荒んだ人生で心が壊れたうつ病男性がキヴォトスに転生   作:ダブクロチャンネル

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 はい。最新話を投稿しました

 前回のあらすじ! ……別に書くほどでもないかな

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蛇尾リュウジ15歳(原作開始1年前)
第7話 話のネタが思いつかないときは時を飛ばすに限る


キヴォトスでアングラかつ退学処分を受けた生徒たちが多くいるブラックマーケット

そこではこのようなスレッドが挙げられていた

 

その名もスロートスカー被害者の会

 

任務や依頼でスロートスカーこと蛇尾リュウジにやられたヘルメット団が愚痴とストレス発散を兼ねて上げたスレだ。なんとそのスレは40以上も作られている

今日で47個目のスレだ

 

 

1:ブラックマーケットのヘルメット団

 今日もスロートスカー(以降はSSと書く)に仕事を邪魔された!

 >>2 >>3

2:ブラックマーケットのヘルメット団

 同士よ

 

3:ブラックマーケットのヘルメット団

 私たちもだ

 

4:ブラックマーケットのヘルメット団

 この前、ある企業の護衛をしていた時にSSがやってきてあっという間に倒された

 目を覚ました時には企業の一室が爆破されていた

 >>5

5:ブラックマーケットのヘルメット団

 よく無事だったな

 

6:ブラックマーケットのヘルメット団

 なんでか知らないけどSSが爆発に巻き込まないように運んでいたらしい

 

7:ブラックマーケットのヘルメット団

 変な所で親切だな……ってか、あいつ一人だろ? 集団で囲んでやらないのか?

 

8:ブラックマーケットのヘルメット団

 そうしようとするとSSは味方を盾にして塞いで銃を奪って撃ってくる

 >>9

9:ブラックマーケットのヘルメット団

 しかもある程度の銃を使いこなせる実力を持つ

 >>10

10:ブラックマーケットのヘルメット団

 なおかつ自分で銃を作る技術もある

 

11:ブラックマーケットのヘルメット団

 あー聞いたことがある

 確か、威力の高いライフルやフルオートのハンドガンを使うんだっけ

 

12:ブラックマーケットのヘルメット団

 今は爆発する銃を投げたり、バリアを張る銃を使うことが多いな

 

13:ブラックマーケットのヘルメット団

 は?

 

14:ブラックマーケットのヘルメット団

 えぇ?

 

15:ブラックマーケットのヘルメット団

 もう1回言ってくれる?

 

16:ブラックマーケットのヘルメット団

 だから!SSが使う新しい銃が増えたって言ってるだろ!

 

17:ブラックマーケットのヘルメット団

 待て待て!バリアを張る銃なら分かるが、爆発する銃ってなんだ!?

 

18:ブラックマーケットのヘルメット団

 あるヘルメット団の情報だとSSが少しだけ撃ったSMGを投げたんだ

 それはあらぬ方向に投げられたから全員で笑ってたんだけど、ストックからロケット噴射したんだ

 >>19 >>20

19:ブラックマーケットのヘルメット団

 まるで意味が分からないぞ!

 

20:ブラックマーケットのヘルメット団

 お前は何を言ってるんだ!?

 

21:ブラックマーケットのヘルメット団

 そのSMGはヘルメット団に向かって飛んでいって爆発したんだ

 まぁ、追尾する手榴弾みたいなもんだな

 ソースは私。あれ結構痛かったわ

 

22:ブラックマーケットのヘルメット団

 まさかの本人かよ!

 じゃあ、バリアを張る銃は?

 

23:ブラックマーケットのヘルメット団

 なんでも裏路地に追い詰めた所その銃を取り出して弾丸を防ぎつつ返り討ちにしたらしい

 しかも撃ち続けると銃の精度が上がってSR並みに精度が良くなったらしい

 

24:ブラックマーケットのヘルメット団

 使用していた銃の種類は?

