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TEAM SELECT
▶︎INAZUMA ELEVEN
SSC
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《No side》
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ワンダキャット「フニャ〜〜……。今日も今日とてお昼寝日和。平和な世の中にグッバイサンキュー」
ワンダバード「ちょっと、キャット……。コレからタイムジャンプに向けて、キャラバンの最終調整をしなきゃいけないんだから、寝てないで手伝ってよー!」
長いようで短かった神鳴り島での特訓も、いよいよ最終日。
シュウの指導の元、心身共に研ぎ澄まされたイナズマジャパンの選手達は、数日前とは見違える程の成長を遂げていた。
鬼道「そこだッ!豪炎寺ッ!!!」
豪炎寺「“爆熱ストームGX”ッ!!!!」
ピッチ上では、ここしばらく疎かになっていたチームの連携力を取り戻すためのミニゲームが繰り広げられている。
この特訓を終えた後、昼過ぎには一度時空管理局へ帰還し、対SSCに向けた次なる作戦を練る予定だ。
……しかし、現在のサッカーコートには雷牙とライト、そして雷冥の姿は無い。
何を隠そう。彼らはここからやや離れた場所で個別特訓の真っ最中だ。
鬼道「よしいいぞッ!これならーーー」
……だが、突然。本当に唐突にーーボールを追う鬼道の声が、何の脈絡もなく途切れてしまう。
所詮、予定は未定。何のしがらみもなく、ただ純粋にサッカーに興じるだけの穏やかな時間は……
シュウ「何かが……来る……!?」
いち早く“異変”を察知したのは、他でもない神鳴り島の守護者たるシュウ。
ピッチの外でイナズマジャパンの練習を見守っていた彼は、即座に鋭い視線を上空へ向ける。
染岡「な、何だァ!?」
それは誇張などではない。文字通りの“ヒビ割れ””が、太陽光の反射でしかない筈の青空に、くっきりと刻み込まれていたのだ。
ーーピキ……ッ!ピキピキ……ッ!!!
空に穿たれた“ヒビ割れ”は、刻一刻と刻みを増しながら急速に広がっていく。
それはまるで……時空の裏側から、常軌を逸した巨大な力が力任せに打ち据えられているかのように。
そして遂には、亀裂が限界を迎えーーー
ーーズドォォォォォン!!!!!
崩壊した不気味な裂け目の奥から、異様な圧迫感を解き放つ無数の人影が、次々とピッチへと降り立った。
風丸「お、お前達は……ッ!」
デスタ「久しぶりだなァ、下等人類ッ!!!」
セイン「あの日、貴様らに受けた屈辱……一時たりとも忘れた事はないぞッ!!」
裂け目から出現したのは、忘れる事は無い“天使”を思わせる風貌を持つ5名と“悪魔”を思わせる風貌を持つ6名の選手で構成されたサッカーチーム……【劇団・天魔】だ。
そして、更にーーー
???「ガルルル……ッ。ここが“全ての始まり”と呼ばれる、『オリジン・エイジ』かァ……!」
豪炎寺「お前は……誰だ……?」
【劇団・天魔】に遅れ、裂け目の底から最後に降り立ったのは、一人の少年だった。
その容姿は凶悪な“狼”を思わせる程に野性味を帯びており、一目見ただけで、誰もがその只者ではない特異性を肌で理解させられる
それを裏付けるようにーーその少年の姿を視界に入れた瞬間、ワンダバードはトレードマークである漆黒の身体を、物理的に青く染め上げる。
ワンダバード「ア、アイツは……ッ!ガルシャア・ウルフェイン……ッ!!!」
豪炎寺「ガルシャア……?お前達は奴を知っているのか!?」
ワンダキャット「超絶有名。その狂暴性のあまり、エルドラドだけじゃなくて、時空管理局からも指名手配されてる超凶悪な時空犯罪者集団・【ツキガミの一族】のトップ」
ワンダバード「し、しかも……!ヤツはREONと手を組んでいます……ッ!!」
一同『何だとッ!!?』
『REONの仲間』ーーつまりは、ガルシャア自身もSSCに属する一味に他ならない。
……だが、当のガルシャアはその表現がよほど癪に触ったのか、忌々しそうに首の骨をバキバキと鳴らす。
