イナズマイレブンHEROS!!!   作:月兎タンク

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最近、抹茶ソフトの中の人がマックスと同じだった事を知りました。


脅威の侵略者編
“伝説”の崩壊


雷牙 side

 

「ここは…どこだ…?」

 

今俺がいるのは身に覚えがない場所。辺りは濃い霧で覆われていて周囲の景色がマジで見えねぇ。

 

「まさか…また三途の川に来ちまったのか⁉︎勘弁してくれよ〜俺今日河川敷で練習する予定があるんだぜ!全国一になってから1週間であの世に逝ったとなっちゃ困るんだよ!」

 

な〜んて言いはするがマジで俺にはこの状況をなんとか出来る手段を持ってねぇ。

 

「あ〜あこの前みてぇ〜にライトが助けに来てくれねぇかな〜?」

 

な〜んて事を考えていると僅かに人影が見えた。

 

「おーい!ライト〜?そこにいんのか〜?死んだ覚えねぇけど、また迷いこんじまったからさ〜助けてくれよ〜!」

 

我ながらなんか情けねぇな。けど使えるもんは何でも使うのが俺流だし?別にいいだろ?

すると人影がだんだん大きくなって俺の方に走って来るのが分かる。やっぱ持つのは死んでも三途の川で待ってくれる兄だな。

 

「待ちくたびれたぜ〜ライト、そんで?次はどんな試練を受ければい」

 

また帰れると呑気に考えていた俺の幻想は呆気なく砕かれる事になった。

霧の中から出てきたのは、1年前に会ったプロトコル・オメガが着ていたダッセータイツと似たピチピチスーツを着た変態だった。

そんでもって顔には無機質なライオンを模った鉄仮面を付けていやがる。

 

「…誰だテメーは?生憎だが俺が探してんのはアンタじゃねぇんだがな。あっ!もしかして俺と一緒でここに迷い込んだのか⁉︎だったら丁度いい!一緒にここから出る方法を見つけようぜ!」

 

だが鉄仮面の男は俺の質問には答えなかった。

いや、厳密には答えはした。だが返答はYESでもNOでもなく奴の“拳”が語った。

 

「あっぶね…!おいコラテメー、何すんだ!いきなり殴りかかるなんてさてはオマエ人間じゃねぇな?もしかして獣かなんかか?」

 

分かりやすく挑発するがヤツはまだ無言だ。その代わりに自分の拳こそが真理とでも言わんばかりに俺に攻撃を加えてくる。

流石の俺でもそこまで喧嘩慣れはしてねぇからどうしても逃げに徹するしかなくなる。

 

「ハァハァハァ…ここまで来ればもういいだろ…。ッ!嘘だろ…?」

 

なんとヤツは俺にピッタリついてきやがった。自分で言うのもなんだが俺のスピードは雷門中で3位だぞ!(1位は風丸、2位豪炎寺、同率で鬼道)

しかもあのスピード…下手すりゃアフロディすらも超えてねぇか…!

 

「へへへ…随分スピードに自信があるんだなオマエ。なぁ少し落ち着いてくれねぇか?ホラ!人間って地球上で唯一言語能力がある生き物じゃん?だがら話し合うってのも大切だと思うのよ?だからさ…」

 

流石に命の危険を感じた俺は話し合いをしようとするフリをしながら近くにあった流木を蹴る。

流木はかなりのスピードでヤツの頭目掛けて飛んでいき遂に鉄仮面に命中した。

流石の鋼鉄も超スピードで木が飛んでくれば砕けてしまう。

 

「よっしゃ!大当たり!さぁ〜てオメーの面を拝ませてもら……はぁ⁈」

 

ヤツの素顔には見覚えがあった。いや見覚えがあるどころじゃねぇ!俺が毎日見ている顔だ…!

