イナズマイレブンHEROS!!!   作:月兎タンク

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イナMONの最新話を書きたい…。雷冥のスピンオフの続きを書きたい…。デュエマ小説の投稿を再開したい…。けど、集中力と時間とやる気が足りない…。


ミッション・イン・フィクサーズ!!!

???「ニャニャニャ…。案の定、警備はガバガバニャ〜」(ヒソッ)

 

???「…こんなコスプレみたいな変装をする必要はあるのかい…?雷牙君…」(ヒソッ)

 

???「お黙りなさい(シャラップリーズ)!!今のミャーは稲魂雷牙じゃなくて、地縛猫鈴ニャ!!」(ヒソッ)

 

???「静かにしてろ!下手に騒ぐと怪しまれるぞ!!」(ヒソッ)

 

 自身が虐げる貧しい兵士を鼻で笑うように、ブラジル地区の郊外に建てられたガルシルドが住まう豪勢な屋敷。

 その庭にて淡い月光に照らされ伸びるのは、魑魅魍魎の5つの影。

 

 1つ。人工的に染められた金色の頭髪を唐草模様渦巻く風呂敷で隠した紅の地縛猫

 2つ。重い・きつい・視界が悪いの負の三拍子が揃ったヘルメットを装着した黄色の宇宙兎。

 3つ。顔だけ水色の忍者装束を包んだ熱血忍者。

 4つ。筋肉モリモリマッチョマンの覆面プロレスラー。

 5つ。自身を自身たらしめる要素を全て抜いた、ただの鬼道有人。

 

 全てはこの瞬間の為に有金とプライドを捨てて揃えた潜入衣装…。この衣装は無事に生存した暁には翌日の燃えるゴミに出される運命にある。

 

雷牙「いいかおミャーら!潜入とは一瞬の油断が生死を分けるニャ!少しでも気を抜いた瞬間、死ぬと思えニャ!!!」

 

鬼道「一体お前に潜入の何が分かるというんだ。ズブのド素人であるお前に」

 

 何故か素人にも関わらず柄にもないリーダーシップを発揮する地縛猫に、鬼道のツッコミが入る。

 

円堂「…けど、こっからどうすんだ?なんとか庭には入り込めたけど、入り口には当然警備員が居るし、正面突破はまず不可能だぞ?」

 

雷牙「んなモン簡単ニャ。あるじゃニャい?目の前に素敵な入り口が」

 

 雷牙が指差すのは、外から中を見られるのがマズいのか強力な曇り加工が施された厚手の窓。

 少ないとはいえそれなり以上に設置された警備員と、曇りガラスはガルシルドこそこの大会の裏で暗躍する黒幕だと言っているような物だ。

 

円堂「よーし!!なら早速…!」

 

 窓から侵入する為に円堂は全てのパワーをフル回転させ、強引に窓を開けようとするが、どれだけ力を入れても開く気配が微塵もない。

 

円堂「ぐぎぎぎ…!なんだよこの窓…!全っ然開かないぞ…!」

 

土方「交代だ円堂、俺に任せな!!」

 

 円堂ですらも苦戦する程硬く施錠された窓に、その体格の相応しいイナズマジャパン1の剛力の持ち主である土方が挑戦する。

 窓の枠をガッチリと掴んだ土方は青筋が立つ程のパワーで、ガニ股の体制で上方向に強烈な力を加える。

 

 すると、あれだけ硬く施錠されていた窓は力という名の鍵を使われた事で、ベキベキと鈍い音を建てながら遂に開く。

 

土方「ぜぇ…ぜぇ…!ど、どんなもんよ…!!!」

 

雷牙「流石は日本一の横綱DF!!物理は全てを解決するニャ〜!」

 

ヒロト「早く中に入るんだ!今ので間違いなく俺達の侵入がバレた筈だ!!」

 

 エイリア時代の経験から、警備員は少なくとも屋敷内には大量のセキュリティシステムが備え付けられていると確信しているヒロトは、雷牙達に一刻も早く屋敷の内部へ入るように促す。

 

ビーッ!!!ビッー!!!

