荒んだ人生で心が壊れたうつ病男性がキヴォトスに転生 作:ダブクロチャンネル
男オリ主の作品に感銘を受け、自分もその波に乗ろうとしています
沈没するか、座礁するかをどうか見守ってください
評価してくれるとあなたの来世はキヴォトス人です
感想を書いてくれると推しの生徒に生まれ変われます
批判や誹謗中傷を書くと地下生活者になります
第1話 転生に便利な死因は病死か事故死
始めまして、僕の名前は●●●●
ダメだ……言葉を発する気力が無い
なぜ、こんな風になっているかという事を簡単に説明すると
①子供の時から苛められたりして苦しい毎日を送ってこのような性格になった
②先生に言っても対処もしてくれなかったり、親に言ってもなんともできないからほぼ無気力状態になる。そのおかげで諦め癖が身に付いた
③高校を卒業して就職するも、そこがブラック企業で上司にパワハラ、同僚も嫌がらせをしてきたりで精神を擦り減らし、ものの見事にうつ病になり退職。高校卒業からの5年間の労働は無駄になった
④そこから溜めに溜めまくった怒りと苦しみを出すためにゲーム三昧をするニート状態になり、親が死んだ後もこの状態が続いている。なお、親の貯金があるおかげで今も無事に生きている
無事と言っても生きているのか死んでいるのか分からない状態だけどね
今もYouTubeで映画の切り抜きシーンや戦闘シーンを見たり、ゲームをしたりして過ごしている
食事も食パンやコンビニのお握りと安く済ませていて娯楽中心の生活を送ってる
今日も僕はゲームをしていると頭の中に奴らの声が聞こえてくる
人格を批判したり、嘲笑い、痛めつけ、それらを聞くたびに体の内側から熱くなり苦しくなる
「はぁ!はぁ!くそっ!ふざけやがって!」
声に出して追い払い、それでも消えない雑音をかき消すためにスマホのYouTubeからヘビメタ系の曲を探し出し、最大音量で聞く。3分ちょっとの曲を5個聞いたところで怒りは収まり、汗をかいたからシャツを洗濯機に投げ入れ、身体を洗い流す
(なんで僕がこんな酷い思いをしないといけないんだ!ちくしょう……)
熱いシャワーを浴びながら声にもならない声を上げて涙を汗と共に流す……
こんな毎日を送っていた
シャワーから上がった僕はアイスを額に押し当て、熱く苦しい感情を冷ます
そんな僕の唯一の癒しと言っても過言じゃないのはテレビゲームだ
子供のころから友達がいない僕にとってゲームが友達みたいなものだ
RPG、シューティング、アクション、どれも魅力的で素晴らしかった!
おかげで少しだけ和らいだけどほんの少しだけ。それでも苦しいことに変わりなかった
今、やってるのはボーダーランズ3というゲームソフト。通称ボダラン3
それはRPGとシューティングゲームが合わさった素晴らしいゲームだ
数々の銃とスキルを活かし、敵を殲滅するのは気持ちいい!
ちょっとゴア表現があるけど、逆にそれが気持ちいいんだ
ショットガンで敵を粉砕するのは気持ちよくて心が安らぐ
人に関わらずに生きていける今の状態は僕にとって心地よいものだ
周囲の家は住んでる人が引っ越したりして空き家になっているから誰もいない
アイスを食べながら僕は映画を見たりゲームをしたりで寛ぐのだった
今日も僕はゲームをしながらソファーに座る。今日も今日とてボスを周回してドロップアイテムを探す。もはや廃人のような作業で周回を繰り返すこと200回
探し当てることができた。フルオートでボックスマガジンのアサルトライフルだ
「やったー! ついに見つけたぞ!」
そう喜ぶのも束の間、僕は心臓が捕まれたみたいに胸が苦しくなってきた
「うっ!がっ!?」
胸を押さえながらソファーから床に倒れてしまう
これは長い間、娯楽を優先して食事を怠ったりしてきたツケが帰ってきたようだ
救急車を呼ぼうにも指に力が入らない。これは終わったようだ
「でもまぁ…これでいいかもな」
辛い時間を忘れるほど遊ぶのに熱中して自分なりに楽しんできたんだ別にいい
けどな……後悔が無いと言ったら噓になる
(もっと人生を楽しみたかった! 友人に囲まれて、好きなように生きて……それなりに幸せな日々を過ごしたかったな……)
だんだん目の前が真っ暗になっていき、僕の意識は落ちていくのだった
真っ暗な空間の中、下に落ちていく感覚を感じながら頭の中に声が聞こえてきた
(死に際に言っていた言葉を叶えてやろうか? できそうな場所に送ってやる)
声からして男性かな? それに叶えてくれるって?