ガルシャア「フンッ!言っておくが、REONは“仲間”じゃねェ。あくまでも“同盟関係”だ。付かず離れずベタベタし過ぎず……まあ、簡潔に言えば『良い関係』ってヤツだなァ」
鬼道「……そんなREONの同盟者が、俺達に何の用だ?」
デスタ「ハッ!!!俺達がガルシャア様と共にこの地へ現れたのは、知れた事ォ!!!」
セイン「我ら【劇団・天魔】は……貴様ら【イナズマジャパン】に
風丸「………」
意気揚々とリベンジマッチを叩きつける【劇団・天魔】のリーダー格ーーだが、名乗りを上げた当の本人達とは裏腹に、イナズマジャパンの面々はただ静まり返るばかりだった。
もしも、だ。もし、ここに円堂が居たならば、間違いなく目の色を変えてその挑戦を受けて立っていた事だろう。
だが……生憎、
つまりーー今の彼らにとってこの試合を受ける義理など微塵もなかった。寧ろ、後ろにSSCが控えている以上、最善手は“
鬼道「……もしも、俺達がその勝負を断ったら?」
ガルシャア「簡単な事。その時は……今ここで、全員の首の骨をヘシ折ってやる。ガルルッ!!!」
虎丸「な……っ!?」
ガルシャア「ウルッフッフッ!!!冗談だ。俺は【ツキガミの一族】を率いる者であると同時に誇り高き“戦士”でもある。いかに下等生物相手だとしても
不動「あン……?それはーー宝石……?」
ガルシャアがこれ見よがしに見せびらかしたのはーー内部に『C』を思わせる紋章が刻まれた、
イナズマジャパンの面々が何事かと頭上に疑問符を浮かべる中……。
ただ一匹だけその異質な輝きを見た瞬間、血の気引かせたのはまたしてもワンダバードだった。
ワンダバード「うっそ……ッ!!アレって……クロノストーン……ッ!!?」
染岡「オイッ!!あの宝石が何だってのかよッ!?テメェらだけで完結してんじゃねェよッ!!!」
ワンダバード「ゴ、ゴメンなさい……!アレはクロノストーン!未来人が過去に干渉し過ぎた際に、時空のつじつま合わせの作用に処理しきれない矛盾点が発生したことで発生する、謂わば……“固形化した現象”ですッ!!」
染岡「“固定化された現象”だとォ!?それがどうーーいや、待てよ……?俺達にそんなモンを見せるって事は……ッ!!!」
ガルシャア「お察しの通りだ。この中には、お前らがよく知るエンドウ・マモルが封じられている」
一同『!!!!』
刹那、仲間の身体に電流が走ったかのような激しい動揺が、ピッチの空気を一瞬にして氷りつかせる。
それもその筈、何がなんでも助け出したい『
こうなってしまえば、もはや先程の打算など容易く吹き飛ぶ。このリベンジマッチは、彼らにとって絶対に退く事の出来ない『負けられない戦い』へと変貌した。
ガルシャア「お前らがこの勝負を受けた上で勝つ事が出来れば……コイツを返してやってもいいぜ?まあ……負けた場合は、それ相応のリスクを背負ってもらうがな」
鬼道「いいだろう……ッ!その勝負、受けて立つッ!!!」
ガルシャア「戦士たる者……その言葉に二言は無いな?」
こうして……円堂の為にも絶対に負けられない、【イナズマジャパン】対【劇団・天魔】のリベンジマッチの幕が切って落とされようとするーーが。
夏未「ま、待ちなさいっ!今の【イナズマジャパン】には稲魂君とライト君……そして、雷冥君が居ないのよっ!?レギュラーが欠けた状態で絶対負けられない勝負に挑むつもりっ!!?」
その刹那、【イナズマジャパン】はチームに空いてしまった“大きな穴”に気付く事となる。
立向居「そ、そうだった……!」
現在、稲魂兄弟と雷冥は過酷な個別特訓の最中で不在だ。しかし……このリベンジマッチの口火を切ったガルシャアが、彼らを呼び戻すだけの猶予を素直に与えてくれる筈もない。
だがーーー
鬼道「……いや、ここは敢えて
『ええッ!!!???』
鬼道は不敵に笑い、あろうことか自陣が圧倒的に不利になるような采配を下す。
そのどこぞの監督を思わせる大胆不敵すぎる謎采配に、一同ーー特に小心者である壁山と木暮は、盛大に肝を冷やす事となる。
壁山「ど、ど、ど、どうしてっスか、鬼道さんっ!!?あのガルシャアって子は武人っぽい性格をしてるし、全力で頼み込めばワンチャンあるっスよ〜〜!!??」
木暮「そうだよっ!!今はキャプテンを取り戻す、絶好のチャンスなんだぜっ!? いっそのこと、めっっっちゃ強い稲魂さんの親父も参加させるべきだってっ!!!」
