ちなみに今作にチラっと登場したシャドウ・オブ・オリオンの強さは、ラスボス補正込みで原作のジェネシスと同じくらいの強さに設定してます。
鬼乃子「ハァ〜〜!?!?!?何やってんの
本日のクジャクスタジアム周辺の天気は晴れ時々、鬼の愚痴。
イタリア地区に居る一応のチームメイト達が練習に励む中、1人練習を抜け出しジャージではなく、ちょっぴり大人びた私服姿に、派手なサングラスを着用する事で、申し訳程度の変装を施した鬼乃子は一之瀬に敗北を喫した兄の醜態に対してマシンガンの如く文句を垂れ流していた。
「おい見ろよ…あの子、キノコじゃないか…?」
「本当だ…!けど、オルフェウスの試合は明日でしょ…?こんなところで油を売ってていいのかしら…?」
どうやら申し訳程度の変装は本当に申し訳程度のようだ。目元隠してヘアースタイル隠さずの鬼乃子は、その特徴的な黄緑色の髪と鬼を思わせるヘアースタイルが隠し切れておらず、あっさり正体がバレてしまっている。
???「…観客の役目はピッチの選手達を応援する事だ。歓声ではなく愚痴を送るとは関心せんの」
すると、偶然教え子と共に彼女の隣に座っていた赤い帽子を被りサングラスで目元を隠した老人が呆れ気味に鬼乃子を叱る。
鬼乃子「おっと!コレは鬼乃子ちゃんもビックリ!!あなた方はまさかまさかのコトアール代表の監督とそのキャプテンではありませんか〜!」
老人「……」
コトアール代表の監督と呼ばれた老人は、かつて円堂にタイヤを譲った老人であった。そして老人の隣で同じく赤い帽子を深く被っているのは、コトアール代表・リトルギガントのキャプテン、ロココ・ウルパだ。
鬼乃子「こんなところで会えるなんてスッゴい偶然だね〜!私、アンタと一回戦ってみたかったんだよね〜!え〜と…ロココくん?であってる?」
ロココ「これは光栄だね。まさか、世界最強と名高いキノコが僕の名前を知ってるなんてね」
鬼乃子「そりゃそうじゃん!だって〜アンタかなり強いし」
基本的に強者以外には興味を一切示さない鬼乃子であるものの、実際に他者を『強い』と評する事は滅多にない。
これまで戦ってきた世界のトップランカー達でやっと及第点を貰える程度…それほどまでに厳しい評価基準を持つ少女から『強い』と言わしめたのは、まさかのBブロック最弱と噂されるチームを率いるGKだった。
鬼乃子「ちょうど良かった〜!試合がつまらなさすぎて超暇だったからさ〜!近くのグラウンドでPKやろうよ〜!あっ!当然だけど
ロココ「その勝負受けて立つ!…と言いたいところだけど、今回は遠慮させてもらうよ。君との勝負を受けちゃったら一生かかっても勝負がつかなそうだ」
鬼乃子「わ〜お!聖人君子クンに見えて意外と毒舌〜!…それって私宛ての挑発って解釈でいいのかな〜?」
ロココ「さーてね?その答えは決勝リーグまで勝ち進めば分かるんじゃないかな?」
売り言葉に買い言葉。強者と認めているとはいえロココを暇つぶしの
鬼乃子「…もういいや。やる気がない相手に勝っても楽しくないしね〜。それにそろそろ帰らないとケツ顎サブキーパーくんがうるさいし。それじゃ!バイバ〜イ、ロココくん!…そして
大介「…やはり掴んでおったか」
影山の陰謀により40年前に殺害された筈の円堂の祖父と同姓同名を持つ老人は、僅かに冷や汗を流すと帽子を更に深く被り直す。
鬼乃子「あっ、安心しといてねー。パパからスポンサーとグラサンのおじさんには絶対にこのことは言うなって口止めさせられてるから、2人とも知らないよ〜。まぁ、おじさんは薄々察してるっぽいけど」
大介「…
鬼乃子「ん〜…。覚えてたら伝えとくけどさ〜…多分、パパは絶対にこう言うと思うよ?『何を今更。先に裏切ったのはアンタの方だろ?』って」
大介「父親の愛情も分からん愚か者め…」
行方をくらませた親友に代わり、孫娘を通して親友の息子に最後の忠告を行うものの、当の孫娘は歯牙にも掛けずクジャクスタジアムから立ち去る。
自身の想いすらも通用しない程に、親友の息子は“怪物”という名の狂気に侵されている事を悟った大介は、これ以上鬼乃子を呼び止める事なくピッチに視線を移す。しかし、サングラスの奥にあるその瞳には“悲しみ”の感情が篭っていた…。
♢♢♢
風丸「やったな円堂!ようやくお前だけ“ゴッドハンド”を物にしたな!」
円堂「ああっ!!これが俺だけの“ゴッドハンド”…その名も“ゴッドハンドV”だっ!!」
