イナズマイレブンHEROS!!!   作:月兎タンク

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ヒマリ(臨戦)ガチャでクソみてぇな大爆死かまして天井叩くハメになった作者を慰めてください。


真の日本代表はどちらだ!? 激突!ネオジャパン!中編

雷牙「…コレマジ?」

 

久遠「私は本気だ。嫌ならベンチに座っていろ。」

 

 イナズマジャパンのベンチに雷牙の腑抜けた声が小さく木霊する。その原因は久遠が出した後半の出場選手にあった。

 

鬼道「…確かに一見すると出鱈目なフォーメーションだが、ネオジャパン相手には効果的に働く可能性がある。何せ、奴らの研究対象は()()()()()()()()()()()()なのだからな。」

 

 徹底的にイナズマジャパンを研究し尽くしたネオジャパンは常に彼らの動きを先読みし、100%の実力を出させないように立ち回っていた。

 その読みの中心に居るのはキャプテンを務める砂木沼…そしてもう1人の司令塔を務める音村だった。

 砂木沼の研究と合理に基づいた的確な指示でイナズマジャパンの強みを徹底的に潰し、彼が苦手とする計算外からの攻撃は音村のリズムとノリに基づく非合理的なゲームメイクでフォローする。

 まるでコインの表と裏のように相反する2人の司令塔は絶妙なバランスで調和し、イナズマジャパンを苦しめている。

 

 だが久遠が提案した戦略ならば、ネオジャパンの読みを崩せる可能性があるのだ。

 

熱也「けどよ、緑川はどうすんだ?こっちは化身を使えない以上、不利なのは変わんねぇぞ?」

 

鬼道「問題ない、緑川相手には“ブロック・ザ・キーマン”を使う。」

 

 “ブロック・ザ・キーマン”とはザ・ジェネシスとの最終決戦に向けて対グラン用に開発した必殺タクティクスである。

 1人にしか使えないという弱点はあるものの、使用すれば相手のエースの大幅な弱体化を見込める汎用性の高い技だ。

 

鬼道「恐らく緑川の化身は稲魂達が使う化身とは異なる技術が使われている。発動の遅さと体力の消耗を見るに、この試合中に使えるのは1〜2回が限界の筈だ。後半は緑川の体力を削ぎ、立向居を破る手段を失った段階でカウンターを仕掛けるぞ。」

 

『おおッ!』

 

 化身の使用を禁止されてもなお、戦略と連携で不利を覆そうとするイナズマジャパン。

 日本代表の座を死守するという目的の元一致団結する彼らだが、浮かない顔をする者が居た。

 その者は向こう側のベンチで作戦会議に参加する同郷の親友を顔を見つめ熟考した末に自身の考えを監督に伝える。

 

ヒロト「久遠監督。お願いがあります。」

 

久遠「…なんだ?」

 

ヒロト「俺に化身の使用許可をください!」

 

 突然のヒロトの懇願に驚くチームメイト達。普段は大人びている彼にしては珍しく切羽詰まった様子を意外に思っている。

 

久遠「理由を聞かせてもらおうか、話はそれからだ。」

 

ヒロト「俺は全力で緑川とぶつかりたいんです!あいつは俺との勝負を望んでいる…最後のシュートを見た時にそう感じました。だからこそ…俺はあいつの期待に“想い”に応えたいんです!手を抜いた上でこの試合に勝てても俺は本当の意味での日本代表にはなれません!」

 

 普段の大人びた態度のヒロトからは想像できない熱い訴えを聞いた久遠は顎に手をやり数秒程、考え込む。

 久遠は情による訴えだけで感情が揺さぶられるような人間ではない。常に合理性に基づいた選択をし、必要とあらば強権を駆使して黙らせる事も厭わない。

 ある意味、反対側に居る瞳子以上に芯が強すぎる人間である。

 

ヒロト「……。」

 

久遠「……。」

 

 永遠にも感じられる数秒の熟考の末に久遠が出した判断は…

 

久遠「いいだろう、化身の使用を許可する。ただし許可を出すのは基山だけだ、それ以外の選手は化身を使う事は許さん。」

 