ワンダバード「その頼みの綱であるステラ様は……現在、二日酔いでキャラバン内でダウンしてます……」
木暮「そ、そんなぁ〜〜!!!ーーあっ!で、でもシュウ師範がいるし……っ!!」
シュウ「僕は出てもいいが……。まずは鬼道、君の真意を聞かせてもらおうか」
鬼道「……答えは単純だ。この試合は、俺達が神鳴り島で積んできた特訓の成果を測る、またとない試金石となるーーそう判断したからだ。その証拠として……まずは相手のベンチを見ろ」
鬼道に促されるまま、一同は【劇団・天魔】側のベンチへと一斉に視線を移す。
既に相手はポジションに着き始めているがーー彼らの総大将である筈のガルシャアは、まるで他人事のように太々しく足を組み、ベンチにふんぞりかえっていた。
綱海「何だァ?あのガルシャアってヤツ……あんだけ偉そうにしといて結局、試合に出ないのかよ!?」
鬼道「要するに俺達は舐められているという訳だ。……だからこそ、この状況を利用する」
豪炎寺「円堂にも稲魂にも頼らずに、俺達だけの力で未来を切り開けるとここで証明するという訳か……」
思えば……これまでの雷門イレブンも、イナズマジャパンも、チームの中心には常に“円堂守”と“稲魂雷牙”という絶対的な二大柱が君臨していた。
だからこそ、彼らはどんな絶望的な困難が待ち受けていようとも乗り越える事が出来たのだ。
だが……絶対的な支柱の片翼を欠くという前例が出来てしまった今、これからの戦いをいつまでも二人だけに頼り切る訳にはいかない。
いつまでも精神的支柱を他人に任せるのではなく、今度は自分達自身がチームの“柱”にならなければならないーーそれこそが、鬼道の真の狙いだった。
鬼道「既に雷冥の部下である白猫が三人を呼びに行っている。俺の予想では制限時間は約15分……。この僅かな時間で、俺達の“可能性”と“真価”を証明するぞッ!!!」
一同『応ッ!!!』
鬼道「そして、シュウ。お前は対ガルシャア用として温存しておく。いつでも試合に出られるように、アップをしててくれ」
シュウ「分かった」
神鳴り島の守護者が静かに頷いた事で、イレブンの迷いは完全に断ち切られた。
全員の瞳に宿るのは、不安の色ではなく、自らの手で未来を切り開かんとする確かな闘志。その空気を感じ取り、ワンダバードはバッと胸を張って一歩前に飛び出す。
ワンダバード「今試合の監督は僕、ワンダバードが務めさせていただきます!それじゃあ、手始めにーーーそれッ!」
監督の宣言と同時に、漆黒の小鳥の全身から鮮やかな緑色の光が眩い閃光となって放たれる。
すると……選手達が羽織っていた私物のジャージは、迸る光の粒子によって瞬く間に
それは雷門イレブンの伝統的なデザインを踏襲しつつも、未来の到来を予感させるような、明るく鮮やかなカラーリングの真新しいユニフォームへと姿を変えた。
染岡「うおッ!?一瞬で服が変わったッ!!?未来の科学力ってスッゲーーッ!!!」
ワンダバード「さァ!絶対に、円堂様を助け出しましょうッ!!【イナズマジャパン】改め……未来を掴み取る戦士・【イナズマフューチャー】!!!」
豪炎寺「……ユニフォームはまだしも、チーム名まで変える必要はあるのか?」
ワンダバード「い、いや〜〜……。そうした方が、雰囲気出るカナ〜って……。アハハ……」
豪炎寺「……まあ、いいか」
こうして……新たな
今試合の【イナズマフューチャー】のスターティングメンバーは以下の通り。
FW:豪炎寺、熱也、ヒロト
MF:佐久間、鬼道(キャプテン)、虎丸
DF:風丸、壁山、飛鷹、吹雪
GK:立向居
採用されたフォーメーションは、攻守のバランスに優れた『4-3-3』。
強いて特徴を挙げるならば、普段は前線を主戦場とする佐久間や虎丸をあえて中盤に配置し、攻撃の幅と爆発力を広げている点か。
対する【劇団・天魔】はーーこれは特段言及する事はない。
スタメン、フォーメーション共に初戦と同じ。ベンチにてSSCに属する者が腰を下ろしている点まで共通している。
デスタ「フハハハッ!!!REON様から頂いた力で、更なるパワーアップを遂げた“魔王”の恐怖を、骨の髄まで叩き込んでやろう……ッ!!」
鬼道「……くだらん寝言は、そのふざけた
ーーピーーッ!!!
