学園アイドルマスター Synchro Stars‼︎ 作:R_Glay
美鈴実装もされまして、今度はSTEP3という「初」「N.I.A」に続くアプデがありそうで期待大です。
6/17の生放送でどんな内容が飛び出すのか分かりませんが、美鈴の親愛度コミュ追加が待ち遠しい限りです。
正門まで続く桜並木、それが満開を迎える時分。今日は初星学園の入学式が行われる。講堂には新入生をはじめ、在校生、教師陣、来賓、保護者とさまざまなものたちが席を埋め尽くしている。それはプロデューサー科の我々も例外では無い。
「ーー」
高等部アイドル科入学成績主席の挨拶。新入生や在校生であれば、彼女の言葉に耳を傾けようとも。しかし、自分にあっては、今後の思索にふける時間に他無かった。
(この中から、未来の
講堂の二階席、それも壇上を間近に見れる下手側の最前列。主席の少女も、その前に並ぶ新入生たちの顔も一望できるこの場所は、彼女らを導くプロデューサーとしてこれ以上ない場所だ。
(皆、良い顔をする……)
高等部中等部のべ数百名。アイドル科にあっては、中高含め百名足らずの新入生だが、その誰もが夢や希望に満ち溢れた表情をしている。学園一のアイドル“
程なくして、入学式は終わる。退場する新入生を待ち構えんとする同期や先輩方は足早に二階席を出ていく。彼らが向かうのは当然将来有望なアイドルのタマゴたちである。その中から生まれるかもしれない一番星を夢見ているのだ。
新入生が退場し切れば、後は在校生や保護者なども疎に退場していく。その波に俺も混ざる。
(同期の奴らは、今頃スカウトでもしている頃か)
プロデューサー室へ向かう道中、講堂前で見たスカウトの様子を思い出す。プロデューサー科の面々は誰もが熱意を持っているし、アイドル科の子達も目を輝かせていた。声を掛けられていない生徒であっても、いつかは、と望む熱い視線を感じた。まさに、初星学園ここにあり、という感じだ。
プロデューサー室は空き教室が割り当てられる。というのも、プロデューサー科の全員ではなく、プロデュースするアイドルがいる、またはプロデュースする予定のある者だけではあるがーー。
プロデューサー科校舎の一角、俺の割り当てられた教室の扉を開ける。中は通常の教室の半分ほどの広さであるが、数人で使用するのには問題ない。壁一面の黒板と予備のホワイトボード、長机にプロデューサー用のオフィス机、その他家具の備わった、小さな職員室とでも言うべき部屋。
「来るのが遅いですよ、プロデューサー」
そこには、藤色の髪を持つ少女が一人佇んでいた。
お読みいただきありがとうございます。
拙作ですが、次の更新をお待ちいただけると幸いです。