超次元ゲイム ネプテューヌ THE TRANSFORMATION   作:投稿参謀

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内容がないよう状態なのに、時間がかかった……。
スランプかなあ?


第72話 オプティマス大追跡!

 プラネテューヌの女神ネプテューヌと、オートボットの総司令官オプティマス・プライムは恋人同士である。

 紆余曲折を経て結ばれた二人であるが、国民に知られるとシェアが落ちかねないとして、その関係は秘密の物となった。

 とはいえ、女神やオートボット、それに近い者たちにとってはもはや公然の秘密であるし、国民も二人の間に漂う空気から何となく察している部分はある。

 それでもシェアは失われずにいたし、二人の業務に特に差し障りはない。

 

 何が言いたいかと言うと、ネプテューヌとオプティマスの交際は意外と上手くいっているということである。

 

 の、だが……。

 

  *  *  *

 

「オプティマスの様子がおかしい?」

「うん……」

 

 毎度おなじみ、プラネタワーのリビングで、アイエフとコンパがネプテューヌから相談を受けていた。

 今日は三人とも非番であり、ネプギアはバンブルビーとお出かけ、ピーシェは教会の外にできた友達と遊びに行っているため、久し振りに三人で話し込んでいた。

 

「最近、オプっちが暇な時にどこかへ出かけてるんだけど……」

「それだけですか?」

「正直、おかしいとは思えないけど? それとも暇な時は自分に構ってほしいとか?」

 

 首を傾げるコンパと、からかうような声を出すアイエフにネプテューヌは頬を染めてモジモジとする。

 

「そりゃ、構ってほしいっていうのはあるんだけど……」

「……なんでしょう? わたし、何だか複雑な気分ですぅ」

「そうね……。あのネプ子がこんな女の子らしいことを言うなんて……」

 

 初恋を成就させた娘を持つ両親の如く、何だかホロリとしてしまうコンパとアイエフ。

 ネプテューヌは照れ隠しに頬を膨らませる。

 

「むー……、それはともかく、オプっち普段なら仕事がない時は訓練してるか考え事してるかなんだけど……」

「誰かさんにも見習ってほしいわね」

「あいちゃん、茶々入れない! とにかく、最近は仕事が終わるとどっか行っちゃうんだよ!」

 

 ネプテューヌは呆れるアイエフにムッとしつつ話を続ける。

 

「ラチェットやビーも行先は知らないっていうし……」

「放っておきなさいよ。オプティマスにだってプライベートはあるし、恋人とはいえ過干渉はよくないわよ」

 

 呆れつつも、真面目にネプテューヌを諭すアイエフ。

 過度に束縛することは破局に繋がりかねない。

 諜報員として様々な人間を観察してきたアイエフらしい言葉だ。

 

 本人の恋愛経験はゼロではあるが。

 

「う~、でもでもぉ……」

「オプティマスに限って浮気とかは有り得ないんだから、別にいいでしょ?」

「ねぷねぷ、オプティマスさんを信じるです!」

 

 不安げなネプテューヌに言い含めるアイエフとコンパ。

 オプティマスがネプテューヌのことをどれだけ大切に思っているかは、普段の彼を見れば十分に分かる。

 

 正直、少し過保護なほどだ。

 

「う、うん……そうだね……」

 

 親友二人に説得(?)されて、ネプテューヌも納得しかける。

 

「ネプテューヌさん、ここにいらっしゃいましたか」

 

 そこでイストワールが部屋に入ってきた。

 

「ゲエッ、いーすん!」

「ネプテューヌさん! 何ですか、その言い方は!」

「いやあ、お約束かと思ってさ! ……それでどうしたの? わたし、今日はお休みだよ?」

 

 テヘッと舌を出すネプテューヌに、イストワールは頭痛を押さえるように息を吐くが、気を取り直して本題に入る。

 

「いえ、オプティマスさんから伝言がありまして。今日は用事があるから遅くなるそうです」

「そうなんだ……。今日はいっしょに遊ぼうと思ってたのに……」

「約束したワケじゃないんだし、それぐらい許してあげなさい。重い女にはなりたくないでしょう」

 

 アイエフに諭されるネプテューヌだったが、横でイストワールとコンパが話しているのを聞いて顔色が変わる。

 

