢の顔に向かって狙いを定める

 

「100倍にして返してやるさ」

「よ、よせ!? やめろ! 金ならいくらでも払う! なんなら儂が雇って!」

「腐った大人の金なんざ…触れたくもないね」

 

放たれた矢は羅漢の頬を掠め奴の背後にあった岩に突き刺さった

当の本人は気絶したそうで失禁していた

シューターを納め、羅漢の屋敷から脱出しようとした動く僕の足元に銃弾が撃ち込まれる

 

「動かないで!」

 

声がした方を見るとそこには百鬼夜行連合学院ですれ違ったプラチナブロンドの髪の生徒だ

その隣には白く長い髪をした生徒もいる。二人とも僕にSRを向けて警戒をしている

 

「爆発音がすると言われて駆け付けてみれば噂の忍者に会うとはね……」

「……百花繚乱紛争調停委員会の生徒か」

 

まずいな。目の前の生徒達からネルほどじゃないけど強さを感じる

ネルやヒナ、ホシノの強さを100で表すなら、二人は75といったところか?

 

「とりあえず、大人しく同行してくれると助かるんだけど」

「悪いがそれは無理だな」

「だったら、力づくでも来てもらうよ!」

 

プラチナブロンドの生徒がSRを撃ってきた

僕は咄嗟に幻痛を抜き、弾丸を弾き返した

 

「ッ!?刀で弾くなんて!」

 

あっぶねぇ~!? とっさにやったけど初めて弾き返すことができた!

 

「アヤメッ!」

 

白髪の生徒も僕にSRを撃ってくるが僕はスモークグレネードを爆発させて煙幕に乗じて羅漢の屋敷から脱出した。その後はクラップトラップが運転するキャンピングカーに合流し、百鬼夜行の街から出るのだった。スーツを脱いだ僕は咄嗟に弾丸を弾き返したことに達成感を強く感じていた

 

「周辺に追手は来てません。無事に脱出できたようデスね」

「そうだね。あぁ~ビックリした」

 

さっきは運良く逃げれたけど、人数がもっといれば逃げるのは難しかったな

百花繚乱制式ライフルだったから弾きやすかったけど、あれで連射が利く銃だったら弾き返すのは難しかった。……そういえば、あの白い髪の生徒、アヤメと言ってたっけな

 

「アヤメ……アヤメ?」

 

なんか思い出しそう……百鬼夜行…百花繚乱紛争調停委員会…アヤメ……七稜アヤメ!?

あぁああ~~!?お、思い出した!?百花繚乱紛争調停委員会の委員長だ!!

ってことは、そばにいたのはナグサか!

 

待て、確か百花繚乱編の時はガチャで欲しいキャラがいたからストーリーを飛ばし飛ばしだったが確かアヤメは行方不明になっていたはずだけど……どの時期だ!?

頭を抱えながらベッドで倒れた僕はまた新しい問題に悩むのだった

*1
敵と接触すると爆発する

*2
付着したターゲットにダメージを与える。いわゆる粘着爆弾

*3
爆発すると3から6個まで分裂する

*4
敵を引き寄せる

*5
強力なノックバックを発生させる




はぁ~。最近投稿頻度が遅くてごめんなさい。平日は疲れが溜まりすぎてて書く気力が湧かなくて
YouTubeにダブクロチャンネルという名前でショート動画を上げているのでぜひ見に来てください

ブルアカの百花繚乱編は読み飛ばしていた描写は実際に作者が行った行動です
ほんと、ガチャで石を溜めたかったと言って読み飛ばした自分のバカ!
石を手に入れたらストーリーなんて読み返さないくせに!
次の投稿はいつになるか分かりませんが3月の15日以内には書きあげたいですね

それでは最後にZer0スーツの性能と幻痛とシューターの紹介をして終わりたいと思います

Zer0スーツ:蛇尾リュウジが開発した特殊スーツ。見た目は初期スキンのZer0の姿
性能は隠密に特化しており、足音を最小限に抑え、光学迷彩機能を搭載しており、さらに滑空できるようにウイングスーツの機能を追加しており、スーツには防弾防刃防炎に使われる繊維が使用されているためスーツが破損することは滅多にない

幻痛:日本刀をデザインした非殺傷用ブレード
斬った対象に斬られたという痛みを与えることができ、対物狙撃銃ライフルの弾丸を受けても折れることない頑丈さを誇る

特殊コンパウンドボウ『シューター』
リュウジの神秘で矢を生成して撃つコンパウンドボウ
神秘で作った矢にボダランシリーズのグレネードの特性を付与することで強化が可能
これもまた非殺傷で羅漢に矢を射っても血を流さなかったのはそのため

幻痛とシューターの共通の特徴は非殺傷武器だという事だ
キヴォトスでは殺人は重罪のためリュウジもこの武器を非殺傷に設定している
生徒はもちろん、獣人、オートマタなどのキヴォトスの市民の命を殺めることはないが、車や戦車はヘリなどの無機物に関しては両断したり、破壊することはできる

リュウジが使ったレジェンダリー武器の詳しい説明とかをまとめたリストが欲しいですか?

  • 欲しい
  • いらない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。