ヒロト「!! ありがとうございます!監督!」

 

 こうしてハーフタイム中に出来る事の全てを終わらせた両チームはグラウンドに戻り、後半戦に挑む。

 

角馬『さぁ!いよいよ後半戦の始まりです!…おや?どうやらイナズマジャパンは選手交代する模様です!おおっとぉ!?これはかなり大胆な交代だぁ!この采配の意図は一体何なのかぁ!?』

 

 各選手が指定されたポジションに着いて早々、驚きと期待の声をあげる角馬。

 ここで遂に対ネオジャパンに提案された久遠の采配が秘密のベールを脱ぎ捨てる。

 

FW:綱海、鬼道、染岡

MF:壁山、風丸、吹雪、熱也

DF:ヒロト、雷牙、円堂

GK:立向居

 

 これが久遠が導き出した対ネオジャパン用のメンバー構成である。ここで目を引くのはイナズマジャパンの攻撃の主力である筈の豪炎寺を下げ、その代わりに染岡を投入した事だろう。

 

砂木沼(このタイミングで豪炎寺を引いただと…?なるほど…我々が豪炎寺に厚いマークを付けている以上、この試合では豪炎寺はまともに機能しないと結論付けたか…。だが…問題はそれだけではない。)

 

 豪炎寺が下げられた事に目を奪われがちだが、各選手のポジションもあまりに異質だ。

 何せ、殆どのメンバーが本来得意とするポジションから変えられているのだ。

 司令塔である筈の鬼道はFWに、その巨体で敵の行手を阻む壁山はMFに、ストライカーである筈のヒロトはDFに…

 まるでネオジャパン(自分達)を思わせるポジションシャッフルは砂木沼の頭脳を持ってしても久遠の意図を理解出来ないでいた。

 

砂木沼(…落ち着け砂木沼治よ。奴らが計算外の行動を取る事は今に始まった事ではない…!俺に不可能な事は音村に任せ、音村に不可能は事は緑川がフォローする…それが我らネオジャパンだ…!)

 

 余計な思考を捨て去り脳内を整理した砂木沼は“勝利”への二文字を手に入れる為に、己に課せられた役目を再確認する。

 

ピーッ!

 

 古株のホイッスルがグラウンドに鳴り響き、真の日本代表の座を賭けた運命の後半戦が幕を開けた。

 

染岡「行かせるか!」

 

砂木沼「貴様では俺を止められん!“ダッシュストームV4”!」

 

 開始早々、染岡が砂木沼からボールを奪わんと襲い掛かるものの、砂木沼は“ダッシュストーム”を使い容易く突破する。

 染岡に続き綱海・鬼道のコンビも立ちはたがるが、ヒールリフトを駆使し緑川にボールを回す事であっさりと突破してみせた。

 

鬼道「今だ!“ブロック・ザ・キーマン”だ!」

 

 だがこれこそが鬼道の狙いであった。緑川にボールが渡る瞬間を待ち望んでいた鬼道は間髪入れずに必殺タクティクスの指示を送る。

 すると何処からか黄色に輝く鎖が緑川の身体を蝕み、物理的に動きを鈍くさせる。

 

緑川「グッ…!」

 

熱也「ボール貰い!」

 

 即座にボールを奪った熱也と兄と共に猛吹雪の如きスピードで攻め上がる。

 当然ネオジャパンはディフェンスに入るものの、久方ぶりに発揮され更に精度を増した兄弟の連携の前には無力であった。

 

吹雪「熱也!久しぶりに“あの技”を決めようか!」

 

熱也「“あの技”か!いいぜぇ!久々だからってミスんじゃねーぞ兄貴!」

 

 ゴール前に到着した吹雪兄弟は背後に二つ首の銀狼を出現させると、“ファイアトルネードDD”を思わせる左右対称の動きで強烈な冷気を纏いツインシュートを放つ。

 

熱也&士郎「「“オルトロスブリザードV3”!!!」」

 

 大阪の地で生み出した兄弟の絆の結晶が王国を守る守護神に襲い掛かる。

 だが既に彼の身体には誇り高き王国の戦士達の気を託されていた。

 