それってどんな場所だよ? 24のおっさんをどこに連れて行くってのさ
(お前が最後に遊んだスマホゲームの世界に送ってやろう)
最期に遊んだスマホゲーム? ……ブルーアーカイブか!?
ブルーアーカイブは簡単に説明すると
数千の学園が連邦を形成する超巨大学園都市「キヴォトス」
スマホレベルで銃を持ち歩く女子生徒たちがいて、男性は先生と呼ばれるプレイヤーだけ
後は犬や猫が人の姿をしている獣人とかオートマタみたいなロボットだけしかいない
なのでプレイヤーからはGTAの皮を被った美少女ゲームと呼ばれている
ちなみに、僕は【対策委員会編第3章Part5】まで進めている*1
無課金でやりつつ、推しキャラも増えてそれなりに楽しんで、今じゃ推しキャラは星5だ
ブルアカは好きだけど、それは見ている側の話で合ってその世界に行きたいわけじゃない!?
「あのテクノロジーが発達した世紀末の世界に行けっていうの!?」
思わず声に出したけど、僕の言いたいことは間違っていない
弾丸を数十発受けないと気絶しなかったり、戦車の砲弾を受けても痛いで済ませたりする
逆に言えばキヴォトス人でもない僕なんかあっという間に死んでしまう!
「その世界以外で行けそうなところはないの!?スマホゲーム以外でさ」
(スマホゲーム以外だと、ボーダーランズ3、DOOM ETERNAL、Fallout4しかないぞ)
ちくしょー!! どれもこれもほとんど世紀末じゃないか!
溜まった怒りを発散するために遊んだのが仇になったか!?
そんな僕の焦りを感じたのか。声は僕にこんなことを言ってきた
(心配するな。こちらもそれなりに支援はしよう)
「具体的には?」
(キヴォトスのパワーバランスを壊さない程度の特典だ。何が欲しい?)
僕は考える。僕が行く場所はブルーアーカイブ。先ほど言った通り日常的に銃撃戦をしたりしている。なら、それは銃が売れやすいってことじゃないか?
「ボーダーランズ3の武器メーカーの銃の製造技術の知識だ!」
ボダラン3にはそれぞれ特徴的な銃器のメーカーがある
トンチキなのとかリボルバーなのに弾が散弾のとか
それらを作り上げて売買して会社を作ればその分の利益で生きていけるんじゃないかと思うんだ
(いいだろう。その特典を与える少し脳に負荷がかかるぞ)
声の主がそう言うと僕の頭に銃の製造技術とそれに関する武器の知識が流れ込んできた
予想以上に多いそれに苦痛の声を上げながら再び意識が落ちそうになる
(あと、おまけで元の性別をそのままでキヴォトス人の肉体に作り替えておいたぞ。これで流れ弾に当たって死ぬことはない。先生と同じようにヘイローを視認できるようにしておいた)
それは助かる! ……あれ? 元の性別をそのままにってことは
僕、男のままブルアカの生徒になるってこと!?
(逆に女子生徒になって、女の生活ができると思っているのか?)
「それは無理だよ!長い間、男で生きていたんだし」
(ちなみに武器の製造技術と知識に関してだが、製造するとなるとかなり資金が必要になるぞ)
どこもかしこも金!金!金!! まぁ、仕方ないか……
てかさ、気になったんだけど
「僕にここまでしてくれるのは嬉しいけどさ。いったい誰?姿を見せてよ」
(姿は見せることはできないが、俺が誰なのかについて答えることができる)
その声の主はこう言った
(お前みたいに人生に後悔して苦しんでる奴に同情して能力を与える暇人だ)
なんだよそれ!答えになってねーぞ!