 

 その予想は正しく、大音量のブザーがけたたましく鳴り響き、数人の警備員が廊下を駆け回り始めた。

 

鬼道「間一髪…ってとこか…。流石に少し強引すぎたか…?」

 

ヒロト「今更悔やんでも仕方ないさ、警備員が集まる前にデータベースに繋がっているコンピュータを探そう!!」

 

 本来ならば最低でも2人1組で屋敷を捜索するのが理想的だが、今はそんな悠長にしている時間はない。

 仕方なく、雷牙達はバラバラに別れ目的の証拠が保管されているPCを目指して屋敷中を駆け回る。

 

雷牙「ニャ〜…。それにしても広い屋敷だニャ〜。雷門中の校舎くらいはあるんじゃニャい?」

 

 1人だというのに“地縛猫鈴”としてのキャラを崩さない雷牙は、あまりの屋敷の広さに仮面の下に辟易した表情を浮かべながら独り言を呟く。

 

雷牙「…おんや?この部屋は…」

 

 その道中に目に入ったのは、これまで捜索してきた部屋とは明らかに雰囲気の異なる鋼鉄の扉…。その様式はどことなくイナビカリ修練場の入り口と似ている。

 

雷牙「如何にも如何にもな…って感じの部屋だニャ…。もしかしてココがデータベースかニャ?」

 

 他の部屋が木製の扉かつ鍵も開いていたにも関わらず、目の前の鋼鉄の扉にはカードキー式の電子ロックが掛けられているようだが、不思議な事に今はロックが解除されているのか、僅かに扉が開いている。

 

雷牙「もしかして罠かニャ…?…けど、流石のミャーでもこんな狭い隙間は通れニャいし、コレ以上開く気配もなさそうニャ…。…けど、こーゆーのが逆に興味を惹かれるニャー!」

 

 罠というにはあまりに中途半端な隙間が、逆に雷牙の好奇心を刺激してしまい、周囲に警備員が居ない事を確認すると隙間から中を覗き込む。

 

 そこに映った光景は……

 

雷牙「・・・は?何だ…コレ…?」

 

 思わずキャラを忘れて素に戻ってしまう雷牙。それもその筈、僅かな隙間から見えた部屋の中には、無惨にバラバラにされた用途不明の鋼鉄製器具の数々が無造作に散らばっていたのだから。

 

雷牙「んだよコレ…?酷っでェ有様…。もしかしてこの部屋で猛獣でも飼ってんのかァ…?」

 

 常人ならば思わず目を背けたくなるような悲惨な光景は、この部屋で屈強な猛獣が暴れたとしか思えない。

 だが、落ち着いて周囲を見てみると、内部に備え付けられた機械の数々は明らかに人間用の特訓器具(それ)だ。

 

雷牙「…もしかしてココって何かの特訓施設か…?となると…地面に散らばったロボットを壊したのは人間か…?」

 

 地面に散らばった部品を全て修復すれば、2〜3m級の巨体を持つロボット数十体分に相当するだろう。

 かつて自分もエイリア学園が差し向けた似たようなロボットを破壊した事はあったが、あれは弱点である頭部を破壊したからこそ無力下出来ただけで、ここまでバラバラの粉砕するとなると流石に無理だ。

 

雷牙「…どうやら、ガルシルドが隠してる秘密はザ・キングダム以外にもあるみてェだな…」

 

 この施設が何の為に使われ、誰を苦しめているのかはまだ分からない。だが、自分達が追っている以上に深い闇がここに秘められている事だけは分かる。

 

ピポン♪

 

 無理矢理にでも部屋に侵入しようとした瞬間、スマホから着信音が鳴り雷牙の動きを止める。メールの差出人は鬼道、その内容はデータベースの場所を特定したとの知らせだ。

 