円堂の新必殺技の完成と豪炎寺と吹雪による得点により、イナズマジャパンは俄然モチベーションを上げる一方、一之瀬に敗北した雷牙は……
雷牙「……(ムッスー)」
ベンチの上で太々しく胡座をかき、頬に手を当て不貞腐れていた。
豪炎寺「そんなにショックだったか?一之瀬に負けたのが」
雷牙「…
前半ラストの一之瀬との勝負…。“技術”という武器を捨てた一之瀬は雷牙に勝つ事は絶対に出来ない筈だった。
だか、闘志を燃やせば燃やす程、湧き上がる化身とはまた異なる一之瀬の力に雷牙は太刀打ちする事が出来ず、完敗を喫したのだ。
雷牙「…なァ豪炎寺、オマエさんは“ゾーン”に更に上の領域があるって言ったら信じっか?」
豪炎寺「“ゾーン”の更に上の領域…?…いや、考えた事もなかったな」
雷牙「俺はその先の領域があるって信じてる。…だから、絶対に完成させてェ…!んでもって鬼乃子に…そしてライトに勝つんだ!」
豪炎寺は悟る。何も相棒はただ不貞腐れていただけではない事に。
彼は“現在”の更にその先を見ているのだ。未来に居る最強の好敵手に打ち勝つ為に、目の前の好敵手すらも踏み台にし、限界の殻を破ろうとしているのだ。
相棒が私情に乱されていない事に安堵した豪炎寺は、その右脚に点火させた炎を鎮火させ、口角を軽く上に上げる。
豪炎寺「フッ、面白いじゃないか。“ゾーン”の更にその先の領域…俺も興味がある。お前が良ければ俺もその道に付き合おう。…だが、今はアメリカ戦に集中しろ」
雷牙「おうよッ!!」
“ゾーン”の更にその先の領域を目指して気合いを入れ直した雷牙は、再び気合いを入れ直し後半戦へ臨む。
ピーッ!!!
豪炎寺「勝負だッ!一之瀬ッ!」
染岡「中々懐かしい面子だろ!!思う存分かかってこいッ!!」
イナズマジャパンのキックオフから試合が後半戦が始まり、豪炎寺と染岡の雷門最強コンビによる攻撃が始まる。
一之瀬「パス回しが甘いッ!もらったァ!!」
だが、一之瀬による高度な読みによりパスを回す一瞬の隙を突かれ、パスがカットされてしまう。
一之瀬「決めろッ!マーク!ディラン!」
ボールを奪った一之瀬は、即座に前線に居るキャプテンにセンタリングでボールを回す。
ディラン「いきなりサプライズだヨッ!」
マーク「ああ!見せてやろう!」
ユニコーンの中核を担う、2人のストライカーは互いに並走し息の合ったツインシュートをボールに叩き込む。
マーク&ディラン「「“ユニコーンブースト”!!!」」
ツインシュートが放たれると同時に、フィールドに薄い紫色に輝く
雷牙「何がユニコーンだッ!!ペガサスだかバイコーンだとかは知らねェが、この“怪物”が全部馬刺しにして食い尽くしてやんぜェェェ!!!」
“
雷牙「“ザ・MONSTERSゥゥゥ”!!!」
雷神の右拳と風神の左拳、そして“怪物”の全体重を乗せた両脚が“
雷牙「しゃおらァァァ!!!」
二対の魔神と“怪物”による一撃は、“
マーク「まさか“ユニコーンブースト”を撃ち返しかけるなんて…!流石は“怪物”の息子ってところか…」
雷牙「ハッ!悪ィが俺の強さに親父は関係ねェよッ!!俺は俺ッ!稲魂雷牙ココにありだッ!!!」
ピーッ!!!
ユニコーンのスローインから試合が再開するが、マークへ送られたボールに染岡が割って入り、イナズマジャパンに攻撃権が移る。
円堂「いけーっ!染岡ーーっ!!決めろーーっ!!!」
ダイク「行かせんッ!!」
染岡「邪魔だぜ!“昇り龍”!!」
自身に襲い掛かるDFを躱わすべく、地より蒼龍が出現し染岡をその背に乗せ、ゴールへの道を切り開く。
染岡「轟けぇ!!!“ドラゴンスレイヤー”!!!」
キッド「“フラッシュアッパー”!!」
染岡渾身の同族殺しの息吹も虚しく、ガンマンの
マクスター『惜しくも決まらずーーッ!!!ですが、流石のビリーも完璧には止め切れずにボールがゴールの後方に弾き飛んだーーッ!!!イナズマジャパンのコーナーキックです!!』
一時の危機を凌いだものの、ユニコーンが危機である事は変わらない。何せ、イナズマジャパンの攻撃の豊富さはAブロックでも屈指。
ほとんどの選手達が何かしらのシュート技を持つ超攻撃的なチームである以上、誰にボールが渡っても常に失点の危機が付き纏うのだ。
一之瀬(それでもキッドの実力なら豪炎寺と稲魂以外のシュートは完封出来る筈…。なら、俺達は2人に厚いマークを付けて、連携技に注意すれば失点は防げる…!)
