超次元ゲイム ネプテューヌ THE TRANSFORMATION 作:投稿参謀
あの戦いから数か月。
ゲイムギョウ界は、見事に復興を遂げていた。
戦闘の跡も、シェアエナジーを奪われたことによる災害の爪痕も、綺麗に癒えていた。
そして……。
* * *
プラネテューヌの首都は、その中枢プラネタワー。
根底から破壊されたタワーは、以前よりも立派に再建され、その前庭で完成記念式典が開かれることとなった。
ドレスを纏った女神たちに、女神態のネプテューヌが濃紫色の露出度の高いドレス姿で挨拶する。
「あれから、皆の方は順調?」
「何とかね。シェアも前より増えたくらいよ。時々、モンスターが悪さするけど、その程度よ」
「それも、アタシとスワイプなら、すぐに片付けられます」
大胆な黒いミニのドレスのノワールは、勝気な表情を崩さぬまま答え、姉の後ろにサイドスワイプと共に並ぶユニも同様だった。
「
一方で、姫君の如き清楚な白いドレスのブランの表情は何処か憂いを帯びていた。
その後ろでは、妹のロムとラムが寂しげな顔をしている。
「そう言う、お姉ちゃんだって……」
「お姉ちゃんも、さみしそう……」
「…………」
妹たちに指摘されて、ブランは視線を逸らす。
彼女たちの相方は、皆サイバトロンへ戻ってしまったからだ。
「それにしても、思い出しますわね。彼らが初めて現れたのも、式典の日でしたわ」
「姉さん……」
「……大丈夫ですわアリスちゃん。わたくしには、あなたがいますもの」
薄緑の胸を強調していながらも優雅なドレスを纏ったベールも、遠い眼をして空を見上げるが、新たに女神候補生に加わったアリスに慰めるように肩に手を置かれ、微笑む。
「みんな、どうしてるかなあ……スティンガー、元気だといいけど」
「きっと、元気、だよ」
何とナシに空を見上げるネプギアに、脇に屈んだバンブルビーが自分の声で答えた。
発声回路が回復した情報員だが、まだまだリハビリの最中だ。
「ねぷねぷ? 本当はオプティマスさんに付いていきたかったんじゃないですか?」
不意に、コンパが問うた。
するとネプテューヌは苦笑しながら答えた。
「そういう誘惑はあったけどね。この国を見捨てるなんてもっての他よ。……それに彼、そんなことしたらきっと、苦に思っちゃうから。『ネプテューヌが国を捨てる破目になったのは自分のせいだ』ってね」
「難儀なもんね。色んな意味で」
呆れた調子ながらも、ボーイッシュな礼服のアイエフは感心していた。
オプティマスに会えなくて、誰よりも寂しいだろうに。
「さあ皆さん! そろそろ式典が始まりますよ!」
しんみりした空気を切り替えるように、イストワールがパンと手を叩いて声を出す。
その声に、皆で動きだすのだった。
ネプテューヌは気持ちを切り替える。
いつまでも落ち込んでいるのは、それこそオプティマスが望まないだろうから。
「皆さんの信じる心のおかげで、こうして新しいプラネタワーも完成しました」
教会の職員たちが旗を掲げる間を、ネプテューヌはゆっくりと歩きながら言葉を紡ぐ。
「プラネテューヌの街も、日々復興に向かっています」
歩く先には、ノワール、ブラン、ベールが並んで待っていた。
「この国の女神として、この場にいる皆さんに感謝します。……そして」
スッと息を吸い、ネプテューヌは晴れやかな笑顔で宣言する。
「この場にいない
――ああああ!
「……?」
上から何か聞こた気がして、プラネテューヌの女神ネプテューヌは空を見上げる。
「ちょっと、ネプテューヌ?」
「大事な場面だぞ」
「どうかいたしましたの?」
しかし紫の女神は空を仰いだまま口をポカンと開けて固まっていた。
その姿に他の女神たちも、同じように上を見る。
――ほああぁぁぁぁぁッ!!
