だって作者は幼少期、キバの展開を理解出来なくて記憶から抹消してたくらいだし(中坊くらいまで電王→ディケイドの順だと思い込んでた)。
雷牙「ゼェ…!ゼェ…!やっっっと着いた…!」
クッッッッソ疲れた…!当たり前ェだよなァ!?だって、ただでさえキツい練習が終わった後にガンダッシュで、日本地区からイタリア地区まで移動したんだからよッ…!!
え?疲れてるならバスを使えばよかっただろって?
あっ…。……いやいや!ホラ!アレだよ!雷牙さんって意外デリケートだからさ〜!バスに酔いやすいんだよな〜!昼飯もたらふく食ったし、バスの中でゲロっちゃ迷惑だろ〜?
…別にライトが心配だから、んなとこまで考えが回らなかったワケじゃねーぞ!本当だかんな!!
エ〜!エヘン!エヘン!そ、そうだ!画面の前のみんなはどうして俺が、イタリア地区まで来たのか気になるよな?気になっちゃうよな?気になりすぎるよな〜?
OK!オーケー!皆まで言うな!状況がイマイチ把握出来てねェ、みんなの為にこの雷牙さまが1から説明しよう!
そう…アレは今から約数十分前…。音無から受け取った一本の電話がキッカケだった…。
互いに変な疑いを掛けられない為にFFI中は連絡を取らないって決めてたにも関わらず、ライトから送られてきた電話…。
連絡を受け取った時は、どーせブラザーシックになったからなんつークソつまらん内容だと思ってたがよォ…。事態は俺が思ってた以上に、深刻ぽかった…。
ライト『約束を破ってごめんね雷牙…。けど、本当に緊急事態なんだ…!イタリア地区まで来て!どうしても雷牙の力が必要なんだよ…!詳しい事は現地で話すから!待ってるよ!』
スマホから聞こえたのは、いつになくシリアスな
プラス詳しい状況を説明する暇もないっつー事は、余程切羽詰まった事件が起こっている事は明らかだった。
さしもの俺ちゃんも無視するワケにはいかずに、今に至るってワケ。Are you OK?
ライト「ーー!!! 雷牙!コッチ!」
指定された場所には、ライト…そしてフィディオを含めたオルフェウスの面々が居た。…何人か選手が足りてねェのが気になるが、とりあえず俺ちゃんが言いたいのはただ1つ…。
なんでオマエらが
円堂「来てくれたか雷牙!お前が居れば百人力だ!」
不動「チッ!助っ人だって言うから誰かと思ってたらクソライオンかよ!」
佐久間「稲魂雷斗からの助っ人の時点で、察せた事だろう…」
雷牙「オマエら…練習中に居なくなったと思ったら、なんでイタリア地区に居るんだよ…」
鬼道「…話せば少し長くなる。…だが、俺達がここに居る事とオルフェウスが直面している事態は無関係ではない」
ん〜?ヤッバい、全っ然話の全貌が見えてこねェ…。
フィディオ「俺から説明しよう。ライガ、オルフェウスは今代表剥奪の危機に瀕しているんだ」
雷牙「だ、代表剥奪〜!?…ん?な〜んかどっかで聞いた事のある展開のような…?」
そっからのフィディオの説明によれば、数日前に突然監督に就任した“ミスターK”なる、謎のおっさんにクビを言い渡された挙句、代表の座を守りたいなら後釜の“チームK”に試合で勝てと言い渡されたらしい。
…プッ!なんだよミスターKって…w 100%偽名だろうけどもっとマシな名前あんだろ…w なんだ?そのおっさんはソーセキ・ナツメのファンか?