源田「“エナジーキングダムGX”!!!」

 

 かつては砂木沼の“ドリルスマッシャー”すらも破った銀狼達の吹雪だが、守護神が守る王国の城壁を傷つける事は叶わなかった。

 

熱也「チッ!“オルトロスブリザード”でも通用しねぇのかよ!」

 

吹雪「源田君を破る為には更に強いパワーか“オルトロスブリザード”を超えるスピードが必要…か。」

 

 源田がシュートを止めた事で攻守が入れ替わり、今度はネオジャパンの攻撃が始まる。

 イナズマジャパンとの実力差を埋める為に日本各地の強豪チームの必殺技を習得しているネオジャパンの技の豊富さは他のチームの比じゃない。

 

壁山「“超 ザ・ウォール”っス!」

 

音村「いいビートだ!でも俺の方がイカしてるよ!“メロディウェイブ”!」

 

 音村の新必殺技“メロディウェイブ”が奏でるビートにより平衡感覚を乱された壁山は岩壁を出す暇もなく地に伏してしまう。

 

音村「3(トライ)ビートだ!砂木沼!」

 

砂木沼「了解した!行くぞ!ウィーズ、ゼル!」

 

 FW陣を呼び寄せた砂木沼は互いに向き合いながら()()()()()()トリプルシュートを放つ。

 

砂木沼&ウィーズ&ゼル「「「“真トライアングルZ”!!!」」」

 

豪炎寺「あれは武方三兄弟の…!」

 

 かつて豪炎寺も所属してサッカー名門校・木戸川清修。そのエースを務めている武方三兄弟が得意とする技がこの“トライアングルZ”だ。

 

 だが本来の“トライアングルZ”は、息の合った連携の末に彼らのトレードマークであるトライアングルを模った独特なセンスの決めポーズで締める技だ。

 にも関わらず砂木沼達が繰り出した技はその全てが省略されている。これでは名前が同じなだけの別技である。

 

砂木沼「滑膜せよイナズマジャパン!連携技は単なる技同士の足し算ではなく掛け算!だが…!我々は厳しい鍛錬の末に更なる+αの解を導き出した!それがこれだッ!!!」

 

 砂木沼の演説が終わると同時に下鶴が灼熱の旋風を纏わせ飛翔する。すると彼の軌道上に点在していた三点を結ぶ辺は爆熱の炎へ変わっていく。

 

立向居「あれは…!豪炎寺さんの“ファイアトルネード”!?」

 

下鶴「違うッ!これが俺の…!“爆熱ストーム”だァァァァ!!!」

 

 高速の右回転をボールを蹴る力へ変換した事で、右脚の炎の威力は何十倍にも増幅され、沖縄の地で初披露された豪炎寺の新たな代名詞と同じ名を冠した必殺技が炸裂する。

 

角馬『な、なんとォォォォォォ!?下鶴が“爆熱ストーム”を使ったぞォ!?同じ名を冠しながらも豪炎寺が使うモノとは異なる必殺技だが、肌で感じる熱量はキチンと爆熱だァァァァッ!!!』

 

立向居「止める!“ムゲン・ザ・ハンドG5”!!!」

 

 下鶴の“爆熱ストーム”の実態は“トライアングルZ”と“ファイアトルネード”の掛け算とはいえ、その威力は豪炎寺の技(オリジナル)に勝るとも劣らない。

 

立向居「グッ…!」

 

 それを証明するようにボールに絡み付く黄金の腕に徐々が亀裂が入り始める。

 このままではネオジャパンに2点目を差し出すのも時間の問題だろう。

 

立向居「これ以上…!ゴールを奪わせるかァァァァァッ!!!」

 

 立向居の雄叫びに呼応するように彼の背後から更に黄金の腕が伸び、爆熱の炎を押さえつける。

 次第に炎は掻き消され、終には立向居の両手にボールが収まった。

 

木野「やった!立向居君の“ムゲン・ザ・ハンド”も進化したわ!」

 

目金「“5”すらも超える領域…さしずめ“X(アンノウン)”といったところですね!」

 

 立向居の更なる成長に湧き上がるイナズマジャパンだが、戦況は変わる事なく膠着状態が続く。

 イナズマジャパンは緑川を徹底的にマークする事でネオジャパンの攻撃力を削ぎーー

 ネオジャパンは研究による読みと塔子を中心とするDF陣の活躍により、イナズマジャパンに攻める隙を与えない。

 

熱也「……もうこれしか方法がねぇか。」

 

ピーッ!