「何でも、人とあってくるそうです」

「それって、どんな人なんでしょうか?」

「う~ん、迎えに来たのは女の人でしたね」

「ッ!? それ本当!」

 

 一瞬にしてイストワールに詰め寄ったネプテューヌは、彼女の乗っている本を掴んで揺さぶる。

 

「オプっちはどういう感じだった!? どんな女の人だった!?」

「あばば……」

「ちょっと! ネプ子、落ち着きなさい!」

「ねぷねぷ! いーすんさんの危険が危ないです!」

 

 アイエフとコンパが二人がかりで無理やりネプテューヌを引きはがす。

 コンパは目を回しているイストワールを介抱し、ネプテューヌは息を吐いて気を静める。

 

「ハアハア……、ごめん、つい……それで、いーすん。オプっちが何処に行ったか分かる?」

「ネプ子!」

「いや、だって、気になるし。昼ドラみたいに何時までもヤキモキしてるより、いっそ確かめたほうがいいよ」

 

 アイエフに咎められてもネプテューヌは折れない。

 元々、彼女は深く悩むより行動するタイプだ。

 これは止められないと、アイエフとコンパは顔を見合わせて肩をすくめる。

 イストワールは少しフラフラしながらもさっきの質問に答えた。

 

「ええと、はい。それが……」

 

  *  *  *

 

 そんなワケで、オプティマスを追いかけてプラネテューヌの某所にやってきたネプテューヌ。

 さすがに一人で行かせるのは危なっかしいので、アイエフとコンパもついてきた。

 移動はオートボットたちが仕事で忙しかったのでコンパのマイカーである。

 

 イストワールから情報を基に、辿り着いたのは、山中に存在する古代国家タリの遺跡だった。

 

 ストーンサークルを中心としたこの遺跡群は、かつて女神たちが惑星サイバトロンに転送される騒動の起点になった場所だ。

 中断されていた発掘作業が再開されたようで人の姿がそこかしこに見えるが、そのの中に一際目立つ人影がある。

 

 と言うか人じゃない。

 むしろロボ影と言うべきか。

 

 ぶっちゃけ、オプティマスそのヒトだった。

 

「お、オプっち?」

 

 呆気に取られる一同だが、オプティマスはこちらに気付いていないようで、実に楽しそうに足元にいる掘隊のリーダーであるシルクハットの教授と話し込んでいる。

 

「では、ミスター・オプティマスは、タリ文明と古代プラネ文明の間に深い繋がりがあると?」

「ああ。両者の建築様式や宗教的儀式の痕跡を見るに、そう結論付けて問題ないだろう。特に絵画の様式がそれを証明している」

「その点については私も同じ考えです。しかし、起源を同じにすると言うよりは、この地に移住してきた古代プラネ人が先住民であるタリ人に影響を受けたと考えるべきでしょうね」

「そうだな。争いの痕跡が発見されないことからも、和合が上手くいったのだろう。共に神を失った民だったこともあって、両者の間に一種のシンパシーがあったのかもしれない」

「なるほど、そう言う見かたもありますね。しかし、古代の建物から『識者同士が、女神の有り方について口論を交わした』という旨の古文書も発見されていますよ」

「しかし、建物の落書きからは『女神の有り方に対する議論は円満に解決した』と取れる内容が読み取れたはず」

「さすがですね。では……」

 

 考古学的な会話を続けるオプティマスと教授。

 内容は聞き取れたものの、ネプテューヌたちには理解できなかった。

 

「………わたし、考古学の勉強しようかなあ」

「やめときなさい。三日坊主がオチだから」

「目に見えるようですう」

 

 ボソリと呟いたネプテューヌだったが、アイエフとコンパが無情にツッコむ。

 

「……済まない、私はこれで失礼する。楽しかったよ」

「ええ、ではまた。例の壁画も発掘の目途が立ちましたので、是非見に来てください」

「ああ、必ず」

 

 と、オプティマスが教授から離れていく。

 途中で、発掘に従事する作業員たちと仲良さげに挨拶を交わしている。

 呆気に取られていたネプテューヌたちは、正気に戻って教授に駆け寄った。

 

「おや? 貴女方は……?」

「どうもー! おはようからおやすみまで国民を見守る女神! ネプテューヌでーす!」

「その自己紹介はどうよ……。あ、どうも、教会から来ましたアイエフです」

「同じくコンパですぅ!」

 