 

「お、俺……?」

 

まるで鏡を見ているみてーな気分だ、だって目の前にいるのは俺と全く同じ顔をしたヤツなんだからよぉ。

生憎だが俺に生き別れた双子の兄弟はライトだけだ。それ以上でもそれ以下もいねぇ。

 

「マジで何モンだテメー?返答次第じゃ雷牙さんの右足が宙を舞うぜ?」

 

だが、目の前の俺は答えない。するとヤツの姿が消えやがった。

 

「消えた…⁉︎一体どこに行きやがった…グァ⁉︎」

 

ヤツは俺の背後に立ちチョークスリーパーをかけやがった!ざけんじゃねぇ…法治国家の日本でいきなり暴力に訴えかけてくるヤツが獣以外にいるか!

 

「は…離しやが…れ…!ク…ソが…!」

 

だがヤツは力を緩めてくれねぇ。それどころかどんどん圧迫する力を強めていく。薄れゆく意識の中ヤツは初めて言葉を発した。

 

「お前は生まれるべき人間じゃなかったんだよ。」

 

ゴキッ

 

俺の中の大切な骨が折れる音がし、俺の意識は完全に消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピリリリリッ!

 

目を開けると今度は見覚えのある天井を見ていた。やたら傷んだ木で出来たボロボロの天井…。間違いないここは『木枯らし荘』だ。

 

「はっ!く、首は…折れてねぇ!」

 

「雷牙く〜ん?突然大声出してどうしたの〜?もうそろそろ起きないと約束の時間に遅れるわよ〜?」

 

ヨネさんの声が聞こえる…。てことはさっきのは夢?だけど夢にしてはやけに生々しかったな…。まぁいっか!早く朝飯食って河川敷行こーっと!

 

 

 

 

No side

 

「遅いぞ稲魂。休みぼけか?」

「悪りぃって風丸。ちょ〜とやな夢を見てよ〜。でも遅刻魔の守よりかはマシだろ?」

 

河川敷に集まっているのはつい先週日本一に輝いたばかりの雷門イレブン達。

世宇子との試合で負傷した選手達も幸い大きな怪我は無かった為、既にプレーしても問題ないレベルまで回復していた。

 

「みんなーお待たせー!」

 

雷門一の遅刻魔でありキャプテンの円堂がマネージャーの木野と共にようやく到着する。

 

「あれ?豪炎寺は?」

「豪炎寺は妹さんのお見舞いに行ってから来るらしいぞ。」

 

今日の練習を欠席しているのは豪炎寺の他に一之瀬と土門も練習に参加していない。なんでも今日は木戸川の試合があり幼馴染の西垣の応援に行っているそうだ。

 

「それにしても俺たちが全国優勝するなんて考えられなかったよな。」

 

「だが俺たちは優勝した。次に目指すのはFF二連覇だ!」

 

もう来年のFFに向けて気合いを入れている染岡だが、どこからか軽い舌打ちをするような音が聞こえてくる。その音の発生源は雷牙であった。

 

「んだよ稲魂?二連覇じゃ不満かよ?」

 

「甘いねぇ染岡くんは、まるでピンク色の飴ちゃんよりも甘いぜ。俺たちが次に目指すのはズバリ!世界一だ!」

 

「おおーー!!!世界一か!!!確かに世界にはまだ雷牙が言っていたフィディオって奴や一之瀬みたいな凄い選手が沢山いるんだよな!俺も世界のトッププレイヤーと早く戦いたいぜ!」

 

“世界”という言葉に反応した円堂は目を輝かせる。

 

「世界って言ったって中学のうちじゃ世界大会なんてねぇだろ?あっ…そういやFF優勝の得点にアメリカ遠征があったっけな?」

 

確認すると1ヶ月後にアメリカ遠征の予定が入っている事に気づき、取り敢えずアメリカのチームに勝つ事を目標に雷門イレブンは練習を始める

 

……筈だった。

 

「よーーし練習始めるぞーー……あれ?なんか空に変なものがないか?」

 

円堂に指摘され皆が空を見上げると空から1つの黒い隕石が落ちてきた。

隕石は彼らの頭上を通り過ぎる数キロ離れた場所に大きな爆音を放ち落下した。

 

「い、隕石が落ちたのか…⁉︎それにあっちの方向って雷門中がある方向じゃないか⁈こうしちゃいられないちょっと行ってくる!」

「待てよ守!生の隕石なんて滅多に見る機会がないんだ、俺も行くぜ!」

 