雷牙「…チッ。流石に今はロニージョ達を救うのが先か…。まぁ、ガルシルドが失脚すりゃあ自ずとこの施設の謎も解けんだろ…」

 

 自身の好奇心よりも、友の願いを優先した雷牙は、特訓施設の侵入を諦め、メールに記された集合場所へ向かう。

 

???「……」

 

 だが雷牙は気づいていなかった。彼の視界に映らない扉の裏には、1()()()()()が身を隠していた事に…。

 

……………

…………

………

……

雷牙「お待た〜。それで?ココが目的の場所ニャ?」

 

 ようやく皆と合流した雷牙。彼らの視線の先にあるのは、先程の特訓施設とはまた趣の異なる異質さを醸し出した重厚な扉だ。

 

ヒロト「ああ恐らくね。ここだけ異常にセキュリティも硬くて、侵入者を追い詰めやすい一本道だ。間違いなくこの中にザ・キングダムの選手データがある筈さ」

 

円堂「…けどやっぱり鍵が掛かってるな…」

 

鬼道「どうする?さっきみたいに力押しで開けるか?」

 

雷牙「そこに監視カメラもあるんだし、どうせ俺らがココに居るってのもバレてんだろ。土方!ココは景気良く最大にぶち壊すニャ!!!」

 

土方「任せろォい!!!どっせぇぇぇぇぇっい!!!」

 

 土方がフルパワーのタックルはまたしても、硬く施錠された扉の鍵を強引に解除するマスターキーとなり、土方が姿勢を崩してしまう程勢いよく開かれる。

 

 中にあったのは、如何にも意味ありげに設置されたサーバーとモニターの現代アート。機械に疎い人間でも、その中に重要な情報が入っている事くらいは容易く察せる。

 

ヒロト「ビンゴだ!!今からハッキングしてデータを抜き取る!!皆は追手から時間を稼いでくれ!!」

 

『分かった!!』

 

 雷牙達に時間を稼がせたヒロトは、何故か持ち込んでいた自前のハッキング機器を現代アートに装着し、着々とデータを抜き取る準備を進める。

 

???『そこに居るのは分かっています!!大人しく出てきなさい!!!』

 

 扉の外より甲高い男の声が聞こえる。恐らく彼こそがこの屋敷の守衛責任者だろう。

 

雷牙「ヤベェぞ!!成人男性達がタックルしてらァ!!ヒロト!データを抜くまであとどんくれェ掛かる!?」

 

ヒロト「もう少しだ!!何とか耐えてくれ!!」

 

雷牙「了解ッ!!根性見せろよ〜!守!!土方ァ!!!」

 

円堂&土方「「応っ!!!」」

 

 部屋にあった棚を閂代わりにし、雷牙、円堂、土方の日本トップクラスの力自慢達が何とか扉を押さえつけてはいるが、屈強な警備員達のタックルにはそう長くは耐えられないだろう。

 今、ここで捕まってしまえば間違いなくライオコット島の深海に沈められる…。ここが踏ん張りどころだ。

 

ヒロト「よし!!終わった!!」

 

鬼道「お前達!俺が合図したら扉から離れろ!!」

 

 データを抜き取ってもまだ終わりじゃない。遠足は帰るまでが遠足であるように、潜入捜査も帰るまでが潜入捜査なのだ。

 

鬼道「1…。2…。3…!今だッ!!」

 

 鬼道の合図と共に雷牙達は扉から離れ、鍵を開ける。その瞬間、体制を崩した警備員と彼らを率いる小太りの男が部屋に雪崩れ込む。

 

鬼道「いいぞ!!どうやら今居るのはこいつらだけのようだ!!脱出するぞ!!」

 

 倒れた彼らの横を通り過ぎて雷牙達は、元来た道を駆け出して行く。

 途中で他の警備員に遭遇するも、潜入捜査の責務から解放され脳筋モードに入った彼らを止められる筈もなく、次々と突破されて行く。

 

