荒んだ人生で心が壊れたうつ病男性がキヴォトスに転生 作:ダブクロチャンネル
NTEやめて就職活動とゼンゼロのベーグル計画を進んでいたばかりにこんなことに
長らく読んでいなかった人たち向けに前回のあらすじとリュウジの武装を書きます
あらすじ
ブルーアーカイブの世界に転生した蛇尾リュウジ。
彼はブラックマーケットを中心に傭兵活動をしながら自分を強くしていった
ところがある日、リュウジの傭兵活動で損害を受けたアランチーノファミリーのドン・アランチーノに損害を補填し、カイザーから守る条件として勧誘されたのを断った
それをきっかけにカイザーコーポレーションとマフィアから指名手配を受け、ブラックマーケットで仲間にしたクラップトラップを引き連れてキヴォトスに旅をする
逃亡生活をしながら稼いだ金を使いブラックマーケットの土地を買って、アヤメとコユキを中心に過ごしているとアランチーノがカイザーと手を組んでヘルメット団とマフィアを雇い、リュウジを始末しようと目論んでいることを知り、単独で相手をすることになった
合計5000人の・カイザー・ヘルメット団・マフィア連合を相手にシラトリ区で大抗争が勃発する
リュウジの武装
HG:デスサイス、ファルコン・ライジング
SG:DMC、クリティカル・サグ
AR:ハイブリッド・プレシジョン、???
グレネード:ナガタ、サージ、ハンター・シーカー、ライトスピードをそれぞれ3個ずつ
特殊武器:幻痛MarkⅡ、アクセルシューター
僕の名は蛇尾リュウジ
現在カイザーの戦闘ヘリのガトリング砲を避けながらバイクで走っている武器商人だ
後ろからガトリングの弾丸が飛んできて、コンクリートを削りながら近づいてくる
それを横にハンドルを切って避けると、マフィアの車やヘルメット団の車両が近づいてきた
「撃て撃てぇ!!」
ヘルメット団の連中が窓から顔を出しARを撃ってくる。それをかわしながらファルコン・ライジングを抜き、応戦する。放たれた弾丸は車両のタイヤにぶつかるが弾かれた
「ちぃ!防弾かよ!」
「おらぁ!転ばしてやるよぉ!」
マフィアがこちらに車体をぶつけ横転させようと車体を寄せてくる
左にヘルメット団の車両、右からマフィアの車、後ろにはカイザーの戦闘ヘリ
この状況ならあえて加速を大半の人間は選ぶだろう……
だが、僕はあえてブレーキを踏んで減速した
「なにぃ!?」
「うわぁああ!!」
減速したことにより、マフィアの車はそのままヘルメット団の車両にぶつかり、そのまま巻き込んで道路の看板に激突して無力化された
奴らはエアバッグの衝撃を受けて気絶している。車が頑丈なせいなのか煙は出ていたが爆発はしなかった
アクセルを踏み込んで速度を上げると先ほどいた場所にカイザーの戦闘ヘリのガトリング砲が撃ち込まれる。僕は片手運転しながらクリティカル・サグを抜き戦闘ヘリに照準を向けて撃つ
粘着性の榴弾はヘリに張り付き、爆発して墜落する墜落する途中でヘリから脱出したカイザーのオートマタがパラシュートで降りていたから死んではいないだろう
そのまま進んでいくと右のトンネルからヘルメット団の車両が複数台来た
(車種からしてジープのラングラーか……ん?)
僕はヘルメット団のジープに搭載している銃器に驚いた
(おいおい!重機関銃かよ!)
奴らが搭載していたのはブローニングM2重機関銃
50口径の弾丸を使う重機関銃だ
「はっはぁー!!マフィアの連中から渡されたこの銃でハチの巣にしてやる!」
ヘルメット団の一人が重機関銃の引き金を撃つと激しい弾幕が放たれる
それを蛇行運転してかわしながらバイクをアクセルターンして奴らの正面を向き、バイクを自動運転にする。この状態にすればバック走行をしながら動いてくれるのさ!