 教授が振り向くと、ネプテューヌは元気よく、アイエフとコンパは礼儀正しく自己紹介する。

 相手が女神とその友人たちであることが分かり、教授は紳士的に会釈する。

 

「これは女神様。このような場所によくお越し下さいました。私はルウィー国立大学の者で、この発掘隊を指揮していますトレインと申します」

「うん、よろしくー! それで、さっそくなんだけど、オプっちはよくここに来るの?」

「オプっち……ああ、ミスターオプティマスのことですね? 彼にはここの所、発掘作業を手伝ってもらっています。古代文明に対する興味と造詣の深さには、私も驚かされていますよ」

 

 ネプテューヌの質問に丁寧に答えるトレイン教授。

 アイエフは少し驚いていた。

 

「意外ね……。オプティマスにそんな一面があっただなんて」

「オプっちは古い物とか好きだからね。図書館とかから本借りてきてって頼まれることもあるし」

 

 ネプテューヌは笑顔を浮かべる。

 ともすれば根を詰めがちなオプティマスだが、良い趣味を見つけたらしい。

 浮気疑惑も誤解だったようで二重に安心した。

 トレイン教授も頷く。

 

「私も最初は驚きました。戦闘ロボット集団のリーダーというから、もう少し勇ましいイメージがあったのですが、実際に話してみると穏やかで理知的な、むしろ学者肌と言った印象を受けます。発掘隊の皆とも、仲良くやっていますよ」

「うん。オプっちって、本当はとっても優しいんだよ。……ちょっと分かりにくいけどね」

 

 それが分かってくれる人がいてくれて、ネプテューヌは純粋に嬉しかった。

 

「さてと、疑惑も晴れたし、そろそろお暇しましょうか?」

「そうですね。ねぷねぷ、帰るですよ?」

 

 アイエフとコンパはこれ以上邪魔するのも悪いと、早々に引き上げようとする。

 だが、ネプテューヌには一つ気になることがあった。

 

「あ、ちょっと待って! オプっちを迎えに来た女の人ってどこかな?」

「ああ、彼女ですね。この国の考古学者で、発掘に協力してくれている女性です。彼女ならミスターオプティマスといっしょに行ったようですよ。これから同じ場所に行く予定があると言っていましたね。あの二人は大分仲が良いようですから」

「……ふ~ん」

 

 ネプテューヌの漏らした声に、アイエフとコンパは背筋が凍るのを感じた。

 無自覚だろうが普段と声のトーンがまるで違う。

 

 こう、「ジャンクにしてあげるわ!」とか「乳酸菌取ってるぅ?」とか言い出しそうな感じである。

 

 善意から言ったのだろうトレイン教授もタダならぬ物を感じ、一歩引いてしまう。

 

「それで、オプっちたちはどこへ行ったの?」

 

 満面の笑顔でたずねるネプテューヌ。

 

 笑うという行為は本来攻撃的なものであり 獣が牙をむく行為が原点である。

 

 そんな本当かどうかも分からない言葉が一同の脳裏に浮かぶのだった。

 

  *  *  *

 

 プラネテューヌ市街に戻ってきた一行は、ある路地を進んでいた。

 市街地でも人の少ない場所で、区画整理を計画されている場所だ。

 こんな場所だが不法居住者やゴロツキがいない辺りが、プラネテューヌの治安の良さを表している。

 

 どうも、この先の空き地にオプティマスはいるらしい。

 

 ズンズンと歩いていくネプテューヌ。

 アイエフとコンパも後に続く。

 

「あのね、ネプ子。考え過ぎだと思うわよ。そもそも全高9mのロボットを恋愛対象にする物好きも、そうはいないでしょう」

「あいちゃん、軽くわたしのことディスってない? ……うん、それは分かってる。でも、逆に考えるんだ。『恋しない理由は金属生命体であることだけなんだ』って、そう考えるんだ」

「ええと、ねぷねぷ? どういうことですか?」

「だって、オプっちカッコいいし、強いし、優しいし、それでいて天然だったりするトコがカワイイし、繊細な一面もあって『このヒトのことを支えたい』って思わせるし、普通なら恋しちゃうじゃん!!」