(じゃあ、よき転生ライフを……簡単に死ぬんじゃねぇぞ)
落ちていった先に白く眩しい光が見える。その眩しさに目を閉じるとだんだん浮遊感が無くなってきて、死んだときと同じように意識が無くなっていくのだった。
「う、うーん……ここは?」
目を覚ますとそこは裏路地の奥にある空き地っぽいとこ
立ち上がった僕は周囲を見ると自分が横になっていたであろう傷んでいるソファー、端っこが割れている姿見鏡、捨てられている銃があった
とりあえず今は身を守る銃が必要だ。僕は捨てられている銃に向かって歩き出す
調べると捨てられているのはハンドガンやサブマシンガン系の銃だ
手に持って色々見てみると頭の中でどうやって分解して、整備ができ、組み立てることができるのかが流れ込んでくる。
分解し、近くにあった銃のメンテナンスキットを使い、掃除を行い、組み立てて使えるようにしていく。こうして出来上がったのは新品同様に綺麗になったハンドガンとサブマシンガンだ
(塗装を緑にできたらダール社製と言えるんだけどな)
手に持った感触と重さを確認しつつマガジンを込めて適当な空き缶に向かって銃を発砲
軽い音と共に発射された弾丸は空き缶に命中した
初めて使ったはずなのに使い慣れてる感覚に驚きながら姿見鏡を見て自分の姿を確認する
(えぇ……これが僕?変わりすぎでしょ!?しかも小さいし)
黒髪黒目なはずの僕の見た目は紫色の髪に深い青色の瞳をしていて、地味メンと陰口を叩かれた顔はややカッコいい系の顔立ちの14歳の少年になっていた
着ている服は黒のジーパンに灰色のパーカー、赤色のシャツを着ていた
「噓でしょ? あっ、声は変わってない」
自分の見た目の変化に戸惑っていると後ろから声を掛けられた
「おい!そこのガキ!」
顔だけ振り向くとそこにはブルアカで最初に見たスケバンがいた。
左からサブマシンガン、マシンガン、スナイパーライフル持ちだ。
「あたしらの縄張りで寛ぐとはいい度胸してるじゃないか!」
「迷惑料代わりに金をよこしな!」
ゲーム内でも聞いたことがありそうなセリフを吐いて恫喝をしてくる
どうする!?逃げようにも出入口はマシンガン持ちのスケバンが立ち塞がっている
こっちは僕だけ、向こうは3人!数じゃあっという間にあっちが有利だ*2
「さっさと財布を出しな! それとも鉛玉食らいたいのか!」
考えているうちに
何気に後頭部に当たって痛い。けど、その痛みで僕の考えは一つにまとまった
(やってやる!やってやるぞ!)
呼吸を荒くして体を丸めながら身体を震わせて怯えているふりをする
僕が怖がっていると思っているスケバンたちの嘲笑を聞きながら右手で先ほどのハンドガンを握りフルオートに切り替える。接近戦ではフルオートで一気に叩き込んだ方が速い
思い出せ……ジョン・ウィックで見たあの動きを、テレビゲームで散々撃ったあの感覚を
僕は体をコマのように回転させて僕に銃口を突き付けているスケバンのスナイパーライフルを掴んで反らした後、腹に向かってハンドガンの引き金を引く
「がっ!?」
フルオートの弾丸を至近距離で浴びたスケバン。油断して無防備なところを食らったんだから悶絶している。だけど
「このガキぃ!!」
サブマシンガンの弾はSR持ちのスケバンの背中に直撃する
この時ばかりは身長が低いのが幸いした
「バカッ!無駄弾を使うな!」
「くっ!」
MG持ちのスケバンの言葉に味方を当てるのを躊躇いSMG持ちのスケバンは撃つのを止めてしまった
チャンスだ!僕はSR持ちのスケバンを盾にしながらハンドガンをSMG持ちのスケバンに向けて撃つ
「ぎゃんっ!」
盾で身を守っている間にセミオートに切り替えたためか、思っていたより精確に狙いが付けた
弾丸はSMG持ちのスケバンの胴体に2発、顔に2発当たり、気絶させることができた。
このハンドガンのマガジンには12発の弾丸が込められている。
SR持ちのスケバンに5発、SMG持ちのスケバンに4発撃ったから残り3発しかない
「調子にのんなぁぁ!!」
14歳の子供に仲間をやられて怒ったのかMG持ちのスケバンが掃射をしてきた
流石にマシンガンを受けたらただじゃすまない!