秋からの鋭いホイッスルの音を合図に、因縁のリベンジマッチの火蓋が切って落とされる。
コイントスの結果、
デスタ「フハハハッ!!!そこを退けェ!!人間共ォ!!!」
ヒロト「グ……ッ!!予想はしていたが……!以前よりもずっと速くなっている……ッ!」
試合開始早々、相棒であるセインと共に牙を剥き、猛然と攻め上がるデスタ達ーーその突破速度は、初戦時の数倍へと跳ね上がっていた。
デスタ「その程度で驚かれちゃあ、精神が持たないぜェ?更なる“絶望”を喰らわせてやるッ!!!」
一気に前線を突破し、【イナズマフューチャー】の陣形を切り裂いたデスタは、更なる“絶望”と“恐怖”を植え付けるべく、その背から禍々しく膨大なオーラを爆発的に放出させる。
デスタより放出された膨大なオーラは、やがてその形を美しくも禍々しさを併せ持つ“白き悪魔”へと姿を変えていった。
デスタ「コレぞ、俺が得た新たな
ピッチ上に威風堂々と顕現したデスタの誇る最凶の化身ーー“混沌の王 アスタトロ”。
……だが、その神々しくも禍々しい姿は、間違いなくーーー
ガルシャア「アレは……
そう、たった今デスタが有り難がって発動した化身は、ガルシャアの同盟者であるフランの
REONが一体どんな手段と意図を以てアスタの化身をデスタに与えたのかは、ガルシャアには定かではないがーーそれが他人の模倣品でしかないという滑稽な真実を、誇らしげに吠えるデスタ本人は知る由もなかった。
鬼道「………」
デスタ「フハハハッ!!!恐怖のあまり、声すら出ないかッ!!だが、容赦しない!!喰らえェ!!!“レッドプリズン”ッッッ!!!!!」
“混沌王”の圧倒的なパワーを纏い、中盤の連携を紙屑のように引き裂いて猛進するデスタ。
間髪入れずに解き放たれた真紅の魔弾は、逃げ場を失った空間を焦がしながら、一直線にゴールへと迫り来るがーーー
壁山「だったぁ!!!“ザ・マウンテンA”っスッ!!!」
飛鷹「見ていてください、響木さんッ!“真空魔Z”!!!」
神鳴り島での過酷な特訓によって大幅な強化を遂げた雄大な山脈と、空間を切り裂く真空の刃が、凶悪な魔弾の軌道を強引に捻じ曲げ、その威力を削ぎにかかる。
壁山「く……っ!俺達も相当、パワーアップしてるっスけど……!さ、流石に化身はキツいっス……!!!」
……しかし、二人の決死の抵抗も虚しく、重厚な二重の障壁は高負荷に耐えかねて瞬く間に砕け散ってしまう。
飛鷹「クソ……ッ!!だが、威力は削いだッ!!!後は任せたぞ……立向居ッ!!!」
立向居「はいっ!!!」
【イナズマフューチャー】の屈強な防壁をも粉砕し、容赦なく襲い来る“混沌王”の一撃。
全てを呑み込む真紅の魔弾の前に立ち塞がるのは、チームのゴールを護りし
デスタ「無駄だァ!!!テメェのような軟弱者如きに、俺のシュートは受け止めらんねェよッ!!!」
立向居「好きなだけ言えっ!!俺は今まで、円堂さんからたくさんの勇気を貰ってきたんだ……っ!!だから……!今度は俺が円堂さんに恩を返す番なんだぁぁぁぁぁ!!!!!」
立向居の脳裏に過るのは、かつて憧れを守りきれず、共に戦う事すら叶わなかった『あの時』の悔恨。
その胸を焦がした無力感と痛切な想いは、今や限界を超えた闘志と怒涛のエネルギーへと変わり、全身から爆発的に噴き上がっていく。
立向居「うおぉぉぉぉおおお!!!!!」
すると、立向居の背後から紫色の禍々しいオーラが轟音と共に溢れ出し、全てを威圧する圧倒的な巨躯ーー無限を超えた“魔王”が、ゴールマウスの前に威風堂々と降臨する……!
デスタ「コレは……ッ!?“魔王”……ッ!!?」
立向居「“魔王・ザ・ハンドG5”ッ!!!!!」
神鳴り島の特訓で極限まで鍛え上げられた“魔王”が両手を凄まじい勢いで突き出した瞬間、魔弾を包み込んでいた禍々しいオーラは一瞬にして霧散する。
そして、爆風が吹き荒れるゴールマウスの中心で、立向居の両手はしっかりと白黒のボールを捕らえて離さなかった。
デスタ「馬鹿なッ!!?俺の最高の一撃が……人間如きに止められただと……ッ!!??」
音無「すごい……っ!本当にすごいわ、立向居くんっ!!!」
冬花「特訓の成果が……!着実に出てる……!!」
本来ならば……化身には、同じく化身の力でしか対抗できないと謳われる程に、通常の必殺技とは次元の違う絶対的な格の差が存在する。
だが、神鳴り島での過酷な特訓の末に“気”のコントロールの精度を高めた立向居は、今や化身との差など存在しない。
己の技術と気魄でねじ伏せるだけの、圧倒的な地力を手に入れていたのだ。
鬼道「いいぞ、立向居ッ!!カウンターだッ!!!」
立向居「はいっ!!攻撃は頼みます……皆さんっ!!!」
立向居が力強く放ったボールが、前線へと一気に駆け上がり【イナズマフューチャー】による怒濤の反撃の狼煙が上がる。