 

 ――ベタ惚れやないかーい……。

 

 半ば涙目になって壮大に惚気るネプテューヌに、アイエフとコンパはツッコム気力も起きず何とも言えない顔になる。

 

「……ああもう、気の済むまでやりなさい」

「ワンちゃんも食べない気配がビンビンですう」

 

 呆れた調子で何とか声を絞り出したアイエフとコンパだが、帰ったりはしない。

 ネプテューヌに振り回さるのはいつものことだし、もし本当にオプティマスが浮気していたら……万が一どころか億が一にも無いと思うが……ネプテューヌがオプティマスの顔を剥ぎかねない。

 

 顔面破壊大帝が顔面を剥がれるとは、これいかに。

 

 ――その時は、私(わたし)が止めなくちゃ(ですぅ)……。

 

 悲壮な決意(?)を胸に、二人は親友のために断固として残留する。

 

 そんな馬鹿なやり取りを余所に、目的の場所に近づいてきた。

 壁際に隠れて様子をうかがうと、そこは空き地になっていて、老若男女、様々な人間が30人近く集まっていた。

 

 その中央に、異様な恰好の男がいた。

 

 パーカーと一体化したようなワンピースに、頭には十字キーのような飾りが二つ。

 

 そう、ネプテューヌの恰好である。

 

 恰好のみならず髪型までネプテューヌに似せている上に、『ネプ子様命!』と書かれた鉢巻をしているのが、尋常ではない信仰心を感じさせた。

 

「あれは、ねぷねぷのファンクラブの人たちですね」

「こんな所で集会してたのね」

 

 向こうに聞こえないようコンパとアイエフが小さい声で話し合う。

 正式名称ネプ子様ファンクラブとは、ネプテューヌの信者の中でも特に熱心な者たちの集まりである。

 

 アイドルとかの親衛隊を思い浮かべてもらえれば、だいたい合ってる。

 

 ワイワイと騒いでいたネプテューヌ親衛隊だったが、空き地にトラックが入ってくると、そちらに注目する。

 

 赤と青のファイヤーパターンも鮮やかな大型のトレーラートラック……オプティマス・プライムだ!

 

 オプティマスが停車すると運転席から女性が降りてきた。

 糸目の若い女性で、やはりネプテューヌを模した格好をしている。

 女性の前に親衛隊の中からあのネプテューヌの恰好をした男が進み出た。

 糸目の女性にも、若い男の方にも、ネプテューヌたちには見覚えがあった。

 男の方がファンクラブの団長、女性が副団長だ。

 

「全く遅いぞ! 予定の10分前行動が親衛隊の鉄則だ!」

「ごめんごめん! ちょっと仕事が長引いた上に渋滞に捕まっちゃいまして!」

「それでも栄えあるネプ子様ファンクラブの副会長か!」

「仕方ないじゃないですか。私、本業は考古学者なんですし」

 

 団長のお叱りも軽い調子で謝る副団長。

 つまり、彼女が例の考古学者ということだろう。

 溜め息を吐く団長だったが、気を取り直して団員たちに向かって振り向く。

 

「ともあれ、これで全員そろったな! では、これよりネプ子様ファンクラブ第20回集会を始める! ……その前に、今日は特別ゲストが来てくれた。みんなも知っているだろう? オートボットのリーダーでありネプ子様ファンクラブの名誉会員である、オプティマス・プライムだ!!」

 

 団長が宣言すると、オプティマスはギゴガゴと音を立てて変形した。

 赤と青の金属の巨人が立ち上がるとファンクラブが歓声を上げる。

 彼らに向かって朗らかに笑いながら、オプティマスは手を振った。

 

「紹介に預かり光栄だ。今日は、皆との交流を楽しませてもらいたい」

 

 厳かに頷いた団長は、腕を振り上げた。

 

「それでは、いつものいくぞ! レッツ、ねぷねぷ!!」

『レッツ、ねぷねぷ!!』

「声が小さい! もう一度、レッツ、ねぷねぷ!!」

『レッツ、ねぷねぷ!!』

 

 団長の号令に合わせて、ファンクラブのメンバーが腕を突き上げ、声を上げる。

 

 オプティマスまでもが楽しそうに斉唱している。

 