『ええッ!?』
何と、はるか上空から巨大な何かが叫び声を上げながら落ちてくるではないか。
「ほわあああぁぁぁぁッ!」
間一髪飛び退いた女神たちの立っていた場所に、その何かは轟音と共に地面に落下した。
土埃が舞い上がるなか、女神たちは皆の安全を確認する。
「みんな、無事!?」
「こっちは大丈夫だ!」
「いったい何が……」
そんななか、ネプテューヌは信じられないと言った顔で落下で出来たクレーターの中心に近づいていく。
「む、むう……新型スペースブリッジにはまだ調整が必要なようだな」
落下してきたそれは、むくりと上半身を起こして後頭部を摩っていた。
それは大きな人型の機械で、騎士甲冑のような重厚な見た目に赤と青のファイヤーパターンが特徴的だった。
顔は精悍だが、ある種の柔らかさがあり、温和そうだった。
合体した時と同じ姿だが、間違うはずがない。
ネプテューヌは、堪らずにその名を呼ぶ。
「オプっち……!」
「やあネプテューヌ、ただいま」
恋人と神機一体となった時と同じ姿にリフォーマットしたらしいオプティマス・プライムが何てことないように言うと、ネプテューヌは破顔した。
「ええ、おかえりなさい……! でもどうして……?」
「ああ、まったく先走りおってからに」
疑問に思う女神の後ろに、頭の両側からマンモスの牙のようなパーツが突出し、左肩に角のような突起のある騎士甲冑のような姿の灰銀色のトランスフォーマーが悠々と舞い降りる。
その右肩には、青い金属的な光沢のある優美なドレスを着た、ドレスと同色の長い髪と角飾りが特徴的な女性が腰かけていた。
「メガトロン? それにレイさんも!」
「オプティマス。貴様自力で飛べるようになったのに、何故落ちるのだ?」
「ネプテューヌさん、お久しぶりです」
こちらも神機一体時と同じ姿にリフォーマットした呆れた様子のメガトロンと、新調したのだろうドレス姿で微笑むレイの後方では、ザンディウムが前庭にゆっくりと降りてくる所だった。
「皆どうして? スペースブリッジはもう動かないはずじゃあ……」
「ふむ。その質問は論理的ではないな。サイバトロン最高の頭脳が二人もいるのだ。新しいスペースブリッジの構築は、そう難しいことではなかった」
ザンディウムから降りてきて主君の後ろに並んだショックウェーブが説明する。
その後ろには、レッカーズとコンストラクティコンが勢揃いしていた。何故か戦隊ヒーロー的なポーズをとっている。
サイバトロン最高の技術者集団が二組も揃っていてこそ、天才たちのアイディアを形にすることが出来たのだ。
「私も手伝ったんですよ? 私の力はもともと、次元に干渉することが出来ますからね」
「そうだったわね……ありがとう、レイさん」
柔らかく微笑むレイに、ネプテューヌも微笑み返す。
メガトロンは不機嫌そうに鼻を鳴らした。
「ふん! 俺はスペースブリッジなど後回しにしてもいいと思っておったのに、こいつがゲイムギョウ界が恋しいと言うものだから仕方なく、手を回してやったのだ!」
「はいはい、感謝してますよ。あ、な、た♡」
悪戯っぽい笑みを浮かべるレイに、ネプテューヌは目を丸くする。
「……あなた? もしかしてレイさん!」
「ええ、報告が遅れましたが私たち、結婚しました」
レイが左手を上げると、その薬指には灰銀色の指輪が嵌められていた。メガトロンはそっぽを向いていた。
ちなみに、この指輪はメガトロンのパーツから削り出した物で、さらにドレスも彼が贈った物だ。
実のところ、この二人が結ばれるまでに一騒動あったのだが、それは別の話である。
オプティマスは立ち上がると、改めて恋人の前に屈んで視線を合わせる。
「それでも、新体制の確立や、両軍主戦派の抑え込みに時間が掛かってしまってな。やっとこっちに来ることができた。……遅くなってすまない」
「いいわよ。こうして帰ってきてくれたんだもの」
ザンディウムから降りてきたのは、もちろん彼らばかりではない。
「アイアンハイド! クロミア!」
「ノワール! 戻ったぜ!!」
「やっと皆揃ったわね! そのドレスも素敵よ、ノワール。それにユニも」
アイアンハイドとクロミア、ノワールとユニはやっと家族として抱き合うことが出来ていた。
「ブラン、帰ってきた」
「ミラージュ……」
「よう、ロム! ただいま!!」
「マッドフラップ……お帰りなさい!」
静かに、ブランとミラージュは微笑みあい、ロムとマッドフラップも抱き合って再会を喜ぶ。
「あれ、スキッズは? スキッズはどこにいるの?」
「あいつは……」
「…………」
だがラムは、相方であるオートボットの双子の片割れの姿が見えずに困惑していた。
対し、マッドフラップはバツが悪げな顔をしミラージュは沈黙する。
その様子に白い女神姉妹はまさかと不安に思うのだが……。
突然突風が吹き、一機のヘリコプターが飛来した。
緑色のカラーリングの民間仕様のヘリだ。
何事かと驚く女神を余所に着陸したヘリは、ギゴガゴと音を立てて変形する。
現れたのは……スキッズだ!