ここまでの攻防は、全て鬼道が描いた完璧な
デスタの強烈な化身シュートに備えてあえて守備の布陣を絞り、その代わりとしてカウンターの起点となる人員を前方に温存していたのだ。
ギュエール「行かせません!“ゴー・トゥーーー」
虎丸「初動が遅いっ!!!」
ギュエール「な……ッ!?速い……ッ!!?」
確かに、【劇団・天魔】はREONから授かった力によって、初戦時とは比較にならないほど強く、速くなった。
にも関わらず、初戦と同様に翻弄されているとはーー【イナズマフューチャー】もまた、神鳴り島での過酷な特訓の果てに、その天魔の領域すらも凌駕する確かな実力を身につけていただけの事だ。
虎丸「豪炎寺さんっ!!!」
立ちはだかる天使と悪魔達による網を、虎丸の俊敏なステップがまるで空気のように掻い潜る。そしてーー遂に絶対的な信頼を置くエースへとボールが通った。
セイン「豪炎寺修也ァ!!貴様は、“天使”の身より堕天し“魔王”の一員となった、このセインが直々に裁きを与えるッ!!!」
豪炎寺「お前達が本物の“天使”なのか、厄介な心の病を患っているかは定かではないが……敗北を糧に成長したのは、お前達だけだと思うなよッ!!」
刹那、豪炎寺の全身から凄まじい爆熱の炎が吹き荒れる。
10年に1人の天才ストライカーより放たれた炎は、瞬く間に地獄の住人たる“炎魔”へとその姿を変貌させた。
豪炎寺「“炎魔 ガザード”ッ!!!」
セイン「化身かッ!!ならば私も……ッ!!」
ヒロト「おっと!俺達を忘れてしまっては困るよッ!!」
セイン「な……ッ!!?」
“炎魔”の顕現と同時に、セインの迎撃態勢を完全に遮るように飛び出したのはーー豪炎寺と同じく化身使いである基山ヒロトと……風丸一郎太だった。
セイン「何だと……ッ!?FWである基山ヒロトはまだしも……DFである風丸一郎太もだと……ッ!?」
風丸「悪いな、
豪炎寺に呼応するように、一斉に飛び出した二人はデスタ達と同等の膨大なエネルギーを背から爆発的に放出させーーー
ヒロト「“凱亜の創世神 ジェネシス”ッ!!」
風丸「“魔帝 ダークエンペラー”!!!」
己が魂の深くに秘めた強大な化身を、次々とピッチ上へと顕現させる。
豪炎寺「風丸ッ!ヒロトッ!今こそ、俺達が掴み取った特訓の真骨頂を見せる時だッ!!!」
ヒロト&風丸「「ああッ!!!」」
息の合った二人の力強い返事を合図に、ピッチの空気が一変する。
豪炎寺、ヒロト、風丸ーー三人の化身が眩い光の粒子へと変わり、
シュウ「まさか……!?この短期間で、その領域にまで至っていたのか……ッ!!??」
それは新たなる化身の顕現ではない。己の“想い”を武器へと昇華させる、更なる高みへの到達。
絶大なオーラが幾重にも重なり合い、コート全体を激震させる中、彼らは力強く咆哮を上げた。
豪炎寺&ヒロト&風丸「「「
爆発的な閃光が収束した時、ピッチ上に佇んでいたのはーー各々の化身が持つ神々しくも禍々しい面影を色濃く残す、真新しい鎧を全身に纏い尽くした三人の戦士達の姿だった。
セイン「化身を……身に纏っただと……ッ!?」
豪炎寺「隙ありッ!!!」
アームドという未知の領域に言葉を失い、完全に硬直したセイン。その一瞬の隙を、爆熱の戦士は見逃さなかった。
鎧から迸る凄まじい炎の粒子を置き去りにし、豪炎寺はセインの側頭部を掠める程の超高速で前線へと一気に鋭く切り込む。
セイン「なっ……速い……ッ!?」
セインの狼狽を置き去りにしたまま、右足に凄まじい熱量を凝縮させた豪炎寺は、併走する蒼き風へと瞬時に鋭いパスを出す。
豪炎寺「風丸ッ!!!」
豪炎寺の放った鋭いパスは、アームドによって爆発的な推進力を得た風丸の足元へ一直線に引きつけられていく。
……だが、【劇団・天魔】の守備陣もただ指を咥えて見ている訳ではない。
セインの突破を許した直後、左右から挟み込むように跳躍したのは、天魔が誇る二大ディフェンダー……天使の翼を持つ男・エルフェルと、悪魔の羽を持つ男・ベルゼブだ。
彼らは空中で禍々しくも神聖なオーラを極限まで衝突させ、風丸の進路を完璧に塞ぐ形で同時に必殺技を放つ。
エルフェル「“ゴー・トゥー・ヘブンA”ッ!!!」
ベルゼブ「“ゴー・トゥー・ヘルZ”ッ!!!」
天から降り注ぐ眩い聖なる光と、地底から這い上がる禍々しい漆黒の炎。
二つの相反する巨大なエネルギーが交差し、逃げ場のない破滅の領域となって風丸の頭上から襲い掛かった。
……しかし。
風丸「その程度かッ!?世界の強豪達は、もっと巧みでもっと狡猾だったぞッ!!」
圧倒的な破壊の圧力を前にしても、鎧を纏いし風丸の瞳に焦りの色は一切ない。
刹那、全身を包むダークエンペラーの鎧から噴出する青黒い疾風が、凄まじい旋風となりて、周囲に風雷の
風丸「俺の新たな力を見せてやるッ!!!“絶 風神の舞”ッ!!!」
ーードヒュウウウン!!!!
