イナズマイレブンHEROS!!!   作:月兎タンク

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チーム雷冥(仮)の詳しいメンバー紹介は、同時に投稿している次話の方に掲載しています。
ですが若干のネタバレもありますので、今話を読み終わった後に読む事をオススメします(それキャラ紹介の意味あんの?)。


Re:俺達のサッカーを守れ!! 稲妻を纏いし魔王軍VS断罪なる憎悪の花弁!!前編

ライト「雷冥…?あの子は雷牙の知り合いなの…?」

 

雷牙「…ぶっちゃけ詳しい事は俺もよく分かんねェよ…!けど、コレだけは言える…アイツは俺らの味方だ…!」

 

 突如流れ込んだ、並行世界の自分の記憶から雷冥の周辺事情を概ね把握した雷牙は、深い言葉を交わさずとも彼を信じる事とする。

 

雷冥「理解が早くて助かりますひいお祖父様。さて…無駄だとは思いますが一応聞いておきましょう。降伏をするなら今のウチですよ?」

 

 穏やかな口調で降伏を促す雷冥だが、既にフランと呼ばれた少女の周囲には魔王の眷属達が取り囲んでいる。 

 どうやら雷冥の中では、少女の答えは既に決まっているようだ。

 

フラン「知れた事を…!お前達に降伏するなど死んでもゴメンだ…!ハァァァァァ!!!」

 

 すると少女の身体から禍々しい紅と黒のオーラが発せられ、10の数に分裂すると、オーラの着地点から10つの種子(デュプリ)が現れる。

 同時に、フランの服装も民族衣装を思わせる服装から、紅のラインが走る漆黒の戦闘服(ユニフォーム)へと変化した。

 

 フランの周囲に佇む眷属達は形姿こそは人間とほぼ同一だが、その目に光は灯っておらず生気を感じられない。

 だが、唯一の例外とも言える頭に水色のバンダナを巻いたドレッドヘアーの少年は、明確な自我を持ち、まるで長年寄り添った家族のように親し気な態度と共に創造主の隣に降り立つ。

 

???「俺の出番か?“()()()”?」

 

フラン「…ええ、()()()……。貴方の力が必要よ…」

 

アスタ「任せなァ!!!“姉さん”の理想を否定する奴は、俺が全員ぶっ倒す…!!」

 

 アスタなる少年から放たれた殺気により、雷牙達は無意識のうちに後退りをしてしまう。

 それでも雷冥は怯まない。寧ろ何事もなかったかのように軽い溜め息を吐き、目の前の犯罪者対して呆れ返る余裕さえある。

 

雷冥「…それが貴方の答えですか……。なら、私も少し強引な手を使わせてもらいましょうかね」

 

 雷冥は再度指を軽く鳴らすと、魔王とその眷属が身に纏っていた漆黒のスーツは、蒼を基調にし黄金の稲妻ラインが走る戦闘服(ユニフォーム)へと変わる。

 

 その変化は彼らだけでなく……

 

雷牙「おっとォ?まさかの俺ちゃん達も?…まっ、いっか!中々良い着心地じゃねェか!快っ感!」

 

ライト「うっわー!何コレ!?ヒーローみたいで超カッコいいじゃん!」

 

 ボロボロになった日伊の代表ジャージを着ていた筈の兄弟の服装も、魔王軍と同様のユニフォームへと変化し、これから行われる運命の決戦に強制的に参加させられる。

 

 常人なら文句の一つや二つは出てきそうな仕打ちだが、目の前の少年達は三度の飯よりもサッカーが大好きな怪物兄弟だ。即座に状況を飲み込みこれから行われる試合に向けて闘志の炎を燃やす。

 

 すると、ライトは自身の身に起こったある違和感に気付く。

 

ライト「…アレ?怪我が少し軽くなってる…?」

 

 ユニフォーム姿になった途端に、雷牙達の身体の至る所にあったフランによって負わされた数々の重傷が、擦り傷程度にまで回復しているのだ。

 

雷冥「流石に全快とはいきませんでしたが、応急処置を施しました。試合が出来る程度にまでは回復している筈です。…まぁ、その代償に試合が終わったら元に戻って倍のダメージを受ける事になりますが…

 

雷牙「オイ待て、今なんつった?」

 

 最後の呟きを聞き逃さなかった雷牙は雷冥に問い詰めるも、当の本人はガン無視を決め込む。

 

雷冥「おっと、私とした事が大事な者を忘れていました」

 

 曽祖父の問い詰めを誤魔化すように、雷冥は本日三度目となる指パッチンを行うと、フィールドにドクロを模った帽子がトレードマークの女性型のデュプリが生み出される。

 

グリム『さァさァ!よってらっしゃい!見てらっしゃい!80年前のライオコット島にて稲魂兄弟の未来を賭けた運命の一戦が始まろうとしているゾ〜!実況はこのワタシ!生後数分のデュプリ、グリムがお送りしま〜す!!!』

 

雷牙「おお〜!実況も生み出せんのか〜!風流ってモンを分かってんね〜!よし!さっきの事は許すッ!!!」

 