以前と違い、折り畳んだローターを背負っている。
「サプラ~イズってな!」
「スキッズ! スキッズなの! その恰好どうしたの?」
「へへ、ブラックアウトのオッサンに本格的に弟子入りしたのさ。もっとも、俺は戦闘ヘリじゃなくてレスキューヘリだけどな! これからは、戦いより人命救助の時代だぜ!」
「そうなんだ……その恰好も、カッコいいね!」
思わぬ姿で帰還した相棒に満面の笑みのラム。マッドフラップもしてやったりと笑っているが、ミラージュは何故かムッツリとしていた。
どうも、弟子の一人が鞍替えしたのが気に喰わないらしかった。
そんな赤いオートボットに、ブランは愛情を込めて苦笑いするのだった。
「ジャズ……来てくれましたのね」
「もちろんさ、ベール。君みたいなヒトを知ってしまったら、他の女じゃあ満足できない」
「もう、ジャズったら」
ジャズに抱き上げられたベールは、気障な物言いに赤面するのだった。
「スティンガー!」
「ネプギア……!」
「おい、オイラも、忘れるな、よ」
「忘れてませんよ、兄弟」
軽口を叩き合うバンブルビーとスティンガーに、ネプギアは少しだけ涙を流していた。
他の皆も、それぞれに再会を喜んでいた。
いつのまにやらプラネタワー完成記念式典は、スペースブリッジ開通記念式典へと変貌していた。
それを眺めながら、ネプテューヌは恋人たるオプティマスに微笑みかける。
「これからはずっと一緒ね、オプっち!」
「四六時中、とはいかないが……ああ、いつでも会える!」
嬉しそうに応じる恋人に、ネプテューヌの中に実感が生まれてくる。
ああ、やっとこのヒトは、過去の鎖から完全でないまでも解放されたのだ。
幸福感に浸っていたネプテューヌだが、不意に顔を引き締めた。
「さてと……それじゃあ皆、聞いてちょうだい!!」
拡声器を通したワケでもないのに、紫の女神の声はその場に浸透した。
周囲の視線が自分に集まるのを見計らってから、ネプテューヌは変身を解いた。
「えっと、プラネテューヌは今この時を持って、友好条約を破棄します!!」
『ええッ!?』
アッケラカンと放たれた言葉に、女神も人間もトランスフォーマーも一様に目を剥く。
しかしオプティマスだけは静かに恋人を見守っていた。
「ネプテューヌさん、何を……!?」
「だって、そんなのもう必要ないでしょ?」
血相を変えて問い詰めてくるイストワールに、ネプテューヌはいつも通りの無邪気で能天気な笑顔で答えた。
それから、ノワール、ブラン、ベール……各国の女神たちを見回し宣言する。
「わたしたち、とっくに本当の仲間なんだから! ね、ノワール、ベール、ブラン!」
シン、と場が静まり返った。
やがて、ノワールが根負けしたように息を吐いた。
「それもそうね」
「これからは、正々堂々と競い合う、という事ですかしら」
「たまには気の利いたこと言うじゃねえか!」
ブラン、ベールも笑顔でネプテューヌの提案を受け入れた。
幾多の苦難を共に乗り越えた彼女たちの間に、もう条約による遠慮は不要だった。
やがて誰かがパチパチと手を叩きはじめた。
メガトロンの横に立つ、レイだった。
かつては友好条約を薄っぺらいと扱き下ろした彼女が、今や女神たちを祝福しているのだ。
やがて他の者たちも拍手を始めた。
女神も、人間も、オートボットも、ディセプティコンも、区別なく割れんばかりに拍手を送る。
「先に言っておくがな、俺たちは協定を破棄したりせんからな。見える形にしておかんと、従わん奴もおる」
「分かっているさ」
「本当か?」
極めて満足げに頷くオプティマスに釘を刺すメガトロンだが、返されて訝しげな顔をする。