極限まで進化を遂げ、更に化身アームドによってブーストされた風丸が誇る最速の必殺技が炸裂。襲い来る二人のディフェンダーを、圧巻の風圧と共に強引に吹き飛ばす。
人の域を完全に超越したその超絶的なスピードは、見る者全ての目にはまるで
風丸「ヒロトッ!!」
活路を開いた風丸は、勢いそのままに華麗なヒールリフトでボールを前線の空中へ高く打ち上げーーー
ヒロト「“天空……落とし”ィィィィ!!!!」
閃光を解き放ちながら跳躍したヒロトの足元から、文字通り
ヒロト「シュートチェインだッ!豪炎寺君ッ!!!」
そして……駄目押しと言わんばかりに、炎魔の鎧を纏いし豪炎寺が凄まじい勢いで追従し、その右脚を豪快に振り抜きーーー
豪炎寺「“超 爆熱スクリュー”ゥゥゥゥゥ!!!!!」
灼熱の爆炎によって
アスタロス「ク……ッ!“魔王 キラーゼ”……ッ!!!」
天魔の守護神たるアスタロスは圧倒的な威圧感に怯みながらも、立向居が持つ“魔王”を更に凶悪に歪めたかのような化身を怒涛の勢いで顕現させるがーーー
アスタロス「ガアァァァァアア!!!???」
化身の拳がボールに接触した瞬間、猛火に抗えずたちまち溶かされ……守護神ごと盛大に吹き飛ばされてゴールネットを激しく、そして盛大に突き破る。
ーーピーーッ!!!
秋の鋭いホイッスルがピッチに鳴り響いた瞬間ーー仲間達の歓喜の咆哮と共に、【イナズマフューチャー】のスコアボードに鮮やかな『1』の数字が刻まれた。
風丸「やったな、豪炎寺ッ!」
豪炎寺「ああ。ぶっつけ本番だったが、成功して何よりだ。だが……」
歓声を上げる仲間達と力強くハイタッチを交わした豪炎寺は、大きく一息を吐き出すとーー全身を包んでいた紅のエネルギーを収束させ、アームド状態を解除する。
豪炎寺「予想通りーーこの技術は通常の化身以上に消耗が激しい……。やはりアームドは奥の手に取っておくべきだな」
アームド状態を解いた豪炎寺が、荒い息を整えながらピッチに視線を落とした、その時ーーー
ガルシャア「ホォ?中々、面白いじゃないか」
つい先程まで余裕の態度でベンチにふんぞりかえっていたガルシャアが、ゆっくりと立ち上がる。
デスタ「ガ、ガルシャア様が……ッ!」
セイン「立ち上がった……!?」
その野性味を帯びた瞳には、怒りや焦燥の色は微塵もなく、ただただ不敵に笑うだけだ。
シュウ「……遂に来るか……」
人智も常識をも超えた存在であるSSCの参戦間際の状況に敵味方問わず、極限の緊張が走るーーが。
ガルシャア「勘違いするな。この展開は想定とはやや異なるが……未だ、お前らは俺の足元にも及ばねェ。故に……ちょいとばかし、変化球を使う」
あくまでも【イナズマフューチャー】を格下と断じ、冷ややかな笑みを浮かべるガルシャア。
その言葉通り、彼はピッチとベンチを隔てる白線を超える事すらなくーーふと足の重心を深く沈め、その内に秘めた凄まじい闘気を爆発的に昂らせていく。
ガルシャア「ヌゥゥゥ……!!!ゴーストミキシマックスゥゥゥゥゥ!!!!!」
刹那、ガルシャアの全身から噴き出した漆黒の気が、無数の不気味な獣の形へと変わりーーピッチ上に立つ天魔全員に着弾した。
『ガァァァァァァ!!!!!!』
ガルシャアが生み出した気の獣は、天魔達の肉体へと溶けるように侵食していく。
直後、彼らの顔立ちは野性的な獣のそれへと変貌し、髪の色はガルシャアと同じ禍々しい色彩へと染め上げられていった。
鬼道「こ、これは……ッ!」
デスタ「フハハハッ!!!素晴らしい……!素晴らしいぞッ!!! 力が際限なく漲るぞォォォォォ!!!!!」
セイン「これで……ッ!!我々は、より完璧な“魔王”へと近付いた……ッ!!!」
獣に身体を蝕まれた直後の苦悶の表情は、今や恍惚とした歓喜の笑顔へと塗り替えられていく。
天魔達が新たな力に酔い痴れている中……【イナズマフューチャー】もまた、その肌で敵の強化を嫌という程に感じ取っていた。
ーーピーッ!!!