雷冥「当然です。サッカーには実況が必要不可欠ですからね」

 

 血の繋がりがありながらも、気性が荒く品のない雷牙と冷静沈着で気品がある雷冥とでは性格は大違いだが、どうやらロマンと風流を重んじるある種の生真面目さはひ孫にも受け継がれていたようだ。

 

グリム『それでは両チームのキャプテン、チーム名を教えてくださいッ!名前が分からなければ実況のしようがありませんからねッ!!』

 

フラン「…デストラクチャーズ」

 

雷冥「私は“王魔雷帝”でお願いします」

 

 こうして両チーム名の登録も終わり、試合前の全ての準備が終了する。

 後は試合を行うだけ、またしても未来人とのイザコザに巻き込まれてしまった雷牙は、自分の未来を掴むべく試合に備える。

 だが、今試合のGKを務めるライトの表情には不安の感情が僅かに混じっている。

 

ライト「う〜ん…」

 

雷牙「あん?どしたんだよライト?んな不安そうにしてよォ?」

 

ライト「…いや、ちょっと影山の一件もあって、監督が居ない状態で試合をするのはちょっと不安でさ…」

 

 影山の策略により、オルフェウスを率いるパウロが降板され、監督抜きでチームKと試合をしなければならなくなったトラブルは、ライトのメンタルに小さくないトラウマを刻んでいた。

 

雷牙「ハッ!何を今更!オメーだって、チーム“レグルス”の時は監督抜きだったじゃねェか!あの時のメンタリティでいけって!」

 

ライト「いや〜…エイリア学園(あの時)はぶっちゃけ、ボクの黒歴史って言うか…あんまり思い出したくない過「ならば監督(その役目)!僕にお任せくださいッ!」…え?」

 

 突如、雷牙達の耳に鳴り響くのはフラン、雷冥に続くまたしても見知らぬ謎の人物の声…。

 2人は周囲を見渡すが、無口なデュプリを除けば謎の声に該当しそうな人間は何処にも居ない。

 

雷冥「コチラですよ、ひいお祖父様」

 

 すると雷冥のポケットから掌に収まるサイズのカプセルが飛び出すと、その中から可愛らしくデフォルメされた三本足の烏型のアンドロイドが登場した。

 

ライト「烏…いや、三本足だから八咫烏かな…?」

 

雷牙「おっとォ…?コレまた可愛らしいお人形じゃねェーか?もしかしなくても雷冥の相棒(マスコット)枠かい?」

 

???「はい!お初にお目にかかります!雷牙さま!雷斗さま!僕の名前は“ワンダバード”と申します!以後お見知り置きを!」

 

雷冥「ワンダーバードは私が作ったサポートアンドロイドです。彼のデータベースには、私が各時代にて収集した選手と戦術のデータがインプットされています。監督を務めるには十分な人材…いや、ロボ材かと」

 

ライト「へェ〜!ロボットが監督を務めるなんてスゴいなァ〜!!よろしくね!バードくん!」

 

ワンダバード「はい!」

 

 最後の不安の種でもあった監督もつつがなく決まり、雷牙達の士気が更に高まる。

 

雷牙「しゃアッ!!!テンション上がってきたァ!!!俺らの力で未来人をぶっt…ん?何か頭の方になんとも言えない異物感があるような…?」

 

 突然、軽い“何か”が頭に乗っているかのような異物感を感じた雷牙は、頭を触ってみると案の定、そこに乗っていた“何か”が手に触れる。そのまま両手で“何か”を掴み顔の前まで持って行くと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二本の尾を持つ白い子猫型のアンドロイドがジト目で雷牙を睨みながら両手に収まっていた。

 

???「……(ジトーッ」

 

雷牙「ドワァ!?んだァ!?コイツッ!?」

 

???「うるっさ…。せっかく人が気持ちよく寝てたってのに…。」

 

 ワンダバード同様に、人語を介する白猫はやや片言気味に自身の眠りを妨げた雷牙(ベット)に対して悪態を付く。

 

ワンダバード「コラ!()()()()!雷牙さまはマスターのひいお祖父さまなんだぞ!言葉を慎めっての!」

 

???「カンケーない。めんどくさい作業はお兄がしてればいい。あたしは寝るのが仕事だから。」

 

ワンダバード「グヌヌヌ…!いつもオマエはそうだ!僕はマスターのために頑張っているのにオマエときたら…」

 

 妹のやる気のない返事に遂に堪忍袋の緒が切れたワンダーバードは、チームをそっちのけで兄妹喧嘩を始める。

 

雷冥「…彼女の名前は“ワンダキャット”。私が開発したサポートアンドロイドの2号機…つまりワンダバードの妹ですね。まぁ…見ての通り、ほぼ居ない物として扱ってください」

 

雷牙&ライト「「は、はぁ…」」

 

 こうして試合と一切関係のないドタバタ漫才を繰り広げつつ、時空管理局の超技術により、展開されたフィールドの上に両チームの選手達がポジションに着く。

 

 王魔雷帝のスタメンは以下の通り

 

FW:マルシファー、バッサタン

MF:クトゥルー、雷牙、ニックス

DF:キュウコ、ダゴン、雷冥(キャプテン)、トウテツ

GK:ライト

 

 世界各国の悪魔や邪神をモチーフとした雷冥のデュプリに、“怪物”たる稲魂兄弟が混ざる形で結成された王魔雷帝…。

 選手達の人相の悪さから醸し出されるその独特な雰囲気により、どちらが悪者なのか分からなくなる。

 

ピーッ!!!

