僕の名は江戸川コナン、高校生の新一が薬を飲んで体が縮んでしまった。
元に戻るのいつになるのやら・・・・
そしてコナンたちがやってきたのは埼玉県にある三村山の形に火をたく行事として有名な天下一春祭。
「コナン君知ってた?このお祭りは山に天下一の三文字を順番につけて、今年の豊作を祝うのよ。」
「へぇー、(ほとんど京都の大文字の送り火だな・・・)」
「たまには悪くないな・・・・、旅館に泊まって祭りに来るのも」
「ほんと、ね!コナンくん!」
「う、うん、(これがなきゃね)」
コナンが半目で見ているのはくくられたうさぎの風船だ・・・
すると、
「あれ?毛利だ。」
「え??郭君?久しぶりじゃない!!」
声をかけたのは郭佳孝だ。
「(こいつは・・・)」
当然コナンも知っている奴だ。
「そいつは誰だ?」
「中高一緒の郭佳孝君。1年の時は新一以外じゃ割と話すほうだったのよ。
それにしてもどうしてここに?」
「多分いる理由は毛利と同じじゃないかな、僕は若と一緒に天下一祭を見に来たんだ。
埼玉だからすごい遠出しないといけないわけじゃないからね。それと・・・」
お前弟なんかいたのか?
「違うわよ。つい最近うちで預かることになったのよ。江戸川コナン君」
「へぇー、もしかしてお前の親は推理小説好きなのか?」
「う、うん。僕も好き。」
「(郭佳孝、中学から帝丹で1年次と3年次に同じクラス、高校でも1年の時同じクラスだったな。サッカー部の奴以外ではかなり話すほうだった。推理話にも付き合ってくれるやつだった。)」
これが、俺が小さくなってから初めての再会だった。
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それから毛利一行に郭、生島の5人で屋台を通過すると道中、小説家の笹井から一をバックに写真を撮るように依頼されるのだった。
「へー作家さんなわけですか・・・・日焼けされているからスポーツとかされている方かと」
「これは取材やけですよ。海外とか行くから。」
よかったら読んでみてください。
と【オーストラリア紀行】という本をもらったのだった。
どうやら、笹井は昔組んでいた今竹智のお祝いのため、飲み明かそうとまつりにきらしい。
それにしてもかなり厚そうだ。
「(暑いなら服脱げばいいのに)」
「(この人一向に上着を脱がないな・・・・)」
そのあと、笹井さんに写真を何枚か頼まれたため、とることにしたのだった。
そして、お面を片手に写真を撮っていいる最中に映り込んだ男・埼玉県警横溝警部がいた。
「「えっ!?」」
「笹井さんですな。今竹智さんの件でお伺いしたいことがありまして・・・」
「今竹がどうかしたんですか?」
「殺されたんですよ、あなたが彼と泊っている部屋でね」
「「「「「!?」」」」」
それを聞き急いでホテルに戻った。
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「凶器は拳銃、犯行時刻は夜8時2、3分過ぎ、犯人は直後この部屋から逃げ去った若い男」
間違いありませんね?
横溝警部がホテルのオーナーに確認する。
「テレビでちょうど祭りの中継が始まったころでしたので。」
小五郎が近づき、遺体を確認する。
最初はわからなかったようだが、横溝警部は名探偵毛利小五郎(?)をよく知っていたようで感激する。
「ねぇ、毛利さんっていっちゃぁなんだけどそんな難事件を解決するようなタイプだった)コソッ」
「佳孝君、娘さんの前で失礼です)コソッ」
「あはは・・・・最近は頼られることも多いんですよ」
あだ名は眠りの小五郎っていわれて・・・・・
「ね、眠りの小五郎・・・・」
「若君・・・瞑想しながら解決するっていうことかなぁ」
「見ていないのでなんとも・・・・」
「(ハハハ・・・・ほんとに眠っているんだよなぁーこれが)」
眠りの小五郎の仕立て屋・コナンが思わず半笑いとなる。
それと同時にやはり、不審に思うよなぁーと自重しようと思うのだった。
とはいえ、すぐに動き始め殴られることになるのだった。
財布の中の札束がなくなり、部屋が荒らされていることから物取りか、その犯行に見せかけた知り合いの犯行なのか。
この場で知り合いといえるのは今竹と一緒に小説を書いていた笹井のみ。
しかし笹井にはアリバイがある。
「現像に回せ」
一方そのころ、コナンは一人ものふけっていた。
「横溝刑事の言う通り物取りの犯行なんかじゃない。犯人はあの人だ」
コナンは笹井が犯人だという断定をしていた。
しかし、笹井は余裕そうな笑みを浮かべていた。
そのことにコナンは訝しげな表情をする。
同時刻同じように郭と生島も笹井の表情に不信感を募らせていた。
ただ、笹井のアリバイは完璧だった。
しかし、横溝刑事は笹井のアリバイ作っているような行動が引っ掛かっていた。
「・・・・アリバイ崩してやりたいなぁ、あの不敵な笑みが崩れるさまを見てみたい。」
「郭嘉殿、いささか不謹慎ですよ。でもあの人ひとりなくなったのに不敵な笑みを浮かべる姿には目に余る。我々も雷光殿や公達殿や徐庶殿のように動きましょうか?」
コナンは尚も考える。間違いない。犯人はあの人だ。