キャプテンと副キャプテンがいなくなってしまった為仕方なく他のメンバーもついて行かざるを得なくなった。

 

〜数十分後〜

 

遂に雷門中に到着した円堂達はその光景を見て目を疑ってしまう。自分達が苦楽を共にした校舎が見る影もない程に破壊し尽くされているのだ。

 

「お、おお。君達は無事だったのかね…!」

 

「火来校長!一体何がどうなってるんですか…?まさか本当に隕石が雷門中に落ちてきたんですか⁉︎」

 

「違う…君達が来る少し前に“奴ら(・・)”が現れたのだ…!」

 

時は円堂達が到着する少し前に遡る。

円堂達が見つけた隕石は雷門中に落下し、中から黒色のサッカーボールを持ち、特殊な服を着た集団が現れたのだ。

 

「ほう…ここが地球か。中々良い環境の星ではないか。」

 

最初に言葉を発したのは緑髪の少年だった。騒ぎを聞きつけた火来は彼らと話をしようと近づくと少年は突如雷門サッカー部の存在を尋ねてきた。

だが雷門サッカー部は今日は学校にはいない事を伝えた瞬間。彼らは校舎に向かってシュートを放った。

放たれたシュートの威力はもはや兵器と同等だった。まるで砲弾が放たれたかのように校舎を貫通する。残りのメンバーも次々シュートを放ち僅か数分で校舎が完全に破壊され尽くしてしまった。

 

「な、なんて事をするんだ君達は…!そもそも何者なのだ…!」

「フン、お前達の次元であえて名乗るとすれば“エイリア学園”とでも呼ぶがいい!!」

 

そう言うと再び光が彼らを包み一瞬にして姿を消してしまった。

 

「う、宇宙人が攻めてきたってことっスか…!」

 

「ありえないでやんす…!」

 

あまりの非現実的な話に雷門イレブンは困惑しているが、ボロボロになった校舎を見る限り、話は真実のようだ。

 

「そ、そうだ…俺たちの部室は無事なのか⁉︎」

 

自分達が過ごしてきた部室の安否を確認する為に円堂は駆け出す。だが現実は残酷だった。

 

「ひでぇ…ここも滅茶苦茶じゃねぇか…!」

 

彼らの目の前にあるのはぐしゃぐしゃに潰れてしまったサッカー部の部室。元々古かった為か完全に原型を留めていない。

唖然とする雷門イレブンだったが、そこに聞き馴染みのある声が聞こえた。

 

「待っていたぞ“イナズマイレブン”達。」

 

「お、鬼瓦さん…!来ていたんですね!」

 

声の主は影山絡みで何度も関わった鬼瓦刑事だった。

 

「ついて来い。ある人が雷門イレブンを呼んでいる。」

 

そう言うと鬼瓦が歩き出し雷門イレブンもついて行く。ある地点で鬼瓦が止まると地面に穴が空き地下に続く通路が現れた。

 

「んだよこれ?イナビカリ修練場とは違うみてーだが?」

 

取り敢えず中に入るとそこは如何にも秘密組織のアジトといった雰囲気の施設であった。

そしてそこにいたのは雷門夏美の父である理事長、雷門総一郎であった。

 

「おお、よく来てくれた“イナズマイレブン”の諸君!無事で何よりだ!」

 

「パパ、この施設は一体何なの?そのような施設がある事は知らされていないのだけど?」

 

総一郎によるとここは影山に対抗する為に秘密裏に作り上げた施設だそうだ。それにしては施設が最先端すぎる気もするが影山に対抗する為にはこれくらいの設備が必要だったのだろう。

 

「なあ、おやっさん。“エイリア学園”ってヤツらは何もんなんすか?まさか本当に宇宙人なんですかねぇ?」

 

「それはこれを見てもらったらいいだろう。先ほど行われた木戸川清修とエイリア学園の試合だ。」

 