 

 原理理由は不明だが、審判の居ないフィールドに試合開始のホイッスルが鳴り響き、デストラクチャーズのキックオフで試合が始まった。

 

アスタ「憎しみだけを生み出す“争い”に興じる愚か者共よッ!“姉さん”の理想の為に…!俺がお前達をぶっ潰すッ!!!」

 

雷牙「なッ…!?速ェ!?」

 

 デストラクチャーズのエースたるアスタのスピードは、雷牙の想定を遥かに超えるものだった。

 過去に二度、未来人のスピードを体感している雷牙だが、フランによって生み出されたデュプリを超えるハイデュプリのスピードはプロトコル・オメガの比ではない。

 

アスタ「どうした“怪物”!!ちんたら走ってたら俺には一生追いつくけないぜ!!!」

 

雷牙「チッ!言わせておけばッ!!」

 

 アスタによる挑発を受けた雷牙は、顔に青筋を立てながら追いかけるも、圧倒的なスピードにより一向に追いつく気配が見えない。

 

雷牙(クソッタレが…!元々、俺は風丸みてーにスピード特化のプレイヤーじゃねェけど…!いくらなんでもこの速さは反則だろーが!!)

 

 荒々しいプレーは、魔王軍のディフェンスを物ともしない。

 

アスタ「中盤を抜くまでもねぇ!!ここから決めるッ!!」

 

 中盤へと到達したアスタは、間髪入れずに飛び上がると、虚空に向けて強烈なシュートを放つ。

 すると、その圧倒的なパワーにより人間では不可侵の領域である筈の、時空が切り裂かれボールに膨大なオーラが注入される。

 

アスタ「喰らいやがれッ!!“ディメンショストーム”!!!」

 

 アスタの両脚により二度目のシュートが放たれると、ボール内部に注入されたオーラが一気に放出され、闇色のオーラを纏いゴールへ襲い掛かる。

 

ライト「なんて圧力なんだ…!純粋なパワーならフランのシュートよりも上だ…!」

 

 まだゴールまで到達してすらいないものの、肌で感じる圧力はこれまでライトが対峙してきた必殺シュートとは比べ物にならない。

 それでも魔王軍のゴールを守る者として、ライトに“逃げる”という選択肢はない。

 力が及ばないと分かっていても、化身を発動しシュートを受け止めようとする。

 

 その時……

 

雷冥「過去の先人として一つアドバイスをしてあげましょう。あまり調子に乗るものではありませんよ?……無礼者めがッ!」

 

 フィールド上に吹き荒れる時空の嵐すらも意に介さず、蒼炎に燃える若き獅子が立ちはだかる。

 

 その身に“魔王”の人格を宿した蒼き若獅子は、その荘厳なる両脚を用いて、空中にて『×』の軌跡を描くと、シュートコースにも同じく『×』を模った禍々しい紋章が出現した。

 

雷冥「“罰×天(ばってん)ジャッジメント”!!!」

 

 シュートを遮るように紋章からビームが発射されると、時空の嵐に纏わされたオーラは一瞬にして掻き消され、“魔王”の両脚にボールが収まる。

 

テスタ「へぇ?俺のシュートを止めるとはやるじゃねぇか!!テメェだけは骨がありそうだ!」

 

 必殺技によりアスタの必殺シュートを止めてみせた蒼き若獅子…。だが、その様子はどこかおかしい。

 

 先程まで、聞く者全てに安堵を与える気品のある声は低く威圧的な声色となり、未来からの脅威から過去を護る使命感に溢れていた瞳は、光が消え失せ、魔を統べる者に相応しい狂気を帯びている…。

 

 その立ち振る舞いはまさしく……

 

雷冥「光栄に思うが良い反逆者共よ。貴様らは魔王()の粛清対象だ」

 

 今ここに無情を以て時空の平穏を護りし、最強にして最大の“魔王”がフィールドに降臨した。

 

ワンダバード「マスター!“デストラクチャーズ”の弱点は本体であるフランの指揮能力に難があることです!このタイプの相手には、速攻が有効ですよッ!!」

 

雷冥「褒めて遣わす我が眷属(ペット)よ。さて…魔王による蹂躙劇(オーケストラ)を始めようか?」

 

 監督(ペット)による指示を受け取った“魔王”は、その右腕に指揮棒(タクト)を宿し優雅に振るう。

 

雷冥「必殺タクティクス。“魔王のタクト”」

 

 “魔王”の指揮棒から放たれる光の軌跡により、魔王の魔王による魔王の為だけの完璧なる楽譜(パスコース)が描かれる。

 