僕はバイクからヘルメット団の車両の上に飛び乗り、左手に持った幻痛MarkⅡをルーフに突き刺し、落ちないようにして右手でファルコン・ライジングを抜き、重機関銃を撃つヘルメット団に向かって撃つ
正確無比に放たれた弾丸は見事に当たり、弾丸を受けて倒れた。僕は刻の蛇50%を使用し、車両に飛び乗り、そこにいたヘルメット団を草むらに向かって投げて刻の蛇を解除する
「んっ!?リュウジがいつの間にか、飛び乗ってきたぞ!?」
「噂になっていた瞬間移動してくるってやつか!?」
「と、とりあえず撃て!落とせ!」
助手席から身を乗り出して撃とうとしてきたヘルメット団を速射で無力化した僕は声を上げる
「おい、運転席のヘルメット団!さっさとD.U.シラトリ区まで走った方がいいぞ」
「だ、誰がお前の言う事なんか――」
言葉を言い終わる前に一つのRLの弾が飛んできた
飛んできたそれは木に当たって爆発を起こし、木を吹き飛ばした
運転しているヘルメット団の一人がバックミラー越しでロケランを撃ってきた者の正体を知る
なんとそれはマフィアの連中の一人だ
その数は10台を超え、先頭を走る車の後部座席からロケランを撃ってきたのだ
「さっさとした方がいいよ?でないと僕も君もロケランで爆発だ」
「ひっ!ひぃいい!!」
恐怖の声を上げながらアクセルを踏み、スピードを上げるヘルメット団の運転手
僕は重機関銃を利用してマフィアの連中を相手にする
引き金を引けば重低音が響き、高威力かつ密度が濃い弾幕がマフィアの車を傷つけ、煙を上げさせて横転させる
なんて弾幕だ!ブラドフ社製のAR以上だぜ!!
奴らも窓から体を出して銃を撃ってくる。弾丸が僕の頭や肩に当たるがお構いなしに撃ち続ける
横に並走しているマフィアの車の窓が開き、中からSGの銃口が出た
「運転手を狙え!」
「えっ!?ちょ!私は味方!」
「知るかっ!お前一人の犠牲で済む話だ!」
おっとそうはさせないよ。瞬時にファルコン・ライジングを抜き、奴らのSGを弾き飛ばし、車内に向かってグレネードを投げた。しばらくして奴らの車が爆発し、そのまま車は後続の奴らの車を巻き込んだ
「ねぇ、無事?」
僕は狙われたヘルメット団の運転手に話しかける
「な、なんとかな!助かったよ……あいつら、私を撃ってきた!」
声の震えからして怒りながら泣きそうになっているな
「ちっくしょー!!あいつら許さねぇ!!狙われるくらいならリュウジ!あんたの味方をしてやる!」
ヘルメットを外した奴はアクセルを強く踏み、一気に引き離そうとする
そこからは迫りくるマフィアの車を重機関銃で無力化させながら奴らのRLのミサイルを撃って爆破させていると、一台のヘリが撮影していた
そう、クロノスハイスクールのヘリだ
「ご覧ください!あの蛇尾リュウジをマフィアやカイザー、ヘルメット団を相手に激しいカーチェイスを繰り広げています!」
レポーターを務めるは川流シノン。マイクを持ち、テレビの前の視聴者に報道している
奴らが来る今日の日に僕はクラップトラップを使い、匿名という形でクロノスハイスクールにD.U.郊外の牧場の住所を流した。その理由は奴らが5000の戦力を使っても僕一人に勝てないと周囲に見せつけ、面子を潰し、奴らの力を削ぐためだ
僕一人に負けたとあればアランチーノは怒り狂うだろうが奴の組織を抜ける奴もでるはずだ。もし、そうなれば僕の手で見つけ出して復学できるようにすればいいし、なんなら仕事を紹介してもいい
そこから10分間、マフィア連中の車を破壊し続けて、奴らの追跡は無くなった。それを見て僕は自動操縦モードで並行しているバイクに飛び乗ってハンドルを握る
「奴らの車は追いかけてこなくなったな!」
「あぁ、この周囲にはね……君はどうするつもり?」
「自分のヘルメット団は私だけになったからな。今更あんたと戦う気になれないし、どこかでほとぼりが冷めるのを待つよ」
その方がいい。今のD.U.シラトリ区は戦場だ。
「けど、どうしたもんかな。生き延びても仕事が来るかどうか」
「もし、生きて会えたら雇ってあげるよ。仕事に困ってたらだけどさ」
「あんたが生き延びたら考えてやるよ……じゃあなガンスミス。生きていることを祈るよ」