 

 何かを悟った熱也は珍しく無理に攻める事なく、ボールを外に出す事で試合を中断させる。

 

熱也「染岡!兄貴!ちょっとこっちに来い!」

 

 最高の相棒と最高の兄を呼び寄せた熱也はネオジャパンに2人にある事を提案する。

 

熱也「悔しいが俺たち1人1人がシュートを撃っても源田を破る事は出来ねぇ…。だから!ぶっつけ本番で連携技を完成させるぞ!兄弟(俺たち)のスピードと染岡のパワーが加われば“パラドックスブレイク”を超える必殺技が完成する筈だ!」

 

吹雪「…熱也の言いたい事は分かった。けど君に出来るのかい?“パラドックスブレイク”の時も大苦戦してたじゃないか。」

 

熱也「ぐぬッ!?」

 

 熱也は連携技が大の苦手である。そもそも彼は生まれつき持つプライドの高さと負けん気の強さのせいで協調性に欠けている、故に“パラドックスブレイク”の習得の際も或葉との息を合わせられず大苦戦していたのだ。

 

熱也「…おい兄貴、今から“らしくねぇ事”言うけど絶対ェ笑うなよ。」

 

吹雪「台詞によるね。」

 

熱也「チッ…!スゥー… 一度しか言わねぇから耳の穴かっぽじって聞けよ!俺と染岡と兄貴との“最強トリオ”なら絶対に完成出来る!だから…豪炎寺さえ完封すれば勝てるって思い込んでるネオジャパンに見せてやろーぜ、俺らの力をよッ!!!」

 

 息を切らしながら早口で“らしくねぇ事”を言い切った熱也は頬を赤らめながらそっぽを向く。

 だが最高の兄と最高の相棒は彼を笑う事はなかった。

 

染岡「いいぜ!そのやる気買った!俺達で新必殺技を完成させてネオジャパンの度肝を抜いてやろうじゃねぇか!!!」

 

吹雪「兄として可愛い弟の願いを無視する選択肢は無いよ。見せつけちゃおうか、僕達の力を!」

 

熱也「!! ああ!やろうぜ!」

 

 心を1つにした銀狼の兄弟と蒼炎に燃ゆる竜はその瞳に闘志の炎を燃え上がらせ、巨塔と巨壁を真正面からぶち破る決意を固めた。

 

ピーッ!

 

 ネオジャパンスローインから試合が再開し、下鶴にボールが回る。すると彼の前に疾風の障壁が行手を塞ぐ。

 

風丸「“スピニングフェンス”!!!」

 

下鶴「何!?グァァァァア!?」

 

 完全に不意を突かれた下鶴は疾風の障壁を突破出来ずにボールを奪い返されてしまう。

 風丸はイナズマジャパン1の俊足を活かして、必殺技すら使わずに次々とネオジャパンのディフェンスを突破していく。

 

砂木沼(速い! カタール戦から1週間も経っていないというのになんだこの速さは!?まるで1週間前とは別人だ…!)

 

 ここ数日の個人練習により、選考試合で偶然発動した“風”の本質を掴んだ風丸は飛躍的な成長を遂げていた。

 

音村「本当に君は面白いよ!さぁ!もっと俺に君のビートを聴かせてくれ!」

 

風丸「これが俺の…!新たな力だ!」

 

 その身体に膨大な風を纏った瞬間、音村の周囲を風のドームが包み込み外部と遮断される。風丸は領域内を目にも止まらぬ速さで縦横無尽に駆け回り突風を発生させる。

 

風丸「“風神の舞”!!!」

 

 新必殺技“風神の舞”が炸裂し、音村を抜き去った風丸は即座にボールを前線に送る。

 そのパスを受け取ったのは桃色の髪を靡かせ駆ける熱き銀狼だった。

 