グリム『出たーーッ!!!“魔王のタクト”だーッ!マスターの卓越した指揮能力から導き出される楽譜(パスコース)の前には、何人たりとも止める術はなーい!!』

 

雷冥「我が眷属達よ、王命である。時空の平和を乱す犯罪者達(クズ共)を根絶やしにするがよいッ!!」

 

『ハッ!!』

 

 創造主たる“魔王”の号令を起点とし、ここから魔王軍の反撃が始まる。

 確かに、デュプリとハイデュプリによる性能差による壁は依然として存在している。

 だがそれがどうした?個の力で劣るのなら、コチラは連携の力で不足分を補うだけだ。

 

フラン「クッ…!ディフェンス!FWに警戒しなさい!アスタ!あなたは稲魂雷冥をマークして!」

 

 “魔王”へと覚醒した雷冥にただならぬ気配を感じ取ったフランは眷属達に指示を送るも、その悉くが魔王軍の連携の前に、不発に終わる。

 

雷冥「なんだそのお粗末な指揮は?その程度で私と張り合おうなど……1000年早いわッ!!!」

 

 強大な力を持ちながらも、その人生の大半を研究施設で過ごしサッカーを憎んできたフランと、超名門たる雷門イレブンのキャプテンを務め、引退後も自己研鑽を怠らなかった雷冥…。

 両者のサッカーに対する向き合い方と経験による差が、早くも明確に浮き出る。

 

雷冥「先祖殿ッ!!」

 

雷牙「ナイッパァ!!」

 

 ボールを受け取った雷牙は、先程のリベンジマッチと言わんばかりに全身から黄金のオーラを煌めかせ黒薔薇(デストラクチャーズ)種子(デュプリ)達を翻弄する。

 

フラン「これ以上先には行かせないッ!!」

 

雷牙「おっと、怖い怖い!そんなに深く眉間に皺を寄せてたら、せっかくの美人サンが台無しだぜ?」

 

 一通りの種子達を翻弄し終えた雷牙に対し、鬼気迫る表情で襲い掛かるフラン…。

 獅風迅雷により身体能力が強化された雷牙でも、フランには絶対に敵わない事は試合前の乱闘にて証明されている。

 それでも彼の顔に“焦り”はなく、いつも通り“強者”としての余裕を見せつけるだけだ。

 

雷牙「ったくよォ…。毎度毎度思うんだが、なんで未来人(オメーら)は律儀に俺らと同じ土俵に上がって来んのかねェ…?まともにサッカーをした事も無ェ癖によォ!!!」

 

フラン「なっ…!」

 

 今度は80年前の“怪物”により、またしてもフランの経験不足が露呈してしまう。

 圧倒的な身体能力を持ちながらも、純粋な技量で劣るフランは致命的な隙を晒してしまい、前方を走るFWにパスが通ってしまう。

 

フラン「小癪な…!」

 

雷牙「おんやァ?もしかしなくても知らないのかい?オタクが今やってるサッカーてのは9割が、その“小癪”で構成されてんだよ!!」

 

 王魔雷帝のエースストライカーであるバッサタンは、同じFWであるマルシファーと並走しシュートの体制に入ると、魔天使の“(シャドウ)”と、堕天使の“(レイ)”が重なり合う。

 

バッサタン&マルシファー「「“シャドウ・レイ”!!!」」

 

 本来の歴史であれば、この島に伝わる“天使”と“悪魔”の合わせ技である必殺シュートが、未来人の眷属により模倣された事でほんの少しだけ早く披露される。

 

ロータス「“ディスティニークラウド”!!」

 

 黒薔薇の魔女によりキーパーとして設定を与えられたロータスは、真紅の嵐を巻き起こし、ボールを内部に閉じ込める。

 すると徐々に内部の光が消失し、遂にはロータスの右手にボールが収まってしまった。

 

グリム『ああっとーーッ!!3の裏ボスの最強技を以てしてもロータスからゴールを奪うコトは叶わずーーッ!!流石は、次回作の劇場版ボス兼裏ボスキーパーだーーッ!!!』

 

 若干メタいグリムの実況を背景に、攻撃権を取り戻したデストラクチャーズによるカウンターが始まる。

 

ロータス「フラン様!」

 

 ロータスの強靭なオーバースローによって放たれるボールの着地点は、当然創造主たるフランだ。

 だが、既に着地点を見越していた“怪物”の強襲が可憐なる“黒薔薇の魔女”に襲い掛かる。

 

雷牙「来やがれッ!ド三流!!!」

 

フラン「邪魔だァ!!!“マジカルフラワー”!!!」

 

 黒薔薇の魔女には相応しくない、メルヘンチックな花弁が雷牙の周囲を包むと、突如として雷牙の身体が浮き上がる。

 

雷牙「わ〜!お花さんだ〜!……って呑気な事言ってるb(ドッカーン!」

 

ライト「雷牙ーーッ!!!」

 