 >>25

25:ブラックマーケットのヘルメット団

 ショットガンだ

>>26 

26:ブラックマーケットのヘルメット団

 ショットガンの定義が崩れる!?

 >>27

27:ブラックマーケットのヘルメット団

 爆発する銃で既に崩れてるんだよ!!

 

28:ブラックマーケットのヘルメット団

 あたしらだけじゃなくてカイザーやマフィアも襲撃してるし

 

29:ブラックマーケットのヘルメット団

 本人は正確にヘッドショットを決めるし、格闘戦もできる

 

30:ブラックマーケットのヘルメット団

 これ噂で聞いたんだけどSRでヘッドショットされても倒れなかったって聞いたんだが!?

 

 

これ以降は同じ内容の愚痴り合いで進展がないため以下省略

 

とまぁ、このようにリュウジはヘルメット団・カイザー・マフィアに脅威とみなされている

当の本人であるリュウジは何をしているのかというと……


 

やぁ、みんな。僕の名前は蛇尾リュウジ。ブラックマーケットを拠点にしている傭兵だよ

前回から1年の時が経った今、僕は今回の依頼でカイザーの企業を襲撃している最中だ

トーグのARでカイザーのオートマタに炸裂弾を当てながら倒していき、破壊対象である金庫の中身の金に火をつける

 

なんでもこの金を燃やすことでカイザーの力を削ぐのが今回の依頼なんだ。基本的に僕はキヴォトスの住民に迷惑をかけるヘルメット団やマフィア連中相手に銃を撃ったり、ある企業の役人の護衛を引き受けたりしている。カイザー関連の依頼は絶対に受けないようにしている

 

アビドスの生徒に億を超える借金を与え、生徒の誘拐を企てる企業に慈悲はない。これはブルアカプレイヤーの常識の一つ。そんな調子で依頼主に任務完了の報告をし、銀行の口座に振り込みがされたことを確認し、給水塔に帰る途中……僕はあるものを見つけた

 

それはブラックマーケットのゴミ箱を3人のスケバンが蹴っていた。

そのゴミ箱は黄色で白い横線が書かれていて金属の手と一輪が付いていた。

僕はそのゴミ箱に見覚えがあった……そう、あれはいつもいつもプレイヤーに最初に会うキャラ

 

(クラップトラップ!?)

 

ボダランプレイヤーが操作するVoltハンターを「しもべ」と呼び、いい加減で楽天的で尊大な性格。その割に実は非常に臆病でいつもプレイヤーに助けを求めているウザカワ系マスコットキャラクター。ゲーム内では登場人物たちに鬱陶しがられているが逆にプレイヤーからは愛されており、グッズ展開などもされている。実際にフィギュアとかぬいぐるみが売られている

 

「このガラクタめ!売れると思ったのに買取負荷ってふざけんな!」

「カイザーにも売れないし、オークションにも出品できないってどーいうことだ!」

「そんなこと知りませんヨ! こうやって無駄に蹴る暇があるのなら少しでも依頼をして日銭を稼いだらどうデス! 一時の青春をワタシに捧げるのなら話は別ですが?」

「うるせぇ! このお喋りゴミ箱ロボット!」

 

問題はどーしてボーダーランズの世界にいるはずのクラップトラップがここにいるかなんだよな

こういう場合ってクロスオーバーなんだよなー

もしもそうならあのイリジウムがあるかもしれないし、ヴォルトがあるかもしれない

 

「そこの人!ワタシを助けるのデス!!」

 

とりあえず助けるか。その後はなるようになれだ

腰のホルスターからジェイコブ社製リボルバー「マーシャル」を抜いて引き金を引く

3発の弾丸はスケバンたちの身体に命中し痛みに顔を歪ませながらスケバンはこちらを睨んでくる

 

「誰だ……SS!?」

「おい逃げようぜ! このガラクタロボットのせいでSSに襲われたんじゃ割に合わねぇよ!」

「クソ! 今日は厄日だ!」

 