この司令官は、時折突拍子もないことを言い出すのだ。
「じゃあこれから、エキシビジョンマッチでもどう!」
ノワールはフッと勝気な笑みを浮かべると衣装をレオタード状のプロセッサユニットに変換し、大剣ワタリガラスを手に空に飛び上がる。
「いっちょやるか!!」
ブランも、大斧ユキヅキを握り、好戦的に笑んで地を蹴った。
「胸が、高鳴りますわね」
そしてベールも、愛槍コノハカゼをクルリと回し踊るように舞い上がる。
「ああ待ってよー! 主人公はわたしだよー!」
再び女神化したネプテューヌは、遥か一万年越しの母から贈り物である愛刀オトメギキョウを握り締め、空へと上がっていく三色の光を追っていく。
「ユニちゃん、ロムちゃん、ラムちゃん、アリスちゃん!」
「アタシだって!」
「わたしたちが最強なんだから!」
「うん、最強!」
「新入りだからって、負けないわよ!」
姉たちと同様に、妹たちも変身して空へと上がっていく。
それを見上げながら、レイは慈しみに満ちた眼をしていた。
「お前も行っていいんだぞ?」
「私は、ああいう若さ溢れる行動はできませんよ」
「これ以上老けるワケでもあるまいに、気にすることもなかろう」
静かに苦笑する妻に、メガトロンは鼻を鳴らす。
「レイさん! レイさんも行きましょう!」
そんな二人の前に、ネプテューヌが降りてきて手を差し出した。
レイは少し悩んでいるようだった。
一方でオプティマスはオプティックを輝かせていた。
「私に良い考えがある! 我々もエキシビジョンマッチといかないか?」
「正気か貴様?」
「正気だ。良く言うだろう? 祭りには参加せねば損だと!」
突拍子もないことを言い出すライバル兼共同統治者に、メガトロンは溜め息を吐かざるを得ない。
しかし、次の瞬間には凶暴に笑み、背中からタリの剣を抜いて手の中で回す。
「まあ、よかろう! それも一興! ゆくぞ、レイ!」
「はいはい、本当に子供なんだから……お供しますよ、あなた」
夫がいくなら仕方がない、とばかりにレイも女神化して雷を纏った。
オプティマスも背中からテメノスソードとベクターシールドを抜き、脹脛のジェットスラスターに火を入れる。
「オプっち! 私たちも行きましょう!!」
「ああ、ネプテューヌ! さあ、出動だ!!」
オプティマスとネプテューヌ、メガトロンとレイは、それぞれ並んで女神たちが戦いを繰り広げる空へと向かっていった。
人間たちやオートボットやディセプティコンは、スポーツでも観戦しているかのようにヤンヤヤンヤと囃し立てていた。
「はあ……どうやら、また騒がしい日々が始まるようですね」
ぼやくイストワールだが、すぐに笑顔になる。
プラネテューヌ、ラステイション、ルウィー、リーンボックス。
オートボットとディセプティコン。
そして女神と人間、トランスフォーマー。
晴天の下、かつて争い合った人々は笑い合い、称え合っていた。
いつまでも、いつまでも……。
それからのことを、少し語ろう。
リンダは、レイやドレッズとの再会を喜び、改めてディセプティコンに仕える身となった。しかしワレチューは宮仕えが性に合わないとして去っていった。
ショックウェーブはプルルートやピーシェのいる次元へスペースブリッジを繋げるべく、色々計画しているらしい。
答えを聞きにいきたいのだろう。
そのためにも、ゲイムギョウ界にも固定式のスペースブリッジを建造することになり、ホイルジャックやレッカーズ、コンストラクティコン、そしてシアンたち技術者が頑張っている。
三つの世界が繋がる日は、そう遠くないだろう。
ジョルトとサイドウェイズは、時折ルウィーの片田舎にあるアニマルクロッシングという村を訪れているようだ。