 空中にて“怪物”を封じ込めた捉えた数輪の花弁は、最後の仕上げと言わんばかりに空中で爆散し、空に美しい花火を彩る。

 

フラン「アスタッ!!」

 

 “怪物”を排除したフランは最愛の弟を模した種子へパスを送るが……

 

雷冥「行かせんッ!!!」

 

 今度は“怪物”の血を受け継ぎし“魔王”が立ち塞がる。

 

アスタ「邪魔だ旧人類ッ!!ハァァァ…!!!来ォいッ!!“混沌の王 アスタトロ”!!!」

 

 目の前の脅威たる“魔王”を排除する為に、アスタの肉体を媒介に、フィールドの“魔女”に続く、もう一つの混沌を統べし“王”が顕現する。

 

雷牙「デュプリが化身だと!?オメーらは、化身の一部の筈…!?」

 

アスタ「旧型のデュプリとは違うんだよッ!俺達、ハイデュプリはなァ!!!」

 

雷冥「…ならば、キュウコ!トウテツ!」

 

キュウコ「オッキュ〜!」

 

トウテツ「んあ〜!」

 

 日中の妖怪を模した眷属が、“魔王”の側で跪くと彼らを起点に、地面より巨大な“要塞(フォートレス)”が築かれる。

 

雷冥「“ザ・フォート”!!!」

 

 “要塞”に配置された全ての砲門は、“混沌王”を宿したアスタに狙いを定めるも、混沌を統べる王の前には旧時代の兵器は無力であり、圧倒的なパワーにより“要塞”ごと粉砕されてしまう。

 

雷冥「グッ…!」

 

アスタ「フィニッシュはあんたに任せるぜッ!“姉さん”!!!」

 

 種子によりボールを受け取った“魔女”は、シュートフォームに入るとフィールドに憎悪の黒薔薇が咲き誇る。

 

フラン「“フローラルデスペアー”!!!」

 

 黒薔薇の魔女により放たれし無情の荊棘は、今度こそライトを貫かんとその身に宿した荊棘をより一層研ぎ澄まし、ゴールへ向かう。

 

ライト「ハァァァァ…!!!“雷星拳牙 レグルスッ”!!!」

 

 夜空に煌めく一等星を媒介に顕現する獅子座を模した“英雄”は、雷鳴の如し咆哮を上げ拳を振るわんとする。

 その光景は、まるで試合前の乱闘の焼き直しだ。

 

ライト「“スターダスト…!ブレイカァァァ”!!!」

 

 矛盾を抱えた黒魔女の“無情の荊棘”と、黄金に煌めく一等星の“惑星をも砕く拳”が一切の手加減なく衝突する。

 

 先程は勝負の舞台に立つ暇もなく、完膚なきまで叩きのめされた“英雄”…。だが、瞬く間に“英雄”の左腕に亀裂が入り……

 

ライト「うわぁぁぁ!!!」

 

 リベンジも叶わずに、“英雄”は“無情の荊棘”に貫かれ呆気なく粉砕される。

 

ピーッ!!!

 

グリム『ゴール!ゴール!ゴール!ゴーールッ!!!麗しの黒魔女から放たれた一撃が、伝説の“スターダストブレイカー”を破り、ゴールを奪ったぞーーッ!化身の常識を覆すそのパワー!なんという圧倒的なんだーッ!!』

 

ライト「クソ…!まさかココまで実力差があるなんて…!!」

 

 1年早く襲来した200年後からの襲撃者により、本来の歴史よりも早く齎された技術“化身”。

 まだ、研究の余地も多く扱いが難しい技術ながらも、“化身は化身でしか破れない”という不文律は、この世界でも既に構築されていた。

 

雷牙「…顔を上げやがれライトォ!まだ点差は一点だ!コッから取り返せばいいッ!」

 

ライト「雷牙…!……うん!そうだね!ありがとう!!」

 

 弟の激励により、何とかショック立ち直る兄…。

 …だが、次のプレーからの試合は稲魂兄弟達にとって体験した事もない壮絶な展開を迎える事となる…。

 

雷牙「カハッ…!」

 

アスタ「どうした“怪物”?いつも通り不敵に笑ってみせろよ?」

 

雷冥「祖先殿ッ!ならば…ダゴンッ!」

 

ダゴン「行かせないんだな〜!“海神・ザ・クェイク”〜!」

 

 本人達はまだ知る由もないが、目の前の“魔女”は歪ながらも人類の進化系と謳われたSSCに連なる力を持つ存在と、世界への憎悪により生み出された種子達…。

 そして共に死闘を繰り広げる80年後の子孫とその眷属は、数多の時空にて超技術を操る時空犯罪者との戦闘経験を持つ百戦錬磨の傑物だった。

 

 一方で、兄弟はどうだ?2人はエイリア学園なる、人間の限界超えた力を持つ超兵士(ハイソルジャー)の討伐という輝かしい実績こそ持つも、所詮はその程度…。

 目の前の“魔女”と“魔王”と比較してしまえば、その実力差はあまりにも大きすぎた。

 

 強者として生きてきた雷牙とライトにとって、自分達がチームの中で最も力の劣る存在となるのは、初めての経験だったのだ。

 

雷牙(クソッタレが…!コレが守だったら、割り切れるんだろうけどよォ…!残念な事に、俺は稲魂雷牙なんでな…!そう簡単には割り切れやしねェんだよ…!!)