僕は盾代わりにしていたSR持ちのスケバンからスナイパーライフルを拝借し、マシンガンの弾幕を走って避ける。走りながら作業台に置いたサブマシンガンを回収し、近くにあったドラム缶に身を隠すもマシンガンの弾幕に迂闊に顔を出すことはできない
「そのままドラム缶ごとぶっ倒してやるよぉ!!」
マシンガンの圧倒的な弾幕は一方的な暴力と変わらない
ドラム缶が徐々に削れていくのが見え、肩などに弾丸が掠っていき、予想以上の痛みが来る
改めて僕がキヴォトスに来たことを実感しているとマシンガンの弾が切れる音がした
「くそっ!弾切れかよ!」
チャンスと言わんばかりに僕はドラム缶を横に倒し、それを踏み台にジャンプしてMG持ちのMG持ちのスケバンの肩に向かってスナイパーライフルを撃つ
重い発砲音と肩に来る衝撃を感じていると弾丸は見事にMG持ちのスケバンの肩に命中した!
「ぐっ!」
痛みに顔を歪ませ、マシンガンを落とすスケバンに僕はスナイパーライフルを捨てサブマシンガンの引き金を引いた。弾が尽きる勢いで撃たれた弾幕を受けていたMG持ちのスケバンだったが
「ナメるなぁ!」
前蹴りを繰り出し、それをまともに食らった僕は地面に倒れるもサブマシンガンを向けるもそれを蹴り飛ばされてしまい、MG持ちのスケバンは僕に馬乗りになる
「倒れろぉ!!」
拳を振り上げて殴りかかってくるスケバンに手早くハンドガンに持ち替えた僕は残り3発の弾丸をスケバンの顔に向かって撃つ。さすがに至近距離で弾丸を受け続けたせいでMG持ちのスケバンは気絶してそのまま前のめりに倒れた。
「ぶっ!?」
身長の関係上、MG持ちのスケバンの胸*3が僕の顔に当たってくる
僕の顔より大きい胸を逃れようと体を動かし、両手でスケバンの身体を押し上げながら抜け出す
キヴォトスの生徒はプレイヤーの先生より強いって聞いたから抜け出せないと思ったけど
……柔らかかったな
とりあえず気絶したスケバンたちを並べ、自分のハンドガンから空になったマガジンを抜いて新しいマガジンを入れる
その後、自分の姿を姿見鏡で見てみると今更だがヘイローに気づく
僕のヘイローは1体の蛇が輪になり自分の尻尾を噛んでいる見た目だ
それが何なのか知らないが、そんなことは後で調べよう
次に衣服のポケットを探る。もしかしたら声の主が最低限のお金を用意しているのかもしれない
キヴォトスの通貨は『円』ここの弾薬の値段は知らないけどコンビニにあると知っているから金があれば買えるかもしれないと思い、探ってみるも手に当たる感触は無い
次はジーパンのポケットに手を突っ込み探ってみるも、掴んだのは空気と裏生地の一部だ
無一文となると……仕方ない。こういうのはカツアゲみたいで嫌なんだけど
スケバン3人の身体に極力触れないように僕は彼女たちの財布を抜く
財布の中身は千円札3枚、100円玉20枚とそれなりに多めだ
僕はその中から千円札をそれぞれ1枚ずつ取る……いや、盗った
生きるためという理由で僕は彼女たちから盗んだんだ。それを忘れちゃいけない
僕はこの裏路地から出るのだった
裏路地を抜けるとそこにはアングラな雰囲気を空気レベルで出してる街並み
オートマタが警備をしてるし、ガラの悪い生徒がいて治安が悪い
……ここブラックマーケットじゃないかぁああ!!!!
なんて所に飛ばしてくれたんだよ声の主!?
せめてミレニアムにしてくれよ!
とりあえずコンビニで弾薬と今日1日食べるご飯を買って仕事を探そう
僕はそう決意してパーカーのチャックを上げ、喉仏を隠してコンビニに向かうのだった
滅多に一人称は書かないのですがいかがでしたか?
感想と評価を楽しみに待ってます
はてさて、この先どうなりますことやら
ちなみに冒頭の①~③は作者の実体験です
さすがにうつ病は軽度のものですのでご心配なく
ボダラン4の認可パーツと強化パーツの要素も加える?
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やっちゃえ!
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出さなくていいです