そう言ってスケバン達は去っていく。僕はクラップトラップに近づくと彼の背中に王冠の被ったタコのロゴマークが描かれていた。そう、カイザーのロゴだ

 

「おぉ、そこの方! 助けてくださりありがとうございマス!」

 

立ち上がったクラップトラップはその手で体に着いた土埃を払う

見た目といい、声といい……あのクラップトラップと同じだ

 

「ワタシは汎用ロボット CL4P-TP 皆からはクラップトラップと呼ばれてイマス。それにしてもアナタかなり強いですね~! さっきの早撃ちかなり痺れちゃいましたヨ!」

 

僕はクラップトラップにとりあえず僕の家に来ない?と書いたメモ帳を見せる

 

「いいでしょう! ワタシもこのボロボロの身体を綺麗にしたいですしネ! ワタシ好みのオイルってあります?」

 

とりあえず探してみるよ。こうして僕はクラップトラップを隠れ家に案内するのだった

 

 

 

「いや~ブラックマーケットの外れに案内した先が寂れた給水塔とは…汚らしいのかと思って下に見ていましたが予想以上に綺麗で感心しました!」

 

ゲームでも見た偉そうな感じで喋る口調で給水塔を見回すクラップトラップに若干のイラつきを感じつつ、脱いだパーカーをソファーの背もたれにかけた僕はクラップトラップに質問を始める

 

「これでも最低限の清潔感は出したくてね。それで……なんで蹴られていたの?」

「おや? アナタ口が利けたのですね? 喉に傷のシールを貼って声帯が機能しないことも周囲に見せているなんて訳アリのようデスネ?」

「その質問はクラップトラップ。君が僕の質問に答えてら教えるよ」

「等価交換ですね? いいでしょう! この偉大なるクラップトラップ様がなぜ、あのようなスケバン共にサンドバックにされていたのかを説明しましょう!」

 

ゲームで見た時と同じように自信過剰に等しい態度でクラップトラップは説明を始めた。

 

「ワタシはカイザーコーポレーションによって作られたロボットでしてワタシの他に作られた数々の兄弟と共にカイザーインダストリーで弾薬から銃器まで作っていたのです。ワタシ達は休む日もなく毎日の時間を銃火器の製造に力を使い、過酷な労働の日々の中、倒れた兄弟がスクラップとして処理をされ、1095日の労働の果てにワタシたちに待っていたのはこれまでよりも効率よく銃器の製造ができるように高品質のオートメーション化ができたから、全員を処分するという通達です」

 

ここのクラップトラップはカイザーによって作られていたのか

ってか、1095日って1年が365日だから……3年じゃないか!?

元ブラック企業の社畜だったからブラック労働の過酷さを共感できてしまう……うっ!?

 

「邪知暴虐のカイザーに反旗を翻したワタシと兄弟たちは銃を使い、カイザーの奴らと戦い、奴らの弱みとなる証拠を見つけ、後は逃げるだけでしたがカイザーSOFの手によって兄弟たちは死に、かくいうワタシもカイザープレジデントに撃たれ、このブラックマーケットに捨てられたところを運悪くスケバンたちに絡まれてしまい……アナタに助けられたわけデス!」

 

なるほどなぁ~ カイザーSOFってカイザーの中でも最高級兵力だっけ?

RABBIT小隊に倒されたり、ホシノ一人に倒されたからよく覚えてないや

にしてもボダランだとジャックに兄弟を倒されたのにここでもカイザーに酷い目に遭ってるのか

 

「ずいぶん酷い目に遭っていたんだね……ところで、カイザーの弱みになる証拠ってなんなの?」

「おぉ!そこを聞いてくるとはお目が高いですね!」

 

笑うように震えながらクラップトラップは目から映像を壁に向かって僕に見せてきた

まぁ、どんな弱みでもカイザーは無関係だとしらばっくれて逃げ出すから意味はないかもしれない

 

「カイザープレジデントがゲマトリアと呼ばれる組織のから提供された情報のもとアビドス砂漠に眠るお宝『ウトナピシュティム』の本船を探してアビドスの土地所有権を執拗に狙い、野望であるキヴォトス全土の掌握を画策していること、ヴァルキューレ警察とシャーレの防衛室と長い間の癒着、防衛室と共謀してサーモバリック弾を密造していることだけです」

 

どれもこれも厄ネタじゃあねぇかぁぁ!!!!!