???「待ちなさーーい!!!」

 

雷牙「ゲェ!?さっきの警備員のリーダーじゃねェか!?もう俺らに追いついたのか!?」

 

円堂「しかも他の警備員よりもずっと速いぞ!?あのスピード…下手すりゃ風丸にも匹敵するんじゃないか!?」

 

 他の警備員が中学生にいいようにされている中、その容姿に似合わない甲高い声の男は、猛スピードで雷牙達に追いついて行く。

 

ヒロト「ーー!!! そうだ…!皆ッ!1秒だけ目を瞑ってくれ!!俺が何とか活路を開く!!」

 

円堂「分かった!!!」

 

 雷牙達に目を瞑らせたヒロトは、方向を変え小太りの男の方へ走り出すと、身体から眩い光に包み込まれる。

 

ヒロト「“サザンクロスカット”!!!」

 

???「グァッ!?め、目ががァ…!!!」

 

 不意を突かれ、両目を宇宙の光で焼かれてしまった男は、一時的に視界を遮断されてしまい、走る事すらままならなくなる。

 

円堂「ナイスだヒロトっ!!このまま逃げ切るぞ!!!」

 

鬼道「ハァ…。自分で提案しといてなんだが、もうこんな潜入捜査はコリゴリだな…」

 

土方「いいじゃねぇか!!これでロニージョ達も救えるんだしよ!!俺は大満足だぜ!!ガハハハ!!!」

 

雷牙「アバヨ〜ダルマのおっさ〜ん!!ニャハハっのハ〜♪」

 

 屋敷の塀を乗り越えた雷牙達は、そのまま無我夢中に走りブラジル地区の市街地へ辿り着く。

 周囲を見渡すが、小太りの男も黒服の姿を見えない。流石の彼らもここまで来れば人目が多い場所では不利なると判断し、諦めたのだろう。

 

 ギリギリの綱渡りの末になんとか生還した雷牙達は、極限の緊張から解放され、大きく息を吐く。

 

雷牙「フゥ〜…!!意外と初心者でも何とかなるもんだな〜…!!」

 

ヒロト「今回は運が良かっただけだよ…。俺はもうこのスリルは懲り懲りだね…」

 

鬼道「俺もだ…」

 

円堂「けど…!これでロニージョたちを救えるんだ!!ガルシルドさえなんとかすれば、きっとザ・キングダムと正々堂々と戦える筈さ!!」

 

 ガルシルドを失脚させるには十分な証拠を入手した円堂達は、データを確認するべく日本宿舎の帰路につく…。

 途中で追手を警戒したが、ビックリする程何の妨害もなく日本に宿舎に到着した一向は、形容し難い異物感に襲われる。

 …果たして、彼らの決死の潜入捜査は王に虐げられた戦士達を救う最大の一手となり得るのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♢♢♢

『ピピピ…。特訓(トレーニング)レベル…「5」ニ設定…。目標ヲ補足シマシタ。攻撃ヲ開始シマス』

 

 侵入者達が追手を振り切ったと同刻。“怪物”が一瞥し掛けた部屋の奥で、同胞の屍を乗り越え、一体につき2〜3mもの巨体を誇る十体の機械仕掛けの兵士達が1人の少女を取り囲んでいた。

 

???「前々から思ってたけどさ〜…その前置きいるゥ?イチイチ挟むモンだから数秒も時間をロスするんですけど〜!RTAだったらクソほど嫌われる要s…」

 

 少女の文句など知った事かと言わんばかりに、ロボット兵の高硬度かつ高密度の右脚が襲い掛かる。

 だが、少女は一切表情を歪ませる事なく、軽快に右脚へ飛び移り攻撃を躱わす。

 

 しかし相手は目の前のロボット一体ではない。残る9体の機械兵も彼女の敵なのだ。

 