そう言ってヘルメット団の一人と別れ、僕はD.U.シラトリ区に行ける橋の元に行くと
「待ってたぜ!蛇尾リュウジ!」
ヘルメット団の3台の戦車が橋の出入り口を塞いでいた。奴らは戦車の主砲をこちらに向けて撃ってきた。ハンドルを曲げてよけた僕はアーチ状になっている橋の上部構造をバイクで駆け上がる
「な、橋の上部構造を昇っただとぉ!?」
「とにかく撃て!」
奴らは僕に向かって砲弾を撃とうと戦車の主砲を向けようとするが、奴らの戦車の主砲は長いため取り回しが悪い。それゆえに故に他の戦車に当たってしまう
「お、おい!どこに向けてるんだ!」
「わざとじゃねぇよ!」
「くそっ!ぶつかって狙えねぇ!!」
僕はアーチ橋を駆け上がっていく、この調子ならシラトリ区に行けるだろう。だがその時だ
「……念のために仕掛けてよかった」
アランチーノファミリーのマフィアが橋に仕掛けていたC4を起爆しアーチ橋を破壊したのだ
徐々に崩れて傾いていく橋、慌てて戦車を動かして避難するマフィアの連中
「ここまでやるのかよ!」
僕はバイクからジャンプし、橋から飛び降りて服に仕込んだウィングスーツを広げる
下から撃ち込まれていく弾丸やRLの弾頭をかわして滑空していく
滑空していく中、僕は見てしまった。
そこにあったのはシラトリ区で僕を待ち構えているマフィア、ヘルメット団、カイザーのオートマタの軍団がいた。まるで蝙蝠が群れで飛んだ姿が空を飛ぶ大蛇に見間違えるほどだ
奴らは一斉にこちらに銃口を向けてきて一斉掃射してくる。弾丸のスコールが放たれ、僕は右方向に体を傾けながら、弾幕を避けて近くのビルの窓に突っ込んだ
ぶつかる直前に両手を交差させて窓ガラスを突き破り、そのまま転がりながら壁に激突した
背中に強烈な痛みと腕に熱を感じたので見てみると割れたガラスが僕の腕に深々と突き刺さっていた
僕はガラス片を抜いて、痛みを感じながらも立ち上がり、ビルを抜ける
遠くの方で奴らが走ったり車で追いかけてくる音が聞こえる
ビルを抜け、空を見れば時刻は午後3時を過ぎたか*1
走った先に会ったのはシラトリ近隣公園のライブ会場だ
「おいおい……なんで避難してないんだ!?」
これは後で知ったのだが、どうやら有名なバンドマンの獣人が演奏していたそうで、ヴァルキューレも市民を非難させていたけど、このシラトリ近隣公園まで避難誘導の手が行き届いてなかったみたいだ
僕は身を隠すためにライブ会場の中に入っていく。警戒しながら進んでいき客と客の間をすり抜けるように移動していると
「……蛇尾リュウジ」
黒スーツを着たマフィアの一人が現れた
僕はこいつを知っている。あれは15歳の時に出会ったアランチーノの使いだ
あのメイド結い、淡い青色の眼は間違えることはない
「あの時の使いか……ボスは部下に任せてワインでも飲んでるのか?」
「お前如き、ボスが直接出向いて相手することはない」
「あぁ、僕が両腕を斬り落としたから恥ずかしくて来れないか!」
僕がそう言うとアランチーノの使い…霧科リオナは目に見えるほど表情が険しくなる
「貴様……」
チリチリと肌が焼けるような空気が募る。僕はファルコン・ライジングを入れてるホルスターに手を伸ばし、リオナもスーツの内ポケットに入れているHGに手を伸ばして抜く
同時に引き金が引かれ、お互いの3発の弾丸が体に当たり僕とリオナは倒れてしまう
その瞬間、悲鳴とざわめきの声が上がり、遠くからリオナの部下と思われるアランチーノファミリーのマフィアが来た。僕はなんとか立ち上がってライブ会場の中を走っていく
僕は去った後、倒れたリオナの体を起こすマフィアの連中
「大丈夫ですかリオナさん!?」
「平気よ!あいつを追いかけろ!」
リオナは自身の部下にそう命令すると僕の後を追いかける部下とは別の方向から僕を追い詰めに行く。リロードをしながら移動していく内にライブステージの裏に来てしまい、ステージに来てしまった僕は左方向から銃を抜いて撃とうとして来たマフィアの生徒の顔に2発撃つとライブの観客たちは演出と思ったのか歓声の声を上げた
(ニュースを見ていないのか!?)