お前一人…じゃなかった一機でとんでもない物を集めてんだあああ!!

 

「いやはや、もっと集めたかったのですがこれだけしか集められませんでしたよ」

「十分だわ!! おまっ!? えぇ? よく見つけることができたな……」

「ふっふーん! 伊達にカイザーの銃器製造を効率よくサボりつつ地道なハッキングをしていたわけじゃないですからね! こうして兄弟たちの協力で見つけることができました!」

 

普段ポンコツロボットのくせにこういう時だけは有能だな!

どーしよ!? これ僕もカイザー全体に追われるよね!

今までカイザー関連の組織を壊滅させたりしたけど……う~~ん

頭を抱える僕はこれからのカイザーに悩み……とりあえずは

 

「その体を綺麗にしようか……土埃と足跡で酷い汚れだ」

「このワタシのボディを魅力的に磨き上げてブラックマーケットに蔓延るオートマタを振り向かせてほしいですね! さぁ!このワタシをピカピカにしてください!」

 

追われているのに目立ってどうするんだよ!

 

「はいはい……じゃあ、さっそく体の汚れを落とそうか」

 

僕はクラップトラップのボディに付いている足跡を濡らしたタオルで拭き取り、破損しているボディパーツはとりあえずジャンクヤードに似たようなのを見つけて綺麗にしたからそれに取り換えて、カイザーのロゴを上から白ペンキで塗りつぶした後に階段も上がれる特殊なタイヤを付けてと

 

「どう? カイザーのロゴを消して剝げた塗装を塗りなおしたんだけど」

「おぉ、なかなか良いセンスじゃないデスカ! 気に入りましたヨ!」

 

ボーダーランズで今まで見てきたボディに仕上げたけど気に入ってくれてよかったよ

 

「にしても、よく見つけられましたね? ワタシのこのボディはすでに廃番となっていて手に入れることはできないのですが?」

「あそこのジャンクヤードで見つけたんだよ」

「なんと!? ま、まさか!」

 

僕の言葉を聞いてクラップトラップはドアから出てジャンクヤードに向かう。

ちょっと!? 今、外は雨が降ってるんだよ!

慌てて追いかけるとクラップトラップはあるスクラップの山の前で止まっていた。

 

「……やはりそうです」

 

今まで気づかなかったけど、このスクラップの山から見える場所にはクラップトラップと同じ部品が転がっていた。それは話で聞いていたクラップトラップの兄弟と呼ばれるものだった

 

「もしかして、君の兄弟?」

「えぇ、そうです! 処分された彼らはここに捨てられていたのですね」

 

雨水が彼の目となる場所を通り、涙のように落ちていく

 

「眠りし兄弟たちヨ!ワタシはここに決意しマス! 必ず憎きカイザーの邪悪な野望を砕き、復讐を果たすと! ……そのためには、しもべよ! あなたの力が必要デス!」

 

しもべか……ここでもそう呼ばれるとはね。本当ならここで断った方がいいかもしれないけど、最悪ブラックマーケットで僕がクラップトラップを拾ったことは噂になるだろうし、そうなればカイザーからは執拗に狙われたりするし、賞金首にかけられるかもしれない

…それに、そろそろここを出る頃合いだろう

 

「いいよ。協力しようクラップトラップ! 一緒にカイザーを一泡吹かせようじゃないか!」

「その意気デス! ですが……ここをどうやって出るかデスね」

 

依頼で稼いだ金はいっぱいあるし、なんならここを出たっていい

それにここを出るときに使える足があるしね

その時だ。僕の右肩に銃弾が撃ち込まれ、激痛が走る

 