『『『攻撃!!攻撃!!』』』

 

 一糸乱れぬ連携で少女に襲い掛かる機械兵だが、彼らよりも遥かに体躯の劣る少女に傷一つ負わせる事すら出来ない。

 何も機械兵が弱い訳ではない。特訓用とはいえ一体につき数千万を超えるその機械兵の性能は、パワーはエドガーを、防御力はテレスを、統率の取れた連携はディランとマークを、そして…スピードはフィディオを遥かに上回る。

 

 では何故擦り傷一つ負わせられないのか?答えは単純だ。ただ少女が強すぎるだけなのだ。

 

???「またこのパターン?一応世界最高峰のCPUが搭載されてるんでしょ?たまには私を驚かせられるような攻撃を見せてくれないかなァ?」

 

 現代人が作り出せる限界点の位置する世界最高峰のロボットの攻撃すらもワンパターンだと評する少女は、これ以上貴重な時間を無駄にしない為に、右脚に邪悪なオーラを込めこの訓練を強制的に終了させる事にする。

 

???「バイバーイ。……“イーヴィルキマイラG5”」

 

 少女がシュートを放った瞬間、どこからか“怪物(キマイラ)”の絶叫が鳴り響く。

 その刹那、爆風を思わせる衝撃波が機械兵達を襲う。その威力は数tの火薬の爆破にも匹敵する。

 如何に身体の全てを鋼鉄で構成された機械兵といえど、その爆風には耐え切れず、これまで幾度となく少女…いや“鬼”によって粉砕された同胞達と同じ末路を辿る。

 

ガルシルド「全く…。相変わらず加減を知らん奴だ…。アレを一台作るのに一体幾ら掛かっているのか分かっているのか?」

 

???「まったくです。突然、命令を無視して帰って来たと思ったら暫く“RHプログラム”専用の特訓室を使わせろと駄々を捏ねるなんて…」

 

 特訓の一部始終を上方にある司令室から見学していたガルシルドは、何千万円も掛けて製造した財団最高傑作の兵器を鼻を噛むように破壊する少女に胃を悪くする。

 

 その側には、ヒロトに目を焼かれた小太り気味の男が控えており、専用タブレットにて少女の能力データを確認している。

 

???「…ですが、流石は“RHプログラム”の最適合者です。マック・ロニージョよりも遥かに良いデータを収集出来ています。このデータを流用すれば、“雷帝”殿の力無しでも更に精度の高い新型RHプログラムの開発が可能でしょう」

 

ガルシルド「なら良い。謎の侵入者にザ・キングダムの選手データを奪われた事は想定外の事態だが、RHプログラムのデータさえ無事なら後は何とでもなる。ヘンクタッカーよ、万が一に備えて準備を怠るなよ」

 

 自身の権力を揺るがしかねない重要なデータを奪われてなお、ガルシルドは余裕を崩さず、その内にある醜悪な本性がそのまま現れたような笑みを浮かべながら、小太りの男ことヘンクタッカーへ“例の計画”を進める準備を促す。

 

ヘンクタッカー「は!全てはガルシルド様の御心のままに!」

 

 人を人とも思わない醜悪な本性を知ってもなお、主人に絶対の忠誠を誓うヘンクタッカーは、静かに頭を下げ司令室から退室する。

 

 1人となったガルシルドは、目下で狂気の沙汰とは思えない過酷な特訓を表情一つ変えずに淡々と熟す少女を見下す。

 先日の敗北を経て剥がれた仮面から見える闇を宿した眼は、父親と瓜二つだ。

 

ガルシルド「フン。どうもココ最近、奴の独断行動が目立つ…。影山とは違って代えの効かない人材だったから多少の越権行為は見逃してやったが、奴が私の制御から外れるのも時間の問題か…。下手に反乱を起こされる前に先手を打つ頃かのォ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“雷帝”よ」

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