そんなことを思いながらステージを下りて観客の間をかき分けて通っていくとマフィアの連中がHGを片手に近づいてきて、僕に向かって銃口を向けてきた。
とりあえず近くにいたマフィアの頭部に1発撃ち、次の奴の腹に2発当てた後、頭部に1発撃ち、最後の奴の腕を掴んで一本背負いの応用で投げ、顔に向かって3発撃ち込んで倒した
「なぁ……あれって」
「演出じゃなくて…本物!?」
「ま、巻き添えになる!逃げろ!!」
僕から遠ざかる観客たち、それを気にせずリロードしながら人混みから抜けるとこちらに向かってくるマフィアの腹部と頭部を1発ずつ撃ち、右方向から来ていた2人のマフィアの頭部を1発ずつ撃ちながら進んでいく。ライブ会場を抜けた先の公園の階段からヘルメット団の集団が走ってきた
「蛇尾リュウジだ!撃てぇ!!」
手に持つARとSMGとHGの銃口を僕に向けると同時に公園の噴水が噴き出し水の盾となる
威力が軽減された弾丸を受けながら僕はあるグレネードを投げる
それはティーディオール製のグレネード『ハンター・シーカー』だ
このハンター・シーカーは空中で3つに分裂するグレネードだがドローンとなって敵を射撃するんだ。敵に触れるか弾を撃ち尽くすと爆発するレジェンダリーのグレネードだ
投げられたグレネードは空中で3つに分裂した後、銃口をデジタル生成で作り出してヘルメット団に向かって銃を撃つ
「なんだあのグレネード!?銃を撃ってきたぞ!」
「リュウジが作る銃なんてトンチキなのもあるだろ!」
「とにかく撃ちまくれ!!」
更に3つのグレネードを投げ、合計12個に分裂したグレネードがヘルメット団の集団に向かって銃を撃ち、接触した瞬間に爆発を起こす
僕もハイブリッド・プレシジョンを使い、精確にヘルメット団を倒していく
ハンター・シーカーによってある程度はダメージを与えたことによりヘルメット団の集団は1発当てれば気絶していく
階段を下りた先の橋を走りながらヘルメット団とマフィアの連中をハイブリッド・プレシジョンで撃ち、ストックで殴りながら進んでいく
時刻は夜となり、夜のD.U.シラトリ区。太陽が沈みと自動的に街灯の光が灯り、暗闇を照らしていく。昼の時間で見る時とは違う雰囲気は別世界を感じさせるだろう
残念だがこの抗争ではそれを感じ取れる時間もないけどね
僕は車道を走りながらどこに行こうかを考えていると――
突然、左方向から一台の車が僕に向かって走ってくる
それはあまりにも速く、刻の蛇を使おうとしたが間に合わなかった!