日本の傾向をよく知る一之瀬は、豪炎寺と雷牙に厚いマークを付けイナズマジャパンのコーナーキックに備えようとする。
…だが、ここに来て一之瀬の想定を覆す久遠の采配が発揮される。
マクスター『おおっとーーッ!?まさかのコーナーキックを蹴るのはDFである綱海だーーッ!?イナズマジャパンの監督のこの采配は一体どのような意図があるのかーーッ!?』
一之瀬(綱海だって…!?彼はコントロールよりもパワーに秀でた選手の筈…。ーー!!! まさか…!!)
綱海が蹴る直前に久遠の意図を察した一之瀬は、雷牙からマークを外してまで飛び出すも、時既に遅し。フィールドに荒狂う大海原が発生する。
綱海「これが俺の新技!“ザ・チューブ”だぁぁぁ!!!」
一之瀬「やはりダイレクトかッ!させるものかぁ!!!」
シュートブロックに入ったものの、咄嗟の判断では一之瀬のテクニックをフルに発揮する事が出来ず、純粋なパワーのみで構成されたシュートが一之瀬を吹き飛ばす。
一之瀬「うわぁぁぁ!!!」
キッド「ノォォォォ!?!?!?」
一之瀬のみならずキッドも綱海のシュートに反応する事すら出来ずに、綱海のコーナーキックがダイレクトにゴールネットを激しく揺らす。
ピーッ!!!
マクスター『ゴーールッ!!!ツナミがコーナーキックを直接ゴールに叩き込みましたーーッ!!!逆転!これによりイナズマジャパンの逆転ですッ!!!』
綱海「よっしゃぁぁぁ!!!」
予想外の綱海の活躍に観客達の熱気がヒートアップし、会場内が湧き上がる。
土門「逆転か…。ディランの化身も一之瀬の“ペガサスショット”も円堂には通用しない以上、少しキツくなってきたな…」
一之瀬「…取られたのなら取り返せばいい。俺達はいつだってそうしてきただろう?」
マーク「一之瀬の言う通りだ。ココから“ローリングサンダー”を解禁する」
ディラン「OK!ギンギンに攻めてやるゼッ!!」
土門「でも…!あのタクティクスはお前達にかかる負担が大きいぞ…!?」
一之瀬「出し惜しみして勝てる程、円堂達は甘くない…!」
土門「一之瀬…」
高まる鼓動を抑えながら必死に訴えかける親友の瞳に覚悟の炎を見た土門は、友の覚悟を無碍にする事が出来ず、仕方なくタクティクスの使用を認める。
ピーッ!!!
マーク「ディラン!ミケーレ!GO!!」
バックパスによりボールを受け取った主将の合図と共に、FWであるディランとミケーレが前線へ駆け出すとマークはシュートと見間違うように鋭く速いキラーパスを繰り出す。
ディラン「ナイスパスッ!…イチノセッ!!」
今度はディランがマークよりも更に鋭いキラーパスを一之瀬に向かって繰り出し、一之瀬へボールが回る。すると一之瀬も間髪入れずにディランよりも鋭いパスをミケーレに向けて繰り出しパスが繋がっていく。
1人、また1人と日本の侍を突破していくごとにパスの切れ味が増していき、ユニコーンの選手達が1人1人のマークにつき後続の救助を封じる。
瞬く間に一之瀬達はゴールにまで辿り着き、ゴールの周囲を4人で囲むような陣形となる。
一之瀬「まだだッ!“ローリングサンダー”の真価はここから発揮されるッ!!」
ユニコーンのストライカー達は、四面楚歌状態となった円堂達に向けて強烈なシュートを繰り出す。
円堂「でぇりゃあ!!!」
円堂のパンチングにより失点を防ぐものの、シュートにはバックパスが掛かっていたようで、再度ユニコーンの足元にボールが戻ってしまう。
ディラン「ハイヤー!!!」
壁山「させないっス!!」
マーク「ハァァ!!!」
綱海「しゃらぁ!!!」
次々と繰り出されるシュートの嵐を円堂と2人のDFだけで何とか凌ぐが、徐々に彼らに表情に疲労の色が現れ始める。
壁山&綱海「「どわぁぁ!?」」
疲労により冷静な判断力を失ってしまった綱海は大振りの動作によりバランスを崩してしまい、壁山を巻き込み倒れ込んでしまう。
一之瀬「今だッ!!マーク!ディラン!」
マーク「いくぞッ!!!」
ディラン「ビッグサプライズだネッ!!!」
マークが身体から紫色のオーラを放出すると、フィールドに吹雪兄弟の物とはやや異なる巨大な
間髪入れずにマークがシュートを放つと、コース上に待ち構えていた2人が同時にシュートを放ち、天に向かって蹴り上げる。
「「「“グランフェンリル”!!!」」」
仕上げにマークが天に昇り行くボールを蹴れば、軍神すらも喰らう伝説の“魔狼”がフィールドへ降臨する。
円堂「“ゴッドハンドV”!!!」
円堂も即座に完成したばかりの新必殺技を発動させシュートを受け止めようとする。
だが、相手は“神殺し”の実績を持つ伝説の“魔狼”…。それを相手に“神”の名を冠する技は少々荷が重かった。
円堂「うわぁぁぁぁぁ!!!」
一瞬にして勝利を齎す“神の右手”は“魔狼”により喰い殺され、フィールドの上にて神話の光景が再現される。
ピーッ!!!