雷牙「OK、大体の事情は分かった。…だけど、なんで守達が居るんだ?オメーらは日本代表だろーが」
鬼道「…結論から言おう。そのミスターKなる人物…そいつは影山である可能性が非常に高い」
雷牙「んだと…!?」
あっ!『K』って『影』山の
だって、影山ってアレじゃん?エイリア騒動の時のチーム名を、真・帝国学園にしてたくれェだし、監督・策略家としては優秀でもネーミングセンスが絶妙に無ェんだよな〜あのおっさん。
とりま話を戻す。鬼道がイタリア地区まで訪れたのは、この間の休日の時に、そこに居るアッキーが推定影山である“ミスターK”と接触しているのもを目撃したんだと。
そのせいで練習に身が入らずに、練習から追い出された時間を使って調査を進めてるウチに、フィディオ達と出会ったんだと。
守と佐久間は鬼道が心配になって付いて来た、アッキーはイタリア地区で偶然合流。
それで試合の事を聞いて助っ人として参加する事になったが、あと1人足りないから俺ちゃんが呼ばれたってワケ。
雷牙「あん?だとしたらアッキーも怪しくね?影山と内通してる可能性大だろ?」
鬼道「…これまでの情報から不動は白だと判断した。…今の所はな」
うっわ〜…メッチャ含みのある言葉〜…。
コレアレだわ、絶対ェ韓国戦で治ったアッキーへの不信感がまた再発してるパターンだわ。
でも、今回に関しては俺でも判別が付かねェ。コレまでの経験から、アッキーは余程のメリットが無ェと悪事に手を染めるタイプじゃないってのは分かってんだけど…影山がバックに付いてる以上はなんとも言えねェんだよなァ…。
ライト「お願い雷牙!ボクたちと一緒に戦って!」
雷牙「たりめーだッ!イタリアは俺の第二の故郷だかんな!敵だ、好敵手だとか関係ねェ!!絶対ェチームKをぶっ倒すぞッ!!!」
フィディオ「ありがとうライガ!この恩は絶対に忘れない!」
よっしゃア!!!テンション上がってきたぜッ!!!待ってろチームK!!んで影山ァ!!テメェらなんざ、俺らの力に掛かればお茶の子さいさいでぶっ倒してやっからよォ!!!
こうして結成されたオルフェウスfeatイナズマジャパン。
正直、絶対ェ誰か1人は反発するヤツが居ると思ってたけどよ…。特にイタリアのGK、え〜と…バラージ…だっけ?多分、そんな系統の名前のヤツ。
アイツ、見た感じ割とプライドが高そうだから『日本人にイタリア代表のゴールを守らせるなど許さん!』とか言い出しそうだったけど、素直に守にゴールを任せたかんな。
やっぱアレか?ライトが居るから日本人の実力を認めてんのかな?それともこの状況じゃ我儘言っても意味はないって思ったのか?まァ、そこらへんの真相は神のみぞ知るってとこか。
響木『なるほど…事情は分かった、久遠には俺から説明しておく。…だが、くれぐれも無茶だけはするんじゃないぞ?危険だと判断したらすぐに撤退しろ、分かったな?』
鬼道「…はい、分かっています。それでは」
響木監督から外泊と試合の許可を得た俺達は、そのままイタリア地区で夜を過ごす事になる。
イタリアの代表宿舎は、既に影山によって抑えられているから俺らが泊まるのは民営の安いホテルだ。
けどよ〜…安いつっても、中学生の懐事情を考えたら十分高価だぜ?なんなら守はそこまで金を持ってなかったから、鬼道が建て替えてたし。やっぱ持つべき者は金持ちの友だよな〜。
…まぁ、流石に11人一気に泊まれる程部屋は空いてなかったから、1ルーム2人で泊まったけど、俺とライト、守とフィディオ、鬼道と佐久間みてェな部屋割りだな。
…とりあえず今日は疲れたから寝るわ。だって、朝早くから朝練してよー、夕方までみっちり練習、んでそれが終わったら猛ダッシュで日本地区からイタリア地区まで移動したんだぜ?流石の雷牙さんもヘトヘトだっての。
ライト「…ねぇ雷牙」
雷牙「んだよ…?まさか明日の試合が不安だなんて言うんじゃねェーだろーなー?」
ライト「違うよ…。…雷牙はさ、キミの本当のパパに会いたいって思ったことある…?」
あ〜ん?俺の本当のパピーィ…?コレまた急に…センチメンタルになりそうな話題提供だねェ。
雷牙「思わない。万が一…いや、億が一生きてたとしても会いたくねェし、会いたいとも思わない。…もしかしなくても何か知ってんのか?」
ライト「…いや、知らない。知りたくもない」
んじゃあ聞くなよ!ったく…!コイツ本当にさァ…大した話題を広げられねェなら最初から変な話題に手を出すなっての!