熱也「ここで決めるぞ!俺に付いて来いよ!兄貴!染岡!」

 

染岡「誰にモノを言ってんだッ!お前こそ凡ミスすんじゃねぇぞ!」

 

吹雪「いい風だ!久しぶり気分が上がってきたよ!」

 

 3人の気を重ね合わせると彼らの背後に無数の首を有した蒼き龍が出現する。

 その姿は神話上の生物“ヒュドラ”そのものであり、主人達がシュートの体制に入るとヒュドラ達は炎、氷、雷…etcと首ごとに対応した属性(エレメント)を口に含みながらただその時を待つ。

 

染岡&熱也&士郎「「「“ザ・ヒュドラッ”!!!」」」

 

 イナズマジャパンが誇る最強トリオのトリプルシュートが放たれた瞬間、ヒュドラの口から無数の光線が発車され、シュートは虹色の輝きで皆の目を眩ましながらゴールへ向かう。

 

塔子「これはちょっとマズいね…!西垣、五条!いくよ!」

 

 本能で“ザ・ヒュドラ”の威力を察した塔子は西垣と五条を呼び寄せ、地面から巨大な塔を出現させる。

 

塔子&西垣&五条「「「“ストロングタワー”!!!」」」

 

 3人分の気を集めた特大の稲妻が頂上から降り注ぎヒュドラの息吹と激突するが、その威力は一切弱まる事なく容易く巨塔を粉砕する。

 

塔子「嘘だろ!?私の最強技だぞ!?」

 

 まさか“ストロングタワー”すらも通用しない事に驚きを隠せない源田だが、そこはK・O・Gの異名を持つ者、即座に気持ちを整えゴール前に王国を出現させる。

 

源田「“エナジーキングダムGX”!!!」

 

 王国を滅さんとするヒュドラの息吹から国を守るべく分厚い城壁がシュートの行手を阻む。

 

 だが…

 

源田「この威力は…!グッ…!ウォオオオオオオオ!!!」

 

 一寸の狂いもなく完璧に発動した“エナジーキングダム”、しかしその城壁に亀裂が入り始め、ゆっくりだが確実にヒュドラの息吹は王国を蝕んでいく。

 必死に抵抗を試みる守護神だが、遂に城壁は決壊し、ゴールネットを激しく揺らした。

 

角馬『ゴーール!!!まさかの吹雪兄弟と染岡との新必殺技が2つの城壁を正面から打ち破りゴールを決めたァァァァ!!!まさに力こそスピード!速さこそパワー!この2つが合わされば“最強”!と言わんばかりの脳筋シュートだァァァァ!!!』

 

熱也「ガーハッハッハ!!!見たかネオジャパン共!俺らに勝つなんて2万年早ェんだよ!」

 

吹雪「ブラックホールが吹き荒れてるね!熱也!」

 

染岡「いやどういう意味だよそれ…。」

 

 熱也達の活躍により両チームの点差は0、後半戦の残り時間は15分。再び振り出しに戻ったこの練習試合は、泣いても笑ってもこの15分で少年少女達の未来が決まってしまう。

 その状況の中、現日本代表を率いる久遠は静かにその時を待っていた。




本当は今回で終わらせる予定でしたけど、文字数多くなりそうだったので次回に回します。

〜オリ技紹介〜
♦︎ザ・ヒュドラ
属性:林
分類:シュート
使用者:染岡、熱也、士郎
進化系統:改→真→爆→絶
≪概要≫
染岡と吹雪兄弟が土壇場で完成させた“ワイバーンクラッシュ”、“ウルフレジェンド”、“トリニティブリザード”とのオーバーライド技。
威力は“カオスブレイク”と同等レベルと普通に強い必殺技だが、世界編は染岡の出番が少ない為、必然的に出番も少なくなる可能性があるのが唯一の欠点。
余談だが最後の最後まで名称を“ザ・ヒュドラ”、“ヒュドラブレイク”、“ヒュドラブリザード”の3つで作者の脳内が混沌を極めていたけど、文字数の少なさから“ザ・ヒュドラ”を選んだ裏話があったりします。
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