マクスター『ゴーールッ!!!ユニコーンの切り札がエンドウの新必殺技を破ったぞーーッ!!!それにしても“ユニコーンブースト”以外にココまで素晴らしいシュートを隠し持っていたとは驚きだーーッ!!!』
円堂「ぐっ…!まさか“ゴッドハンドV”が破られるなんて…!…へへっ!そうこなくっちゃな…!俄然やる気が出てきたぁ!!!」
苦労して完成させた新必殺技を僅か10分程度に破られてもなお、円堂のハートは揺るがない。その一方で一之瀬は…
一之瀬「ハァ…!ハァ…!」
土門「もうよせ一之瀬…!やっぱり“ローリングサンダー”はお前の負担が大きすぎる…!下手すりゃ死んじまうかもしれないんだぞ…!?」
一之瀬「分かってる…!だけど…!あと少し…!あと少しだけ無茶をさせてくれ…!」
自身を蝕む爆弾の導火線が残り僅かである事を理解していながらも、一之瀬は最後の1秒になるまで止まらない。
マック「……」
無茶に無茶を重ねる“魔術師”を、ユニコーンの監督であるマック・スクライドは静かに見つめていた。
ピーッ!!!
一之瀬「“ローリングサンダー”!!!」
戦況は、必殺タクティクスを解禁したユニコーン側に傾いていた。攻守共に隙のない“ローリングサンダー”は鬼道を以てしても破る事が出来ず、唯一の“変数”となり得る雷牙も完封されてしまい、イナズマジャパンはユニコーンの猛攻を凌ぐだけで精一杯だった。
マーク「いくぞッ!“グランフェンリル”だッ!!!」
円堂「させるかぁ!!!」
二度“グランフェンリル”が放たれようとした直前、円堂はエリアの外に飛び出し、マークの起点を妨害する事で強引に“魔狼”の降臨を防ぐ。
綱海「はぁ…はぁ…!ナイスだ…円堂…!」
壁山「流石はキャプテンっス…!」
円堂のクリアでボールがフィールドの外に出た事で試合が中断するが、壁山と綱海の様子がおかしい。
度重なるユニコーンの攻撃を受け続けた事で、彼らの体力が底をついてしまったのだ。
すると…
マクスター『おおっと!?どうやらイナズマジャパンはココで選手の交代です!』
疲労が隠せなくなった風丸、壁山、綱海と不動、木暮、土方の3人が交代する。
意気揚々とフィールドに足を踏み入れる
一之瀬(不動明王…。司令塔としての能力は鬼道に匹敵するが、その性質は真逆…。ある意味、鬼道以上にやりずらい相手かもしれない…)
雷牙「おっ!似たりよったりな声質同士が睨みあってら!」
鬼道「イチイチ他人の声質に言及するんじゃない。この世界じゃ、似ている声の奴は珍しくないだろう」
このタイミングで投入された第二の司令塔の存在に一之瀬は、最大限の警戒を送り次のプレーに備える。
ピーッ!!!