 

ライト(ボクは…このチームの守護神なんだ…!もっとしっかりしなきゃ…!)

 

 本来の歴史ならば、生涯掛けても遭遇する事が出来なかったであろう、生物としての格の違い…。

 プレーで選手としての格の違いを見せつける事はあっても、見せつけられる側に回った事のない兄弟達に掛かった精神的なショックはあまりに大きく、本来の十分の一の実力すらも発揮出来ないでいた。

 

雷冥「ハァ…全く…。アヤツと同じくらい世話の焼ける祖先達(ヤツら)だ…」

 

 兄弟の絶不調状態に気づいた“魔王”は、彼らの顔に同じく未熟者である橙色のバンダナを巻いた従兄弟の面影を感じ取ると、溜め息混じりに、ボールをフィールドの外へ出し試合を中断させ、未熟な“偉人”達の元へ近寄る。

 

雷冥「…哀れだな」

 

雷牙「あん?」

ライト「え…?」

 

 突如“魔王”の口から発せられたのは、悩める祖先達を救う為の“助言”でもなく、ましてや“励まし”でもない……強い失望が入り混じった“侮辱”だった。

 

雷冥「80年後の愚民共は、貴様ら兄弟を“天下無敵の最強兄弟”と呼び称えているが、私の目からすれば到底“無敵”から程遠いな」

 

雷牙「んだとコラ…!」

ライト「確かにこの試合ではいいとこ全っ然ないけどさ…!流石に言っていいことと悪いことがあるよ!!」

 

 当然自分達の実力を貶された兄弟は、怒りを露わにし“魔王”に強く抗議するが、それでも“魔王”は侮辱の言葉を止める事はない。

 

雷冥「私は別にいいのだぞ?この程度の小物など、その気になれば私1人でも制圧出来る。貴様らが私の保護対象である以上、この命に変えても絶対に守護るが戦力としては居ても居なくても変わらん」

 

雷牙&ライト「「グヌヌヌ…!」」

 

 無情にも祖先兼チームメイトに対し、ハッキリと彼らを戦力外だと言い張る雷冥だが、兄弟は彼の言葉を強く反論する事が出来ない。

 

 …いや、()()()()()()()()

 

雷冥(後一押しか…)

 

 兄弟の反応を見て、何かを確信した雷冥は更に語気を強め、彼らの中で燻っている“何か”を点火させる為の特大の“燃料”を投入する。

 

雷冥「寧ろ、不甲斐ないプレーをする貴様らなど邪魔だッ!!コレ以上、無様を晒したくなければベンチに座って指を咥えて見ているがいいッ!!!」

 

雷牙&ライト「「ピッキーン!!!」」

 

 最後の最後で投入された“魔王”の燃料(煽り)は、見事なまでに読みが当たり、兄弟の中にある“怒り”という名の爆弾に着火した。

 

ワンダバード「ちょ、ちょ、ちょ!マスター!流石にマズいですって!この状況で仲間割れしてどうするんですか!?」

 

雷冥「フン!私はただ事実を言っただけだ。今の言葉を取り消すつもりはサラサラない!…だがワンダバードよ、一流の監督になりたいのならばしっかりメモリーに刻んでおけ。“怒り”とは使い様によっては、最高の燃料となるとな」

 

ワンダキャット「…押してダメなら引いてみな。」

 

ワンダバード「…え?」

 

 創造主であるマスターと、珍しく起きている妹の発言は高性能のCPUが搭載されているワンダバードでも理解出来なかったが、彼はすぐにその答えを知る事となる。

 

雷牙&ライト「「上等だ(だよ)ッ!!!」」

 

 先程まで身体をワナワナ小さく震わせ俯いていた怪物兄弟は、突然大声で叫び出す。

 その表情には数秒前まであった強張りは完全に消え去っており、その瞳には皆が良く知る自身の実力に絶対の自信を持つ、ある種の傲慢とも言える光が灯っていた。

 

雷牙「オイ、ライトッ!!!ココまでバカにされちゃあ“稲魂”の名が廃るぜッ!!!絶対ェ、そこのスカした魔王サマに一泡吹かせっぞ!!!」

 

ライト「うん!!ボクたち2人が揃えば勝てない相手なんか居ないよッ!だってボクたちは…!」

 

雷牙&ライト「「“怪物”の息子だからッ!!!」」

 

 “魔王”の煽りにより、怒りの爆弾を起爆させられた怪物兄弟は、身体から大量の黄金の気を放出し、真の力を解放する。

 

雷冥「フン、漸く吹っ切れたか。…だが、その心意気や良し……だな」

 

 祖先達が吹っ切れた事を確信した“魔王”は、後方にて腕を組み僅かに微笑み、次のプレーに備える。

 

ピーッ!!!