 巨大ロボットが、アイドルオタク的行動を繰り広げる姿のあまりのシュールさに、ネプテューヌたちが言葉を失っていたのは、言う間でもない。

 

 そうこうしてる間にも、オプティマスとファンクラブの面々はネプテューヌについての話で盛り上がる。

 

 例えば、最近ネプテューヌが真面目になった気がするが、前の怠け者なネプテューヌ方が可愛いかったと思う、という意見が出れば。

 

「私たちの思い込みを押し付けてはいけない。ネプテューヌが努力しているのだから、我々がすべきことは彼女を応援することだ。逆に考えよう、頑張っているネプテューヌも可愛いと」

 

 また、人間の姿と女神化した時の姿、どちらが好きという話には。

 

「どちらも、と言うのが正直な所だな。人間の姿のネプテューヌも女神の姿のネプテューヌも違った魅力がある。人間の姿の元気さも、女神の姿の美しさも素晴らしいものだ」

 

 そして、ズヴァリ! ネプテューヌの魅力は何か? と言う話題になるやオプティマスは弾けた。

 

「彼女の魅力を一言で語るのは難しい。幼いように見えて、平和や仲間を愛する姿には頭が下がるばかりだ。元気な姿を見ていると心が安らぐ。笑顔に至っては、まるで優しい太陽の光のように美しい。これほどの魅力を表現する言葉を私は知らない」

 

 ――ウルトラベタ惚れやないかーい。

 

 話し合いにかこつけて、ここぞとばかりに盛大に惚気るオプティマスに、アイエフとコンパは目が点になっていた。

 

「……なんて言うか、口ん中が甘ったるくなってきたわ……」

「砂糖を吐きそうですぅ……」

 

 アイエフとコンパは深く、そりゃもう深~く息を吐く。

 

 こんな調子では、浮気とか天地がひっくり返ってもあり得ない。

 

「あうう……」

 

 一方のネプテューヌはと言うと、蹲って顔を両手で覆っていた。

 恥ずかしさのあまり耳まで真っ赤になっている。

 

「よし、解散前に締めの挨拶だ! ネプ子様ファンクラブ! レッツ、ねぷねぷ!!」※オプティマスが言ってます。

『レッツ! ねぷねぷ!!』

 

 ……結局、オプティマスはその後も、ものっそい充実した様子でネプ子様ファンクラブのメンバーと過ごした。

 

 浮気疑惑は無事晴れたものの、ネプテューヌはしばらくオプティマスの顔をまともに見ることができなかったのだった。

 

 めでたし、めでたし。

 

 

「それで実際、お前はオプティマスのことをどう思っているんだ? 副団長」

「藪から棒になんですか? 団長」

「まあ、気にはなってな」

「…………そうですね、彼は素敵なヒトだと思いますよ。巨大ロボットなのが難点ですけど、言い換えればそれくらいしか難点がありませんし」

「では?」

「でも私、勝ち目の見えない戦いはしない主義なんです」

「……そうか。よし、今日は飲もう! 俺がおごる!」

「急に何なんですか? ……まあ、おごってくれるなら、付き合ってあげますよ」

 

 




オプティマスの趣味:考古学、ネプテューヌ談義。

何て言うか、オプティマスが意外とプラネテューヌで楽しくやってると言うか、馴染んでると言うか、そんな感じの場面が書きたかった今回。
気が付きゃオプティマスとネプテューヌが惚気る話に。

今回の解説。

トレイン教授
まさかの再登場のシルクハットのルウィー紳士(not変態)
オプティマスと趣味を語らいあえる人が欲しかったので、再登用。
古の大国タリの謎を追っている。

ネプ子様ファンクラブ団長。
シリーズ常連のモブで、読んで字のごとく、ネプテューヌのファンクラブの団長。
ネプテューヌに似せた服装をしている男性(つまり女装してる)
あくまでモブだが、VⅡにてネプテューヌへの信仰の強さを示し、大幅に株を上げる。

ネプ子様ファンクラブ副団長
シリーズ常連の(略)
しかし、言動を見るに信仰心はいまいち疑わしい。
ネプテューヌが好きと言うより、可愛い物が好きなのかもしれない。
本職が考古学者と言うのは、この作品の独自設定。

次回は中編に入るか、ブロウルの話のどっちか。
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