ユニコーンのスローインから試合が再開するが、一之瀬の警戒とは裏腹に“ローリングサンダー”が完璧に決まり、あっという間にゴールの四方が囲まれる。これでは先程の光景の焼き直しだ。
だが……
木暮&土方「「うおぉぉぉぉ!!!」」
突如、木暮と土方は左サイドに居るミケーレに向かって一目散に走り出す。
無謀としか言えないDFの行動に面を喰らうミケーレだが、直ぐに我に帰り、右サイドに居るマークへパスを回す。
マーク「追加点だッ!“グラン…「そらきたッ!!いくぞ木暮ぇぇぇ!!!」何!?」
魔狼降臨の儀式が始まると同時に、この展開を見越していた土方は木暮の頭を掴むと、沖縄と荒波と兄妹達の世話により培った中学生には似つかわしくない屈強な右腕を使って彼を投げ飛ばした。
木暮「だりゃぁぁぁ!!!」
予想外にも程がある木暮と土方の奇襲により、魔狼の降臨は阻止されボールがあらぬ方向へ飛んでいく。
土門「危ねぇ!!」
だが後方で待機していた土門により何とかボールが確保され、再びユニコーンに攻撃権が移る。
一之瀬「くっ…!なら先ずはディフェンスを崩すぞ!!」
想定外の方法で“グランフェンリル”を破られてしまった事に驚きを隠せないユニコーンの選手達だが、それでも“ローリングサンダー”が継続中である事は変わらない。
直ぐに落ち着きを取り戻し、先程と同様にDFの体力を削る為に攻撃を仕掛ける。
不動「左だッ!吹雪ッ!」
吹雪「ああっ!!」
マーク「なッ…!?俺のパスが読まれた…!?」
不動の指示によりディランよりも先にボールを確保した吹雪は、即座に鬼道へパスを回すも、惜しくもデッドによりパスカットされてしまう。
不動「そこだッ!飛鷹ッ!!」
飛鷹「応ッ!!」
円堂「いいぞ飛鷹っ!後ろに戻せっ!!」
またしても不動の指示により、先にボールを確保されてしまい、今度は円堂へボールが回った事で攻撃権がイナズマジャパンへと移る。
マクスター『コレはどうしたのでしょう!?“ローリングサンダー”が不発ですッ!!!』
不動「お前らの種は既に見破ってんだよ。“ローリングサンダー”は謂わばバックスピンを交えた速ぇだけのパス回し…。んなら、蹴り方に着目すりゃあ、
一之瀬「くっ…!この短時間でそこまで…!」
不動「そして!このタクティクスはカウンターに弱い!!」
雷牙「守ーーッ!!!コッチだーーッ!!!」
円堂「ああーーッ!!!」
攻守一体型であるが故に、通常のタクティクスよりも多くの人員を必要とする“ローリングサンダー”の弱点がここに来て露呈する。
円堂が放った強力なシュートは綺麗な円弧を描き、遥か前方に居る雷牙の元にボールを送った。
一之瀬「くそ…!シュートは打たせなーーグ…!?」
前方の“怪物”を追いかけようとした瞬間、一之瀬の身体に電流のように鋭い痛みが走る。一瞬ではあったものの全身に入った激痛により、身体中から力が抜けてしまった一之瀬はその場に倒れ込んでしまった。
雷牙「ハッ!!んだよコレ!!中々に中々なメンツじゃねェかッ!!!」
熱也「先に言っとくが、手加減をする気は一切ねぇかんなッ!成功させたきゃ必死こいて俺に付いて来いよッ!!!」
不動「うるせぇ!!テメェらが俺に合わせるんだよッ!!」
“怪物”と共に並走するのは、イナズマジャパン…いや日本屈指の問題児である熱也と不動。唯我独尊を地で行く3人だが、言葉の節々からはまともに連携する気は一切ない。
雷牙「しゃおらァ!!!」
起点となった雷牙はボールに渾身のシュートを叩き込み、天に向けてボールを放つと不動と熱也がシュートに追従する。
熱也「うるぅらぁぁ!!!」
不動「でぇりゃぁ!!!」
空中にて両者は互いに向かい合い二方向から蹴り入れると、彼らの周囲に新円状の純白のオーラが発生し、不動と熱也を包み込む。
雷牙「さァ!!!クライマックスだッ!!!」
その身に黄金の稲妻を纏わせ飛翔した雷牙は、凄まじいスピードで急降下し、純白のオーラに向けてライダーキックを繰り出すと、表面がヒビ割れ中から巨大な“レオーネ”と“オオカミ”と“ペンギン”が生誕する。
雷牙&不動&熱也「「「“アトロシアスサンダー”!!!」」」
根源的な恐怖を感じさせる稲妻を纏った3匹の猛獣は、その飢えた胃袋を満たさんと、鬼気迫る表情で目の前に居る
キッド「クッ…!“フラッシュアッパー”!!!」
最後の抵抗として弾丸が放射されるも、一発の銃弾では荒れ狂う猛獣達を殺す事は出来ない。
容易く弾丸を振り払ったシュートは、キッドの腹部に減り込み、その身ごとゴールネットに叩きつけた。
ピーッ!!!
マクスター『決まったーーッ!!!イナズマジャパンの新必殺技!“アトロシアスサンダー”にてまたしても点差が開いたぞーーッ!!!』
雷牙「いや〜!完勝!完勝!