アイアンハイドとクロミアは、折を見てはラステイションを訪れ、ノワールやユニと家族の時間を過ごしている。
サイドスワイプも、アイアンハイドから見ればまだまだ半人前らしく彼への訓練も継続していた。
晴れて恋人同士となったブランとミラージュだが、お互いの性格から中々進展していない。
双子たちは、戦いよりも災害や事故からの人命救助に奔走していた。
ベールとアリスは仲睦まじい姉妹として暮らしている。……アリスの方がベールに振り回されがちなのは変わらないようだが。
アリスと言えば、彼女の仲間だったプリテンダーたちはディセプティコンのイメージアップのためにベール主導のもと、なんとアイドルとしてデビューした。
バンブルビーとスティンガーは、時に喧嘩し競い合いながらも、ゲイムギョウ界とサイバトロンの平和を守るため働いている。
ネプギアたち女神候補生は、いつか姉の跡を継ぐために日夜頑張っている。
サウンドウェーブと部下たちは多忙な中でも5pb.のライブには欠かさず参加してした。
メガトロンはディセプティコンの統治者として、変わらず辣腕を振るっている。
多忙を極める中でも、妻子との時間を意地でも作るようにしているあたり、頭が下がる。
レイは新たに作られた卵と雛を育成するための施設の責任者として、そして惑星サイバトロンの女神として、崇められていた。
実質的に
ガルヴァ、サイクロナス、スカージ、そしてロディマスら雛たちは健やかに育っていた。
長兄たるガルヴァは変形できるようになり、末っ子のロディマスも最近少しずつ喋れるようになってきた。
他の卵も、次期に孵る予定だ。
そして、私とネプテューヌは…………距離は離れていても、頻繁には会えなくても、恋人として、幸福に暮らしている。
いつか、彼女が女神を引退する日が来たら、結婚を申し込もうと思っている。
一つの時代が終わりを迎え、新しい時代が始まった。
長く苦しい戦いの末、ついに我々は平和へと辿り着いたのだ。
これからも、計り知れない苦難、数限りない困難が我々の前に立ち塞がるだろう。
それでも、力を合せればきっと乗り越えることが出来るはずだ。
私は、オプティマス・プライム。
~Till All Are One (全てが一つになるまで)~ 了
そして、
~超次元ゲイム ネプテューヌ THE TRANSFORMATION~ 完
連載を始めて、三年と数か月。これにて、当作品は完結となります。
始めた当初は、こんな長くなるとは思っていませんでした。
途中、中弛みしたり、迷走したり、暴走したりもしました。
そもそも足らない筆力に悩んだりもしました。
それでも実写両軍の和解エンドが、幸せなトランスフォーマーたちが書きたくて、ここまで来ました。
これも一重に、こんな作品を読んでくださった皆様のおかげです。
まあ、まだ番外編をいくつか書く予定ですが……。
とりあえず、
①原作アニメ13話を基とした、プルルートやピーシェの次元にいく話。
スタスクプロデュースの真エディンの全貌とは?
決戦でプルルートたちをこっちの次元に送り込んだ大女神の正体とは?
ショックウェーブは答えをもらえるのか?
TFファンへのサプライズ的展開もあるかも?
②メガトロンがレイに告るまでに絡めて、メガトロンとリージ・マキシモ、そしてとある人間の関係を明かす話。ラブコメ回。
③四女神オンライン(原作で出てくるオンラインゲーム)で女神とTFが遊ぶ話。
つまりTF人間化回。
を予定していたりします。(あくまで予定なんで期待しないでくださいね)
では皆様、重ね重ね、ご愛読ありがとうございました!