でも彼にはアリバイがある。
そのアリバイを崩さないことには犯人に上げることができないのだ。
「(くそっどうやってアリバイを作ったんだ)」
「・・・・・なるほど」
「え?」
「本当にその写真は今日とったものなのかな?」
「佳孝兄ちゃん?」
「確か彼、必要以上に上着を脱ぎませんでしたよね。こんなに暑い日に」
「!!ありがとう!」
コナンはそういい推理するために準備に入るのだった。
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コナンは毛利のおじさんを眠らせ、写真机にを並べた。
「手伝おうか?」
「う、うん」
「あと、これも。」
ずっとコナンの後ろについていたうさぎの風船も外してやる。
からくりが読めている郭と生島がコナンを手伝い、
態勢が整った。
コナンは不思議そうにしたが、今はそれどころじゃないと思い推理ショーを始めるのだった。
「見たことがない眠りの小五郎のからくりはわかりましたが・・・・」
「うん、まぁ気になることも多いけど、少年のお手並み拝見かな」
「今竹智氏を殺害したのは。君の隣にいる笹井宣一だ。」
「!?」
「ちょっと待ってくださいよ。物取りの犯行だってあなたも言っていたじゃないですか。!?」
「あれは、あなたを油断させようといってみただけ。探偵じゃなくてもわかります。
現に、そこにいる郭君や生島君も分かっていたようでしたしね。」
「なに?」
「!(そう来ましたか・・・)」
「(やれやれ・・・・まいったね)」
「ではお聞かせ願いましょうか。」
注目されてしまった郭と生島はやれやれと息をつき根拠を語る。
「被害者の口についていた歯磨き粉と隣に落ちていた歯ブラシです。このことから撃たれる直前まで歯を磨いていたことが分かります。そして、誰かを招き入れたのなら歯磨きしながら出迎えはしないでしょう。もちろん見知らぬ外部から侵入された形跡はなし、この状況で歯磨きしたまま相対できるのは身近な人物かつ同じ部屋で過ごしていた笹井さんの前ぐらいでしょう。」
続きを生島が引き受ける。
「あと、もう一つ、銃声後すぐに犯人は立ち去っていますが、こんなに部屋を荒らす時間はなかったと思います。それこそ部屋を荒らすことができるのは、同室の今竹さんが部屋で何かをしていようとも怪しまない人物、同室の笹井さんぐらいなんじゃないですか?」
「!?フ、フフフ、部屋の状況は偶然にも私が不利になるようなものばかりだが、私にはアリバイが、そう完璧なアリバイがな。」
「ここからは私が引き受けましょう。これは以前あなたが祭りに来た時の写真だ。
これはそのまま保管しておき、今日偶然出会った蘭に写真を撮らせたんだ。
同じ服で同じ場所、物と一緒の写真があれば今日とったと勘違いしてもおかしくない。」
「なるほど・・・だから今日あんなに扱ったのに、上着を脱がなかったんだね。同じ洋服じゃなくなるから」
「ステレオタイプのカメラだといつとったものか記載ありませんし。」
「なはははは、見事な想像力だが、証拠はあるのかね?その写真が前の祭りでとられていたという証拠が」
「証拠はちゃんと写真にありますよ。」
小五郎に示された写真を横溝刑事がのぞき込む。
「さぁ、間違え探しの時間だ。この写真と今の笹井さん、どこかおかしなところはないでしょうか?」
・・・・・・・・・
「・・・・・・・」
写真を見比べていた横溝はおもむろに写真を机に置き、
笹井に近付いた。
「あなたのその腕時計の日焼け跡がこの写真から見られないのはどういうことなんでしょう。・・・・・もしかしてこの写真1年前の写真なのではないでしょうか」
「・・・・・・負けたぜ・・・・刑事さん」
笹井は罪を認めることとなった。
1年前文芸時代のメイン連載は笹井の作品になっていたが、
直前になって、持ち込まれた今竹の企画に飛びついたらしい。
それも今竹のほうが有名だからという理由からだった。
作家生命をかけた最後のチャンスをあざ笑うかのように横取りしたかことが殺害する決意となった。
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事件解決後、泊まるホテルは別のため、毛利御一行とは別れることに、
そこにコナンがやってきた。
「佳孝兄ちゃん。若兄ちゃん」
「「ん?」」
「昨日はありがとう。手伝ってくれて」
「あぁ、そのこと。まぁ、謎解きというか考えるのは好きだからね。
僕としては、眠りの小五郎のからくりはわかったし。事件あって割には有意義に過ごせたよ・・・」
「まぁ、そうですね。どうやって眠らせてのか気になるところですが・・・・」
チラッ
「ギク、アハハ・・・(やっぱりばれてら・・・・)」
「だから・・・一応形式的に聞いておこうかな。君はいったい何者なの?」
「!!っふ、俺は江戸川コナン・・・・探偵さ!!」
「!!へぇ、僕たちには地方で探偵事務所やってる年上の親友がいるんだ。毛利さんも探偵だし、地方とか行くときに偶然にも合うかもしれない。その時は、協力を頼むといいよ。彼らなら初めから否定しないと思うから。」
「!うん。有難う・・・」
こうして、波乱の1日が終わるのだった・・・