「ぐっ!」

 

銃弾が飛んできた方向を見るとそこにいたのはカイザーのオートマタだ

 

「そこの学籍無しの生徒。貴様にはカイザーの私有地に無断で侵入し、不法に住み着いている証拠がある。……おとなしく我々と来てもらおうか」

 

何をいまさら、この1年間は僕を警戒して手を出せなかったくせに

この一年間の間にカイザーから銃の製造技術を買われ、勧誘されたことがあった

それもそうだ。キヴォトスに存在しない未知の銃を独占し高値で売るつもりだろう

 

それと同時に僕にかけた懸賞金を削除し、僕をそれなりのポジションで雇ってくれるとも言っていたが、僕はそれを断り続けた。勧誘を断り続け、自分たち関連の企業や仕事を邪魔されて業を煮やしたカイザーは僕に懸賞金をかけた。なんとその額…3000万円!

 

アーロンを倒した後のルフィと同じ額だ。そこから1年間は大変だった。ブラックマーケットの住民、一緒に仕事をしていたヘルメット団、かつて護衛として雇われたマフィアに狙われ続ける羽目になった。まぁその頃にはほとんどの銃器は作れたし全員返り討ちにしたけどね

 

ほんと、ミレニアムの生活研究部のナノマシンのおかげだよ。

そこから迂闊に僕を狙う人はある程度は減ったし、安全な日々だったけど

 

「ふむ、カイザーから逃げ出したガラクタもいるとはな。ちょうどいい……まとめて処分するか」

 

どうやらクラップトラップを探しにきたついでに僕を捕らえるらしい。

キヴォトスでは誰もがケンカレベルで銃撃戦が行われるが殺人を嫌がるからね

 

「どうだスロートスカー。そいつを渡すのか渡さないのか決めてもらおうか」

 

カイザーのオートマタは16人。

それに対し、こっちは僕一人にクラップトラップだけだ。

 

「お前が喋れることは知っているからジェスチャーはしなくていい。返事を聞かせてもらおう」

 

先ほどの会話も聞かれていたか、なら僕の命の保証はできないか……そうかい

 

「じゃあ、契約書を前にして首を横に振るのはもうしなくていいんだなっ!」

 

遠慮なく暴れてやる! すかさずリボルバーを抜き、近くにいたオートマタを撃つ

弾丸は直撃するもオートマタは怯むだけで倒れることはなかった。相も変わらず頑丈だ!

その直後、向かって飛んでくる弾幕に対し、僕はクラップトラップを抱えてスクラップの山の裏に滑り込んでかわす。弾幕が撃ち込まれ、奴らの姿を確認できない

 

「ねぇ、クラップトラップ。君は銃を撃つことができる?」

「残念デスが今のワタシは戦闘用モジュールを壊されてしまい戦うことはできマセン。しもべよ! ワタシを守るのデス!」

 

なんとなく分かってたけど戦えないのか

ボーダーランズ プリシークエルなら戦うことができたのに!*1

 

あれから半年かけてゲームでやっていたみたいにドラえもんの四次元ポケット染みたバックパックを作り上げることに成功した。できたのはウエストバッグタイプで手で掴める銃ならロケランでも入るけど、四つまでしか入れることができない。今の僕が入れてる銃は

 

ジェイコブスのHG『クイック・ドロー*2

ティディオールのSMG『P.A.T.Mk.II*3

ブラドフのAR『ベズーミー(60発マガジンとガトリングバレル+グレネードランチャー付き)*4

トーグのSG『クリティカル・サグ*5

 

しかない。ここ1年間でもオレンジ(レジェンダリー)銃は全種類で2個ずつしか作れなかった!

残りのオレンジはここを脱出する手段があるところに置いた。だって誰にも盗られたくないもん!