熱也「なーに寝言言ってんだよ。どう考えても俺のウルフのお陰だろうが」
不動「ケッ、どっちも違ぇな。俺のペンギンの嘴が弾丸を弾いてやったんだよ。お前らはおこぼれをもらっただけだ」
「「「あん?」」」
せっかくの逆転にも関わらず誰の猛獣が得点に貢献したかで揉め始める唯我独尊のストライカー達。得点してもなお、足並みが揃わない彼らにチームメイトは苦笑いを浮かべる事しか出来なかった。
一之瀬「逆転…されたか…」
ようやく激痛の後遺症から回復した一之瀬は、なんとか立ち上がり逆転の喜びを分かち合う、日本の戦友達を見つめる。
マーク「ディランの化身も、イチノセの“ペガサスショット”も、切り札の“グランフェンリル”も…俺達の必殺技は全てイナズマジャパンに無力化されてしまった…」
ディラン「それでも諦めないヨッ!最後の1秒になるまで戦おウ!!」
自分達の全ての切り札がイナズマジャパンに通用しなくとも、幻想の戦士達の瞳に闘志の炎は消えちゃいない。
一之瀬「…皆、次のワンプレー…俺に全てを任せてくれないか…?」
マーク「まさか何か秘策があるのか!?」
一之瀬「…いや違う。頭の中にある“モノ”は朧げだし言葉にも出来ない…。それでもあと少しで何かが掴めそうな気がするんだ…!だから頼むッ!俺を信じてくれッ!!」
その顔に大量の汗を流しながら、彼らしくもない実に抽象的な理由で自分に全てを賭けてくれと懇願する一之瀬に、チームメイト達は困惑するも彼の覚悟を見て誰が否定出来ようか。
マーク「…分かった。オマエを信じよう。皆!次のプレーはイチノセにボールを回すんだ!」
『おうっ!!』
一之瀬「…それと土門。お前はリベロとして俺と一緒に攻めてくれ…」
土門「お、俺か!?いやいや!俺はDFだし、どうせやるならマークかディランの方が…」
一之瀬「お前じゃなきゃ駄目なんだッ!!!」
土門「ッ…!」
冷静さを欠いた一之瀬の怒声が土門に直撃する。同時に土門は悟ってしまう。
恐らく一之瀬はもう自身に待ち受ける運命を理解しているのだと。だからこそ、一片の悔いを残さない為に
一之瀬「この我儘がお前との約束を破ってるって事は分かってる…!それでも…!!俺はこの命が尽きるまで…日本で出会った素晴らしい
一之瀬は目尻に涙を浮かべ最後の“我儘”を友に頼み込む。本人もこの“我儘”が試合前に交わした約束に反する事は十分理解している。それでもここまで来たら引き下がれない…引き下がれる筈がない。
土門「…やっぱり俺はお前を見殺しにする事は出来ない…」
一之瀬「土門…!」
土門「…けど、今から俺の言う条件を絶対に守るってんなら話は別だ」
一之瀬「条件…?」
土門「その一、円堂達との勝敗関係なしにこのプレーを正真正銘ラストワンプレーにする事。その二、試合が終わったら直ぐに手術を受けに行く事…。この約束を破ってみろ、もうお前とは絶交だからな!!」
一之瀬「ああ…!守るよ…!絶対に守ってやるさ…!!」
土門「へへ…!なら、始めようぜ!アメリカが産んだ大天才!“フィールドの魔術師”一之瀬一哉の最後の大
一之瀬「ああッ!!!」
試合時間は残り15分。だが、一之瀬にとっては正真正銘最後のプレーが幕を開ける。
ピーッ!!!
ディラン「カズヤッ!!」
チームメイトの想いに応えたディランは、バックパスを回し覚悟を決めた“魔術師”の元へボールが繋がる。
“魔術師”の側には長年苦楽を共にした親友が、その目で友の勇姿を見届ける為に並び立つ。
一之瀬「いくぞ…土門ッ!」
土門「ああ…!地元でブイブイ言わせてた俺達のコンビネーションを見せてやろうぜッ!!!」
親友と共に駆け出した一之瀬一哉は、その一歩一歩を全身で噛み締める。
一之瀬(こんな俺の“我儘”を最後まで付き合ってくれてアリガトウ…。こんな俺に真剣になってくれてアリガトウ…)
一歩踏み締めるごとに彼の脳内にこれまでの人生の記憶が走馬灯のように蘇る。
一之瀬(不思議なものだな…。大声を出して“感謝”を伝えたい気分なのに、謝りたい感じてしまう…。…いや、だからこそ“感謝”なんだろうな…)
“謝りたいと感じる”と書いて“感謝”。風前の灯火へと陥った事で齢14にして“感謝”の真髄を掴み取った一之瀬は、目の前の好敵手達の勝つ為に歩を進める。