 

アスタ「“怪物”の血がなんだ!!兄弟がなんだ!!所詮、旧人類は旧人類!俺達に勝とうとする事自体が無駄なんだよォ!」

 

 王魔雷帝のキックオフから試合が再開するも、瞬く間にアスタによってボールを奪われてしまう。

 

ライト「雷牙!雷冥くん!ディフェンスはいい!ボクが絶対にアスタのシュートを止めるから、キミたちは上がってっ!!!」

 

 あれだけの実力差を体験していながらも、アスタのシュートを止めてみせると宣言するライト…。その瞳には強い覚悟の光が灯っている。

 

雷牙「ライト…。……分かった!!絶対ェしくんじゃねェぞ!!!」

 

雷冥「フン!未熟者が一丁前に私に指図するとはなんたる無礼!…だが!!今だけは貴殿の頼みに応えよう!!」

 

 “怪物”と“魔王”はその覚悟に応え、一切後ろを振り返る事なく前線へ上がる。

 

アスタ「愚か愚か愚か愚かァ!!アリが恐竜に勝てるかァ!?生身の人間が戦車に勝てるかァ!?テメェと俺との実力差はそれくらい離れているんだよォ!!!」

 

ライト「…アスタ…だっけ?キミは1つ勘違いしてるよ…」

 

アスタ「あぁン!?」

 

ライト「人間は成長する生き物だッ!成長して…進化するから、生態系の頂点に立ったんだ!!やる前から全てをムダだと決めつけるキミに…!ボクは負ける気はしないッ!!!」

 

アスタ「ゴチャゴチャうるせぇ!!!これで追加点だッ!!!“ディメンションストーム”!!!」 

 

 ライトの思想を振り切るように、アスタの両脚から“時空の嵐”が放たれる。

 切り札である化身を使っても、フランのシュートを止められなかったライトに、アスタのシュートを止められる道理がある筈もない。

 

 だが、彼は笑っていた。まるでその過去(事実)を鼻で笑うように、前方で振り向く事なく“その時”を待ち続ける弟を励ますように…。

 

 そして……黄金の左手を天に掲げ、“神の手”を出現させる…!

 

グリム『おおっとーーッ!コレはまさか“ゴッドハンド・レオーネ”かーーッ!?如何に、伝説のGK・円堂大介が残した必殺技といっても、正直言って通用するビジョンが浮かばないが、本当に大丈夫なのかーーッ!?』

 

雷冥「ーー!!!いや違うッ!アレは“レオーネ”ではない…!あの()()は…!!」

 

 “神の左手”に宿し誇り高き“獅子(レオーネ)”は、ここに来て更なる成長を遂げ、獅子を超えた獅子……“獅子王(レグルス)”の領域へと至る。

 

ライト「正義の魔王サマ!キミの軍団のゴールは…!このボクにズババーンと任せておいてよッ!!!」

 

 限界まで左手に気を注入したライトは、右脚を天高く上げると即座に、勢いよく振り下ろし地面を力強く踏みつける。

 

ライト「“ゴッドハンドォ…!レグルスッ”!!!」

 

 “神の左手”は翡翠色の “獅子王(レグルス)”へと姿を変え、その牙を以て時空の嵐を容易く噛み砕く。

 

グリム『止めたーーッ!!!まさかのライトサマの新必殺技が、アスタのシュートを止めて見せたぞーーッ!!!』

 

アスタ「馬鹿なッ!?旧人類如きが、俺のシュートを止めただと…!?」

 

ライト「だから言っただろ!?キミには負ける気がしないって!!!」

 

 自身を旧人類と見下す未来人に完全勝利を果たしたライトは、ボールを足元へ移動させFW顔負けのキック力を以て前線へ飛ばす。

 

 その終着点に居るのは当然……

 

雷牙「さァ!!!ココからがハイライトだッ!!!」

 

 金色の髪を靡かせフィールドを駆ける最愛にして最高の弟だ。

 

フラン「そのボールを寄越せッ!稲魂雷牙ァァァ!!!」

 

雷牙「嫌だねェ!!!今の俺はよォ…!過去類を見ねェくらい、最高・最大・最上級に燃えてるんだよォォォォ!!!」

 

 テンションが限界以上に高まった雷牙は、“獅風迅雷”を発動させその身に黄金のオーラと紺碧の稲妻を纏わせる。

 だが、その姿は少し我々が良く知る“限界突破”とは異なっている。

 

 “怪物”を包み込むオーラには、その気性の荒さが形になったかのような派手さこそないが、まるで流水の如き静かにそして穏やかに流れるオーラの流動性は、彼を“限界”の更にその先の“領域(ゾーン)”へと到達させた証拠だ。

 

雷冥「ホォ…?まだ荒削りとはいえ、その領域まで到達しているとはな…」

 

雷牙「“獅風迅雷…!超限界突破(オーバー・オーバー・リミテッド)ォォォ”!!!」

 

 心身共に極限まで追い詰められた“怪物”は、目の前の脅威に打ち勝ち未来を掴むべく、至高の領域(ゾーン)へ突入した。

 