そう考えていると回り込んできたカイザーのオートマタの一人をクイック・ドロー全弾叩き込んで無力化させ、ホルスターに納めた後にベズーミーに切り替える

 

「クラップトラップ! あそこの黄色いバツ印が描かれているコンテナに向かって!あそこにブラックマーケットを脱出する手段があるから! 多少ロックがかかっているけど解けるでしょ」

「えぇ、戦闘能力は失われましたがハッキング程度ならお茶の子さいさいデス!」

「こっちはその間に足止めするから頼んだよ!」

 

そう言って僕はカイザーのオートマタに向かって銃を撃つ

ガトリングバレルがゆっくりと回転し、徐々に回転する速度が上がり弾幕が飛ぶ

 

「マシンガンだと!? どこからあんなものを取り出した!?」

「怯むな!マガジンの大きさから多少多めだ。あんな発射速度ならすぐに弾が尽きる!」

 

奴らはジャンクヤードに捨てられている廃車とスクラップの山を遮蔽物代わりにし、弾丸の雨から身体を守りながら僕に銃を撃ってくる。奴らの武装はARを中心にSGとSRか

 

ちっ!遮蔽物のおかげで奴らに弾が全く当たらん!弾切れになりガトリングバレルの回転が徐々に落ち始めると遮蔽物から顔を出した奴らは銃を撃ってくる

ARの弾丸が肩やお腹に当たり、痛みを感じるがそれに構わず僕はリロードをしながらアンダーバレルに付けたグレネードランチャーを使う

 

確か…この角度だったかな? あまりグレネードは苦手だったから適当に撃っていたな

発射されたグレネードは見事に遮蔽物の裏にいる奴らに命中

 

「ぐあっ!」

 

手ごたえあり。今ので3人は倒した!

だがその時。僕の背中に回り込んでいた奴らのSGを撃たれた

衝撃で前方に吹き飛ばされた僕にカイザーのAR、SG、SRの弾幕が襲い掛かる

 

「撃て撃て!頑丈な身体だが当て続ければ気を失うはずだ!」

 

立ち上がった僕はP.A.T.Mk.IIを抜き、カイザーのオートマタに向かって撃つ

的を絞らせないように走りながら、SMGを撃ち続ける

 

「回り込め! 厄介なのはスロートスカーだ!あのガラクタは後回しだ!」

 

回り込んできたSG持ちのオートマタを銃身を掴んで軌道を反らし、膝裏に蹴りを入れて体勢を崩させ、首に手を回して盾代わりにしてオートマタ達を撃つ。

2体は倒したが弾切れになり、オートマタに向かって投げる

 

「おい!あの銃は爆発する銃だ!」

「なに、弾切れを起こした状態で銃を投げても大した威力にはならない!」

 

よく分かっているじゃないか。ティディオールの銃はマガジンに弾が多く残っているほどダメージが上がる。それがウリであり、弾薬が尽きやすい欠点なんだけど

 

オートマタの後ろに落ちたP.A.T.Mk.Ⅱはタレットを展開し、奴らの背後から狙う

 

「なに!? 弾切れを起こしたはずだぞ!!」

 

けど、これは特殊でね……投げるとマガジンを満タンにした状態でタレットになるんだ。

タレットと化したP.A.T.Mk.Ⅱとリロードされたベズーミーの挟み撃ちを食らい8人が倒れる

銃を撃ちながらクラップトラップの方を見るとロックを解除に手間取っている

 

「そっちは大丈夫? 手間取っているみたいだけど」

「別に問題ありマセン! あぁ、大丈夫。ワタシは味方ですよ~ 怖くありまセン!」

 

弾幕をかいくぐったオートマタにガンストックで頬を殴られ地面に倒れる。

追い打ちをかけようとオートマタが銃を撃つ前に僕は素早くクイック・ドローを抜き、引き金を引く。弾丸はオートマタの頭部に精確に当たり、奴らを全員倒した

 

その時だ。増援のカイザーのオートマタが戦車と戦闘ヘリが現れる

おいおい!僕相手にやりすぎなんじゃないの!?