雷牙「見ろよ豪炎寺、一之瀬の覚悟がガン決まったような顔!試合中に薄々は感じてたが、やっぱ“それ”ってそーゆー事なんかねェ?」
豪炎寺「十中八九そうだろうな。なら俺達に出来る事は、悔いを残さないように全力で一之瀬の相手をするだけだッ!!」
雷牙「ハッ!だなッ!ハァァァァァ!!!」
言葉を交わさずともサッカーを通して一之瀬が置かれている状況を概ね察した“怪物”達は、かつての戦友への最大限の手向けの為に“英雄”を顕現させ全力で叩き潰す。
雷牙「“雷鳴の覇王 レグルス・マキシマムッ”!!!」
豪炎寺「“炎魔 ガザードッ”!!!」
フィールドに顕現した“覇王”と“炎魔”は、黄金の大斧と紅蓮の槍を携え、“魔術師”の切り掛かる。
一之瀬「そうだ…!この感覚だ…!何度身体が限界を迎えても…!君達に“勝ちたい”と思う度に、身体の奥底から力が湧き上がってくる!!!」
手加減なしで全力で相手をしてくれる 好敵手達への“感謝”。
冷や汗を流しながらも後退する事なく自分の“我儘”に付き合ってくれる 親友への“感謝”。
約束を破ってしまってもなお自分の為に祈りを捧げてくれる 最愛の
“魔術師”の胸に抱いた“感謝”の想いは、徐々に外部へ漏れ出しその身を蒼白の光が包み込む。
『ヒヒーンッ!!!』
光が晴れた先に現れたのは、親友をその背中に乗せ、雄々しくも麗しき蒼白の翼を羽ばたかせた“
円堂「う、馬〜!?!?!?…いや、翼があるからペガサス…か?」
鬼道「あれは…化身なのか…?」
豪炎寺「いや違う!似てはいるが…化身とは違う技術だ…!確か…沖縄で暴走した砂木沼が使っていた能力に近い…!」
雷牙「アレって並行世界で天馬が使ってた…!」
初めて目にする謎の現象に前に困惑する人々…。その中で、
土門「い、一之瀬…!?お前なのか…!?」
親友の問いに
雷牙「こりゃ面白くなってきたァ!!!いくぜェ!!豪炎寺ィ!!!」
豪炎寺「未知の技術が相手でも、俺達は逃げないッ!!!」
本体が駆け出すと同時に、“覇王”と“炎魔”は右手に携えた獲物を
だが、
一之瀬『“ペガサスブレイブッ”!!!』
“英雄”達の妨害すらも一喝した
土門「おお…!やっぱ一之瀬本人だったか…!」
一之瀬「無駄口を叩いている暇はないぞ!合わせろ土門!!」
土門「おおよッ!!」
自分達からボールを奪わんと襲い掛かるDFですらも、今大会初めて披露する抜群の
マクスター『凄い!凄い!スゴーイ!!!イナズマジャパンのDFがイチノセとドモンの2人に翻弄されているぞーーッ!!!遂に残るはエンドウ1人だーーッ!!!』
円堂「ハァァァァァ!!!“魔神 グレイトッ”!!!」
雷牙と豪炎寺同様、手加減せずに一之瀬と勝負すると硬く決めた円堂は、ゴール前に黄金の“魔神”を顕現させ好敵手との最後の勝負に挑む。
一之瀬「応えてくれ!俺の“
最強にして最高の好敵手との決着を望む一之瀬一哉の“魂”の叫びが会場内に木霊する。
先程の他者への“感謝”は
ならば……
己の為の“
一之瀬「ウオォォォォォォ!!!」
円堂「何だこの熱風…!?それにこの
再び蒼白の光に包まれた一之瀬が変貌したのは、蒼き翼を羽ばたかせ空を駆ける
円堂を見下ろすのは、孔雀を思わせる虹色の羽を持ち、その周囲に全てを燃やし尽くす紅蓮の炎を纏った伝説の神獣…
一之瀬『“リバイブ・フェニックスゥゥゥ”!!!』
天より鳴り響く、死してもなお蘇る伝説の神獣に相応しい名を冠したその必殺技はボールに聖なる炎を纏わせ、好敵手の“最強”を打ち砕くべく地面を燃やし尽くしながら、優雅に羽ばたく。
円堂「“グレイトォ!!!ザ!ハンドォォォ”!!!」
円堂もまた好敵手の“最強”を受け止めるべく、その右手を力強く突き出し、神獣の炎を受け止める。
“
まさに両者の性質を体現した最強の一撃は、完全に拮抗し一歩も譲らない。
円堂/一之瀬「「ウオォォォォ!!!」」
両雄の雄叫びがフィールドに木霊し、事情を知らない観客達にもこれが最後の決戦である事を理解させる。
最後の勝者となったのは……
円堂「かはっ…!」
一之瀬「ありがとう円堂…!俺は…君と共に戦い…君のライバルとなれた事を誇りに思う…!」
ピーッ!!!