ライト「…でも、もし仮にだよ?その億が一が起こって、キミのパパが目の前に現れたらどうする…?」
雷牙「…とりあえずブン殴る」
ライト「その後は…?」
雷牙「もういっぺんブン殴って、その後もまたブン殴る。それを俺の気が済むまで繰り返す。じゃねェーと俺との“約束”を裏切った罰にはなんねーかんな」
ライト「“約束”…?」
雷牙「…内容その物は覚えてねェーよ、思い出したくもねェ。…ただ、本当の親父が居なくなる前の日に…何かの“約束”をしてた事だけは覚えてる」
まっ、記憶から抹消されてるって事は大した物じゃねェーのは確実だがな〜。
ライト「…だったらボクと“約束”しようよ。失った記憶を埋めるための、新しい“約束”!」
雷牙「いいねェ、ライトの優しさ俺は好きだぜ?ん〜…どうしよっかなァ〜…?」
ライト「残念でした〜!もう“約束”は決めちゃってます〜!…“稲魂雷牙と稲魂雷斗は、決勝の舞台で世界一の称号を賭けて戦う”…。それがボクとの“約束”です!」
雷牙「へいへ〜い?それって所謂“決勝で会おう!(フラグ)”ってヤツじゃねェ〜のか〜?オメーちゃんの頭に凄い量のフラグがビンビンに立ってんぜ?」
ライト「だったら、その
ライト&雷牙「「“怪物”の子どもだから(だろ?)!」」
ハッ、考える事は兄弟揃って一緒か…。だけど、その心意気や
雷牙「OK、気に入った!約束を破ったら人参山盛りの系だかんな!」
ライト「雷牙だって!約束守れなかったらトマト丸齧りの系だからね!」
“怪物”の血を受け継いだ
この約束が守れるか破られるかは、今の俺達にとってはどうだっていい。大切なのは明日の試合に勝って、イタリア代表の座を死守する事だ。
“約束”を終えた俺達は、速攻で眠りに付いて明日に備える。
…その日見た夢の中で、親父とお袋に会えたような気がしたのはまた別の話だ。
♢♢♢
そして翌日。数人のイナズマジャパンを加えたオルフェウスは、試合会場となるイタリア代表グラウンドに集まり、その時を待つ。
すると……
???「ほぉ?逃げなかったようだな?」
時計の針が指定された時間を指し示すと同時に現れたのは、人工的な金髪を有し、まるでその人間性を示すかのような漆黒のサングラスを掛けた長身の男だった。彼こそがこの騒動の全ての元凶である“ミスターK”その人だ。
そして…ミスターKの隣には、パーカーを深々と被った小柄な少女が太々しい態度で彼の隣に立っていた。
雷牙「コイツは…!」
円堂「ああ…!間違いない…!」
ミスターKなる人物は、本来の髪色は漆黒である地毛を強引に黄金色へ染め、申し訳程度にトレードマークであった丸渕のサングラスを吊り目状の物へと変えてはいるが、彼をよく知る者にとっては些細な変化でしかない。
その悪魔の囁きのあまりに低い声色、そしてサッカーへの復讐心が染み付いた佇まいは明らかに…
鬼道「影山ァ…!!」
影山「…フッ、やはり戻って来たか鬼道…我が作品よ」
薄々察していた事だが、実際に相対する事でミスターKの正体はエイリア騒動中に行方不明になった筈の、影山零治である事を確信する。
フィディオ「カゲヤマ…!ではこの人が例の…!ーー!!! まさか皆の怪我も…!」