デスタ「恐怖しろッ!!そして恐れ慄けェ!!!」
セイン「ガルシャア様直々に力を与えられた我々は、もはや止められんぞォ!!!」
試合再開のホイッスルが鳴り響くやいなや、新たなる力を存分に堪能すべく、最強の“天使”と最凶の“悪魔”はその身に宿す強大な化身を容赦なく顕現させる。
デスタ「“混沌の王 アスタトロ”ッ!!!」
セイン「“聖獣 シャイニングドラゴン”ッ!!!」
ここまでは、直前のプレーとまったく同じ……。だが、天魔の真価はここからだ。
デスタ&セイン「「アームドォ!!!!!」」
豪炎寺「何ッ!!?」
最強の天魔達が叫びと共に纏うのは、【イナズマフューチャー】が血の滲むような鍛錬の果てにようやく獲得した筈の、超高等技術……。
その光景が示す通り、この島での過酷な努力を嘲笑うかのようにーー“混沌王”と“聖龍”の巨躯は眩い光へと変わり、完璧なる
豪炎寺「クソ……ッ!行くぞ、ヒロトッ!俺達でデスタとセインを抑えるぞッ!!!」
ヒロト「ああッ!!!」
豪炎寺とヒロトもまた再び化身アームドを発動させ、凄まじいスピードで攻め上がろうとする天魔の前へと立ちはだかる。
そして……ボール目掛けて二人の渾身の一閃が炸裂する。ーーーが。
ヒロト「グゥ……!?な、なんだ……!?同じ化身アームドだってのに……!この出力は……ッ!!?」
デスタとセインの化身アームドが放つエネルギーは、既に豪炎寺とヒロトのそれを完全に凌駕していた。
デスタ「残念だったなァ、人間共ォ!!!REON様に引き続き……ガルシャア様からも力を頂いた事で我々はより一層、完璧になってしまったぞッ!!!」
セイン「そもそも人間如きが、“
豪炎寺&ヒロト「「ク……ッ!!」」
押し負けた二人の猛攻は弾き飛ばされ、遂に天魔達の突破を許してしまう。
頼みの綱である豪炎寺とヒロトが破られた今、【イナズマフューチャー】には為す術が無い。
化身アームドによって齎されたフィジカルの前には、鬼道の
秋「そんな……!特訓の成果が通用しないなんて……!?」
音無「まずいですよ……!もう……デスタとセインがゴール付近です……っ!!」
その暴虐的なパワーを以て決定的なシュートチャンスをこじ開けた天魔達は、聖と邪が混ざり合った至高にして最凶の
デスタ&セイン「「“シャドウ・レイ♾️”ィィィィィ!!!!!」
未来人より授かった力によって、常識の極限をも超えた証である『♾️』の領域へと到達した影の閃光。
それは光の屈折率さえも捻じ曲げ、周囲の光景の色彩を鮮烈に反転させるという異次元の超常現象を引き起こしながら、立向居が待ち受けるゴールへと容赦なく襲い掛かる。
……だが、その刹那ーーー
風丸「もう一度だッ!“魔帝 ダークエンペラー”、アームドッ!!!」
自慢の韋駄天を極限まで爆発させ、文字通りギリギリのタイミングでシュートコースへと滑り込んだ風丸が、漆黒の鎧をその身に再び纏い上げる。
そしてーー五体の残像を瞬時に出現させて凄まじい勢いで高速回転し、ピッチのフィールドに五つの猛烈な旋風を吹き荒れさせた。
風丸「“スピニングフェンスG3”ッ!!!」
猛烈な旋風の牢獄が影の閃光を鋭く包み込み、何としてでもその威力を削ぎ落とそうと必死に抵抗するがーーー
風丸「グ……ッ!うわぁぁぁぁぁーーーッ!!!!!」
風丸の迎撃も虚しく、影の閃光は圧倒的な質量を保ったまま、猛威を振るう旋風の防壁を完全に引き裂いて突破する。
立向居「風丸さん……!くそ……っ!!!“魔王・ザーーー」
立向居は風丸が繋いだ想いを受け継ぐべく、限界を超えた力で“魔王”を降臨させるが……。
立向居「うわぁぁぁぁぁーーーーっ!!!!!」
容赦なく迫る影の閃光の直撃を受け、凄まじい爆発と共に“魔王”の巨躯は一瞬にして消し飛ばされる。
直撃したシュートの過大な衝撃は立向居の腹部を抉り、彼はその身ごとゴールネットへと激しく叩き込まれてしまった。
ーーピーーッ!!!