大きく横に吹き飛ばされた円堂の姿、ゴールラインを割りネットに収まったボール、鳴らされる審判のホイッスル…。その全ては一之瀬の“最強”が円堂の“最強”に勝った事を示していた。
マクスター『先程この目で見ていた光景が、現実だったのか夢だったのかは分かりません…!ですが!!コレだけは確かです!!ユニコーン、カズヤ・イチノセ…!彼がエンドウからゴールを奪いましたーーッ!!!』
あまりに現実味のない円堂と一之瀬の激戦に目の前の状況を飲み込めなかった観客達だが、徐々の現実を認識し始め、ポツリポツリと歓声が巻き起こる。
円堂「くっそー…!!止めれなかったか…!やっぱり一之瀬はスゲェな!けど!残り時間はまだまだあるっ!!次は負けないぞっ!!」
一之瀬「…いや、これで終わりだ円堂」
円堂「…え?」
試合が終了まで10分もあるにも関わらず、あれだけ全力で取り組んでいた勝負を切り上げようとする一之瀬の意図を察する事が出来ずに円堂は腑抜けた返事をしてしまう。
一之瀬「(コク…)」
マック「(コク…)」
一之瀬は静かに監督であるマックとアイコンタクトを取ると、監督から審判に選手交代の要求が送られ、電光掲示板が掲げられる。
そこに表示されていたのは『7』の数字。ユニコーンにおいて背番号7に該当する選手は…。
円堂「一之瀬が…交代…?」
今やチーム最強の選手となった一之瀬をベンチに下げるというイカれているとしか思えない監督の采配に円堂は唖然とする。
一之瀬「…今まで黙ってて悪かった円堂。俺の身体は…もう限界なんだ…」
円堂「どういう…こと…だよ…?」
“我儘”を全て叶えた一之瀬は、好敵手を騙し続けた贖罪の為に、ここまで隠してきた全ての秘密を明かす。
円堂「そんな…!」
一之瀬「…それでも後悔はない。勝ち逃げ同然の結果に終わった事は申し訳なく思うけど、君という最高のライバルと出会えた事…そして全ての力を出し尽くして戦えた事を誇り思う」
自身の内に秘めた好敵手への想いを全て出し尽くした一之瀬は、まるで振り切るように円堂に視線を合わせずにフィールドから立ち去ろうとする。
円堂「一之瀬!!!」
だが、円堂は一之瀬を呼び止めた。それが彼にとってどんなに残酷な事かは理解している。それでも…好敵手として…そして友として、この想いを伝えずにはいられなかった。
円堂「絶対に…!絶対に戻って来いよ…!!次会う時は俺ももっともっと強くなってるからさ…!今日の続きはそこでやろうぜ…!」
一之瀬「ああ…!!約束だ…!」
不死鳥は死して蘇るだけの存在ではない。神獣が持つ血は他者にも不死の力を与えてくれる。
偶発的ながらも、一度はその身に不死鳥の魂を宿した一之瀬ならば、必ずやその力を受け継ぎ、再びピッチの上に蘇ると円堂は確信していた。
観客『イーチノセ!!!イーチノセ!!!イーチノセ!!!』
その脳裏に一之瀬一哉が生きていた“証”を刻み込んだ観客達は、精一杯『一之瀬』の呼び続け、素晴らしい試合を見せてくれた感謝を伝える。
ピーッ!!!
一之瀬がピッチを去っても、イナズマジャパンとユニコーンの試合は続く。
それでも中核である一之瀬不在の影響は大きく、俄然勢いを増す日本に苦戦を強いられ一進一退の攻防の末に失点を許してしまい、4-3という結果でイナズマジャパンの勝利でアメリカ戦は幕を閉じた。
これにより現在のイナズマジャパンの持ち点は9点。暫定ランキングはオルフェウスと同率1位。
“天馬”の誇りと“不死鳥”の想いを受け継いだイナズマジャパンは、最凶の鬼ともう1人の“怪物”を有するオルフェウスとの試合へ駒を進めた。
そこに潜む闇より暗い“影”。彼との長きに渡る因縁に決着を付ける時は…すぐそこまできている。
活動報告でも愚痴ってますが、ここ最近低評価が多いかつ、昨日0評価をつけられた事が決定打となって心が折れかけました。
ですが、小説を書いてないヤツらのしょうもない嫌がらせのせいで、ここまでイナヒロを追ってくれた読者様に迷惑をかけるのも癪なんで、頑張って更新を続けます。
けど、確実にモチベは下がってるんで、この小説が気に入った方はどうかメンタルの弱い作者を助けると思って高評価を押していただけるとマジで助かります。
〜オリ技紹介〜
【必殺技】
♦︎アトロシアスサンダー
属性:風
分類:シュート
使用者:雷牙、不動、熱也
進化系統:究極奥義
≪概要≫
唯我独尊にして我が道を突き進む、我の強すぎる選手達による連携シュート。
不ry…性格の悪い選手達による歪な連携により生まれた凶暴な“レオーネ”、“オオカミ”、“ペンギン”が、稲妻を纏いゴールへ襲い掛かる。
シュートモーションは、“トリプルブリザード”のコンパチ。
【ソウル】
♦︎ペガサス
属性:風
分類:ドリブル
使用者:一之瀬
≪概要≫
原作に登場するソウルだが一応記載。容姿、必殺技共に天馬の物と同じだが、白と金を基調とした天馬のソウルと比べると、一之瀬のソウルは青と藍を基調としている。要するに“トライペガサス”の色合いと同じ。
♦︎フェニックス
属性:火
分類:シュート
使用者:一之瀬
≪概要≫
一之瀬が発動したまさかまさかの第二のソウルであり、ペガサスに続いて二体目となる実在しない獣をモチーフにしたソウル。
容姿は“ハヤブサ”と“クジャク”を足して2で割って、身体から熱気が溢れてる感じ。
イナMONに引き続き、ちょっとした作者の好奇心なんですけどオリキャラの中で誰が1番好感度が高いのかな〜って気になったんでアンケート取ってみまーす。別に結果によってこの後の展開が変わるとかはないので気楽に投票してください。
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稲魂雷牙
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稲魂雷斗
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明星鬼乃子
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“雷帝”