大きなモニターに映ったのはボロボロになった木戸川清修の姿だった。だがそれ以上に目を引くのはスコアボードの得点。なんと86対0というサッカーでは見た事のない得点差で木戸川が負けているのだ。エースである武方三兄弟の必死の抵抗も虚しく圧倒的な力の差によって木戸川は敗北した。

 

「あの名門の木戸川があそこまでボロボロにやられるなんて…。」

 

「奴らが武力ではなく“サッカー”で制圧しようとしているのは喜ぶべきか悲しむべきか分からんな…。」

 

圧倒的な力の差で敗北した木戸川を見て雷門イレブンは驚愕する。だがその中で珍しく神妙な顔をしている雷牙。

普段は自信家の彼すらも余裕の無さそうな状況に余計に雷門イレブンに緊張が走る。

 

「あら?もしかして珍しく恐怖を感じているわけ?あなたの辞書に恐怖の二文字は無いと思っていたけど?」

 

「別にそんなんじゃねーし夏未。ただあんなピッチピチの服を着たヤツらの感性がどうなっているか考えてただけっつーの。」

 

案の定大した事を考えていなかった雷牙に一同は思わずずっこける。

 

「あはは…でも要するにあいつらはサッカーをしているって事だろ?だったら宇宙にもサッカーが好きな奴がいるって事だ!」

 

円堂も円堂でズレた感想を言う。だがようやく彼らにいつもの調子が戻ると、エイリア学園が近所の傘美野中に来ているとの情報が入る。雷門イレブンはエイリア学園に挑む為に傘美野に直行した。

 

「あら?何をしているの稲魂君?みんなもう傘美野中に向かったわよ?」

 

エイリア学園の試合を見てから雷牙の様子がどこかおかしい。現に今も皆が施設から出たのにも関わらず1人で考え事をしているようだ。

 

「(エイリアのヤツらのあの恰好…今日夢で見た俺の恰好とそっくりだ…。何か嫌な予感がしやがるぜ…!)」

 

「稲魂君!いい加減に目を覚ましなさい!早く行かないと傘美野中が壊されるわよ!」

 

「!わ、悪りぃ夏未。今行く!」

 

取り敢えず思考を打ち切りエイリアとの決戦に集中する。

 

〜数分後〜

 

傘美野中に到着した時にはエイリア学園と傘見野イレブンとの試合が始まる直前だった。

だが傘見野のキャプテンである出前は恐る恐る緑髪の少年の前に立つ。

 

「あ、あの〜本当に僕たちと試合をしなければないないのでしょうか〜?僕たち最近ようやく部活動として認められたばかりの弱小チームでして〜…木戸川を破った皆さんならばもっと強いチームと戦ったほうがよろしいと思いますけど〜…」

 

実際、エイリア学園が傘美野と戦うメリットほとんど無い。だが、傘美野が雷門から近い場所にある事。それが彼らの狙いだった。

 

「その勝負待った!傘美野の代わりに俺たちが相手をするぞ!」

 

ようやくメインディッシュが来たと言わんばかりの不敵な笑みを浮かべる緑髪の少年は声の方向を向く。そこにいたのは雷門イレブンだった。

 

「フッ、ようやく来たか雷門イレブン。わざわざこんな所に来てやった甲斐があったな。」

 

「へぇ、テメェらがエイリア学園か。噂通り奇天烈な恰好ばっかの連中だなぁ?」

 

「生憎これが我らな正装なのだ。我々の美的センスからすれば貴様らの恰好の方が見るに耐えない醜いものだがな。そして“エイリア学園”とは我らが属する組織名でしかない。我がチームの名は“ジェミニストーム”、そして我が名は“レーゼ”!エイリア学園の名の下に貴様らを蹂躙してくれよう!」

 

遂に雷門VSエイリア学園こと“ジェミニストーム”の決戦が始まる。

彼らが放つ不気味な雰囲気に圧倒されながらも雷門イレブンは再び気合いを入れ直した。

 

雷門のスタメンは以下の通り

 

雷門

FW:染岡、雷牙

MF:半田、鬼道、少林、松野

DF:風丸、壁山、影野、栗松

GK:円堂

 