【劇団・天魔】の追加点を告げる無情なホイッスルが、静まり返る青空へと響き渡る。
息を荒くしてその場に片膝を突く立向居。
自分達の全力を尽くした防壁すら一切通用しなかったという恐ろしい現実が、【イナズマフューチャー】の面々に重く重くのしかかる。
デスタ「フハハハッ!!!!どうだァ、人間共ォ!!!!テメェら如きが、“
勝ち誇ったような破裂音に満ちた高笑いと共に、デスタは泥にまみれて倒れ伏す【イナズマフューチャー】の面々をまるで虫けらでも見るかのように冷徹に、そして盛大に見下ろす。
だがーー誰もが絶望に呑み込まれかける中、冷徹なる司令塔・鬼道有人だけは、そのゴーグルの奥の瞳には闘志を絶やしてはいなかった。
鬼道「分かっていたさ……!手塩に掛けた描いた
セイン「フンッ!!人間が描いた脚本など、完璧な魔王である私達からすれば、実につまらん駄作だ」
鬼道「……そうか。なら……
セイン「何……?」
もはや絶対的な力の差が覆る筈もないというのに、なおも不敵な笑みを崩さない鬼道の態度に、セインは怪訝そうに眉をひそめる。
その刹那ーーー
???「待てよ、物語はコッから面白くなるんだぜ?」
静まり返るピッチに、場違いなほど軽妙で、それでいて確かな熱を帯びた声が響き渡る。
ピッチの端、ベンチ脇から悠然と歩み寄ってきたその影の姿を認めた瞬間、【イナズマフューチャー】の面々の顔に驚愕の色が走る。
セイン「貴様らは……ッ!!?」
鬼道「フ……ッ。所要時間はピッタリ、15分……か」
???「みんな……。待たせちゃって、本当にゴメン……っ!!!」
???「既にキャットから概ねの状況は把握しています。後は私達にお任せください」
静まり返っていたピッチに、温かくも力強い風が吹き抜ける。
シュウ「ハァ……。まさかと思うけど、『ヒーローは遅れてやって来る』……だなんて臭い台詞を吐くつもりじゃないだろうね?……雷牙」
その風の源流に立っていたのはーー特訓を終え、その全身から溢れんばかりの圧倒的なオーラを纏いし稲魂雷牙とライト、そして雷冥の姿だった。
雷牙「ハッ!んなら……俺ちゃんはあえてこう言おうッ!!ーー『ヒーローってのは、遅れてやって来るッ!』……ってな!!!」
ライト「バッチリ、決まってるね!雷牙!!」
シュウ「ーーハァ……」
雷冥「審判ッ!選手交代を要求しますッ!!出場するのは……当然、私達ですッ!!!」
既に雷牙達は【イナズマフューチャー】のユニフォームを身に包み、いつでも試合に出場出来る状況だ。
ボロボロになりながらも仲間を守り抜いた【イナズマフューチャー】の面々に視線を送り、申し訳なさそうに軽く頭を下げる雷冥。
その隣で、雷牙は首の骨を鳴らしながら凶暴な笑みを深め、目の前の【劇団・天魔】を挑戦的に見据える。
雷牙「アレが【劇団・天魔】ってマジ? ちったァ、見てねェ間に随分イメチェンしたじゃねェか?」
雷冥「油断は禁物ですよ、ひいお祖父様。恐らく……ヤツらはそこに居るガルシャアの力を分け与えられ、以前よりもパワーアップしている筈です」
雷牙「ハッ!!それがどうしたァ?んなら……俺達も魅せてやろうぜ、ライトッ!!特訓の成果をよォ!!!」
ライト「うんっ!!!魅せに魅せまくっちゃおうよっ!!!」
無事に交代が受理され、雷牙は虎丸と、ライトは佐久間と、そして雷冥は飛鷹とそれぞれのポジションで交代が確定すると、闘志の宿る足取りでピッチとベンチを隔てる白線の前に立つ。
するとーーー
雷牙「……一緒に戦おーぜ、守ッ!!!」
雷牙はいつの間にか手元に掲げ持っていた、戦友の血と汗が染み付いた形見のバンダナを、まるでマフラーのように首元へと固く巻きつける。
雷牙「さァーてと!第二ラウンド始めっかッ!!!」
円堂の魂を胸に宿した雷牙の不敵な号令と共にーー【イナズマフューチャー】の壮絶なる大逆襲が、いま始まる……!
円堂が封じられたクロノストーンの色が原作と違うのは意図的な改変です。
理由としては、円堂のクロノストーンがピンク色である事を完全に失念していたせいで、REONの持つクロノストーンと色が被ってしまったからです。