佐久間「恐らくそうだ…!何が目的かは分からないが、何かの目的の為にイタリア代表を利用しようとしている事は間違いない…!」
ミスターKこと影山の登場…それは彼と深い因縁を持つイナズマジャパンに対し強い衝撃を与えていた。
…だが、その中で雷牙だけは影山ではなく、彼の隣に並び立つ謎の少女を見つめていた。
ライト「ーー?どうしたの雷牙?そんなにあの子を見つめて?」
雷牙「…いや、分かねェ…。ただ、なんとなくアイツに強烈な既視感?みてーなモンを感じてよ…」
円堂達には劣るとはいえ、それなりに強い因縁を持つ影山を差し置いて視界から目を逸らさない謎の少女に対し、雷牙は自分自身でも説明の付かない違和感に襲われている。
影山「…彼女は、チームKの雑用係だ。ハッキリ言って居ても居なくても構わない存在だと思いたまえ」
???「……(ジトーッ」
謎の少女を雑用の二文字で済ます影山に対して、余程不満を抱いているのだろう。
当の本人は言葉こそ発さないものの、パーカーの奥から僅かに光る目で影山を睨み付け、最大限の不満の念を送っている。
???「そんな小粒などどうでもいい。試合は主役は俺達なのだからな」
各々が異なる人物に注目する中、突如として上げられる謎の声。すると、影山の背後から1人の少年が現れる。
その少年の容姿は……
ただでさえ個性的であるドレッドヘアーを、一つに纏めたポニーテールが特徴の独特なヘアースタイル…
着用者の視界を大きく遮る丸渕の深い真紅のゴーグル…
まるで当人の傲慢さを表現するかのように、ややピンクが掛かった真紅のマント…
その容姿に多少の差異はあるものの、その姿は誰がどう見ても……
雷牙「鬼道…!?…じゃねェよな…?モノホンは目の前に居るワケだし…」
本物の鬼道は目の前に居るものの、瓜二つと言っても過言ではない容姿を持った少年の登場に、雷牙達は驚きを隠せない。
影山「ククク…紹介しよう。我がチームKの司令塔、デモーニオ・ストラーダだ」
鬼道「デモーニオ…!」
佐久間「ストラーダ…!」
雷牙「プッ…w『
ライト「プププ‥w笑っちゃ悪いよ雷牙…w 一応シリアスな場面なんだから…w」
デモーニオ「……」
シリアスな空気にも関わらず、後ろで腹を抱えながら笑いを堪えるバカ兄弟はスルーし、どちらが真のイタリア代表を決める一戦が始まろうとする。
因縁の対話を終えた両チームのメンバーは、各々の指定ポジションに着き終わり、今か今かとその時を待つ……
???「さ〜て、お手並み拝見といこうか!期待してるよ〜?お・兄・ちゃ・ん?」
先ほどの寡黙さが嘘のように饒舌に喋り始める、謎のパーカー少女。
深々と被ったパーカーから覗く、その瞳には“怪物”と瓜二つの輝きを放つ、蒼き瞳が込められていた。
雷牙ってアレなんだよね。普段は不思議系熱血クールな皮肉屋キャラだけど、ライトと絡んでる時だけは夏未嬢クラスのツンデレっぽくなるんだよ。
…いや、正確には弟力が跳ね上がるって言った方が正しいのかな?
【不定期掲載!イナっと裏話!】
イナヒロ・イナMONのオリキャラには、各キャラごとにイメージソング(既存の曲)を設定をしてます。
例)
雷牙=プライド革命
ライト=Way Back Home
みたいな感じですね。
キャラごとの性格とか関係性は、そこらへん曲から影響を受けて設定してます。