今回は豪炎寺がまだ合流してはいない為、雷牙がFWに入り穴を埋める。

出前が吹いたホイッスルにより雷門キックオフから試合が始まる。だが、ジェミニストームは一歩も動かずに、あっさりとゴール前まで突破させる。

 

「チッ!舐めやがって…!見にものを見せてやる!“ワイバーンクラッシュV2”!!」

 

早速染岡は切り札である“ワイバーンクラッシュ”を放つ。だがそのシュートはキーパーに届く前に先ほどまで後ろにいた筈のレーゼによって止められる。

 

「ほう…思ったよりやるようではないか、日本一の称号は伊達ではないようだな?」

 

あっさりと“ワイバーンクラッシュ”が止められた事に雷門イレブンに緊張が走る。鬼道はすぐに防御の体制移ろうと指示を出しかけるが、既にレーゼの足にはボールが無い事に気付く。

 

「ぼ、ボールが無い…?一体どこに…?」

 

円堂の疑問はすぐに解明する。彼の横を突風が吹くと後ろにボールが移動していたのだ。

 

ピッピッピー!

 

出前のホイッスルはジェミニストームに1点が入った事を告げる。

自分が反応する事が出来ない程のスピードで放たれるシュート。前にも似たような経験をした事はあるがレーゼのスピードはその比じゃない。

 

「俺が反応する暇もなかった…。へっ!これがエイリア学園の力か!まだまだ試合は始まったばかりだ!次こそは止めてやる!」

 

新たな強敵の出現に喜びの笑みを浮かべる円堂だったが、レーゼは円堂を冷笑するような笑みを浮かべる。

 

「…地球にはこんな言葉がある“弱い犬ほどよく吠える”と。」

「ヘッ!よく地球の事を勉強してるじゃねぇか…!だがなぁこれだけは覚えておけ!!俺たちは強いがよく吠えるんだよ!」

 

キックオフの為に各自のポジションに戻っている途中、鬼道は彼らのプレーを分析し1つの結論に辿り着く。

彼らの身体能力は全員“神のアクア”を使用していたアフロディ並みだと言ってもいい。だが、“化身”を発動した彼にはやや劣ると確信していた。

ならば鬼道が取る策はただ1つ。“宇宙人”には“怪物”をぶつけるのが1番だ。

鬼道のアイコンタクトから彼の意図を察した雷牙はボールを受け取ると同時に切札である“化身”を発動する。雷を纏った覇王は突破口を開くべくエイリアンに襲いかかる。

だが、レーゼは冷静にメンバーに指示を出すとジェミニストームは一瞬で雷牙の周りを囲む。

 

『“ディメンションプリズン”!』

 

なんと突如現れた半透明の檻が化身ごと雷牙を閉じ込め。完全に無力化されてしまった。

しかもその檻は一向に消え去る気配が無く、ジェミニストームは試合が終わるまで雷牙を解放するつもりはないようだ。

 

「くそ!ここから出しやがれ!そんなに俺と勝負するのが怖いのかよ⁉︎」

 

「地球にはこんな言葉がある“触らぬ神に祟りなし”とな。貴様のような野蛮な獣の相手なぞ、初めからする必要は無い。」

 

流石の化身を発動している雷牙でもエイリアが生み出した檻を破壊する事が出来ず、事実上の退場となってしまう。

 

「ふざけるなよ…!試合中に選手を閉じ込めるサッカーがどこにあるんだ⁉︎今すぐ雷牙を解放して正々堂々と戦え!」

 

円堂の必死の抗議にも彼らは答える気配はない。

唯一対抗できる選手を無力化された雷門はなす術も無くただ蹂躙されてしまう。

彼らも諦めずになんとか喰らいつこうとしたが、力の差を埋める事は叶わずに10対0のまま前半が終了してしまった。

 




FFが終わった後に天馬達は旧雷門と試合しに来ていません。理由は連載が進めば判明すると思います。
ちなみにジェミニストームの強さは、覚醒アフロディ>>レーゼ>他のジェミニメンバー≧通常アフロディといった感じになっています。
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