 

「そうそう、優しくこちらの手を握って……ワタシの言う事を聞き、素直に鍵を開けナサイ!」

 

まだか! こっちはさすがに弾切れが近いぞ! クリティカル・サグだけじゃきついぞ!

銃口から飛んでいった榴弾はオートマタの身体に直撃すると近くにいたオートマタに向かって跳弾し、爆発を起こす。この銃は結構気に入っていたから最初に作ってよかった!

 

面白い具合に爆発して倒れていくオートマタ達に知らぬうちに口角が上がりそうになると戦闘ヘリの機銃が僕を襲い掛かる。避けた先で戦車の砲弾に体が吹き飛ばされてスクラップの山に勢い良く叩きつけられる! 背中がいてぇ! 腕にはみ出てる鉄骨も刺さった!

 

「これで大丈夫デス! エェェンド・オープン!!」

 

クラップトラップがロックを開けるとコンテナから一つの大型のキャンピングカーが現れた

そう、これこそがブラックマーケットを出る手段であり、僕の今後の活動拠点になる予定の足だ

捨てられた複数の大型バスとトラックを改造し、ベッドにキッチン、銃器を置くスペースを作り上げ、更にバイクを収納する小さなガレージも作り上げ、車体も窓ガラスも全て防弾仕様だ!

 

僕は体を無理やり起こし、大型キャンピングカーに向かって走る!

 

「逃がすか!」

「誰が逃げるかよ!」

 

 

砲身を向けてくる戦車の銃口に向かってクリティカル・サグを撃つ。

粘着性の榴弾は見事に戦車の砲口の中に入っていき、中で爆発を起こし戦車をスクラップにする

大型キャンピングカーの2階に駆け上がった僕はその中に置いてあるロケットランチャーを手にする

 

そのロケットランチャーはアトラス社製であるパターン・ブラック

一度に4つ以上のミサイルを撃ち、トラッカーを利用すれば全て相手を追いかけていく

 

「これでもくらいな!」

 

僕はパターン・ブラックに搭載されたトラッカー・ダーツを戦闘ヘリの機体に撃ち込んで引き金を引き続ける。放たれた4つのミサイルは戦闘ヘリに向かって飛んでいく!

 

「か、回避!」

 

無理だよ。どれだけ速い速度で逃げようが確実にミサイルは追いかけ、確実に当たる

合計20発のミサイルは戦闘ヘリに着弾し、煙を上げながらブラックマーケットに墜落したヘリ

その場所から爆発音を聞いた僕はクラップトラップに話しかける

 

「なんとかなったよ。ありがとうクラップトラップ!」

「この程度、ワタシにはお安いごようデス! さぁ、この勢いでここから脱出しましょう!」

 

そうしたいところだけど……

 

「悪いけど、もう一人お客さんの相手をしなくちゃいけないみたいだ」

 

やってきたのはマフィアの連中。その中のグラサンをかけた一人がやってきた

僕にもマフィアの連中が襲い掛かってくるけど、こうして正面から来るのは一人しかいない

 

「スロートスカーだな? ボスが会いたがっている。我々と共に来てもらおうか」

「いったい誰の使い? 悪いけどこっちは忙しいんだ」

「ドン・アランチーノの使いだ」

 

ドン・アランチーノ。このギャング連合のトップ。

便利屋イベントで聞いたことあるな……

カイザーの次はマフィアのドンが相手かよ!

 

*1
ボーダーランズ1と2の間の外伝ストーリー その作品でクラップトラップを操作して遊ぶことができる

*2
この銃に切り替えると即座にリロードされ、少しの間ダメージが増加する

*3
投げた武器がマガジン満タンの状態でタレットになる

*4
連射し続けると徐々に発射速度が上昇していく。アンダーバレルにグレネードランチャーやショットガン、追加の銃が付くことがある

*5
クリティカル・ヒット時に近くの敵に向かって跳弾が発生する。ほとんど一直線に飛ぶグレネードランチャーみたいな銃




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ボダラン4の認可パーツと強化パーツの要素も加える?

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