ライト「出たァ!雷牙の“ゾーン”だ!…けど、今までの“ゾーン”と()()()()()()()()…?」

 

フラン「それがどうした!?“ゾーン”に到達したとしても、私には遠く及ばない!!」

 

雷牙「…どうかな?」

 

 荊棘の如く荒々しいブロックにて“怪物”からボールを奪おうとする“魔女”…。

 しかし、彼女の攻撃は思考の領域へと至った“怪物”には通用しなかった。今までの彼にはない、俊敏さと繊細さを兼ね備えた機敏な動きで、鮮やかに躱わしたのだ。

 

雷牙「やっぱりまだまだだねェお嬢さん!!力に対して力で対抗してる時点で一流とは言えねェよッ!!!」

 

 “魔女”を突破した“怪物”は、間髪入れずに天高く飛翔し、その身を黄金の翼を有する“獅子王(レグルス)”そのものへ変える。

 

雷牙「“ゴォォォド!レグルスReB(リミットブレイク)ゥゥゥ!!!」

 

 “(キング)”の領域を超え、“皇帝(カイザー)”の領域を超え、遂に“(ゴッド)へと到達した““獅子王(レグルス)”の咆哮がフィールドに鳴り響く。

 

ロータス「“ディスティニークラウドッ”!!!」

 

 “天使”と“悪魔”の合わせ技すらも完封した、運命の大嵐が“獅子王”の前に立ち塞がる。

 

 だが……

 

ロータス「……!」

 

 “限界”を超えた “獅子王(レグルス)”の牙は、自身に待ち受ける運命すらも容易に噛み砕く。

 

ロータス「ヌォォォォォ!!!」

 

 運命すらも覆した獅子王の牙は、真紅の大嵐を真正面から切り裂きゴールネットを激しく揺らす。

 

ピーッ!!!

 

グリム『ゴーールッ!!!マスターのご先祖により、王魔雷帝は遂に同点だーーッ!!!』

 

フラン「これは“時空の共鳴現象”…?…いや、違う…!明らかに別のパワーも働いている…!」

 

 旧人類である雷牙に得点を許してしまったフランは、自身が知る“時空の共鳴現象”とは大きく異なる謎のパワーアップに対して、違和感を感じずにはいられない。

 

 すると……

 

雷牙「未来人共ォ!!!耳をかっぽじって聞きやがれェ!!!」

 

ライト「天下無敵!兄弟無双!焼肉定食!ボクたち兄弟が揃えば…!不可能なんてあんまりないッ!!!」

 

雷牙「第二ラウンドは…!」

ライト「本当の戦いは…!」

 

雷牙&ライト「「ココからだッ!!!」」

 

 “魔王”の煽りにより、己の殻を破った怪物兄弟達…。第二ラウンド(本当の戦い)はココから始まる…!




【不定期掲載!イナっと裏話!】
オーガ編に登場したカノンはハルと銀牙の子孫で、雷冥は雷紋の子孫。ちなみに雷冥の母親の名前は稲魂獣牙(父親は婿養子)。

〜オリ技紹介〜
【必殺技】
♦︎エンペラーディアボロス
属性:林
分類:シュート
使用者:雷冥
進化系統:究極奥義
≪概要≫
雷冥が使用するシュート技。
銀牙の“プラチナレオーネ”同様、“キングレオーネ”の発展系であり、雷冥の主力技。
その威力は、フランの必殺シュートにも匹敵する。

♦︎罰×天ジャッジメント
属性:林
分類:ブロック
使用者:雷冥
進化系統:改→真→爆→極
≪概要≫
雷冥が使用するブロック技。天高く飛翔し両脚で『×』の軌跡を描くと、地面にも『×』を模した紋章が相手が立っている地点に出現し、地面から極太のレーザーを発生させボールを奪う。

♦︎ゴッドハンド・レグルス
属性:山
分類:キーパー
使用者:ライト
進化系統:究極奥義
≪概要≫
弟同様、“レオーネ”から“レグルス”の領域へ至った神の左手。
モーションは、“ゴッドハンド・タイガー”と“ゴッドハンドV”を足して2で割った感じ。
元々は、イタリアで出会った謎の老人から貰った必殺技ノートに書かれていた必殺技であり、日本戦までの習得を目指し練習し、デストラクチャーズ戦にて完成に至った。

【必殺タクティクス】
♦︎魔王のタクト
使用者:雷冥
≪概要≫
“王魔雷帝”の必殺タクティクス。司令塔である雷冥が起点となり巧みな指揮で最適なパスコースを導き出す。
まぁ早い話が、“神のタクト”の雷冥バージョン。

イナMONに引き続き、ちょっとした作者の好奇心なんですけどオリキャラの中で誰が1番好感度が高いのかな〜って気になったんでアンケート取ってみまーす。別に結果によってこの後の展開が変わるとかはないので気楽に投票してください。

  • 稲魂雷牙
  • 稲魂雷斗
  • 明星鬼乃子
  • “雷帝”
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