鉄の塊が僕にぶつかり、撥ね飛ばされた僕は転がりながら近くに停めてあった車にぶつかった
「がはっ!」
衝撃で口から血を吐き出すが、骨は折れていない。まだヒビが入った程度だ
つくづくミレニアムの生活健康部のナノマシンには感謝しないとな……
「おいおい……撥ねたのにまだ立ち上がっているぞ」
「関係ない!動けなくなるまで撃てっ!」
カイザーのオートマタが引き金を引く前に僕は刻の蛇50%を発動し、車を遮蔽物にして隠れた
奴らが手にしたフルオートのARの弾幕が車体に弾痕を作り、窓ガラスを突き破る
撥ねられたときの苦痛を息を整えて和らげ、腰のホルスターからデスサイスを抜き、自らの神秘の循環性、無限性、完全性を同時併用して身体能力を強化し、遮蔽物にした車のボンネットを足場にして奴らに向かってジャンプして、引き金を引く
放たれた散弾を放つリボルバーの火力は奴らの銃を弾き、意識を飛ばす。着地したと同時に近くにいたオートマタがARを向け、狙いを付けてくるが、それを右手に持ったデスサイスの銃身で弾いて反らし、左手に持ったデスサイスの引き金を引いて撃つ
両手に銃を持っているため盾代わりにできないため撃ったオートマタが腰に付けてるグレネードの安全ピンを抜き、複数のオートマタに向かって前蹴りで蹴とばす
蹴とばされた奴を慌ててどかそうとするが間に合わず爆発に飲み込まれた
だが、リロードした後に一息入れる暇もなくカイザーの装甲車が向こうから走ってくる
「いかに蛇尾リュウジといえど生きている人間だ!撥ねれば死ぬ!」
「殺っちまえ!」
僕はデスサイスをホルスターに収め、幻痛MarkⅡを抜き正眼に構える
奴らとの距離を測り、集中する。痛みを感じ取れないほど集中し、エンジン音が耳に聞こえてくる
……よし、ここだ!
僕は左に飛んで回避し、装甲車の片輪を斬った
「なにぃ!?」
「ば、バランスが取れません!」
装甲車の片輪が切り裂かれたことでバランスを崩した奴らの装甲車は横転した
回転しながら複数の車両を破壊しながら近くに会ったアパレルショップに突っ込んだ
「エンジン損傷!爆発しそうだ!」
「急いで出るんだ!……なっ!?」
装甲車のドアを蹴り飛ばして脱出を図るカイザーのオートマタたちは飛来してきた存在に驚いた
ワープしてきたそのグレネードは爆発し、高速でバウンドする小さな子弾と低速でバウンドする大きめの子弾をそれぞれ4つずつに分かれ、そのうちの4つの子弾は追尾してきた
合計12個の子弾による爆発はカイザーのオートマタごとアパレルショップを破壊した
僕は爆炎と爆風を背にその場を離れる
僕が投げたグレネードはハイペリオン社製のグレネード『ライトスピード』
投げた時に狙った場所にワープして爆発し、高速でバウンドする小さな子弾と低速でバウンドする大きめの子弾をそれぞれ4つずつと、敵を追尾する子弾4つの合計12個の子弾をばら撒く。
子弾はそれぞれ複数回バウンドし、着弾する度に爆発を起こす。
前世で手に入らなかったから試しに投げたら予想以上に爆発範囲が大きくて驚いたな
表の道にはカイザーの装甲車やヘルメット団の連中が近づいてきたため、僕は裏路地を通って奴らから逃れる。シラトリ区の裏路地の道はブラックマーケットの傭兵時代に何度も使っているから覚えていた。無事に路地を通り抜け、奴らから大きく離れた時だ
突然、物陰からリオナが現れ僕の背中をARのストックに仕込んだ斧で大きく切り裂いた
「がっ!?」
背中に走る強烈な痛みと熱を感じながら振り向きざまに裏拳を振るがそれをバックスウェーで避けると同時にリオナは斧を横薙ぎに払う
僕の腹が横一文字に切り裂かれ、血が流れる
「カイザーとヘルメット団に報告した時、この裏路地を通ると信じていた」
ストックに仕込んだ斧に着いた血を振るい落とし、構えるリオナ。その構えは堂に入っていて隙が少しもなかった。リオナはこの銃がメインとなるキヴォトスでも少ない剣術の達人でもある
「流石に骨を断つ気で斬ったが……硬いな。それが情報に載ってたナノマシンの効果か?」
「筋肉は自前だよ」
そう言いながら幻痛MarkⅡを抜き、リオナに斬りかかる
奴の斧と僕の刀がぶつかり、火花を散らす
リオナが上段の振り下ろしを横に構えて受け流すと同時に突き、それを避けられた直後の横薙ぎを切り払いで弾く、こうした剣戟を繰り返しているとリオナが僕の刀を下から弾き上げ、腹を蹴ってきた
それにより、階段の方に蹴り飛ばされ、転がり落ちていく。階段に体を打ち付けながら止まった時、リオナが僕に向かってジャンプしてきて斧を振り下ろしてきた
勢いと重さが乗った斧を体を横に転がって移動して避けるとリオナの斧は階段の手すりを両断した。金属の手すりを両断する切れ味に目を見張りながらも立ち上がり再び剣戟を始める
何度も火花が散り、暗い裏路地を瞬間的に照らし、リオナが横に払うように斧を振る
それと同時に階段の手すりを潜り抜けるように避けながら僕は突きを繰り出す
フェンシングのように連続で速い突きを繰り出すも、リオナはそれを避けながら斧で弾き、斬り、払うを繰り返してくる
やがて、僕の刀とリオナの斧がぶつかり合う。リオナが僕の幻痛MarkⅡを手すりに押し付けるながら階段を下りていく。それについて行く僕は手首を回してリオナの斧を弾き上げ、奴に突きを繰り出す。最速最短の突きがリオナの肩に刺さると同時に――
「なめるなぁ!!」
横薙ぎに振るわれたリオナの斧が僕の額を深く切った。同時に額から大量の血を流れ、視界が赤く染まる中、僕の刀はリオナの肩に突き刺さった。刺さった刀を抜くように横薙ぎに払うと、リオナの手からARが落ち、リオナは痛みに顔を歪ませながら膝をつくのだった
「死にはしないよ……ただ、斬られた痛みを強く感じるだけだ」
「お前は絶対に逃げられない。必ず!我々がお前を追い詰め、その命を奪い!ボスを苦しめた報いを受けさせる!」
「……やれるもんならやってみな」
幻痛MarkⅡを鞘に納め、額から流れる血を手で拭った僕はリオナを見据える
「1年前のあの時は逃げることしかできなかったけど、今は違う」
懐からファルコン・ライジングを抜いてリオナに向ける
「強さも、武器も、資金も手に入れた。何人かかってきても全員返り討ちにしてやる」
3発発砲してリオナを気絶させた後、僕は夜のシラトリ区を走るのだった
走った先では複数のヘルメット団、マフィアの連中が来る
「蛇尾リュウジだ!やれ!」
「あいつを倒してドン・アランチーノに差し出せば大金が手に入るぞ!」
僕は瞬時に銃を抜き、撃ちながら走る
夜のシラトリ区で怒号と銃声、悲鳴が響き渡る
今回の話はいかがでしたでしょうか?
感想と評価を楽しみに待ってます
目標の評価の色がオレンジ色になりました
次の目標は平均評価7!
レジェンダリー紹介
ハンター・シーカー
ティディオール社製のグレネード
投げたグレネードが射撃しながらゆっくりと進んでいく。
専用特性に追尾性能が含まれており、敵に突っ込むようにして飛んで行き、着弾時に爆発する
ライトスピード
ハイペリオン社製のグレネード
投擲後に照準地点にワープして爆発し、高速でバウンドする小さな子弾と低速でバウンドする大きめの子弾をそれぞれ4つずつと、敵を追尾する子弾4つの合計12個の子弾をばら撒く。
子弾はそれぞれ複数回バウンドし、着弾する度に爆発を起こす。